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『FFXIV: 漆黒のヴィランズ』アクション一覧&ジョブ解説・遠隔魔法DPS編(黒魔道士・召喚士・赤魔道士)【電撃PS】

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公開日時

 先日行われた『ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ』メディアツアーで判明した最新情報をまとめてお届けします。

『漆黒のヴィランズ』メディアツアー記事目次

 本記事では、遠隔魔法DPS・計3ジョブのパッチ5.0アクションや使用感について細かく掲載!

【 ジョブアクション記事まとめ(計17ジョブ)】

[ タンク ] ナイト / 戦士 / 暗黒騎士 / ガンブレイカー
[ ヒーラー ] 白魔道士 / 学者 / 占星術師
[ 近接物理DPS ] モンク / 竜騎士 / 忍者 /
[ 遠隔物理DPS ] 吟遊詩人 / 機工士 / 踊り子
[ 遠隔魔法DPS ] 黒魔道士 / 召喚士 / 赤魔道士

【注意】本記事で解説しているアクションの内容・数値などは、最終調整前のため変更の可能性があります。また、プレイの所感はあくまで編集部独自の見解に基づいたものであることをご了承ください。

『漆黒のヴィランズ』の遠隔魔法DPSは
結局どう変わった?

遠隔魔法DPSのロールアクション
(黒魔道士・召喚士・赤魔道士 共通)

遠隔魔法DPS(Magical Ranged DPS)
に関する主な変化

・ロールアクションの数と効果が調整。全ロールで最もロールアクションが少なくなった

・全体的に、パーティメンバーのサポート用アクションが削減

・黒魔道士、赤魔道士のプレイ感はほぼ変わらず、正統進化の形。召喚士は大きく変化した

 遠隔魔法DPS全体にかかわる要素としては、やはりロールアクションの修正が大きいところ。これまでの10種類から大幅に削減され、バトルでとくに使用頻度の高い4種類(アドル、迅速魔、ルーシッドドリーム、堅実魔)のみが残る形となりました。

 近接物理DPSと同じく、ディヴァージョンがなくなっていることにやや不安を覚える方も多いとは思いますが……こちらはタンクスタンスの仕様変更に伴って、敵視の心配をする場面が極度に減ったことに伴う削除だと思われます。

 また、他人にMPを渡すマナシフトや、イレース、アポカタスタシスなどパーティメンバーをサポートする類のアクションもなくなっています。“DPSはどのジョブも攻撃に最大限集中できるように”という声が聴こえてきそうな調整内容となっていますね。

【 ジョブアクション記事まとめ(計17ジョブ)】

[ タンク ] ナイト / 戦士 / 暗黒騎士 / ガンブレイカー
[ ヒーラー ] 白魔道士 / 学者 / 占星術師
[ 近接物理DPS ] モンク / 竜騎士 / 忍者 /
[ 遠隔物理DPS ] 吟遊詩人 / 機工士 / 踊り子
[ 遠隔魔法DPS ] 黒魔道士 / 召喚士 / 赤魔道士

黒魔道士 / Black Mage [BLM]

無詠唱の最強攻撃魔法“ゼノグロシー”解禁!
動かされても、より臨機応変に対応可能に

 黒魔道士の行動指針は、大まかに見るとさほど変わらず。エノキアンの効果を切らさないよう配慮しつつ、サンダー系魔法のDoT(継続ダメージ)を維持することを基本中の基本としながら、自身にアンブラルハートを付与し、アストラルファイアを最大にし、ファイジャを連発……というこれまでと同様の動きをしていくことになります。

 しかしレベルの上昇に伴い、新たなアクション&特性を修得し、できることが増えた結果、さらに効率よく火力を出すためのアクション回しが可能になりそう。

 大きく変わるのは、レベル72で極性マスタリーを修得してから。これはアンブラルブリザード/アストラルファイアの効果を最大スタック保持している場合に、反対属性の魔法の消費MPをゼロにするというもの。切り替え時のMPを気にしなくてよくなったため、ファイア系の魔法をMPが完全になくなるまで撃てるなどの恩恵があるわけですが、ダンジョンではフレアに関連して別のメリットが出てきます。

 その前に注目してほしいのが、これまで使う機会がほぼなかったフリーズ。アンブラルブリザードが一気に3つつくよう効果が改正されたうえに、レベル68以降はさらに使っただけでアンブラルハートが1つ付与されるようになりました。レベル68というと、もともと、アンブラルハートが1以上付与されていた場合にフレアの消費MPが3分の2になる“アンブラルハート効果アップ”を修得するレベルです。

