『ガンダム U.C. ENGAGE』短期連載その3:機体やパイロットを成長させる育成のポイントは?

たく坊
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 バンダイナムコエンターテインメントが配信中のiOS/Android向けアプリ『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』の企画記事をお届けします。

 本作は、『ガンダム』シリーズの宇宙世紀作品が一堂に会したシミュレーションアプリ。過去に放送された宇宙世紀作品のアニメ付きのダイジェストや、アニメとバトル、アドベンチャーパートが融合した宇宙世紀の新作品を楽しめます。

  • ▲執筆時、バイアラン・カスタムが登場しました。かっこいい。

 プレイを重ねていると、徐々にパーティが強くなっていきます。最近ではレイドイベントで“シジャンブロ”と日々戦っています。

 イベントを遊んでいると、ゲーム内で使えるダイヤをはじめ、数多くの報酬を獲得できるのがありがたいです。シャンブロにMS65機で襲い掛かるというワチャワチャ感がある構図は、見ていてかなり楽しかったです。

 今回は、主にレベルアップや能力開放、改造、エンゲージリンクなど、育成面について記載していきます。十分に育成することで、イベントの周回が楽しくなります。

 なお、テキスト、画像は記事作成時のもの。

育成は大きく分けて3種類!

 クエストやイベントを遊ぶには、機体とキャラの育成が欠かせません。育成には、大きく分けて3つの要素があります。1つは“レベル”、1つは“能力解放 ”、1つは“改造”です。

 基本的に機体とキャラの育成方法や手順は同じですが、“改造”だけは機体にのみ可能な要素です。

レベルアップ

 機体には、“レベル”の概念が存在。レベルが上がれば、それに応じてステータスが上昇していきます。各ステータスの詳細は機体によって異なりますし、数が多いので、本稿では割愛します。

 デメリットはなく、“レベルが上がれば強くなる”と考えて問題ありません。

 ただ1つ、“プレイヤーランクより上のレベルには上がらない”という制約があります。そのため、バトルをせずにレベルを上げることはできません。

 レベルアップするためには、経験値を獲得する必要があります。経験値の獲得手段には、バトルに勝利したり、アイテムを使用したり、スキップチケットを使用してクエストをクリアしたりと、いくつかの方法があります。

 ただ、バトルの勝利でもらえる経験値は、かなり少量です。育成を進めていくと、バトルのみでレベルを上げるのはかなりの労力がかかります。

 そのため、アイテムを使用してのレベルアップが基本的になるかと。幸い、ゲームのいたるところで経験値アップのアイテムを入手できるので、普通に遊んでいてもプレイヤーランクと同じレベルで進められるでしょう。

 逆にいえば、アイテムを使用すれば、簡単かつスピーディーにプレイヤーランクと同じ数値にまで上昇させられるのです。

 ガシャなどで新たに手に入れた機体やキャラは、アイテムでのレベルアップを狙いましょう。すぐに戦力になってくれるので、そのままバトルに参加させられるのが便利です。

 プレイヤーランクという制限がある以上、バトルと育成のバランスが重要。育成するためにも、まずはスキップチケットを大量に使用して、クエストをクリアし、プレイヤーランクを上げていきましょう。

能力解放

 レベルアップとは別に、機体とキャラには“能力解放”という成長の方法があります。俗にいう“凸を重ねる”ことで、設計図かキャラピースを使用して、能力解放を最大5段階まで進められます。

  • ▲ログインボーナスで配布されるガンダムは、能力解放を最大まで進められます。なお、ゲーム内で一定の条件をクリアする必要があります。

 レベルアップとは異なり、経験値を得るのではなく、特定のアイテムを消費しての育成となるので、育成難易度は少し高めです。

 設計図やキャラピースは、“欠片クエスト”をクリアすることで、狙ったものを獲得できます。なお、URをはじめ、クエストにラインナップされていないものは入手できません。

 毎日の日課に“欠片クエスト”を入れておけば、設計図やキャラピースを獲得可能。レア度こそ低いものですが、ゲーム内イベントのミッションを進めるために、時にはレア度が低い機体を使用する場合もあります。

 有事の際に焦って集めても、すぐには集まりません。毎日こなしておいて、Rの機体も育成しておきたいところです。レベルはすぐにあげられるので、急がなくてもいいかもしれません。

 能力解放は、急いで上げるというよりは、ガシャで同じ機体・キャラがかぶった時を含めて、設計図をコツコツ集めて進めていくものと考えておきましょう。

機体の改造

 レベルアップと同じくらい重要な点として、“機体の改造”という成長要素が存在します。こちらは、キャラには存在せず、機体のみの育成方法となります。

 機体の改造を行うと、ステータスが一気に上昇。さらに、ステータスだけでなく、改造段階によって、新たなスキルの習得や、第3兵装の獲得などが可能です。

 改造には、クエストの報酬などで入手できる“改造素材”を必要とします。指定された改造素材を装備すると、ステータスが上昇。装備をすべてはめ込むことで、次の改造段階にステップアップするのです。

