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2016年1月5日(火)

【チェンクロ連載】第6章はスチームパンクの世界へ! “鉄煙の大陸”で義勇軍を待つものとは?

文:マスクド・イマイチ

 セガゲームスが配信中のスマートフォン用RPG『チェインクロニクル ~絆の新大陸~(チェンクロ)』において、新章“年代記の大陸篇”が実装された。“年代記の大陸篇”は、“クライマックスチャプターズ”の第1部と位置づけられており、文字通り『チェンクロ』第2部のクライマックスが語られることになる。

【チェンクロ連載】

 本企画では、6回に分けて第2部の第1章~第6章のストーリーと主要キャラクターを紹介。ここまでプレイしてきた人たちは義勇軍の軌跡の確認として、途中でプレイをやめてしまった人や新規プレイヤーには、まだ見ぬ旅路の希望として、本企画を追いかけてもらいたい。最終回となる今回は第6章“鉄煙の大陸篇”を振り返る。

【チェンクロ連載】

第1章“海風の港篇”はこちら

第2章“夜明けの大海篇”はこちら

第3章“ケ者の大陸篇”はこちら

第4章“罪の大陸篇”はこちら

第5章“薄命の大陸篇”はこちら

第6章“鉄煙の大陸”――機械を身体に取り込む者たち

 薄命の大陸から飛び去った“黒のクロニクル”。それを追う義勇軍は、鉄と煙に覆われた“鉄煙の大陸”へとたどり着いた。この大陸に住む人々は体の一部を機械化しており、その機会化率の高さによって住む場所や仕事・待遇などが異なるという、この大陸独自の文化に身を置いている。最近では上層に住む機械化率の高い“機族”による、下層民狩りが横行しているとのこと。

【チェンクロ連載】
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 早速下層民狩りに遭遇した義勇軍は、機械を動かす石炭を掘り出す“炭鉱”に逃げ込み、クルトという少年から詳しい話を聞く。炭鉱にまで兵を進ませてきた下層民狩り。それに抵抗する義勇軍は、体のほとんどが機械になった“アロイス”と呼ばれる機族に追い込まれるものの、伝令が割って入り事なきを得た。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

 街に戻った義勇軍の前では、2度目の下層民狩りが。それを率いる少佐“オリヴィア”によれば、「上層民は下層民を労働力とすることができる」それこそが機族の権威であるという。そして、オリヴィアからフィーナの姉“リヴェラ”の名を聞いた義勇軍は、彼女との合流のため、さらわれた下層民を助けるため、蒸気機関車へと向かう。

【チェンクロ連載】
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 汽車に忍び込んだ義勇軍は、石炭の入った箱に身を隠す。だが、運悪く主人公の入った箱が運ばれ中を見られてしまう。そこにいたのは、好奇心旺盛な機族のお姫様“ジークルーン”だった。

 彼女の身の上話を聞きながら、義勇軍は警邏隊の“ランドルフ”と“エーリヒ”から逃げて列車の奥へ。彼女はずっと上層に住み続けており、下層に人が住んでいることも、下層民狩りのことも何も知らないという。その権威の最上位に自分がいることに、ジークルーンはショックを覚えるのだった。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

 ついに列車の中でアロイスに追いつめられてしまう義勇軍。その絶体絶命の危機を救ったのが、リヴェラの一刃であった。姉妹につかの間の再会を喜ぶ時すら与えず、アロイスたちは攻撃を仕掛けてくる。その危機を乗り越えるため、リヴェラは義勇軍たちを前の車両へと移動させ、後ろの列車を切り離す。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

 上層へとたどり着いた一行は、さらわれたクルトの親友“カーヤ”と出会う。虐げられる下層民を見てジークルーンは想いを新たにし、己の父と対話をするために城へ戻ろうと提案。そうして義勇軍は、この大陸のクロニクルの持ち主でありジークルーンの父親でもあるゴットフリートに謁見することになるが……。

