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2016年8月6日(土)

【DDON攻略】シーズン2.0で大幅進化! 今の『ドラゴンズドグマ オンライン』はこんなに遊びやすい!!

文:ophion

 カプコンが基本プレイ無料でサービス中のPS4/PS3/PC用ソフト『ドラゴンズドグマ オンライン(DDON)』の企画【DDON攻略】。今回はシーズン2.0で遊びやすくなったゲーム内容についてレポートしていきます。

『ドラゴンズドグマ オンライン』

 オンラインRPG『ドラゴンズドグマ オンライン』は、2015年の8月のサービス開始からまもなく1周年を迎えようとしています。そんな中、今年6月に、シーズン2.0アップデートを実施。新エリア“魔赤島”や既存エリアの新ダンジョンが追加され、ストーリーも新たな展開を迎えました。

 それだけではありません! シーズン2.0ではこれまでユーザーが「ここが遊びにくい」や「もっとこうだったらいいのに」と声をあげていた、さまざまな要素がリファイン。ゲームの根幹さえ変えるほど遊びやすくなりました。この記事では、各種リファイン要素をまとめて解説。新規ユーザーや復帰ユーザーに向けてのアドバイスもお届けします。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲シーズン2.0の新エリア・魔赤島はのどかな自然と、何かが侵食しているかのような歪な光景が入り混じっています。
『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲新たなモンスター・侵食魔も登場。長時間接近していると侵食状態という危険な状態異常に陥ってしまいます。

レベルも装備もストレスフリーにそろう!

 シーズン2.0の変更点でまず挙げておかなければいけないのが、自分の分身たる覚者やその従者であるポーンの育成について。知っている人もいると思いますが『DDON』では現在9種類のジョブがあり、ジョブによって使える武器や立ち回りなどが大きく異なります。

 シーズン1.3までは9種類のジョブのうち、初期からジョブチェンジできたのはファイター、ハンター、シールドセージ、プリーストの4種類。シーカー、ソーサラー、エレメントアーチャー、ウォリアー、アルケミストの5つのジョブは特定条件を満たさなければジョブチェンジできませんでした。

 ですが、シーズン2.0からはこれまでに登場したジョブはすべてかなり初期から選択可能に。強力な魔法で敵を一網打尽にするソーサラーや、大剣を用いた豪快な立ち回りが特徴のウォリアーなど、9種類のジョブで好きに冒険できます。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲シーズン1.3まではいずれかのジョブのレベルが50を超えてようやくジョブチェンジできたアルケミスト。もちろん今ではほぼ最初からジョブチェンジ可能です。

 さらに、メインクエストの経験値や手に入るゴールドが大幅にアップしているのも、『DDON』での育成を語るうえで外せません。特に経験値の入手量は非常に多く、シーズン1.2までのメインクエストを進めるだけで、シーズン2.0のメインクエストを開始できるほど。以前は半ば常識と化していた、次のメインクエストに挑むためのレベル上げは不要です。

 ただし、これはメインクエストを1つのジョブで進めた場合。2種類以上のジョブでメインクエストを進めれば、当然経験値は分散されます。メインクエストを進めるほど行ける場所やコンテンツが増えることを考えると、序盤は自分のメインとするジョブを決めた方がいいかと思います。

 成長サポートコースの効果に“レベルが離れた相手とパーティを組んでもモンスター討伐時の経験値が減少しない”という効果が追加されたので、これを利用してレベルの高いフレンドやポーンとパーティを組んでレベル上げを手伝ってもらうのもアリですよ。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲シーズン1.2までのメインクエストを終えるころには、シーズン2.0の主な舞台となる魔赤島でも戦えるジョブレベルに。

 スピーディにレベル上げできるようになったシーズン2.0。ですが、以前にプレイしていた人のなかには「ジョブ修練は?」や「装備も整えないと」と思う人もいるでしょう。もちろん、これらの“レベル以外の強さ”にかかわる部分も大きく変更されています。

 まずはジョブ修練の緩和について。大きな変更点としては、シーズン1.3までに実装されたカスタムスキルはスキルLV.6まで修練が不要になったことでしょう。カスタムスキルはLV.6で大きく性能を変え、中にはLV.5以下とは別物といえるものも数多く存在します。

