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2015年3月30日(月)

『ロマサガ2』カンバーランドに冥術、七英雄。皆さんどんな歴史を紡ぎました?【サガ25周年記念連載】

文:まさん

 2014年12月で記念すべき25周年を迎えたスクウェア(※現スクウェア・エニックス)の名作RPG『サガ』シリーズ。電撃オンラインでは、このお祭りイヤーを盛り上げるべく、シリーズ全作品を振り返る“サガ25周年記念連載”を展開中だ。

 連載第11回となる今回は、1993年12月10日に発売されたスーパーファミコン用RPG『ロマンシング サ・ガ2』の編集部座談会をお届けしよう。

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『ロマサガ2』

【『ロマサガ2』が発売された1993年はどんな年?】
<主な出来事>
・チェコスロバキアが連邦を解消し、チェコ共和国とスロバキア共和国に分離
・新幹線“のぞみ”が山陽新幹線で運行開始
・Jリーグが開幕
・皇太子徳仁親王さまと小和田雅子さまがご成婚

<主なゲームソフト>
・『ゼルダの伝説 夢をみる島』
・『SAMURAI SPIRITS』
・『聖剣伝説2』
・『伝説のオウガバトル』
・『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』
・『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』
・『ロックマンX』

<主なTVアニメ>
・『勇者特急マイトガイン』
・『熱血最強ゴウザウラー』
・『機動戦士Vガンダム』
・『忍たま乱太郎』
・『ゴーストスイーパー美神』
・『スラムダンク』

【座談会参加者】

まさん:すべての『サガ』シリーズはもちろん、『ファイナルファンタジーII』や『ワイルドカード』など、河津氏の作品をこよなく愛するライター。好きな『サガ』は全キャラのエンディングを見たという『アンリミテッド:サガ』と『時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編]』。

ごえモン:25周年記念特集を企画した電撃オンラインの編集。『魔界塔士 サ・ガ』からシリーズに入り、『ロマサガ2』の“閃き”と世代交代のドラマに衝撃を受ける。その後、中学生時代に遊んだ『サガ フロンティア』の連携の美しさの虜となった。

そみん:『サガ』シリーズの座談会ということで呼ばれた電撃オンラインの編集。『ロマンシング サ・ガ』を学生時代にやり込み、『サガ フロンティア』以外はひと通り遊んでいる。『サガ』20周年の際は、雑誌『電撃ゲームス』で20周年記念ページの連載を担当していた。

■『サガ』シリーズのなかでも1、2を争う人気作品……? まさか ロ マ ン シ ン グ  サ ガ 2?

『ロマサガ2』

(某月某日某個室居酒屋にて収録)

まさん:ここに始まるは、はるかなる戦いの詩。偉大な『ロマサガ2』と、その思い出の詩。この座談会をうたい終えられるよう。精霊よ! 我に力を与えよ!

ごえモン:そんなわけで、前回の座談会から時間も空いてしまいましたが、今回は『ロマサガ2』の思い出を肴に、みんなで酔っ払いながらアバロンの歴史を振り返っていきたいと思います。

まさん:新作も発表されたし、コラボイベントの“ロマンシング佐賀2”も開催されたばかりですから、タイミング的にはOKってことで……。

そみん:あなたが原稿を上げるの遅いから、たまたまタイミングが合っただけですよね!? しかもここ、ぶっちゃけ居酒屋でもアバロンの酒場でもなくて、編集部の会議室ですし。お酒もなくてシラフだし……。

ごえモン:ちょっと、やめましょうよ。いきなり現実に引き戻すのは! うちは、アバロンと違って湯水のようにお金を使えるわけじゃないんです!

まさん:ああ、世知辛い。編集部の宝箱を開けたら10万クラウンとか入っていないかなぁ……。

ごえモン:寝たら復活するんですね。

そみん:そもそも今回のテーマである『ロマサガ2』って、ハッキリ言って一番か二番に人気がある作品ですよね?