 これらを鑑みるとつまり……フリーズ⇒フレア⇒フレア⇒フリーズ⇒フレア⇒フレア……という範囲攻撃を連発しまくるループを成立させられるのです(フリーズ⇒ファイガ⇒フレア⇒フレア⇒フリーズとするほうがいいのかフリーズ⇒フレア⇒フレア⇒フリーズと範囲攻撃だけ撃っていたほうが火力が出るかは一考の余地あり。もちろんサンダジャの適時更新は必須)。

 もちろん、マナフォント(これまでのコンバートからHP消費効果が削減され、名前も変更されたアクション)を使えばフリーズ⇒フレア⇒フレア(マナフォント)⇒フレア⇒フリーズということも可能。ダンジョンでのアクション回しがかなりシンプルかつ強力になりそうです。

 ボスなど単体への攻撃で注目したいのが、レベル72から使える高威力の“デスペア”。すべてのMPを消費する、言ってしまえばフレアの単体版といった魔法です。ただしデスペアはアストラルファイア状態でないと使えない制限があるため、基本的にはファイジャなどでアンブラルハートを使い、スタックが残り1つになったらデスペア使用⇒もう1発デスペア⇒ブリザガなどでアンブラルブリザード状態……とつなげていくのが無駄がないのかもしれません。

 例えば、開幕なら(エノキアンとサンダガの記述は割愛)ブリザガ⇒ブリザジャ⇒ファイガ(極性マスタリー効果で消費MP0)⇒ファイジャ⇒ファイジャ⇒デスペア⇒デスペア⇒ブリザガ……といった形でしょうか。

 ただ、残念ながら試遊時は木人が存在しなかったため……アンブラルハート残り1つでデスペア⇒デスペア⇒ブリザガと撃ってアンブラルブリザードのサイクルを早めるのがいいのか、これまでどおりファイジャの回数を多くするほうが火力を出せるのかは確たる答えが出せませんでした。そのあたりのアクション回しの詰めは、ぜひ実装後にいろいろと試していただければと思います。

 また、レベル74では激成魔効果アップの特性により、なんと激成魔のリキャストタイムが30秒に。これまでより任意でProc(追加効果)が出しやすくなったほか、レベル76では一風変わったアクション“アンブラルソウル”を修得します。

 このアンブラルソウル、アンブラルブリザード効果中にのみ使うことができ、無詠唱でアンブラルハートを1つ付与できる便利な効果を持ちますが……では、アストラルファイア状態でトランス⇒アンブラルソウルと続けるのがいいのかというと、“それならフリーズを撃ったほうが手早い”という答えになります。

 ですので、基本的には、アンブラルソウルはあくまでも移動しないとならないギミックの処理で“詠唱が厳しい場合の救済措置”として真価を発揮するアクションという位置づけになると思います。

 加えて、レベル80になると、なんとポリグロットが2つスタック可能になり、ポリグロット1つと引き換えに詠唱なしで発動できる黒魔道士最大威力の単体攻撃魔法“ゼノグロシー”が解禁。無詠唱ということで、どうしても動かされてしまう場合にそなえてポリグロットを残しておき、ゼノグロシーを2連続で撃ちつつ、火力を下げずに元のローテーションに戻る……ということも可能。性能を最大限生かすために敵の攻撃のタイムラインを把握しておく必要があるのは変わりませんが、これまでよりも不測の事態に火力を落とさず対処しやすくなるような調整が加えられている印象でした。

黒魔道士のジョブHUD

黒魔道士(呪術士)の特性(Lv1~Lv80)

黒魔道士(呪術士)のアクション(Lv1~Lv80)

黒魔道士Lv72以降の新アクション解説

●デスペア(Lv72/魔法)
 ファイジャより高威力の単体攻撃魔法。デスペア修得後の黒魔道士は、ファイジャとともにこれをどう活かせるかが火力アップの鍵となるかと思います。

●アンブラルソウル(Lv76/魔法)
 即時発動でアンブラルハートを1つスタックできるアクション。アンブラルブリザード中にしか使えない点は覚えておきましょう。

●ゼノグロシー(Lv80/魔法)
 驚異の威力を誇る単体攻撃魔法。ポリグロットと引き換えに発動可能。無詠唱であることに加えて修得と同時にポリグロットを最大2つスタックできるようになるため、より長期的な展開を見据えて使いどころを考えていけるはずです。

黒魔道士 - ジョブアクション動画(公式)

