『スプリンターセル ブラックリスト』のゲームプレイは3つのスタイルでどう変わるのか!? それぞれの攻略ポイントを一挙紹介!!

文：イトヤン

　ユービーアイソフトが明日9月5日に発売するPS3/Wii U/Xbox 360/PC用ソフト『スプリンターセル ブラックリスト』。ステルスアクションとしてスリリングな興奮が味わえる本作だが、プレイヤー自身が3つのプレイスタイルを自由に選択し、さまざまな手法で各ミッションに挑戦できるのが最大の特徴だ。ここでは、3つのスタイルを用いて、キャンペーン序盤のミッションにチャレンジしてみた時のそれぞれの展開を、攻略のコツとともに紹介しよう。

　こんにちは。『スプリンターセル』シリーズの大ファンを自認するイトヤンです。以前の記事では、メインストーリーとなるキャンペーンや、“4Eミッション”における2人協力プレイなど、『スプリンターセル ブラックリスト』の全体的なインプレッションをお届けしました。発売直前の今回は、本作の最大の特徴である“3つのスタイル”にポイントを絞り、その懐の深いステルスアクションの魅力を見ていくことにしましょう。

■キャンペーンから4Eミッションまで、バラエティ豊富な潜入任務にチャレンジ！

　本題に入る前に、あらためてゲームの概要をご紹介します。『スプリンターセル』シリーズは、アメリカ合衆国の敏腕エージェントであるサム・フィッシャーが、敵地に潜入して危険な任務を実行するステルスアクションです。

　今回の物語は、グアムのアメリカ空軍基地が“エンジニア”と名乗るテロリスト集団によって大規模な攻撃を受けるという、衝撃的な事件から始まります。“エンジニア”は、世界各国に派遣されているアメリカ軍の即時撤退を要求。もしこの要求が拒否された場合には、アメリカ全土に向けた大規模テロ“ブラックリスト”を実行に移すというのです。

▲グアムのアメリカ空軍基地が“エンジニア”によって攻撃を受けた際、サムと彼の旧友であるヴィクター・コステは、たまたまその現場に居合わせていた。危機を救おうとした2人だが、そこで不幸な事件が……。

　事態を重く見たアメリカ合衆国大統領のパトリシア・コールドウェルは、サムをリーダーとする対テロリズム組織“フォースエシュロン”を編成。サムは“エンジニア”についての情報を入手するため、世界各地の危険地帯へ自ら潜入することになります。アメリカ大統領から、法律にさえ縛られない“第5の自由”を与えられたサムの、新たな潜入任務がこうして開始されたのです！

　メインストーリーとなるキャンペーンでは、大規模テロ“ブラックリスト”を阻止するため、世界各地に潜入するサムの活躍が描かれます。本作ではこれに加えて、“4Eミッション”と呼ばれるサイドミッションが用意されています。これは、ステルス航空機“パラディン”に搭乗している4人から依頼されるバラエティに富んだミッションで、メインストーリーを補完する内容となっています。4Eミッションはシングルプレイに加えて、2人協力プレイでも遊ぶことが可能です（ブリッグス・ミッションは2人協力プレイのみ）。

▲情報収集や作戦立案を担当するアンナ・グリムスドッティア。彼女から依頼される“グリム・ミッション”は、敵に発見されないことがクリアの条件になっている。		▲天才ハッカーのチャーリー・コールから依頼される“チャーリー・ミッション”は、波状攻撃を仕掛けてくる敵を撃退する、ウェーブ形式のミッション。

▲元CIAのエージェント、アイザック・ブリッグスから依頼される“ブリッグス・ミッション”では、2人協力プレイ専用のストーリーが展開する。		▲かつてサムを罠にはめた密輸商のアンドリー・コビンは、“パラディン”内部の独房に捕らえられていた。彼から依頼される“コビン・ミッション”は、マップ上の敵を全滅させることがクリアの条件。

▲4Eミッションでは、2人協力プレイが可能だ。オンラインでの協力プレイに加えて、PS3版とXbox 360版では画面分割によるオフライン協力プレイも楽しめる。

　各ミッションのクリア後には、プレイ中の活躍に応じて報酬のクレジットが与えられます。この報酬を使用して、潜入に役立つガジェットや新たな武器、より高性能な任務用スーツといったギア（装備）を購入することが可能です。さらに“フォースエシュロン”の移動基地であるステルス航空機“パラディン”を改良することで、潜入任務の際により有利になる能力を得られるようになります。

▲ミッションクリアで手に入れた報酬を使って、新たなギア（装備）が購入可能。特にガジェットは、ボール型カメラの“スティッキーカメラ”や、遠隔操作できる飛行装置の“トライローター”など、便利な機能を持つものがそろっている。

▲フォースエシュロンの拠点であるステルス航空機“パラディン”を改良することもできる。機体の改良は高価だが、ミッションを有利に運べる能力が得られる仕組みだ。

　そして、ミッションクリア後の評価の基準となるのが、“ゴースト”“パンサー”“アサルト”と呼ばれる3つのスタイルです。いよいよ次のページからは、この3つのスタイルによって実際のゲームプレイがどのように変化するかを見ていくことにしましょう。

▲ミッションクリア後には、3つのスタイルそれぞれの評価がカウントされて、それに応じた報酬が得られます。

→まずはステルス度50％の“パンサー”でミッションに挑戦！（2ページ目へ）

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