2010年8月4日(水)
まず、ブースタードラフトを始めるための準備だけど、まず、プレイヤー1人につきブースターパックが3つ。あと基本土地カードがいっぱい。それから、ドラフトをして遊ぶ時は、人数が4人以上いたほうがいいわね。 | ||
へぇ~、人数が関係するんだ。シールドは僕たち2人だけでもできたけど、ドラフトは違うんだね。 | ||
ええ。公式大会では8人、あるいは7人でやるのがルールになっているわ。それで、人とブースターパック、土地カードの準備ができたら、上の写真みたいに輪になって着席ね。席順は適当に決めてくれてかまわないわ。 | ||
そうしたら、それぞれ1つずつパックを開封するの。パックから出た基本土地カードと、トークン、広告(トークン)カードは脇にどけてしまっていいわ。 |
▲まずは、ブースターを開けてレアカード(または神話レアカード)1枚、アンコモンカード3枚、コモンカード10枚、基本土地カード1枚、広告(トークン)カード1枚がそろっているか確認しましょう。 | ▲そして基本土地カードとトークンを抜きます。これで準備が完了しました。 |
まれに、光っているフォイル・カードが入ってるけど、これはそのままね。フォイルの基本土地カードも残すわ。 | ||
ん? フォイル・カードの基本土地は残すの? それはどうして? | ||
フォイル・カードがパックに入っている場合、その分コモンが1枚少なくなっているのよ。その数あわせね。 |
▲14枚のカードが残りました。 |
そうしたら、14枚のカードが残ったわよね? この中から好きなものを1枚取って。何を取ってもいいわ。ちなみに、こういうふうにカードを取ることをピックと言うから、覚えておいてね。 | ||
これ、ブースターパックから出たカードとか、自分が、ええとピックしたカードは他の人に見せるの? | ||
いいえ。写真ではわかりやすくするためにカードを公開しているけど、実際にはブースターパックから出たカードを見るのは自分だけだし、ピックしたカードもテーブルに伏せておくわ。 | ||
つまり、他のプレイヤーが何を取ったかはわからないんだね。 | ||
そう。それで、全員が1枚ピックしたら、手元に残った13枚のカードを左隣のプレイヤーに渡すの。そして、同時に右隣のプレイヤーから13枚のカードを受け取ってちょうだい。 | ||
うん! | ||
あらいい返事。そうしたら、今度は右隣から渡された13枚の中から1枚カードをピックして残りを左隣に渡す、これをカードがなくなるまで繰り返すの。こうやってブースタードラフトは進行していくわ。 | ||
これを3パック分、つまり3回繰り返すわけだね。 | ||
察しがいいわね! 1パック目のカードが全部なくなったら、まず自分のピックしたカードを確認できるわ。それから次のパックを開けて、また同じことをするんだけど、1つ大事なことがあるわ。 | ||
大事なこと? | ||
それは、パックを開けるたびにカードを渡す先が逆になること。間違えて前のパックと同じ方向にカードを渡してしまわないよう注意してね! | ||
じゃあ3パック目はまた左隣の人に渡していくってこと? | ||
その通り。それで、3パック分ドラフトを行ったら、手元には42枚のカードが残るわよね? これと、最初に用意した基本土地カードを使って、40枚以上のデッキを作って対戦する――これがブースタードラフトの遊び方よっ! | ||
それだけなんだ。結構カンタンなんだね。 | ||
やり方は、ね。ただ、ドラフトできちんと強いデッキを組む、というのがなかなか大変なのよね~。次はそこら辺を話していきましょうか。 |
→ピックのコツを教える前にデッキの作り方を復習!!(3ページ目)
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[Text by ねこひげ合同会社/ゆば]