ごえモン:そうですけど、いきなりどうしました? ちなみに僕は、一番好きな『サガ』は? と聞かれた時に『ロマサガ2』『サガフロ』『サガフロ2』の3作で迷います。

まさん:『アンサガ』と同じくらい好きです。

そみん:そうじゃなくて! 人気が高くて傑作中の傑作なのは間違いないと思うんですけど、このゲームって、ほかの人と話すと遊び方が全然違うんですよ。継承する皇帝も違ってきちゃうし、序盤と終盤だけで決まったルートがないから共通した話題が出にくいと思いません?

まさん:確かにそう言われてみると、友だちと話していてもカンバーランドで選んだ継承者も違うし、倒してきた七英雄の順番も違いますね。

そみん:自分はカンバーランドを滅ぼしました。そもそも、当時は攻略サイトもなかったから、手探りのなかで自力でクリアしたんですよ。だから、シティシーフのキャットもスルー。

『ロマサガ2』
『ロマサガ2』
▲シティーシーフのキャット。彼女を助けると、運河要塞に乗り込む時に敵と戦わないでボスまで直行できる。見捨てるような人でなしには協力してくれないが、変な選択肢を選んでしまいたくなるのが、このシリーズの魅力だ。

ごえモン:いや、確かに運河要塞はキャットと会わなくてもクリアできますけど……。もしかして、強行突破したんですか? あれ、普通にやると挫折しませんか。

そみん:うん。だから、当時見ていないイベントがいっぱいあるんですよ。携帯アプリ版でやり直した時に、はじめて「冥術、なにそれ? カンバーランドも滅びないの?」ってなりました。

ごえモン:すごいな、この人。まあ、確かに同じプレイスタイルにはなりにくいゲームだと思います。継承する皇帝の流れもみんな違っていますし、そこがおもしろいんですよね。

まさん:皇帝継承って、遊ぶたびに必ず継承させちゃうクラスがありませんか? 自分は、サイゴ族を皇帝にして人魚と駆け落ちさせるのだけは譲れない。「ふー」。

そみん:あの「ふー」って何をやっていたんですかね?

まさん:そりゃ、もちろん……。いや、でも人魚は魚類だから……。

ごえモン:ちょっと、話がずれてる! 自分の場合は、序盤で印象的だったへクターのおかげで、最初に必ずフリーファイターを皇帝にします。あと、ホーリーオーダーとイーストガードも外せないですね。

まさん:いいですねえ。自分は武装商船団が大好きで、必ず皇帝にしていました。斧を持たせるとカッコいいんですよ。あとは、ネレイドとかサラマンダーとかの人外。

ごえモン:人外は属性がハッキリしていていいんですけど、ネレイドたちだと固有陣形がないじゃないですか。まあ、陣形は武装商船団がいればラピッドストリームでなんとかなるかな? 盾は使えなくなりますが。

まさん:できるタイミングは限られていましたけど、理想的だったのはコッペリアを皇帝にした人外パーティです。

そみん:自分は、ずっと物語を進めないで鍛え続けて、一気に七英雄を倒すスタイルでした。そうしたら、何かの条件を満たしたらしくて最終皇帝が出てこなかった。だから、最初はネレイドでクリアしました。

ごえモン:普通にプレイして最終皇帝が出ないって、どれだけレアパターンなんですか。それって、七英雄を5人以上倒した時点で字幕イベントを挟まないと起きる現象ですよね? ノエルとダンターグとスービエを一気に倒すと起きるやつ。

まさん:自分で言うのもなんですけど、人外を仲間にするのってメリットが少ないですよね。サラマンダーを見捨てないと冥術が覚えられないし。“シャドウサーバント”が欲しいからサラマンダーには犠牲になってもらった。それも、すべてオアイーブが勝手にやったことだ。

『ロマサガ2』
▲サラマンダーを取るか、冥術を取るか悩むコムルーン火山のイベント。どちらもメリットがあるので、かなり悩んだ人もいれば、気付かないで絶滅させてしまった人もいるとか。

