レビュー:『シャニソン』は『シャニマス』既存Pも初めての人も楽しめる要素満載。リズムゲームも育成ゲームも充実【アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism】

Ak
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 本日11月14日についにサービス開始を迎えるバンダイナムコエンターテインメントの新作アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism』。そのレビュー記事をお届けします。

リズムゲームとしてアイドルの歌とダンスをより楽しめるようになった新たな『シャニマス』

 本作『シャニソン』は、『アイドルマスター シャイニーカラーズ(シャニマス)』と共通のアイドル(キャラクター)と世界観を使った“アイドル育成シミュレーション&リズムゲーム”。

 enza対応ゲーム『シャイニーカラーズ(シャニマス)』がアドベンチャー+プロデュース(育成)要素が主体だったのに対し、本作はアドベンチャーパート+プロデュース(育成)要素+リズムゲームといった具合に、アイドルを育成し、MVやリズムゲームで育てたアイドルがステージで輝く姿を見守ったり応援したりして楽しめるのが特徴です。

 プロデュースパートはenza対応版とは異なる、ローグライク形式でデッキを構築するカードゲームのようなシステムを採用。シャニソンオリジナルの書き下ろしシナリオも収録しているので、enza対応版プレイヤーであっても新鮮な気持ちで楽しめます。

 この記事では、enza対応版『シャニマス』との違いにも注目しながら、本作の魅力を紹介していきます。

シナリオのクオリティ高し! 『シャニソン』書き下ろしシナリオは短尺でも何度も見たくなるほど魅力的

 『シャニマス』最大の魅力といえば、やはりシナリオのクオリティとボリュームでしょう。

 アイドルを育成して輝かしいステージを目指すという『アイドルマスター』らしい物語の魅力はもちろん、心を打つキャラクターの描写が素晴らしいです。ファンの間では“解像度が高い”という表現で評されることもありますね。

 そんなシナリオの魅力は本作でも健在! ただ輝かしいだけでないアイドルの歩む道筋を、ていねいにていねいに描いてくれるからこそ、アイドルがステージに立った時の一体感や達成感をアイドルと一緒に感じられます。

 シナリオのメインとなる“プロデュースシナリオ”では、基本的にはenza対応版『シャニマス』で描かれたシナリオを元にしたストーリーが描かれます。

 非常に描写がていねいであるものの、長尺で描かれていたenza対応版と比べて、『シャニソン』のシナリオは再構成してテンポがよくなっています。サックリと読めつつ、説明不足には感じない程度なので初見でも安心。

 長尺のシナリオは……と敬遠してしまう人でも本作のシナリオのテンポ感は読みやく感じると思います。一度読んだことあるシナリオでも切り口や描写などが異なるので、enza対応版を遊んだことがある人もきちんと楽しめます。

 本作では、プロデュースパートがユニット主体となったので、アイドルごとにフォーカスしたエピソードなどはenza対応版と比較するとやや少なく感じるかもしれません。『シャニソン』から初めて『シャニマス』の世界にもっと深く触れたという人は、いろいろと気になる部分も多いかと思いますが、そうなったらぜひenza対応版『シャニマス』をプレイしてみることをオススメしますよ!

 とくに注目すべきは『シャニソン』で新登場するユニットであるコメティックのシナリオですね。

 本作にてユニット結成のシナリオが初めて描かれるため、ほかのシナリオよりも導入からしっかりと描かれていた印象なので、彼女たちのアイドルとしての始まりをしっかり目撃できます。

 “プロデュースシナリオ”のほかにも、シナリオのみが読める“ストーリー”が存在。ユニットごとのストーリーとアイドル個別のストーリーが読めます。なんとこちらのシナリオは『シャニソン』にのみ収録される書き下ろし!

 尺はそれほど長くないですが、アイドルの新たな一面を見ることができるのがうれしいところ。

 ノクチル推しの自分としては、もちろん真っ先にノクチルのユニットストーリーを見てしまいました!

 内容を語るのはもちろんネタバレになるので避けますが、「ノクチルってこうだよね!」って思わせてくれる、日常のしょうもな……もといホッコリするシナリオで満足度が高かったです。現時点で2話までしかないのがもどかしい! 欲をいえば100話以上欲しいくらいですね(笑)。

 アイドル個別のストーリーは、アイドルごとの信頼度を上げると見ることができます。こちらも尺は短いですが、アイドルたちのまだ見ぬ魅力を掘り下げていて、enza対応版プレイヤーでも楽しめます。

ランダム性と戦略性を取り入れた、『シャニソン』ならではの新たな育成が楽しめる

 本作のプロデュースパートにあたる“プロデュースシナリオ”は、ローグライク形式でデッキを構築していくカードゲームのようなシステムを採用。デッキを組み、配られたカードを使いながらオーディションなどに挑んでいきます。

  • ▲表示されているカードを長押しタップするとカードの効果を確認できます。

 カードゲームといってもそれほど複雑ではなく、直感的に遊ぶことができます。少なくとも低難度のうちは、ルールさえ理解できればレッスングオーディションで失敗することも少なかったです。

 さらにリトライも可能になっているので、試行錯誤してシステムに慣れながらマイペースに遊べます。

 カード(プロデュースカード)はレッスンなどで基本的にランダムで入手できるので、プロデュースごとに異なるデッキが組めて、挑むたびに新しい発見があるのが楽しいです。

 カードゲームの要素を取り入れた最大の効果は、ユニットやアイドルごとの個性がより際立つようになったこと!