改造を進めるために、アイテムを集める

アイテムを集めるために、クエストをクリアする

クエストをクリアするために、改造段階を進めていく

 上記の流れが、本作の遊びの基本部分になります。

 改造を進めていくにつれて、装備の必要数が多くなってきます。必然的に、2日に1回、3日に1回と、機体の改造に要する日数は増えていくでしょう。

 それにもかかわらず改造を進めた時のパワーアップが癖になり、次の改造を楽しみにクエストを周回してしまうのが、本作の魅力的なところです。

 機体の育成は、レベルアップと改造を進め、時には能力解放で性能を底上げする。これが本作の育成です。

 レベルアップと改造のテンポがよく、気づいたらレベルを上げられる状態になっていたり、いつのまにか改造を終えられる段階になっていたりと、目標がつぎつぎと更新されていくのが、気持ちいいですね。

 ちなみに、改造素材はイベントの報酬をはじめ、ハロコインでの交換など、ストーリー以外で入手が可能。イベントが開催された際は、ダイヤの獲得を狙いつつ、積極的に改造素材を獲得しましょう。

 また、4月に常時イベントとして追加されたMS改造計画では効率よく改造素材とコインを集めることができます。

エンゲージリンクで全キャラ強化!

 機体・キャラの強化とは別に、“エンゲージリンク”というシステムがあるます。

 それぞれ指定のシリーズの機体を揃えることで、“エンゲージリンク”のレベルが上昇。攻撃力やHP、実弾攻撃力などさまざまな能力が強化されます。

 “エンゲージリンク”システムにより、機体を集めれば集めるほど、基礎的な能力が上昇します。数値こそ微量ですが、集めるだけで機体の性能が上昇し、機体の強化につながるのはありがたいポイント。

 ガシャで新たな機体が手に入ったら、次にエンゲージリンクのレコードを確認して、性能の上昇をチェックしましょう!

共闘でモジュールを獲得!

 “共闘”でレイドボスを倒すことによって、確率で獲得できる“モジュール”によって、機体を育成する方法もあります。

 厳密には育成とは異なり、“モジュール”は改造の装備とは違う、“各機体に追加効果を与える装備”です。効果は“ビームダメージ上昇”、“回避率アップ”などさまざま。

 モジュールには、RやSRなどのレア度があります。各モジュールで属性や性能が異なるので、ドロップしたものは確認しておきましょう。なお、同じ見た目のモジュールであれば、性能は同じです。

 また、モジュールにはまれに“特殊スキル”が付与されていることがあります。特殊スキルは、通常のモジュールの効果に加えて、追加で能力を上昇させるお得なスキル。低レアでも、特殊スキルが強力なために装備させることがあるほどです。

 レベルアップや改造と比べてステータスの上昇率は少ないのですが、モジュールを装備させれば機体の強化につながるので、手に入れたらいずれかの機体に必ず装備させたいところ。

 属性は、共闘で戦うレイドボスと連動しているので、赤属性のモジュールが欲しければ“シャア専用ザクII”、緑属性のモジュールが欲しければ“ガンダム”など、ある程度の目星をつけて戦うのもいいかもしれません。

 せっかく手に入れたのに「属性が合わなくて使えない!」ということにならないように注意しましょう。

機体を育成して宇宙世紀を体験しよう!

 新たに手に入れた機体・キャラを育成し、バトル。性能を重視してもよし、見た目を重視してもよし、育成を存分に楽しんで、クエストや共闘に挑戦する本作。遊んでいて思ったのは、「気軽に遊べるから、ちょっとした時間にちょうどいい」という感じでした。

 ガッツリ遊ぶのもいいのですが、移動時間や待ち時間などで日課を消化して、寝る前に遊び足りなかった部分を遊ぶ、忙しい時には片手間でオート戦闘をしておくなど、プレイヤーのスタイルによって遊び方を変えられる、快適なアプリです。

 すべてをやり込みたいという人は、少し不向きかもしれませんが、それでも他のプレイヤーが用意した編成と勝負できる“アリーナ”の要素がありますし、仲間たちと同じグループに所属できる“クラン”の要素もあるので、腕を競う面で楽しめると思います。

 また、これからドンドン新たな機体が登場するでしょうし、『ムーンガンダム』のように映像化される作品や、“エンゲージゼロ”などのオリジナルMSにも期待が高まります。

 短期連載は本記事で最後となりますが、これからもちょっとずつプレイして、筆者の“ジ・O”と“シスクード”を存分に育成したいと思います。

 気になっている人は、一度遊んでみて、自分に合うかどうかだけでも試してみてはいかがでしょうか。「ちょっとの時間に遊ぶアプリが欲しいな」と思っている人には、特にオススメです。


『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』企画記事


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