沼ゲー『天啓パラドクス』。戦略性の高さやモンスター配合の奥深さを高評価!

カワチ
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 EXNOAより、DMM GAMES用ゲームとして配信予定の『天啓パラドクス』。本記事では、そのシステムについてレビューしていきます。

『天啓パラドクス』先行プレイレビュー前編


ゲームは頭を悩ませるのが楽しい戦略シミュレーション!

 クエストをクリアしながらゲームを進めていく『天啓パラドクス』。バトルはシミュレーションのタクティクス系で、ターンではなく敵味方を含めて速力の高いユニットから行動します。

 キャラクターは通常攻撃とスキルを駆使して敵を倒していくことになります。スキルは攻撃以外にも妨害、補助、特殊というカテゴリーが存在。

 キャラクターごとにさまざまな役割を持っています。単純な攻撃が強いユニットだけを揃えばいいというわけではなく、役割のバランスを考えるのが必要。しっかり戦略性があり、手ごたえを感じます。

 また、スキルには無、炎、水、氷、風、岩、冥、雷という属性が存在。この優劣を意識しながら戦うのが重要になります。強い敵も属性を意識すれば勝てるようになるため、戦闘の立ち回りも重要です。

 キャラクターには自動で発動できるパッシブスキル、リーダーに設定しているとバトルの開始時に効果を発揮するリーダースキルがあり、これらも個性を作り出しています。

 ちなみにシステムにはオートや倍速が完備されているほか、条件を満たしてクリアしたクエストは周回やスキップも行えるように。こういった今どきのシステムもしっかり搭載されているため、快適に遊ぶことができます。

 戦略シミュレーション、と聞くと、「難しいのかな?」と思う人もいるかもしれませんが、メインストーリーを進めるのであれば、ほどよい難易度で進むことができるので開口は広いと思います。

 経験値や素材が手に入りやすい限定ダンジョンなどもあり、キャラクターを育成しながら少しずつクエストを攻略していくRPG的な楽しさもあります。

多彩なモンスターも仲間に!

 本作でいちばん注目なのが仲間モンスター! 本作ではクエストのドロップ報酬や配合でモンスターを仲間にすることが可能!! 装備のひとつである“Buddy”に付けることで固有の特性をキャラクターに付与することができます。

 さらに召喚コストを消費することで、そのモンスターを召喚することが可能。かわいいモンスターといっしょに戦うことができます。

 モンスター配合はモンスター配合素材を組み合わせることで新しいモンスターを獲得できるという仕組み。

 モンスターの核となる“サンライトリング”と4種類の配合素材を組み合わせることで入手できますが、どのモンスターになるのかわからないのでドキドキします……!

 また、モンスターは通常のキャラクターと同じようにレベルアップや覚醒、スキル強化などで育てることが可能。愛情を持って育成できてうれしいです。

 さらに、モンスターは固有特性というものを持っていますが、この固有特性は継承ポイントというものを使ってほかのモンスターに継承させることができます。自分だけの最強モンスターを作れるので、ハマります。なかなかの沼ですよ!

 なお、通常のキャラクターに関しては、ほかのゲームと同じようにガチャで入手する仕組み。同じキャラクターを手に入れたときは、限界突破用の素材である覚醒結晶が手に入ります。前半の記事でも書いたとおり、クエストを連れていくごとにプロフィールが埋まっていくのが楽しいですね。

 キャラクターはレベルを上げたりスキルを強化したりすることで強くできますが、それ以外にもパラメーターの上がる武器を装備をさせたり特別なスキルが使えるようになる“スキルの書”を装備させたりすることもできます。ここは自由度が高いですね。

 また、本作の独自要素として“ミルの移動城”が存在。拠点となるミルの移動城ではクレーンを使ってさまざまなアイテムを獲得したり、トレーニングルームでキャラクターやモンスターの育成をすることが可能となっています。

 アイテムサルベージやトレーニングルームを活用するには専用アイテムが必要になりますが、このアイテムさえ使用すれば、あとは放置をすることができます。寝ているときでもキャラクターを成長させることができるのはかなり嬉しいです!

 戦略性のあるタクティクスRPGと多彩な育成要素のあるキャラクターとモンスター、便利な放置システムなど、魅力が詰まった作品になっているのでぜひみなさんもチェックしてみてくださいね!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



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