2015年8月23日(日)
スクウェア・エニックスとDeNAから配信中のiOS/Android用アプリ『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』の名場面プレイバックをお届けします。
そのグルガン族の男は静かに語った…
カワチが『FFRK』名場面を紹介すると。
ウボァー!(挨拶)どうも、ライターのカワチです。これから、ゆる~く『FF』シリーズの思い出を語っていこうと思います。自分たちを光の戦士だと思い込んでいるアムルの4人組じいさんたちのように、あくまでゆる~い感じで……。
「だったら壁とでも話してろよ」などと言わず、温かい目で応援していだけるとうれしいです。と、前置きはこれぐらいにしてさっそく名シーン紹介に移りましょう! 風が止まったぞ! 急がなくては!!
さて、どの『FF』の思い出を書こうか迷ったのですが、せっかくなのでPS4でのリメイクが発表され、つい先日iOS版も配信された『VII』にしようかなと思います。
ただ、有名どころのシーンはみなさんもなじみ深いでしょうから、今回はちょっとマイナーどころで仲間キャラクター・バレットにスポットが当たるシーンを紹介します。
バレットの親友で、コレル村の魔晄炉建設に最後まで反対していたダイン。神羅の襲撃によって家族を失った彼は、スラム街のコレルプリズンで、気に入らないものを容赦なく殺す暴虐のボスと化していました。
バレットと再会したダインは、自分の娘のマリンが生きていることを知らされますが、「エレノアが1人でさみしがってる。マリンも連れて行ってやらないとな」と、亡き妻エレノアの元へ道連れにしようとします。
その後、バレットとの一騎打ちに敗れたダインは、思い出のペンダントを彼に託して死んでしまいます。
バレットというより、敵であるダインの紹介になってしまいましたが……。でも、このダインという狂気に囚われたキャラクターが、当時はとても衝撃的だったんですよ。“無関係の人間を容赦なく殺す”、“家族すらその手にかけようとする”という大きなネジの外れかたにシビれました。
まるでゲームというよりは映画に登場するキャラクターみたいな造形で「このドラマを楽しんでいる自分は大人だなー」とか当時は思っていたくらいです。生意気な中坊でしたね。
また、右腕をギミックアームにしたバレットと左腕を銃に改造したダインの一騎打ちも1つの“画”としてとてもすばらしかったですし、セリフ回しも素敵なんですよね。
「与えられるのは銃弾と不条理……残されるのは絶望と無の世界……それだけだ!!」とか「俺はな、壊してしまいたいんだよ この街の人間を この街のすべてを この世界のすべてを!」といったダインのセリフもすばらしいです。
そして、すべてが終わった後のバレットの「……ダイン。おまえと同じなんだ…… オレだって……オレの手だって……汚れちまってる……」というセリフがとても印象的なんですよね。勧善懲悪でないストーリーに考えさせられました。
▲『FFRK』でもボスとしてダインが登場。バレットを連れていくと原作を再現した特別な会話を聞くことができます! |
これは『VII』に限った話ではなく『FF』シリーズ全体に言えることですが、主人公だけでなく仲間にもしっかりとしたバックボーンとストーリーがあるのが魅力的だと思います。
ここからはボクの近況報告&主要パーティメンバーをお送りします。
といっても、RPGでは全キャラクターを育てるタイプなので、いつも主要パーティは変わるんですよね。とくにアップデートで追加された“まとめてはずす”がとても便利なので、今は毎日のようにパーティを入れ替えて本作を楽しんでいます。
ただ、敵が強いイベントでは“限界突破2”をしているクラウドやセシルを連れていくことが多いので、あえて言うならそれが主要メンバーと言えるかもしれません。
▲RPGあるある言いたいよ~。使わないキャラクターも育てがち! |
▲ちなみにガチメンバーはこんな感じ。 |
7月のイベント“暁の意志を継ぐ”でレナの限界突破2ができなかったので、回復役にはレベル65のエアリスを使っています。なぜボクはあのとき全力でイベントを頑張らなかったのでしょうか……。まぁ後の祭りですが……。
他の回復キャラクターに限界突破2が来るのを期待して、待ちたいと思います。
さて、自分は『FF』シリーズのなかでユフィが大好きなのですが、“秘めたる決意”でついに彼女が登場! うれしすぎて装備召喚で“★5十字手裏剣【VII】”と“★5ウータイの額当て【VII】”の両方を手に入れちゃいました。
▲ユフィが好きすぎてガチャを回しまくってしまいました。シュシュシュッ! |
しかし、ユフィのためにミスリルを全部つぎ込んでしまったので、8月14日から始まった『IX』のイベント“守るべきもの”の攻略はかなりボロボロ……。スタイナーさんの限界突破2は諦めていただく方向になりそうです……。
▲はたしてスタイナーの限界突破2は間に合うのか? |
そして、この原稿を書いているあいだに“交錯する思惑と決意”がはじまろうとしています。ワタワタ……(やはりスタイナーさんは無理かも)。
このイベントではパンネロが手に入るということで早くも楽しみ。最近はユフィ、ベアトリクス、パンネロと好きな女性キャラクターが続々と追加されてうれしい悲鳴をあげています。ミスリルがたりなーい!
ということで、本当にそろそろ“交錯する思惑と決意”がはじまるので、今回はここでおしまいとさせてください。では次回の更新も見てくれるかな? いいですとも!(これを言いたいだけ)
・インタビュー:『XI』『XIV』『零式』の参戦も検討。開発者が目指す『FF』らしさとは?
・#17:ルカ(FFX)~ティーダが正式にユウナのガードになる『X』のルカ
・#18:魔大陸(FFVI)~“彼”が生存するか否かの分かれ目!? 物語の大きな山場を迎える舞台
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