【 ジョブアクション記事まとめ(計17ジョブ)】

[ タンク ] ナイト / 戦士 / 暗黒騎士 / ガンブレイカー
[ ヒーラー ] 白魔道士 / 学者 / 占星術師
[ 近接物理DPS ] モンク / 竜騎士 / 忍者 /
[ 遠隔物理DPS ] 吟遊詩人 / 機工士 / 踊り子
[ 遠隔魔法DPS ] 黒魔道士 / 召喚士 / 赤魔道士

召喚士 / Summoner [SMN]

もうエーテルフローに縛られない!
“より召喚士らしく”立ち回れる大改革

 これまでエーテルフローへの依存がとても強かった召喚士ですが、パッチ5.0では“エーテルフロー”という名のアクションがなくなり、エーテルフロー(最大2つ)を付与する行動が、特殊効果のないシンプルな単体攻撃“エナジードレイン(エーテルフロー2つ付与)”と、範囲攻撃の“エナジーサイフォン(エーテルフロー1つ付与)”という、リキャスト時間を共有する2種類のアクションに変わっています。

 攻撃アクションでフローが付与される形となったため、非戦闘状態でエーテルフローをためることができなくなったわけですが……そもそもアクション回し自体がエーテルフローにさほど頼らない形に大幅改変されているのでご安心。差し当たってまず言えるのは、レイドなどの戦闘前にエーテルフローのリキャストを待つ必要なんて、もう、ないのです……!!

 そして、デミ・バハムートを召喚した直後に“トランス・バハムート”が“トランス・フェニックス”に変化し(レベル72以降)、フェニックスの能力を借りて戦えるように。さらにレベル80になると、召喚士はついにデミ・フェニックスを召喚可能となります。

 順を追って説明していきましょう。まず、エギについて。学者のフェアリーや機工士のタレットと同じように、召喚士のエギも敵の攻撃を受けない(コンフィグでプレイヤーからのターゲット可否は選べるものの、基本的に敵から攻撃を受けず、HPもない)ようになりました。これに伴い、タイタン・エギのアビリティが調整されています。そしてエギは無詠唱かつリキャスト10秒のアクションで呼び出す形になったため、状況に応じて別のエギを呼び出してアビリティを使わせる……というプレイが圧倒的にやりやすくなっています。

 そしてもう1つ。各エギの技は、従来のペットアクションではなく、召喚士自身が“エギアサルトⅠ”“エギアサルトⅡ”というアクションを使うことでエギに実行させる形に変化しました(そもそも“ペットアクション”というカテゴリがなくなっています)。

 例えば“エギアサルトⅠ”を使った場合、そのときに召喚していたのがイフリート・エギなら“クリムゾンサイクロン”を実行し、ガルーダ・エギを呼び出していたのなら“エリアルスラッシュ”を実行する……という感じですね。なお、各エギがレベル1から使えるアクションはこれまでどおりオートアタックという認識でOKです。

エギのアクション対応表

実行アクション ガルーダ・エギ
※サモン(Lv4)
タイタン・エギ
※サモンⅡ(Lv15)
イフリート・エギ
※サモンⅢ(Lv30)
オートアタック ウィンド
ブレード
ロック
バスター
バーニング
ストライク
エギアサルトⅠ
(Lv10)
エリアル
スラッシュ
大地の鎧 クリムゾン
サイクロン
エギアサルトⅡ
(Lv40)
スリップ
ストリーム
マウンテン
バスター
フレイミング
クラッシュ
エンキンドル
(Lv50)
エリアル
ブラスト
大地の怒り 地獄の火炎
エーテルパクト
(Lv64)
エギの加護

 3種のエギはそれぞれで性能が調整され、例えばタイタン・エギであれば、火力的にほかと見劣りしない形になったうえで、召喚士自身に最大HPの20%ぶんのバリアを張る“大地の鎧”を使えるようになっています。通常攻撃やアクションごとの性能も各個で異なるため、こだわるのであればバトルの状況やアクションの使用状況など鑑みて細かくエギを切り替えていくアクション回しを確立したいところですが……そのあたりは実装後にぜひ研究してみてもらえればと思います。

 なお、エギアサルトⅠ&Ⅱはチャージアクションとなっており(リキャストは30秒)、それぞれ最大2回連続で発動可能。レベル74以降はエギにアクションを実行させると100%の確率で召喚士に“ルインラ強化(効果時間30秒。スタック可能)”がつくので、自身の火力強化のためにも積極的にエギアサルトを実行したいところです。

 エギについての変更点はおおよそ以上。次はエーテルフローまわりについてです。

 エーテルフローをためる挙動についての変化は前述のとおりですが、そのほかの大きな変化としては、まず“ベイン”がエーテルフローを消費しないアクション(リキャスト10秒)になりました。エーテルフローを使うのは、おなじみミアズマバーストと、範囲攻撃のペインフレアのみ。敵の数に応じて使い分けたいところではあるものの……ミアズマバーストの威力がかなり高いので(DoTが2種入っていること前提ですが)、敵が3体以上のときのみペインフレアを使い、2体以下であればすべてミアズマバーストに費やす形で問題ないかと思います。

