【マウスコンピューター×キッザニア】子どもたちが自分の手でパソコンを組み立てるドキドキの職業体験取材レポート

文：電撃オンライン

公開日時：2025年06月18日(水) 11:00

最終更新：2025年06月18日(水) 11:11

　マウスコンピューターは、6月11日（水）にキッザニア東京貸し切りイベント“マウススペシャルデー2025”を開催しました。この記事では、そのレポートをお届けします。

　なお、今回の取材では、特別な許可をいただき、施設内での見学・撮影をしています。

索引

オープニングセレモニーにマウスコンピューターの軣秀樹社長が登壇！

　最初に行われたオープニングセレモニーでは、マウスコンピューターの軣秀樹社長が登壇しました。

軣秀樹氏：本日は、お越しいただきまして、本当にありがとうございます。こうした形でイベントを開催することは、私どもにとって初めての試みです。

　ちょうど1年前（2024年6月26日）にマウスコンピューターのパビリオンをオープンして以来、お子様たちに職業体験を通じてさまざまなことを経験していただきたいという思いと、未来への道筋に少しでも貢献できればということで、アクティビティ体験を提供しています。

　まだまだモノづくりに関してはわずかな支援しかできませんが、来ていただいた皆様には、ぜひ多くの職業を体験していただければと。

　保護者の方々には、平日に大変申し訳なく思っておりますが、時間の許す限り、子どもたちと一緒に楽しんでいただければと思っております。

　改めまして、本日はどうもありがとうございました。

パソコン工場のスタッフになりきろう！自分の手でパソコンを組み立てるドキドキワクワクの職業体験！

　キッザニアでは、楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる“こどもが主役の街”をテーマに、実在する企業がパビリオンを出展しています。

　施設内では、3歳から15歳までの子どもたちが、さまざまな仕事やサービスなどをアクティビティとして体験できます。

　そして、マウスコンピューターのパビリオンでは、パソコン工場のスタッフとして自分の手で製品を組み立てるという、かなり本格的な職業体験ができちゃうんです！

　同じくパソコンの組み立てが体験できるイベントとして、マウスコンピューターは全国の小学6年生を対象に“親子パソコン組み立て教室”を定期的に開催してきました。

　これは、お子さんと保護者が協力してパソコンの組み立てにチャレンジするというもので、昨年（2024年）開催された際には、電撃オンラインで取材を行いました。

●“親子パソコン組み立て教室”取材レポート記事はこちら

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　キッザニアのアクティビティ体験は、対象年齢が3歳から15歳までと幅広く、より多くの子どもたちがチャレンジできるようになっています。

　また、ここでのアクティビティはお子さん一人での挑戦となるため、大人たちは少し離れたところから見守ることになります。ここで組み立てを練習しつつ、慣れてきたら“親子パソコン組み立て教室”の方にステップアップしていくのもアリかも……!?

　アクティビティでは、まずパソコンの基本的な説明から始まりました。実際にパソコン内で使われているパーツを見ながら、それぞれの名前や機能などを教わります。

　パーツの役割を説明するときには、人の体や文房具など身近なものに例えて、子供たちにもわかりやすいような工夫がされているのが印象的でした。

　続いて、“オーダーシート”が配られました。これには、組み立てに使用するパーツの種類や数量などが書かれています。

　参加者は、このオーダーシートの内容を確認しつつ、必要なパーツをピッキング（部品を集める作業）していきます。

▲ゲーミングPCを組み立てるため、グラフィックカードやメモリなどの主要なパーツを集めていきます

　精密機器の大切な部品ということもあり、慎重な手つきで集めていく姿に、見ているこちらまでドキドキしてしまいました。

　パーツが揃ったら、さっそく組み立て作業に入ります。一人ひとりに専用の作業机があり、目の前のモニターに詳しい手順が表示されます。

▲手順書は、重要な部分を赤い枠で囲ったり、複数のケーブルがあるときは色分けしたりと、非常にわかりやすく作られていました

　こども達にはちょっと先輩という位置づけのキッザニアのスタッフに、わからないところは質問したり、難しいところは手伝ってもらったりと、協力して作業を進めていきます。

　水冷式のゲーミングPCのため、水冷クーラーも取り付けます。ネジ止めするところが多く、手順がちょっと複雑ですが、ネジを回す回数までしっかり教えてもらえるおかげで、子供たちも迷うことなく取りかかっていました。

　組み立てが終わったら、ドキドキの動作確認タイムです！　きちんとパソコンが起動するかどうか、電源ボタンを押してチェックしていきます。

　無事に全員のパソコンが起動し、見学していた大人たちからは拍手が……！

　できあがったパソコンはベルトコンベアに乗せられ、出荷されるところを手を振って見送ります。こうしてお客さんのもとへ届けられるというわけですね！

　見事パソコンを完成させた後は、記念撮影が行われました。達成感たっぷりの笑顔と誇らしげな表情に、こちらまで嬉しくなってしまうほどでした。

　子供たちが真剣に作業に打ち込む姿を離れたところから見守りつつ、同時に大人も学ぶことができ、充実した時間を過ごすことができました。

　筆者は今回初めてキッザニアを訪れたのですが、想像以上に本格的な職業体験ができることに驚きました。自分の子供時代にこんな施設があったらなあ……と、少しうらやましくなってしまうほど。

　自分の手でゲーミングPCを組み立てつつ、内部の仕組みも学べる貴重な体験の場となっていますので、ぜひキッザニア東京やキッザニア甲子園のマウスコンピューターが出展する「パソコン工場」パビリオンを訪れてみてくださいね！

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