ごえモン:僕はサラマンダーが滅びてしまうのが正史だと思っていたので、いつも普通に取っていましたよ、冥術。

そみん:当時、3、4回クリアしたんですけど、1回も術をまともに使わなかったなあ。術法研究所も、まともに通った記憶がないです。

まさん:そんな脳筋プレイで、よくボクオーンを倒してクリアできましたね。

そみん:ボクオーンは、コッペリアを皇帝にして倒した記憶があるかな。そっちがマリオネットならこっちはオートマタで対抗したるわ、みたいな。コッペリアは素手でいけるので、仲間もみんな体術でボクオーンと殴り合っていました。

ごえモン:力技すぎる!

そみん:だいたい、戦闘陣形訓練所で話しかけたりしないから、陣形もまともに覚えてないですよ。武装商船団の時に“ラピッドストリーム”が手に入って、ずっとそれを使っていました。ほかは、新しいクラスを仲間にしたら、その女性を皇帝にしていましたね。アバロンで新しい陣形が手に入るなんて、携帯アプリ版まで気付かなかったなあ。

まさん:そみんさんのヘッポコな遊び方も受け入れられるなんて、本当に自由度の高いゲームですよね。

■『ロマサガ2』で一番印象に残っているイベントですか陛下? うっ……うぐ……アリだー!

ごえモン:『ロマサガ2』の魅力ってそこですよね。人によって本当に遊び方が違う。きっと、皆さん『ロマサガ2』で印象に残っているエピソードもまったく違うんでしょうね。

 僕は皇帝がジェラールに変わった直後のイベントが大好きです。「ジェラール様の……皇帝陛下の御出陣! 御出陣!」っていうアレ。あの兵士には助演男優賞をあげたい。『サガ』はセリフの間が素晴らしい。

まさん:エピソード……気に入った皇帝がいなくて継承した直後に“ルドン送り”にしてパーティを変えたとか、皇帝継承した直後に仲間をそろえるのを忘れて単身で突撃していったとか? あとは、ラスボス直前でセーブして戻れなくなったとか、ソウジを皇帝にしたらLPが1しかなくて、最初のザコ戦で代替わりしちゃったとか……。

ごえモン:そうそう、兄弟でセーブデータを分けているとバックアップがとれないからね……じゃなくて! そういう、あるあるネタじゃないから! もっと歴史を作っていく壮大なロマンを感じさせるエピソードを話してください。

そみん:ジェラールで継承するまでのイベントとか、最初のほうのイベントが印象に残っているかなあ。いきなり放り投げられる『ロマサガ』と違って、すごくていねいにチュートリアルがあってビックリしました。最初は一本道のゲームなのかと思ったくらいです。

ごえモン:クジンシーを倒すまでの流れで、このゲーム特有のシステムである“見切り”と“ひらめき”を自然に教えてくれるんですよね。ヴィクトール兄さんのイベントからドラマチックで思い出深いです。

『ロマサガ2』
『ロマサガ2』
▲クジンシーから始まる七英雄との長い戦いの歴史。初めて見切りを覚える“ソウルスティール”は、記憶に深く刻み込まれている人も多いのでは?
『ロマサガ2』

まさん:あれ、よかったですよね。「流し斬りが完全に入ったのに……」「ソウルスティールが完全に入ったのに……」。

ごえモン:違うわ! それだと、クジンシーと相打ちになって物語が終わっちゃうから! 僕は、やっぱりアリのイベントが印象深いですよ。とくに後期のリアルクイーンのほうはビビりました。アバロンの仲間に話しかけると、死んじゃうのがホラーすぎる。

まさん:仲間に話しかけると死んじゃいますし、リアルクイーンも結構強いし、なかなかトラウマイベントでしたね、アリは。

そみん:自分は、好きなイベントって漫画版の記憶で上書きされちゃっていることが多いですね。ゲームで言うならカンバーランドかな。あのイベントはトーマを選んで、放置して滅びました。