 そして最も大きな変更点として、トランス・バハムートが、エーテルフローの仕様に影響されない60秒ごとのアクションに変わっています。つまりエーテルフローは、ボス戦においてはほぼほぼミアズマバーストの使用状況にのみ影響する要素となった形ですね。さらに、レベル72になると“トランス・バハムート効果アップⅡ”の恩恵で、1回のトランス・バハムートでトランス深度が2たまるようになります!

 つまり……仮にですが(ルインラなどの記述は割愛)、開幕でエナジードレイン+トライディザスター(ミアズマバースト)⇒トランス・バハムート⇒デスフレア⇒サモン・バハムート⇒エンキンドル・バハムート(アク・モーン+ミアズマバースト)……なんてことも、やろうと思えばできちゃったりするわけです。そして同じくレベル72から、サモン・バハムートを使った直後1回(リキャストは60秒ありますが)のトランス・バハムートが“トランス・フェニックス”に変化します。

 トランス・フェニックス中は、トランス・バハムート中と同じく魔法の詠唱時間が大幅カットされたうえで、ルインガが“霊泉の炎”に置き換わり、アウトバースト(新しく追加された威力70の範囲攻撃魔法)が“煉獄の炎”に置き換わります。そして霊泉の炎を使うと召喚士に“霊泉”の効果がつき、煉獄の炎はこの“霊泉”効果中にしか撃てません。つまりトランス・フェニックス中は、ダンジョンでもボス戦でも霊泉の炎(単体攻撃)と煉獄の炎(範囲攻撃)を交互に叩き込むスタイルで攻撃することになるかと思います。

 さて、“トランス・バハムート⇒すぐにサモン・バハムート……とできるなら、トランス・フェニックスなんて挟まなくていいから毎回トランス・バハムートさせてよ”なんて思う方がもしかしたらいるかもしれませんが……レベル80になると、召喚士はトランス・フェニックスをした際に自動でデミ・フェニックスを呼び出すことができるようになるのです。

【ジョブアクション動画】召喚士
“デミ・フェニックス”

 ……おわかりいただけますでしょうか。バハムート関連のアクションは、トランス・バハムートの自己強化状態と、デミ・バハムートの顕現が別々のタイミングになりますが、トランス・フェニックスは、自己強化と、デミ・フェニックスの顕現がまったく同じタイミングでできるわけで……。つまり、召喚士の最大火力はトランス・フェニックス時。味方と協力して最大火力を出したいのであれば、レベル80になったあとは、サモン・バハムートではなく“トランス・フェニックスをバーストタイムにどう合わせるか”を考える必要があるのかもしれません。

 このように5.0の召喚士は見た目的にも華やかで、エギを使い分け、バハムート&フェニックスを顕現させ……とかなり“召喚士してる”感のある調整となっています。慣れるまではきちんと各種アクション&エギのアクションを忘れずに実行していくのがやや大変そうではありつつも(慣れてからも“召喚士の最大火力とは”をめぐってかなり研究の余地がありそうですが)、召喚獣とともに戦う楽しさをおおいに味わえるジョブになっていると感じられました。

召喚士のジョブHUD

召喚士(巴術士)の特性(Lv1~Lv80)

召喚士(巴術士)のアクション(Lv1~Lv80)
&ペットアクション

召喚士Lv72以降の新アクション解説

●トランス・フェニックス(アビリティ)
 サモン・バハムートを使った直後の1回のみ、トランス・バハムートがトランス・フェニックスに変化。レベル80以降は使うと自動でデミ・フェニックスを召喚します。デミ・フェニックスは召喚した瞬間に“不死鳥の翼(自身&パーティメンバーを継続回復する効果)”を発動するほか、プレイヤーの攻撃にあわせて“火焔”で追加攻撃を加えます。

●エンキンドル・フェニックス(アビリティ)
 デミ・フェニックスにリヴァレーションを実行させるアクション。使用感も威力も、エンキンドル・バハムート時のアク・モーンと同じです。

召喚士 - ジョブアクション動画(公式)

【 ジョブアクション記事まとめ(計17ジョブ)】

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[ 遠隔魔法DPS ] 黒魔道士 / 召喚士 / 赤魔道士

赤魔道士 / Red Mage [RDM]