【チェンクロ連載】
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第2部第6章のキーキャラクター

■ ジークルーン ■

【チェンクロ連載】

■ アロイス ■

【チェンクロ連載】

“鉄煙の大陸”の酒場で出会うSSRキャラクター

“翼の少女”フェーベ
声優:小林ゆう/絵:NPA
SSR ★★★★★/騎士(突)

【チェンクロ連載】

 偶然見つけた遺跡の最奥で、機械の翼を見つけた少女。幼い頃から空を自由に飛ぶことに強い憧れを持っており、今はまだ成し得ていないが、協力者の機械技師とともに翼を使いこなす練習を行っている。そんな彼女を突き動かしているのは、純粋な宇宙への憧れ。たとえ今は飛べなくても、それが彼女の最大の楽しみだという。


“殺戮機械”エレメンガルト
声優:田村ゆかり/絵:Nidy-2D-
SSR ★★★★★/騎士(突)

【チェンクロ連載】

 名門機族の娘であり、多大な機械化の影響によってほぼ感情が失われている。だが、まったく意思がないわけではなく、時折何かを伝えようと言葉を絞り出すように発することがある。両親は、彼女がどう思っていても戦果を上げ続けることを望んでいるが、義勇軍に入った彼女には新たな感情が芽生えはじめ……。


“明日を穿つ左腕”ケーテ
声優:内田彩/絵:竜徹
SSR ★★★★★/騎士(打)

【チェンクロ連載】

 元は機族の娘だったが、相続のゴタゴタに巻き込まれたことによって下層民に捨てられてしまった孤児。一度は生みの親の元へと帰ったが、その左腕を強力な大砲に機械化してすぐに下層民街に戻ってきた。下層民狩りに強い抵抗を示しているが、他のレジスタンスたちとは距離を置いて1人で戦っている。


“全身武器庫”ハンネス
声優:藤原啓治/絵:平将
SSR ★★★★★/弓使い(狙)

【チェンクロ連載】

 全身にさまざまな武器を装着した“戦闘のプロ”。1人で黒の軍勢を押し返すほどの力を持つが、それに義勇軍が甘えを示したことに対しては「失望した」と答えるなど、精神面も重要視するプロ中のプロである。一方で仕事がないときは、園芸や読書など多くの趣味に没頭している。


“孤独な兵器”オリヴィア
声優:三石琴乃/絵:NPA
SSR ★★★★★/弓使い(銃)

【チェンクロ連載】

 高名な武人の家柄に生まれた14代目当主。名前の“オリヴィア”とは彼女の母が好きな花の名前で、いかなるときも花を愛でる優しさを持ってほしいという願いが込められている。その身体の機会化率は高く、さらに高機能化する制御装置も持っているが、内心では自我を守り続けられるかという葛藤を抱えている。

電撃義勇軍的キャラクター談義“鉄煙の大陸篇”

マスクド・イマイチ……チヨメをこよなく愛する『チェンクロ』担当ライター。第2部ではミラ様とドーリィがお気に入り。

ライターM……とにかくモフモフが好きな『チェンクロ』担当ライター。キララネ様がアルカナ化した時はフェスで本気を出した。

まり蔵……初期からヴェルナーさん一筋の『チェンクロ』担当編集。最近はバルトロさんのお世話になりっぱなし。

まり蔵:ついに最終回の鉄煙の大陸ですね。

イマイチ:薄命の大陸から、がらりと雰囲気が変わりましたよね。僕、このスチームパンクの世界観、大好きなんですよ。

まり蔵:実装前は『チェンクロ』でスチームパンクってどうなるんだろうって思ってたんだけど、意外としっくりきましたね。

ライターM:私はバトルの“スクラップ”に戸惑いました……。

イマイチ:あのマナのスロットが埋まっていく感じ、地味にきついよね~。

ライターM:マナが使えなくなるのはきついですよ~。フェーベが欲しくて回したガチャでは、アルトルムが2連続で出るし。

まり蔵:アルトルム、いいぢゃん! ヒゲいいぢゃん!

