『ドラゴンクエストX』10周年の思い出をピンクモーモンにタコメットなどモンスターで振り返る【周年連載】

オフィス加藤
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 あの名作の発売日から5年、10年、20年……。そんな名作への感謝の気持ちを込めた電撃オンライン独自のお祝い企画として、“周年連載”を展開中です。

 今回お祝いするのは、スクウェア・エニックスが配信中のオンライン用タイトル『ドラゴンクエストX オンライン』です。『ドラゴンクエスト』シリーズの10作目となるナンバリングタイトルであり、かつシリーズ初のMMORPGとして2012年8月2日にサービスが開始されました。6つの大きなバージョンアップを経て、今年で10周年を迎え、今もなお多くのユーザーがプレイしています。

 そんな本作の特別記事をお届けします。

 みなさん、こんにちは。ライターのおふぃすと申します。まずは、『ドラゴンクエストX オンライン』10周年おめでとうございます! そして、こんなにも長い期間サービスを継続していただきありがとうございます! いつでも『ドラゴンクエスト』を楽しめる場所を用意していただいている運営の方々には頭の下がる思いです。

 以前、青山プロデューサーがお話していた「10年はあくまで通過点です。我々は10年と言わず、20年、30年やっていきたいと思っています」という言葉に期待して、これからもゲームを楽しみ続けることで応援させていただきます!

 今回は10周年企画として、本作の長い歴史の中でプレイヤーの皆さんが何度も戦った、いや、それはもう飽きるほど戦ったと言えるかもしれない、愛くるしいモンスターたちに焦点を当ててみました。懐かしのモンスターたちを紹介するとともに、当時の思い出を語っていくというものです。

 現役でプレイされている方はもちろん、休止中の方も、一度は戦ったかもしれないモンスターを見て、一緒に懐かしんでいただけましたらうれしいです!

2012年8月2日 『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』発売(Ver.1)

 Ver.1の舞台となったのは、ドワチャッカ大陸、エルトナ大陸、オーグリード大陸、プクランド大陸、ウェナ諸島の五大陸。主人公たちの村を滅ぼした冥王ネルゲルを打倒すべく冒険を始めていきました。

 レベル1からスタートした非力な自分たちを強くしてくれたのは、ピンクモーモンやトンブレロ、タコメットにマリンスライムといったモンスターたち。とにかく冒険の序盤は、宿屋から近い場所に生息する、倒しやすいモンスターを相手に必死にレベル上げをしていました。

 カミハルムイ領北のピンクモーモン。2012年9月24日に発表された国勢調査によれば、討伐数ランキングは堂々の1位。その討伐数は約4億体でした(2位はトンブレロ)。

 キュラナナ海岸のタコメット。通称“平田(ひらめきのゆびわを装備したタイガークローを覚えているサポート仲間)”を借り入れ、みんなで狩り続ける日々。あのわちゃわちゃ感、楽しかったですね。

 獲得ゴールドが破格だった、メギストリス領のリュウイーソー。レベル上げのついでにゴールドも稼げました。そして、この地で謎の集団“業者”という存在を初めて知ることにもなりました。

 狩人のほら穴でブルーイーターを魅了して、仲間を呼ばせて狩り続ける通称“てなづけイーター”。レンジャーのスキル“てなづける”が輝きました。

 バトルチョーカーを求めて、何度も戦った魔法の迷宮のアトラス。アクセ入手後はさらなる強敵、合成屋リーネと相まみえることに。

 ちからのゆびわ目的でヴァース大山林のボストロール狩り。アクセ入手後は、合成屋(以下略。

 レベル上限開放クエストで倒す必要のあった、ザグバン丘陵のメガザルロック。冒険者が一挙に押し寄せ、通称“メガザルロックフェス”が開催されました。

 バザーで高額で取引されていた“はじゃのつるぎの書”を求め、キングリザードを倒しにベコン渓谷へ。“沸き待ち”という経験をさせてくれたモンスターでもありました。

 オルフェア地方東のスライムナイトや天魔クァバルナ討伐へ向かう道中にいるストーンマンなど、狭い道に配置されたモンスターから逃げ回ったのもいい思い出です。

 セルゲイナスの転生モンスターであるアスタロトに出遭うため、サーマリ高原を駆けずり回りました。かいけつマスクが欲しかった!