 そのため以前はジョブ修練を行っていないとカスタムスキルの性能を発揮しにくかったのですが、現在はジョブ修練なしで最低限の性能は発揮可能に。また、単純にジョブ修練の回数が1回減ったことで、よりレベル上げやクエストなどに集中できるようになっています。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲シーズン2.0で新規に実装されたカスタムスキルは、スキルレベルを6にするのにジョブ修練が必要です。

 さらに一部のジョブ修練は、達成するのに必要なモンスターの討伐数が減少。後述する新たな転移場所“辺境の礎”の追加もあり、ジョブ修練を短時間で達成しやすくなっています。

 ちなみに以前に『DDON』をプレイしていた人の場合、討伐数の減少にともなって身に覚えのないジョブ修練が達成されていることがあります。復帰した際はジョブ修練の進捗状況を確認した方がいいですよ。

 続いてレベルに合った装備についてですが、リファインとは関係なく『DDON』では最先端の装備に使う素材以外はバザーで値下がりする傾向があります。ですのでバザーで素材を購入して装備を生産しても、そこまでお財布は痛みません。

 また、シーズン2.0で各種ショップで購入できる装備が大きく増加。なかでも武器はショップでの購入だけでかなり高レベルまでまかなえるようになりました。

 ショップで買える武器は装備の性能を底上げするクレストの装着数が少ないorゼロという欠点はありますが、とくに最初にレベルを上げるジョブは上記のとおりメインクエストでサクサクレベルアップしていきますので、購入してすませるのも手です。もし、ショップでの購入をメインに装備を更新していくなら下記の内容も参考にしてください。

●ショップを使った武器更新の流れ
LV.1~LV.34:白竜神殿商業区の武器屋で購入
LV.32、LV.36:ジンゲンのフラベルの店で購入
LV.41、LV.43:グリッテン砦の武器屋で購入
LV.45:ドラワンのブランドン武具店で購入
LV.47:ゾマのオズワルドの武具店で購入
LV.51:メルゴダの術師の取引所で購入

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲武器屋は白翼神殿の商店区にあります。座標X:56、Y:86付近です。

 LV.55からは精製パラフィンを素材にした強力な武器が装備できるようになります。精製パラフィンはシーズン2.0で追加された素材。これを使って生産できるLV.55の武器は強化した際の能力の伸びが大きく、4段階強化すればLV.60で装備可能な武器とほぼ同等の性能に!

 精製パラフィンはメインクエストで1つ入手できる他、白竜神殿クラフトルーム内の素材屋で10,000Gで購入できるので覚者、ポーンを問わずLV.55~LV.60は精製パラフィンを素材にした武器を作っておけば間違いありません。

 ちなみに精製パラフィンを素材にした武器はもう1つLV.45から装備可能なものがあります。こちらはドラワンで購入できるものと同じかつ、生産費用を含めてもショップで購入するよりも安価。わずか5分というクラフト時間を惜しまないのなら、こちらも生産したほうがよいです。

 防具は武器とほぼ同じレベルのものを各地のショップで購入できるのですが、白竜神殿の防具屋のラインナップは武器屋に比べて手薄。ジンゲンで購入できるLV.33~LV.34の防具を装備できるようになるまでは、ある程度クラフトやクエストの報酬に頼ったほうがよいですね。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲白竜神殿商業区の防具屋では、頭防具、胴アーマー、腕防具、脚防具はLV.1~LV.22まで、各種ウェアはLV.1のみが売られています。

 ここまで何度も書いてきたクラフトですが、こちらもシーズン2.0で大きくリファインされました。そのもっとも大きな変更点はポーンのクラフトレベルに関係なく、あらゆるアイテムを生産できること。

 クラフトレベル上昇にともなう装備強化技術や、高品質装備の生産力は上がりますが目的のものを生産するだけならクラフトレベル1でも問題ありません。自由にクラフトできるようになったことで、必要なものを作る過程で自然とクラフトレベルが上がるようになったという印象ですね。

 また有料コンテンツにはなりますが、黄金石を使えばクラフトポイントのリセットやクラフトを即座に完成させることもできるようになりました。ここぞというときに使えば、より充実した覚者ライフを送れるようになることでしょう。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲作成中のアイテムも黄金石を使えば即座に完成させることができます。

マラソンも揺さぶりも必要ない冒険に!