 ノクチルであれば回避からの反撃や回復、コメティックであれば自分の手札除去からの追加効果と、とくにユニットごとに得意とする戦略が異なるので各シナリオを進める際に変化があって楽しいです。

 ちなみにコメティックの場合は手札を除外するカードのコストは低く、除外されると効果を発揮するコストが重いなどカードごとに特徴があるため、戦略のコツをつかむ必要があるので、まずは別のユニットで基本ルールを覚えたほうがいいかもしれません。

 自分が一番プレイしたのは言うまでもなくノクチルのプロデュースシナリオですが、回避効果を持つカードとスコアを稼ぐカードのバランスが重要に感じました。場合によっては、取得するカードをあえて絞る(獲得しますか? と表示されてもあえて獲得しない)という戦術も有効なのかも?

 プロデュースパートはenza対応版と比べるとシナリオも育成も短めになっており、テンポよくフェスアイドルを育成でき、本作のプロデュースパートはお手軽になっている印象です。

最初に引ける“運命の出会いガシャ”は引き直しが可能! 『シャニソン』で推しを即入手できる

 チュートリアルにて引ける“運命の出会いガシャ”は、納得できる結果になるまで何度でも引き直しが可能。サービス開始時に実装されている星3アイドルはすべて排出され、10連ガシャの最後の1枠が星3アイドル確定となります。

 初期に実装されている星3アイドルは上記写真に写っている8名。各ユニットずつ1名ずつ実装されていますね。

 ちなみに自分の引き直し結果はこちら。ノクチル全員が引けたのに運命を感じずにはいられず、気づいたら決定ボタンを押していました(笑)。

リズムゲームとしての『シャニソン』は? 基本はしっかりしつつもスキップ機能が充実なのでリズムゲーム苦手勢も安心

 続いては、“ライブ”――いわゆるリズムゲーム(音ゲー)パートについて見ていきましょう。育成したフェスアイドルで自由にユニットを組んでライブに挑めます。

 ただしデフォルトのプロデュースアイドルを配置してライブに挑むこともできるので、必ずしもプロデュースをプレイしなければライブに挑めないということはありません。リズムゲーム、もしくはアイドルのMVを先に楽しみたい! という人でも安心の親切設計ですね。

 あと、楽曲選択時にライブに登場させるアイドルを選べるのですが、“おまかせ”で“MVオリジナルメンバー”を選ぶとそのMVのオリジナルメンバーを自動で編成してくれるの、マジでありがたいです!! これがあるのは、「ああ、本当にMVを魅せるのにこだわってくれているんだな……」と感じました。かゆいところに手が届いています。

 収録楽曲数は18曲。ユニットごとに1曲ずつで8曲、ソロ(星3が実装されているアイドル)が8曲、全体曲が2曲です。

 最初からすべての楽曲が解放されているので、ひとまず楽曲を見てみたい! と言う人でも安心。

 リズムゲームパートはスタンダードな作りで、下記のようなノーツをタイミングよく処理していくことでスコアを獲得できます。

 同ジャンルのゲームに慣れている人であれば、初見でもチュートリアルなしでプレイできるはずです。

■ノーツの種類
タップノーツ:タイミングよくタップで処理できるノーツ
キメノーツ:獲得スコアが多いノーツ
スキルノーツ:ライブスキルが発動するノーツ。フェスアイドル編成時に効果が発動
フリックノーツ(左右):左右どちらかにフリックすると処理できるノーツ
ロングノーツ:長押しで処理できるノーツ。
スライドノーツ:長押し+左右にフリックで処理できるノーツ

 ライブはスキップ機能も充実しており、オートプレイやスキップでライブを達成することができます。リズムゲームが苦手な人でもこれらの機能を利用すれば、お手軽にアイドルの信頼度を高めたり報酬を獲得したりできます。

 1日につきオートプレイは1日10回、スキップは5回まで利用できるので、日課的に利用すればデイリーミッションの達成も容易ですね。

 個人的にはリズムゲームに苦手意識があったので、スキップ機能の充実はうれしい要素ですね。

『シャニソン』感想まとめ:『シャニマス』のプロデューサーはenza対応版と二刀流で楽しむのがオススメ!

 書き下ろしシナリオと美麗なライブシーンの収録で、enza対応版プレイヤーでも新鮮な気持ちで楽しめるのが『シャニソン』の魅力。

 プロデュースが手軽に遊べるものになっていると感じますし、本作から『シャニマス』デビューするのもオススメです。

 enza対応版で一度見たことがあるシナリオであっても、3D表現による演出の変化は必見です。担当アイドルの新たな魅力を発見できるので、enza対応版『シャニマス』と『シャニソン』、二刀流でプレイするのがよさそうですね!

 『アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism』は、11月14日にいよいよ正式サービス開始予定です。事前ダウンロードをして待ちましょう!

 また、電撃オンラインでは、『アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism』の開発プロデューサー・高山祐介氏へのインタビュー記事も掲載しています。こちらもぜひチェックしてくださいね!

※情報は、発表日現在のものです。発表後予告なしに内容が変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
※画面は開発中のものです。
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