ごえモン:僕は何も考えずにソフィアを選びましたよ。美人なのに父親から「とうが立っている」とか言われちゃうかわいそうなお姉ちゃん。結婚したい。

まさん:カンバーランドはスルーされちゃうけど、そみんさんが言っている漫画版もすごくおもしろかったんですよ。駆け足で話を終わらせていたけど、きっちり全3巻で収まっている。オリジナル要素の最終皇帝ジェラール2世も好きでした。

そみん:七英雄って、オリジナル版だけじゃなくて漫画版や『エンペラーズ サガ』、あと『ロード オブ ヴァーミリオン』などでガンガン設定が増えていますよね。ほかのシリーズのボスに比べても、すごく露出が多い。

『ロマサガ2』
『ロマサガ2』

■ワグナス! 評議会は七英雄が『サガ』シリーズでもっとも人気があるキャラクターだと言っていたぞ!

ごえモン:そんなわけで『ロマサガ2』といえば、やっぱり七英雄ですよ。彼らは、今見てもすごくキャラが立っていたと思います。

 名前は、山手線の駅名を逆から読んだだけという単純なネーミングの人たちなのに、ファンタジーっぽくてすごくカッコいい。池袋を逆に読んでロックブーケにならないですよ、普通。なんてハイセンスなんだ!

まさん:五反田でダンターグ、恵比寿でスービエ、上野でノエル、新宿でクジンシー、品川でワグナス、新大久保でボクオーン、高田馬場でババタカ、田町でチーマタ……。

そみん:後半のほうに存在しない嘘七英雄が混ざっていますが、七英雄のネーミングセンスは好きでしたね。

ごえモン:戦闘音楽は『ロマサガ3』の四魔貴族も人気がありますけど、やっぱりボスと言ったら七英雄ですよ。倒した順番とか覚えていますか? 最初はみんなクジンシーで、次にダンターグだと思いますが。

そみん:ダンターグは、アバロンに近いから二番目に選びいやすいんですよね。いきなりボクオーンに突っ込むのも楽しいですけど。

まさん:自分はダンターグを無視したまま、どんどん進軍していってノエルと戦ったような記憶があります。

ごえモン:ええっ! ノエルとは、ロックブーケを倒す前に和解して戦わないんじゃないですか? 僕の七英雄の思い出はダンターグが一番あるんですけど、アレ、最初の壁だと思うんですよ。ダンターグに出会った時って、だいたい第2形態じゃなかったですか?

まさん:確かに、たいてい、そのタイミングで出会って物理攻撃でゴリゴリ殺されていきますよね。

ごえモン:ダンターグって序盤で出会うことが多いはずで、そのころって技を全然覚えていないじゃないですか。自分は、スパイラルパリイの異名を持つ“かざぐるま”でなんとか耐えた記憶があります。

そみん:ダンターグは物理攻撃だから、盾や技で受け流すのが重要なんですよね。

まさん:でも、ぶちかましとか全体攻撃のグランドスラムとか、とにかく単純な物理が強いんですよ。地裂撃で真ん中の列の人たちがバリバリと倒されて、「インペリアルクロスじゃ勝てない!?」ってなる。

ごえモン:そこで陣形の大切さを知るわけです。“子供と子ムー”以外なら、見つけてもぶつからなければ戦闘にならないので、とりあえず負けたらしばらく挑まない。

まさん:交渉して戦いを回避できるノエルとか、会いに行っても「もう帰る」って言ったら本当に帰してくれるワグナスとか、七英雄って割と話が通じる人が多いですね。

ごえモン:多少、吸収の法でおかしくなっていても、子ども心に「なんでクジンシーとボクオーン以外と戦わなければならないんだろう?」って思っていました。まあ、倒さないとクジンシーとかが復活しちゃうからダメなんですけどね。

『ロマサガ2』
『ロマサガ2』
▲座談会メンバーいわく、いい人ばっかり(例外:ボクオーン、クジンシー)な七英雄。立場が違えば、戦わずにすんだかもしれない……と思えてくるシナリオが絶妙な作品だった。

まさん:オープニングで散々繰り返されるから名前を覚えられますし、山手線ネタも広まったことでメジャー感もありますね。

そみん:言われてみると『ロマサガ3』の四魔貴族はパッと名前が出てこないなあ。

まさん:アラケスとアウナスは、どっちがどっちなのか時々わからなくなったりしましたね。あれ、火のほうがアラケスだっけ、それともアウナスだっけ!?

