1月27日、ニフティ株式会社は主に小中学生を対象とするウェブサイト“ニフティキッズ”における「なりたい職業」に関するアンケート調査の結果を発表しました。
全体の調査では学校の先生が1位となった一方、小学生を対象とした調査ではイラストレーターが1位に。またVTuberが初めてYouTuberをランキングで上回る結果となりました。
全体の調査では学校の先生が1位となった一方、小学生を対象とした調査ではイラストレーターが1位に。またVTuberが初めてYouTuberをランキングで上回る結果となりました。
あこがれの仕事、イラストレーター
2024年11月12日から12月9日にかけて行われた“ニフティキッズ”による“子どものホンネ 調査レポート”で小学生部門では1位がイラストレーター、2位が歌い手、3位が学校の先生、4位がVTuber、5位がYouTuberという結果になりました。
VTuberがYouTuberを上回るのは初めてのことであり、イラストレーターの人気が群を抜いているのがわかります。
イラストレーターであり、VTuberでもある甘狼このみさんも電撃オンラインの取材で、自分に憧れる子どもの多さへの驚きを語っていたように、小さな子どもたちにとって特別な職業になっているようですね。
単にイラストを発表するだけでなく、様々な形で配信や動画投稿が行われ、人気を呼んできました。
また中学生を対象にした同様のアンケートでは学校の先生、薬剤師、公務員といった現実志向の職業ランクが大きく上がっていますが、それでもイラストレーターやVTuber、歌い手は上位に来ています。
また有効回答数2,313人のうち女性が81%(男性7%、選択なし12%)と、性別の偏った調査である点も注目すべきポイントかもしれません。
近年は“イラストレーター”、“VTuber”、“歌い手”の3要素を兼ねる活躍を見せるクリエイターが多く出現しており、軸足をどこに置くかの違いこそあれ、越境的な活躍を見せています。
あこがれの対象として具体的なイメージが膨らみやすいのではないでしょうか。
絵…描くか
例えば、そうしたロールモデルとして真っ先に名前が挙がるのは、しぐれういさんでしょう。
代表的なイラストレーターでありつつ、面白配信をするVTuberであり、歌い手としても躍進を遂げています。
そんな彼女たちによる“お絵かき雑談配信”のようなコンテンツは大きな人気を博しています。
【お絵かきコラボ】神絵師はペンの持ち方にも個性がある【火威青/宝鐘マリン/しぐれうい/ルンルン 】#hololiveDEV_IS #ReGLOSS
こちらは、しぐれういさんも参加して行われたコラボ。
主催は火威青さん。彼女は漫画家であり、イラスト描きであり、そしてホロライブのVTuberです。
一緒に参加している猛獣は2024年にデビューしたばかり、にじさんじのルンルンさん。彼女(かどうかは不明)もまた、巧みなイラスト描きとしての側面を発揮して注目を集める存在です。
そして宝鐘マリン船長もまたホロライブのVTuberであり、“お絵かき雑談配信”などで抜群の人気を誇ります。
オトナ向けの配信者と思われがちですが、小学生女子が主なターゲットであるちゃおプラスの人気投票では、兎田ぺこらさん、甘狼このみさんに続く3位に入っています。
もちろん、それ“だけ”ではありませんが、イラストレーター的な側面がVTuberとしての活動において強みになっているのも確かです。
マルチロールなロールモデルへ
また、しぐれういさんのような著名なVTuberの“ママ”が配信者としての顔を持つようになるのもすっかり当たり前になってきています。
甘城なつき(Nachoneko)さん、ななかぐら(カグラナナ)さん、rurudo(るるどらいおん)さんなど、名前を挙げれば枚挙に暇がありません。
傑出したイラストレーターでありつつ、面白い配信を行い、カッコ良く歌ったりもする彼女たちに魅せられる子どもが増えるのも無理はないでしょう。
子どもたちのロールモデルそのものがマルチロール化しているとも言えそうです。
彼女は旅に出る (K's Remix) / Nachoneko (cover)
ナナイロセカイ/カグラナナテーマ曲
お絵描き雑談🎵
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