 これだけ育成をしやすくなったシーズン2.0の『DDON』。戦闘を中心とした冒険にも大きく手が入っています。

 まずは覚者の使うカスタムスキル。カスタムスキルは拠点で4つまでパレットにセットして冒険中に活用するものでした。シーズン2.0ではこのパレットに新しくサブパレットが追加。メインパレットに4つ、サブパレットに4つの最大8つのカスタムスキルを冒険中に使えるようになりました。

 メインパレットとサブパレットはボタン1つで切り替え可能。切り替えに数秒時間はかかりますが、大型モンスター用と小型モンスター用など工夫次第で立ち回りの幅が大きく広がります。

 メインパレットとサブパレットに同じカスタムスキルをセットすることもできるので、主力のスキルは両方のパレットにセットして2種類程度のカスタムスキルをパレットの変更で切り替えるという使い方もあります。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲メインパレットとサブパレットはどこでも変更可能。

 続いて大型モンスターとの戦闘。シーズン1.3まではヒーラーがいない限り、基本的に怒り状態のモンスターは揺さぶるバトルスタイルでした。どんなモンスターでも一様に揺さぶらなければ効率よく倒せないというのは、人によってはやや単調に感じる要素だったことでしょう。

 ですがシーズン2.0からは敵スタミナゲージを減らす手段として“ブレイク”という概念が追加されました。ブレイクは怒り状態中のモンスターに攻撃を行うだけでスタミナを減らせるシステム。

 まず大型モンスターが怒り状態になると、敵スタミナゲージの横に“ブレイクアイコン”というアイコンが出現するようになりました。このアイコンは最初は黄色ですが、モンスターに攻撃を行うと下から青く変色していきます。そして、アイコン全体が青く染まるとブレイク発動。敵スタミナゲージを大きく減少させます。と書いても正直イメージがわきづらいですよね。ですので下の3点の写真をご覧ください。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲敵が怒り状態になると、スタミナゲージ左に鬼が起こったような見た目のブレイクアイコンが出現。
『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲攻撃を加えて半分ほど変色させたところ。
『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲すべて変色させると、敵スタミナをゴッソリ減少させます。

 これだけでもブレイクは強力なのですが、さらにブレイクが発生すると敵スタミナゲージが一定時間青く変色。この間揺さぶりで減少する敵スタミナゲージの量が大幅に増加します。つまり、大型モンスターが怒り状態になってもそのまま攻撃していれば自然と敵スタミナゲージを減らせるということです。

 また、グリフィンやスフィンクスなどの有翼系の大型モンスターは、飛んでいる場合はこのスタミナゲージが常時変色した状態に。つまり、スタミナを減らしやすいのです。さらに空中で敵スタミナゲージをゼロにすれば、即座に落下してふらつき状態になるといったようにバトルシステムは大きく変化しました。

 そしてこれら大型モンスターが登場するものを含めた各種ワールドクエストの情報を、レスタニアニュースでより細かく確認できるようになっているのもポイント。出現する敵の種類とレベル、そして特定のアイテムの納品が必要な場合は納品アイテムも確認できます。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲出現モンスターがわかるので、ジョブ修練の際にも便利です。

 さらに“辺境の礎”という新たな転移先が追加。ダンジョンの前や山の頂など、さまざまな場所へリム転移が可能になりました。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲辺境の礎は、これまでアクセスに難のあった場所を中心に設置されています。シールドセージのジョブ修練を報告するためにブリア海岸を走り抜ける必要はもうありません。

 もちろん辺境の礎も、マイ拠点として登録可能。拠点からでは少々遠い場所にジョブ修練の対象が出現する場合、一時的に近くの辺境の礎をマイ拠点に登録して一気にジョブ修練を終わらせてしまうという活用方法もアリですよ。