そみん:『ロマサガ2』の場合は、最初から最後まで一貫して七英雄との戦いだったのも印象が強いんだと思います。

ごえモン:そんなラスボスの七英雄も、結局は“ラピッドストリーム&クイックタイム”で一方的に倒してしまうわけです。

まさん:いやいやいや。当時は、ちゃんと正攻法で戦いましたよ? “リヴァイヴァ”でひたすら生き返りながら。

そみん:初見プレイだと、ひらめきで強い技を覚えていないまま突っ込んでいました。帝国重装歩兵が“パリイ”でひたすら頑張っていましたよ。最後まで活躍する“パリイ”。

ごえモン:攻略サイトなんてなかったのに、気付いたら“クイックタイム”と“無明剣”、“千手観音”ばかり使うプレイでした……。

■悔しいわ、ネットが発達して、やっとひらめきと見切りの秘密をつかんだのに……

まさん:“ひらめき”システムって、その後のシリーズに比べても一番うれしかったのが『ロマサガ2』ですよね。戦闘してもなかなかひらめかなかったイメージがあります。

ごえモン:ネットが発達したおかげで、クラスじゃくてキャラクターごとに得意な武器が違うという事実が浸透したんですよね。キャラによっては、その職業が得意だと言っている武器でもひらめかない。

そみん:アマゾネスは弓が得意とか言っているくせに、じつは弓が得意なのは1人(アルテミシア)だけ(笑)。そういうキャラがたくさんいましたね。当時は、そんなのわかるわけないですよ。だから『ロマサガ3』はガンガンひらめくイメージがあったんですけど、『ロマサガ2』は本当にひらめかない印象が強かった。

ごえモン:一番ひらめくのは『サガフロ』ですね。つねに戦闘中ピコンピコンいっているイメージ。『ロマサガ2』はひらめきが導入されたばかりだから、敵に技レベルなんてものが設定されていることもわからなかった。

まさん:だから、七英雄との戦いが唯一のひらめくチャンスみたいな感じでしたよ。そこで、新しい技をひらめいて倒せると、ドラマ性が感じられてうれしかったなあ。

ごえモン:『ロマサガ2』の熱いところは“ひらめき”と“見切り”ですよね。クジンシー戦で“ソウルスティール”の見切りとそれを受け継ぐ流れを最初に見せてくれる。冒頭だけで、このゲームは本当にすごいなと思いました。

まさん:“見切り”と言えば、印象的だったのが“テンプテーション”。自分は最終皇帝を含めて4人男で残り女1人の逆ハーレムパーティだったんですよ。最後にロックブーケを残しちゃって、ラスボス戦前に4人見切らせるのがたいへんでした。

『ロマサガ2』
『ロマサガ2』
▲“テンプテーション”を見切っておかないと、あとで困るロックブーケ戦。見切り忘れて、最終決戦で泣いた人も多いのでは? 筆者は泣きました。

そみん:当時は、兄弟とセーブデータを1つずつ分けて遊ぶ人も多いから、複数セーブできなくてラスボス戦で引き返せないワナにハマった人も多かったですよね。

 うちの弟は、それで最後の七英雄を倒して戻れなくなっちゃった。だから、まず、ラスボス戦で最初にすることは、全員で“霧隠れ”を使って“テンプテーション”を見切ることでした。技もほとんど弱いから“乱れ雪月花”をひらめくまで頑張る。そこから、やっとまともな戦いが始まっていました。

まさん:あるある。自分は最初にジェラ-ルをひたすら鍛えていた記憶があります。“水鳥剣”を覚えるまで粘って粘って、継承させてから、ここで粘っても意味がなかったかな~ってちょっと後悔。しかも、その代で戦いすぎたからザコが強い強い!

