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【シンクロ・第2界層攻略④】バグ&アヴァロ先生に学ぶボス戦の基本的な立ち回り。BP使用は先を見越して考える

キャナ☆メン
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 セガのiOS/Android用RPG『シン・クロニクル(シンクロ)』のメインストーリー第3章の配信日が4月28日に決定。そこでメインストーリーを楽しんでいる人に向けて、プレイのコツを紹介する連載企画・第4回をお届けします。

 メインストーリーを遊んでいる人が、難度の上がる第2章でつまずくことなく『シンクロ』を楽しめるよう、ゲーム内の基本的な事柄や考え方などをお伝えする本企画。今回は、大勢のプレイヤーを苦しめ、おそらく今後も苦しめるであろうバグ隊との戦いについて書いていきます。

  • ▲顔も性格もバトルでの強さもすべてが憎たらしいバグ。いっそ気持ちいいくらいに悪役の要素を備えていますよね……(笑)。

『シンクロ』第2界層攻略記事

『シンクロ』企画記事

バグとアヴァロが強い!

 経歴を問わず人が集う境界騎士団にあって、犯罪者の寄せ集めとも言えるバグ隊。その隊長であるバグと右腕のアヴァロが一緒に登場するボス戦は2回ありますが、実質的にボスが2人いるくらい手強いです。第14話はアウトロー3体を引き連れている点も厄介でしょう。

  • ▲2人とも属性や状態異常の耐性における弱点はありません。また、HPが50%以下になると1度だけ攻撃力が30%上がる“逆境に強い”というアビリティを所持しています。

 バグは他のボスと違い、3回目の行動でブレイク失敗(強力な全体攻撃)を発動するので、1ターンゆとりを持ってブレイクさせることも可能です。そのため、消費BPの高いスキルを挟みやすく、範囲攻撃を主体にした戦いもしやすい面があります。

バグ、アヴァロの行動パターン

【バグ】1回目:「腹いっぱい喰らえ」(通常攻撃)→2回目:「ほら、上を見な」(通常攻撃、高確率で鈍足付与)→3回目:ブレイク失敗

※ブレイクを発生させると、復帰時に1回目の行動から始める。

【アヴァロ】1回目:斧投げ(通常攻撃)orアースクエイク(範囲攻撃)→2回目:受け取れ(シールド+3、必殺率+20%)

※バグのブレイクに関係なくこの順で行動を繰り返す。
※バグが死ぬと受け取れはしなくなる。

 注意するべき行動は、アヴァロが使うスキル“受け取れ”でバグのシールドを3増やしてくること。彼がブレイク前にこのスキルを使ってくるようなら、ブレイクに必要なヒット数を計算する時、シールド値を3多く見積もる必要があります。

  • ▲アヴァロが使う“受け取れ”には必殺率を上げる効果もあります。

 3ターン目でバグをブレイクさせるなら、アヴァロは2ターン目の行動で“受け取れ”を使うので、1度目のブレイクに必要なヒット数は13となります。

 ブレイク後は復帰時に1度行動し、その次のターンにまたアヴァロが“受け取れ”を使ってくるので、復帰後、アビリティの力で12になったバグのシールドを全力で削り、次の敵のターンが来る前にブレイクを発生させましょう。

  • ▲パーティメンバーのスキルによりますが、通常攻撃3回×4人でもいいと思います。

 バグを2ターン目でブレイクさせる場合は、話がちょっと複雑になります。アヴァロの2回目の行動はブレイク後に回るので、この時に“受け取れ”を使ってきますが、彼は行動速度が高いのかアヴァロ→バグと行動順が回ることもままあります。

 すると、“受け取れ”によるシールド増加は、バグがブレイクから復帰した時のシールド回復処理に打ち消され、結果的にアビリティの増加ぶんだけ乗った合計値12になります。

 もしバグ→アヴァロの順で行動が回れば、バグが復帰した後に“受け取れ”の効果が乗るので、シールド合計値は15に。数字にインパクトはありますが、2ターンかければ余裕を持って削れる値なので、冷静に対処しましょう。

  • ▲ブレイクからの復帰はシールド値が増加でなく“回復”する模様。仮にバグのシールド値が15になっても慌てずに。

 ちなみに、筆者は単体攻撃のみ使った各個撃破、担当編集のまり蔵は範囲攻撃主体の攻略と分かれたので、どう戦うのがいいか話し合ってみたのですが、諸々を考えると、一番慣れている育ててきたパーティに合った戦法で挑むのがベストという結論に落ち着きました。

 飛竜戦と違って特殊な条件がなく、バグたちに弱点もなければ、彼らが使う攻撃に大きなクセはないので、対応できる戦術やパーティ編成は自由度があります。ならば、愛着のあるパーティを崩さないほうがモチベも達成感も高まるだろうと思ったのです。

 それよりも、バグ戦における最大のネックは敵の攻撃力とHPが高いことです。戦いの準備段階であるLvや武器、バトルにおける基本的な立ち回りなど、どれが欠けてもじわじわとボディブローのように効いてきます。