2013年12月5日 『ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン』発売(Ver.2)

 Ver.2の冒険のメイン舞台は、アストルティア大陸の中心部であるレンダーシア大陸。ピラミッドや週替わり討伐といった週課が追加され、試練の門やメタキンメダル(実装当時は“メタキンのコイン”という名称)といった新たなレベル上げの方法が増えた時期でもありました。

 真のワルド水源のバザックス。もともとチョッピ荒野でのバザックス狩りも人気でしたが、ここは宿屋から直行できるうえに一度に3匹出現することもあって、新たな狩場となりました。

 まもの使いの“エモノ呼び”でカバリアーを呼び出し狩り続ける、通称“えものカバ”。狭い橋の上がカバリアーだらけになりました。

 偽グランゼドーラ領のスパイクヘッドは、現在でも週替わり討伐でお世話になっている方も多いはず。

 偽りのピラミッドでは、ファラオ・ヘルマのゴールドシャワーや魅了攻撃が怖く、戦闘終了まで気が抜けませんでしたね。

2015年4月30日 『ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン』発売(Ver.3)

 Ver.3の冒険のメイン舞台となったのは、竜族の住まうナドラガンド大陸。新たなバトルコンテンツ・常闇の聖戦が実装され、強敵を求めるプレイヤーに歓喜で迎え入れられました。

 フィールドの強敵・キラークリムゾン。レンジャーなどの外部からの“おうえん”が強力な援護になりました。

 常闇の竜レグナード。ドラゴンガイア同様、壁役が重要なバトルとしてパラディンが大活躍!

 こちらも常闇の聖戦のダークキング。この時までそれほど重視されていなかった、どくガード100%装備が求められました。

 Ver.3のレベル上げの定番といえば、迅雷の丘のぶちスライム。それほど強くないうえに複数で現れるために狩りやすかったです。

 バトルは行いませんが、新たな種類のモンスター“シャレマネ”が追加されたのもVer.3。シール少年マツタケの情報をもとに、各所を走り回りました。

2017年11月16日 『ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン』発売(Ver.4)

 Ver.4はキュルルとともに、アストルティアの過去や未来にタイムリープし、歴史を改変していく物語。フィールド狩りを活性化させた白宝箱や、アストルティア防衛軍といった新たなバトルコンテンツが実装されました。

 ドランド平原のドラポヨロン。レベル上げと同時に、白宝箱からブルームシールドの入手も期待できました。

 ゴールドを使わなくても最新武器が入手できるアストルティア防衛軍。実績埋めも楽しいですね。

 新たなエンドコンテンツ・聖守護者の闘戦記も実装。今でも人気コンテンツのひとつです。

2019年10月24日 『ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン』発売(Ver.5)

 Ver.5のメイン舞台は魔族が支配する魔界。Ver.1から続いた異界滅神ジャゴヌバと決着をつける物語でもありました。主人公は物語を進めると『DQ』シリーズ史上初の、誰もが驚く地位に就くことになるのですが……これ以上はネタバレすぎるので我慢します。ぜひ未プレイの方は体験してみてください!

 全滅のリスクがある強敵ですが、経験値の多さで人気になったジャリムバハ砂漠の闇のキリンジ。

 デスディオ暗黒荒原のダークトロル。こちらは闇のキリンジほど強くないため頻繁にモンスターの取り合いが発生しましたね。

 万魔の塔。今では魔剣士入りが定番ですが、一時期は扇を装備したサポート仲間の踊り子の有用性に注目が集まり、よくパーティに組み入れられていましたね。

2021年11月11日 『ドラゴンクエストX 天星の英雄たち オンライン』発売(Ver.6)

 Ver.6はアストルティア大陸のはるか上空、天使たちの住む地が冒険のメイン舞台。現在進行中の物語です。

 新パーティ同盟コンテンツ“源世庫パ二ガルム”。新たな週課となりえる12人参加型のバトルです。

 こちらも新バトルコンテンツの深淵の咎人たち。現在では敵が厭悪のルベランギスのみですが、これから徐々に増えていくことでしょう。

 最新バージョンで追加された新モンスターのマダムコーン。玉給も悪くないですし、新たな狩場になるかも?

 今回はモンスターに焦点を当てて10周年を振り返ってみたのですが、いかがでしたでしょうか。

 上記以外にも、自分個人としてはめざましリング目的のサンダーフロッグやアカツキショウグン目的のシュプリンガーなどを挙げられますし、読んでいただいた方々のものも当然記載し尽くせてはいないと思います。それほど思い出深いモンスターが本作には多いんですよね。つまるところ、みなそれぞれ10年の間たっぷり楽しまさせていただきました!

 Ver.2の最後まで遊べる無料体験版が配信中ですし、10月20日にはお得な価格で全Ver.を遊べるオールインワンパッケージが発売されます。もし未プレイの方や休止中の方で久しぶりに本作に興味を持ったがいましたら、ひとまず体験版を試し、気に入ったらオールインワンパッケージを購入して本格的に楽しんでみるのはいかがでしょうか。

 そして、現在も本作を楽しんでいる皆さん! 引き続き15周年を目指して一緒に楽しんでいきましょう!


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