ヴァルホーリーorヴァルフレアのあとに
強烈な最終段が登場! プレイ感はそのままに正統進化

 もともとパッチ4.x時代から完成度の高いジョブだっただけに、5.0の赤魔道士にはさほど大きな変更点はありませんが、レベル70以下の部分での調整として、範囲攻撃まわりにいくつかの変化がありました。赤魔道士は魔法を1回放つごとに次の魔法の詠唱時間をゼロにする“連続魔”の効果が自身に付与されるため“詠唱の短い魔法”⇒“詠唱の長い魔法”の順に発動していくことが基本となるわけですが……詠唱の短い範囲攻撃魔法として、低レベル帯にヴァルサンダラとヴァルエアロラが追加されています。

 その一方で、ダンジョンでの使用頻度が高かったスキャッターの詠唱時間が、これまでと異なり“詠唱の長い魔法”扱いに。そのうえでレベル66以降は“インパクト”に置き換わる形で姿を消し、インパクト自体も“詠唱が長い代わりにやや強めの範囲攻撃”に変化しています。

 つまり、これまでは多数の敵に対してはスキャッター⇒ヴァルサンダーなどとつなげていた攻撃が、今後は“ヴァルエアロラorヴァルサンダラ⇒インパクト”というような順番で撃っていく形になりそうです。さらにレベル78になると、インスタントのアクション“コントルシクスト”のリキャストタイムが45秒⇒35秒に短縮され、ヴァルエアロラ&ヴァルサンダラの威力が向上するなど、より範囲攻撃の総ダメージが上がるよう調整されていました。

  • ▲ホワイトマナを7上昇させる範囲攻撃・ヴァルエアロラ(Lv22/魔法)。
  • ▲ブラックマナを7上昇させる範囲攻撃・ヴァルサンダラ(Lv18/魔法)。

 単体攻撃の面では、ホワイトマナ&ブラックマナが両方80以上で完遂できるコンボの最終段に、レベル80で“スコーチ”が追加。さらなる火力が期待できます。このスコーチは使った際にホワイト&ブラックマナを7ずつためられるので……仮にどちらも100の状態でコンボを放った場合(ヴァルホーリーを撃ったと仮定)、スコーチまで終えた段階でのゲージ状況は48/27。ここからジョルラ⇒ヴァルサンダーとつなげて48/41。さらにマナフィケーションを使えばゲージが倍になり……また高威力のコンボを放てるようになります。

 これまでは連続魔で魔法2発+迅速魔でもう1発(+マナフィケーション)としないとゲージが80/80以上にならなかったのですが……スコーチの登場によって、総威力を上げつつ次のコンボまでに必要な時間も減少するという“2つの意味でおいしい”調整が施されているわけですね。加えて、レベル74以降はマナフィケーションの効果に10秒間与ダメ―ジ5%アップの効果が付与されるようになるので、2回目のコンボはさらに大ダメージを与えられる形に。バーストタイムを合わせる場合は、この“2回目の高威力コンボ”を完遂することを念頭にアクション回しを考えたいところです。

 このほか、レベル72以降で“アンガジェマン”が追加。デプラスマンとリキャストを共有するアクションですが、後ろに飛びのく動きがない(そのぶん威力が若干低め)ため……“使ったら落ちる!”というコンテンツでも気兼ねなく使用できるかと思います。

赤魔道士のジョブHUD

赤魔道士の特性(Lv1~Lv80)

赤魔道士のアクション(Lv1~Lv80)

赤魔道士Lv72以降の新アクション解説

●アンガジェマン(Lv72/アビリティ)
 デプラスマンとリキャストタイムを共有するアクション。威力はデプラスマンに劣るものの、どんなコンテンツでも気兼ねなく使えるというのが強みです。

●ルプリーズ(エンルプリーズ)(Lv76/ウェポンスキル)
 レベル76で修得する単体攻撃用のアクション。ホワイトマナとブラックマナが両方10以上だった場合はエンルプリーズに変化。エンルプリーズは使うとホワイトマナ&ブラックマナを10ずつ消費します。高威力ですが、その真価はゲージが100以上にあふれてしまうことを防いだり、ホワイトマナとブラックマナの数値をあえてズラしてヴァルホーリーorヴァルフレアのProcを確実に発生させたりする際の“数値調整用に使える”ということかもしれません。

●スコーチ(魔法)
 ヴァルホーリーやヴァルフレアより高威力な、一連のコンボの〆となるアクション。ヴァルホーリーorヴァルフレアを撃った際にジョルラがスコーチに変化して撃てるようになります。

赤魔道士 - ジョブアクション動画(公式)

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『漆黒のヴィランズ』メディアツアー記事目次

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