 そうそう、バトルといえば忘れてはいけないのがポーンの挙動。ポーンはソロプレイのお供として最適ながら、シーズン1.3までは少々その思考パターンに融通の利かない部分がありました。シーズン2.0ではこのポーンの思考が大幅に変化。ポーンがなんらかの行動中であっても、命令に応じて行動を切り替えてくれるようになりました。

 例えば大型の敵との遭遇時、“サンダーレイン”をポーンに使ってもらおうと“雷属性攻撃”を命令しながら接近したのに“メテオフォール”を唱え始める。ポーンと旅をしていればよくある光景です。

 シーズン1.3までは、この時に“雷属性攻撃”を再度命令しても“メテオフォール”の詠唱がなんらかの理由で中断or終了するまでは、他の行動に切り替えてくれませんでした。ですが、シーズン2.0からは詠唱中であっても覚者の命令で即座に詠唱するカスタムスキルを変えてくれるように。命令しだいでより柔軟にポーンとの協力プレイを楽しめるようになった印象です。

 シーズン2.0では新たな有料コンテンツとして“安心アシストコース”が実装。このコースの効果中は覚者、ポーンともに力尽きにくくなり、ポーンは力尽きても自動で復活します。バトルに不慣れなうちは、このコースを使ってみるのもいいでしょう。

プライベート空間登場! ポーンと仲よくなれる!!

 最後に紹介しておきたいのが、リファインではなく完全な新要素“覚者の自室”。覚者の自室は白竜神殿の宿屋2階から入れる覚者個々の専用部屋です。内部は広々とした空間で、机やイスなど家具も最低限のものは完備。小さいながらもバルコニーを備え、日当たりも……。なにやら『DDON』らしくない紹介になりそうなのでこの辺で。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲こちらが覚者の自室。テーブルには豪華な料理が並び、暖炉が赤々と室内を照らしています。

 この覚者の自室ですが現状冒険に役立つ要素は大きく分けて2つ。

 1つは格納チェストという新たなアイテム収納スペース。収められるアイテム数は通常は80個で保管ボックス2ページ分、格納チェストパスポートを購入するとパスポートの効果中のみ追加で、保管ボックス5ページ分の200個となっています。格納チェストに収めたものは、覚者の自室内でのみ出し入れできるので普段は使わないアイテムを入れておくのが主な使い方になります。自分はいつかポーンに使わせようと過去にレベル上げで使用した装備を収めています。

 そしてもう1つが家具の1つであるお風呂。お風呂は初期状態では効果がありませんが、『シーズン2 リミテッドエディション』付属の極上の湯を配置すれば、一定時間HPとスタミナの最大値が上昇。より楽に冒険できるようになります。

 もう1つ、活力の湯というスタミナが上昇するお風呂が実装済みなのですが、こちらは過去のイベントでの報酬。今後のイベントで再度報酬として組み込まれることを願うばかりです。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲上記2種類のお風呂がない場合は、桶に湯を張ったような簡素なお風呂が設置されています。

 今、家具の話題を出しましたが覚者の自室は家具を配置することで、より豪華な見た目にコーディネートできます。家具は特定のアチーブメントを達成するとレシピが解放され、クラフトすることで配置可能。自室を豪華にするためアチーブメントの達成に精を出すという楽しみもあります。

 そして自室を語るうえで外せないのが、シーズン2.0で実装されたパートナーポーン。パートナーポーンは、メインポーンの中から1人を選ぶもので選ばれたポーンは覚者の自室を訪れるようになります。いわばポーンとの同居生活を楽しめるわけですね。

 パートナーポーンには親密度が設定されており、クラフトを行う、冒険に出る、リムストーンの欠片を与えるという3種類の行動で親密度が上昇。一定まで親密度が上がるとポーンの能力を上げるアビリティを教えてもらえたり、美容室で新たな髪形を設定できるようになったりします。

 このように冒険以外の要素も充実し始めたのがシーズン2.0の『DDON』の魅力です。

 冒頭で記載したのですが、冒険面、戦闘面、システム面での不満点がかなり解消され、これまでで一番遊びやすい『DDON』となっています。プレイしようか迷っている人、最近レスタニアに来ていない人はぜひさわってみてください。

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