2015年12月18日(金)

TVアニメ『Dies irae(ディエス・イレ)』は2017年放送予定。原画展が2016年1月に開催

文:イズミン

 lightは本日12月18日に廣瀬無線本社ビルで、『Dies irae(ディエス・イレ)』アニメ化正式決定発表会を行いました。

『Dies irae(ディエス・イレ)』

 lightは2015年5月~7月までの期間、クラウドファンディングサイト“UNEEDZONE.jp”で、Dies irae アニメ化プロジェクトのクラウドファンディングを行っており、最終的に5,188人の支援者から、総額96,560,858円の支援金を集めました。

 この結果により、アニメ化自体は決定していましたが、本日12月18日に、正式なアニメ化の発表や外伝ゲームタイトル新作、コミカライズ、ノベライズ、原画展などの情報が公開されました。

 発表会には、MCにAyumi.さんを迎え、グリーンウッドから、服部道知さん、正田崇さん、ジェンコから、浅賀孝郎さん、ブレイブハーツから、榎本覚さん、声優・ボーカルの榊原ゆいさんが出演しました。

『Dies irae』TVシリーズ化決定

 『Dies irae』のアニメは、TVシリーズにて放映予定で、放送時期は2017年の夏以降から、放送話数は14話以上で企画進行中であることが発表されました。アニメプロデュースはジェンコが行い、シリーズ構成は原作と同様に正田崇さんが手掛けるとのことです。

『Dies irae(ディエス・イレ)』
▲画像は公式サイトをキャプチャしたもの。

 ジェンコの浅賀孝郎さんは「海外まで展開できる作品と感じ、実際にヒットさせたい」と、音響を担当する榎本覚さんは「1人のユーザーとしても盛り上げたい」という意気込みを語りました。

 シリーズ構成を行う正田崇さんは、「シナリオを凝縮する作業がとても新鮮で、やる気を感じる他、本作には長く喋るキャラクターが多いのでセリフのバランスを探すのが楽しい」というコメントしていました。

 主題歌とヒロインを担当する榊原ゆいさんは「早々というよりもやっと決まった」と話しており、作品への強い思いが現れていました。

 作品は、クールにとらわれずに作成することを考えているとのことで、正田崇さんの「土壇場まで教えない方がおもしろい作品になりそう」というコメントに会場が笑いに包まれました。

【キャスト(敬称略)】
・藤井蓮:鳥海浩輔
・マリィ:榊原ゆい
・氷室玲愛:生天目仁美
・遊佐司狼:前田剛
・本城恵梨依:牧野芳奈
・ラインハルト・ハイドリヒ:諏訪部順一
・ヴァレリア・トリファ:成田剣
・ヴィルヘルム・エーレンブルグ:谷山紀章
・櫻井螢:瑞沢渓
・ベアトリス・ヴァルトルート・フォン・キルヒアイゼン:瑞沢渓
・イザーク:生天目仁美
・ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン:安元洋貴
・ルサルカ・シュヴェーゲリン:いのくちゆか
・エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ:矢口アサミ
・シュピーネ:はらさわ晃綺
・リザ・ブレンナー:羽吹梨里
・ウォルフガング・シュライバー:環有希
・メルクリウス:鳥海浩輔

外伝スピンオフ『Dies irae ~Interview with Kaziklu Bey~』発売決定

 lightから、外伝ゲームタイトルの新作『Dies irae ~Interview with Kaziklu Bey~』が発売されます。全年齢対象で、2016年3月に発売される予定で、本日から予約が開始されるとのことです。

 本作は『Dies irae』の前日譚で、本作を知らない人でも楽しめる入門編となっています。また、公式サイトも公開されています。

『Dies irae(ディエス・イレ)』
▲画像は公式サイトをキャプチャしたもの。

●ストーリー

 わが初恋(はじまり)よ、枯れ落ちろ――

 聖槍十三騎士団黒円卓第四位、ヴィルヘルムエーレンブルグ。

 大儀式魔術、黄金錬成を控え、日本に向かう直前の彼は、訪れたインタビュアーに己の過去を語り始める。

 それは1944年、ワルシャワの戦場で出会ったアルビノの少女との物語。

【キャスト(敬称略)】
・ヴィルヘルム・エーレンブルグ:谷山紀章
・ヘルガ・エーレンブルグ:高田初美
・クラウディア・イェルザレム:能登麻美子
・ディナ・マロイ:白石涼子
・ルートヴィヒ・ヴァン・ローゼンクライツ:置鮎龍太郎
・ラインハルト・ハイドリヒ:諏訪部順一
・カール・クラフト:鳥海浩輔
・ヴァレリア・トリファ:成田剣
・ベアトリス・ヴァルトルート・フォン・キルヒアイゼン:瑞沢渓
・ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン:安元洋貴
・ルサルカ・シュヴェーゲリン:いのくちゆか
・エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ:矢口アサミ
・シュピーネ:はらさわ晃綺
・リザ・ブレンナー:羽吹梨里
・ウォルフガング・シュライバー:環有希

2016年からメディアミックスも開始

 2016年から『Dies irae』のメディアミックスも開始されます。

 コミカライズは、『M3~ソノ黑キ鋼~』や『カルナバル・グレア』が代表作の港川一臣先生が作画を担当し、2016年1月27日発売の電撃マオウ3月号より長期で連載が開始され、アニメ終了後も連載される予定です。

 その他にも、『ニトロプラス ブラスターズ』シナリオやTVアニメ『がっこうぐらし!』脚本などを手掛けた森瀬繚さんによるノベライズが、2016年春発売予定とのことです。こちらは『Dies irae』本編が始まる少し前の話になるとのことです。

『Dies irae』アニメ化記念 初原画展

 2016年1月9日~1月11日の期間でアニメ化を記念した原画展も開催されます。参加には関連商品の購入が必要で、9・10日には関係者によるトークショーが、11日には榊原ゆいさんのミニライブが行われる予定とのことです。

 ミニライブはもちろん『Dies irae』に特化したもの。今後詳しい情報が公開されていくそうです。

■『Dies irae』アニメ化記念 初原画展 開催概要
【日時】2016年1月9日~11日
【場所】文化放送メディアプラスホール(〒105-8002 東京都港区浜松町1-31)

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