 武器や精霊については以前述べたので、本記事では、ボス戦全般に共通するポイントを、基本的なことから立ち返って紹介していきます。

 地味ではありますが、強い相手ほどBP1つの使い方が重要になってくる『シンクロ』の基本をバグ戦で固めておくと、この連載では触れない最終話のバトルや、その他のさまざまなバトルにも応用が利くと思います。

①敵のターゲット取りを管理する

 主人公の挑発のような敵に注目を付与するスキルがなくとも、プレイヤーの操作で敵のターゲットを取れる状況は多く、どんなパーティ編成であっても敵のターゲットは常に意識したい部分です。

 敵によってターゲットが切り替わる条件は違いますが、バグやアヴァロは基本的に密着すればターゲットを取れます。バグの攻撃力が高いことを考えると、アヴァロの攻撃とはターゲットを分散させたほうが安全でしょう。

  • ▲どんな敵もターゲットの方を向き、視線の赤いラインが繋がった相手を攻撃します。
  • ▲アヴァロも密着すればターゲットは取れますが、“受け取れ”使用直前は何をやっても取れません。

 新しいボスに遭遇したら、周囲を動いてみたり、相手に密着したり、あるいは逆に距離を取ったりして、まずはどんな条件でボスがターゲットを切り替えるのか確認してみてください。

 手動でターゲットを取る条件が分かれば、どうやってダメージを分散させるか、あるいはタンクなどにダメージを集中させるか、立ち回りを考えやすくなると思います。

②ブレイクは敵ターンの直前に発生させる

 ブレイクを発生させると、その瞬間、敵全体がその時点の行動順の最後尾に回されます。そのため、ブレイク発生の前後で少しでも多く味方ターンを繋げて攻撃機会を増やすなら、敵ターンの直前に行動するキャラがブレイクを発生させたいところです。

 例えば、ボスの前に4人行動できたとして、1人目でブレイクを発生させると味方のターンは4回しか連続しません。

 ですが4人目でブレイクを発生させれば、4+3と繋がって味方ターンは7連続します。当然、攻撃機会が増えてチェイン数も伸び、総合的にダメージの上昇が望めます。

  • ▲ブレイクを早めに発生させることができても、BPの持ち越しやボス以外の敵を攻撃するなどして、あえて敵ターン直前のキャラでブレイクするよう調整します。

③1ターン単位ではなくブレイクから逆算して消費BPを考える

 上の話と繋がりますが、手強いボスが相手の場合は、BP持ち越しのシステムを利用して、ブレイク前後で可能な限り味方ターンを連続させると共に、ブレイク状態時に少しでも多くのBPを使って攻撃することを意識したいです。

 BPはアビリティの恩恵がなければ毎ターン3回復し、1ターンあたりの上限値は5となります。ということは、可能であればBP5でブレイク状態時にターンを迎えたいですよね。

 バグの場合は彼が3回目の行動をする前にブレイクさせれば大丈夫ですが、ここでは他のボスにも応用できる話になりやすいよう、アウトローがいない2度目のバグ戦を例にして、2ターン目でボスをブレイクさせる流れで説明します。

  • ▲第14話に当てはめるなら、1ターン目はザコ処理に費やし、2ターン目から以下のように行動していると考えてもらえれば。

 1ターン目。可能な限りのBP持ち越しを狙いたいので、ターゲット取りは、仮に主人公がいても挑発を使わずに行います。バグとアヴァロの攻撃は別のキャラで受けます。

 各自1発だけ殴り、BP2を残してターン終了します。この時、バグをどの程度殴るかは、3ヒットスキルの所持者がどの程度いるかで決めます。

 2ターン目。全員のBPが5なので、ブレイクを発生させるキャラ以外は、BPを3つ使い2つ残るように行動します。また、可能な限りチェイン数を稼ぎたいので、3ヒットスキルがあれば積極的に使います。

 ブレイク発生前の優先順位は、BP2を残す>チェイン数を稼ぐ>シールド値1の状態でブレイク役のターンを迎えるです。ここでの行動をパーティ編成の時点でイメージしておくと、1ターン目にバグのシールド値をいくつ削ればいいか見えてきます。

  • ▲可能なら、ブレイク発生役はシールド1の状態でターンを迎えたいです。そうすれば、このキャラ自身もブレイク状態の敵により多くダメージを与えられるので。

 ブレイクが発生したら、ダメージを最優先してスキルやオーバードライブを叩き込んでいきます。後はひたすらBPが尽きるまで攻撃するのみ!

 このように1ターンずつではなく、ブレイクから逆算してバトル単位でBPを管理すると、より高いチェイン数やダメージを追求できます。

 もちろん、普段はもっとゆるく戦って問題ないですし、常に突き詰めて考えても疲れるだけです。細かいところは相手によって変わりますが、今まであまりBP持ち越しなどを意識しなかった場合は、戦術の叩き台としてぜひ参考にしてもらえたらと思います。



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©SEGA

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シン・クロニクル

  • メーカー: セガ
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2022年3月23日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

シン・クロニクル

  • メーカー: セガ
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2022年3月23日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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