アニメ『無職転生II』6話感想。ザノバとルーデウスの師弟関係にホッコリ。奴隷少女の今後の成長に期待大
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- Ak
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TVアニメ『無職転生II ~異世界行ったら本気だす~』6話の感想記事をお届けします。
【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『無職転生II ~異世界行ったら本気だす~』6話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。
ルーデウスの学園生活は充実! 本題も忘れていないようでよかった
学業に友人関係に、けっこう充実した学園生活を送っているルーデウス。筋トレも続けていて、前世からは考えられないくらい健全な毎日です。
大学の授業はルーデウスのレベルでは退屈かも? と思っていましたが、基礎の復習という意味で有意義そうでよかった!
思えば幼少期から勉強には熱心だったので、久しぶりに存分に学べる場ができてルーデウスも生き生きしています。転移術についてもしっかり調べていて、本筋を忘れていなかったようで安心です(笑)。
食生活も、中世ファンタジーにしては充実していそうですね。大学での食事は揚げ物とパンとスープと、けっこう定番メニューっぽくて、お昼ご飯としては十分!
不安材料は視界の端に写るエリナリーゼくらいでしょうか。大学でも男漁りしているようで、トラブルの種にならないか少し心配。転移事件の情報収集も兼ねていると信じたい!
フィッツはやっぱりこの関係を楽しんでいるような?
ルーデウスとフィッツとの関係も、前回に引き続き良好。やっぱりフィッツ、敬語使われる今の先輩後輩の関係がまんざらでもないのでは? サングラスの下の表情がすごい楽しそうですし!
「ルーデウスくん」呼びには少し照れがありそうですが、楽しそうで何よりです。会話の節々に、正体を隠したこの関係を楽しんでいるような様子があるのが可愛いです。
ルーデウス視点ではフィッツは男なので、現状ではそういった意味で仲が深まることはなさそうですが、この調子で好感度をため込んだあと、正体がバレたときは反動ですごいことになりそうですね。
ザノバとの友人&師弟関係にホッコリ
今のところ、対等な関係という意味ではザノバが一番の友人になっているようです。ルーデウスがため口をきける関係というのが一人でもいると安心します。
ルーデウスの「フィギュアを使用したことがある」発言については、深く掘り下げないほうがよさそうですね! ルーデウスに比べると、ザノバのフィギュアへの情熱は純粋そうです。
とはいえ、ザノバも情熱があってもフィギュア作りはうまくいかないようで。人には必ずしも、望む才能が与えられるわけではないというのがよく分かります。フィギュア作り以外で優秀すぎる能力を与えられたザノバだけに、ちょっとだけ可哀そうに見える!
“死にたくない”がポジティブな意味で安心!
フィギュア作りの話から、まさかの奴隷市場へ。奴隷の売買に抵抗がないあたり、フィッツも中世の人間なのだなと思いました。
現代人感覚では奴隷市場に行くのは抵抗ありそうですが、ルーデウスも意外に大丈夫な様子。奴隷を見て目を伏せるあたり、多少の罪悪感はありそうですが。
そして奴隷少女が登場。鎖で引かれている様子がかなり痛々しい……。奴隷を見て“死にたいヤツの顔”というルーデウス、やっぱり前世の自分と重ねているようです。
しかしルーデウス、奴隷の少女を“救う”ために殺人という手段を選ぶあたり、中世の価値観に大分染まっていますね。この選択、昔のルーデウスならとらなかったような気がします。やっぱりゾルダートたちとの日々で価値観もシビアになったのでしょうか。
“死にたくない”のタイトル回収。あまりいい状況とは言えないものの、ポジティブな意味合いで使われたものでよかった…! てっきり、ルーデウスが死にかける展開になるのかと不安でした(笑)。
そんな奴隷少女を見たルーデウスの「生きたいじゃなくていい。死にたくないでいい」という台詞。やっぱり自分の境遇に重ねていますよね。いろいろ辛い経験をしたルーデウスならではの名台詞だと思います。
奴隷少女ジュリが可愛い回だったけど、次回タイトルはけっこう不穏?
奴隷として買われたジュリ(ジュリエット)ですが、学園での様子を見るあたりそこまで酷い待遇にはならなそうで安心です。ザノバの捨てた紙屑を必死で拾うジュリが可愛い!
ザノバもルーデウスも目的あってのこととはいえ熱心に教育してくれているようで、ある意味英才教育。二人のおかげで、いい感じに優秀に成長していけそうです。先週は気づきませんでしたが、エンディングの映像にも笑顔で登場していますしね!
今回は学園の日常回といった感じで平和でしたが、次回タイトルが“獣族令嬢拉致監禁事件”。つまりルーデウスの級友のケモ耳少女たちが物語に絡んでくるのでしょうか? 次回の展開が楽しみです!
『無職転生II ~異世界行ったら本気だす~』作品情報
【スタッフ】
原作:理不尽な孫の手(MFブックス/KADOKAWA刊)
キャラクター原案:シロタカ
原作企画:フロンティアワークス
監督:平野宏樹
シリーズ構成:大野敏哉
キャラクターデザイン:嶋田真恵・齊藤佳子
美術監督:三宅昌和
色彩設計:土居真紀子
撮影監督:頓所信二
編集:三嶋章紀
音響監督:明田川 仁
音響効果:上野 励
音楽:藤澤慶昌
プロデュース:EGG FIRM
制作:スタジオバインド
オープニングテーマ:『spiral』LONGMAN
エンディングテーマ:『ムスビメ』大原ゆい子
【キャスト】
ルーデウス・グレイラット:内山夕実
前世の男:杉田智和
サラ:白石晴香
スザンヌ:小林ゆう
ティモシー:羽多野渉
ミミル:沢城千春
パトリス:山本格
ゾルダート・ヘッケラー:鳥海浩輔
アリエル・アネモイ・アスラ:上田麗奈
ルーク・ノトス・グレイラット:興津和幸
フィッツ:茅野愛衣
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©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生Ⅱ」製作委員会
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