イマイチ:僕もフリードリッヒが出た時は、「お、おう……」ってなったよ。

まり蔵:フリードリッヒ、いいぢゃん! ヒゲいいぢゃん!

イマイチ:まぁ、2人ともいいキャラだけどね。ショートストーリーズの「機関車 VS 筋肉」も「マン・オブ・ヒゲ」もおもしろかったし。

ライターM:ホント、期待通りでしたね(笑)。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

イマイチ:キャラクエは、ハンネスがおもしろいよ。彼の多彩な趣味がよくわかるシナリオで。

ライターM:ハンネス持ってないんですよね~。

イマイチ:彼すごいんですよ。かなり多趣味で、余暇は園芸からレース編みまですべて完璧にこなすという。

まり蔵:ちょっと待って、レース編みってナニ!?

ライターM:この厳つい人がレース編み……?

イマイチ:そう。すごいでしょ?

ライターM:すごいというか衝撃というか……。

イマイチ:あと、エレメンガルトのキャラクエも好きなんですよ。彼女の両親がすごくて。普通にいい話なのでオススメです。

まり蔵:いい話なのかー。エレメンガルトは初対面のインパクトが強すぎて……。

イマイチ:「あー」とか「うー」しかしゃべらないからね。スキル発動時はうめき声だし。

ライターM:このうめき声の声優さんは誰だろうって思って調べたら、田村ゆかりさんだったという。

イマイチ:いや~、贅沢な起用の仕方ですよね!

【チェンクロ連載】

ライターM:私はラースさんを推していきたい!

イマイチ:Mさん、ドミニックといい、かぶり物(?)キャラ好きすぎ。

ライターM:あの外見なんですけど、すごく穏やかな性格なんですよ。意外とおちゃめだし。

まり蔵:ことあるごとに機械化を勧めてきますけどね(笑)。

ライターM:義勇軍のメンバーがラースさんの笑い方におびえてるのも、なんかよくて(笑)。

まり蔵:ちなみにラースはボイスが速水奨さんなので、絶対聞いたほうがいいです。めっちゃいい声だから! しびれるから!

イマイチ:わ、わかった!

【チェンクロ連載】

まり蔵:私は、自分でもわかりやすいと思いますが、警邏隊のエーリヒが好きです。イケメン、サイコー!

ライターM:あー、真面目でお堅いほうですね。相棒のランドルフは?

まり蔵:ランドルフも好きなんですけど、エーリヒのほうが……浪川大輔さんのボイスを聞いてゴロゴロと転げ落ちまして。

イマイチ:なんともわかりやすい(笑)。

ライターM:彼らって本編でもコンビ組んでましたけど、お互いのキャラクエにも出張ってきますよね。2人で1セット感がすごい。

【チェンクロ連載】

まり蔵:バトルでもセットって感じですよ。ランドルフは近接戦闘での攻撃強化アビ持ちなんですけど、エーリヒは一番体力の低い弓使いの被ダメ減少アビを持っているので相性がいい。

イマイチ:本当だ。あとエーリヒがスキル発動で1個スクラップを作ると、ランドルフは1個壊すのか。

まり蔵:たぶん、一緒にパーティに入れるとより効果的に設定されているんでしょうね。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

ライターM:パルナとプルナにはじまり、お笑いコンビのバスマとイビサムとか、看守コンビのレオンとローゼマリーとか、コンビキャラって意外といますよね。

まり蔵:そうなんですよね。だからコンビの合体技みたいなのが実装されないかな~って思った。超必殺技が実装されたから、合体技もイケるんじゃないかって(笑)。

ライターM:まあ、願望を言うだけはタダだから……。

イマイチ:じゃあ、コモディアとトリシュのゴールドを使って敵を攻撃する合体技とかどう!?

まり蔵:それ、破産一直線だから!

ライターM:合体技の実装より、まずはコモディアとトリシュのアルカナ化からかな……。

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