■リメイクしてほしい作品ナンバー1ですよ陛下(アバロン調べ)!

ごえモン:人によって、本当にプレイも歴史も違っていておもしろいなあ……。でも『ロマサガ2』みたいに歴史を紡ぐ作品って、その後の『サガ』シリーズでも全然出てないんですよね。

まさん:歴史を紡ぐという意味では『サガフロ2』が近いかもしれません。きっと『ロマサガ2』のイメージが強すぎて、河津さんも作りにくいんじゃないですかね。

ごえモン:まあ、同じものを作ってもしょうがないですから。

そみん:ある意味、1作だけで完璧になっちゃった作品です。ボリュームもかなりあるし、今やり直しても延々遊べちゃいますよ。

まさん:自分で歴史を紡いでいくのが楽しいから、こういう系統の『サガ』がもっと出てくれるとうれしいんですけど。

ごえモン:最終皇帝が出てくるまでメチャクチャ長いですけど、自分で名前をつけた皇帝が出てくるとワクワクしますよね。そういうRPGって、ほかにあんまりない。

そみん:最終皇帝ってグラフィックもカッコいいから、いつ出るんだろうと思ってワクワクしているけど、本当に出てこないんですよね。忘れたころに出てくると、すごくうれしくなります。

まさん:でも、ウ●コマンとか変な名前をつけて後悔しちゃうんですよね。自分で変な名前をつけたのも忘れちゃっていて、最終皇帝が出た時は悲しかった。

ごえモン:小学生か!

まさん:失礼な! 当時は中学生でしたよ。2周目はマジメに名前をつけて、女性皇帝を選びました。最終皇帝に女性を選ぶと、武器がムーンライトになってお得なんですよね。

『ロマサガ2』
▲最終皇帝が出てくると、ゲームはいよいよラスト。大抵の人は、最初に自分がつけた名前を忘れているころに出てくるので、新鮮な驚きがありました。変な名前をつけないように!

ごえモン:本当にスゴイ名作なのに、今だとバーチャルコンソールでしか遊べないのがもったいないですよね。『ロマサガ』はリメイクされたのに。

まさん:河津さんのインタビューで、『ロマサガ2』はリメイクしようという案も出ているけど、自分でやるのは難しいって言っていましたね。

そみん:名作だから、ヘタにそのままリメイクしなくても遊べちゃうしなあ……。移植でも満足しちゃうから、バーチャルコンソールで不満はないんですけど、でも……。

ごえモン:うん。みんな、『ロマサガ2』はリメイクを望んでいると思うんですよ。3Dで色違いのキャラとかどうすんの、ってなるとは思いますが。

そみん:一応、追加イベントが入った携帯アプリ版もあることはあるよ。

まさん:陰陽師と忍者が追加されているやつですよね。もう覚えていないからスマホアプリで出してくれないかな?

ごえモン:むしろ、それを加えたリメイクを……。いや、本当にもったいないですよね。みんなが思う『サガ』の共通イメージみたいなものを完全に作ったのって、『ロマサガ2』だと思いますし。

そみん:ひらめきシステムにLP、陣形……システム面は『ロマサガ』でつちかったものを発展させて完成させた感じですね。

ごえモン:すごくクオリティが高い。バトルもおもしろくて、ストーリーも音楽も最高。『サガ』って万人受けしにくいタイプのゲームですけど、これは、いつの時代でも万人受けするわけですよ。

まさん:だからこそリメイクを希望! ……という結論でよろしいでしょうか? では、この流れで行くと、次は『アンサガ』の座談会ですよね?

ごえモンそみん:『ロマサガ3』だっつーの!

『ロマサガ2』
『ロマサガ2』

(C)1993 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

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