【エクウィズ自腹攻略】『ウィザードリィBC』先行リリース版、狂乱と寝不足のフェーズ1を強力スキルと共に振り返り!【電撃NFTゲーム】

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 財テク大好きな電撃のアラフォーリーマンがBCG(ブロックチェーンゲーム)に自腹で挑戦する企画も第3回!

 財テク大好き、ゲームはもっと好きな筆者は、BCGも色々なタイトルに手を出しては損ばかりしている、いわば電撃の逆張り番長。

 そんな筆者が「働きたくないなー。ゲームだけプレイしてお金稼ぎたいなー」とBCGにチャレンジしていきます。目指せ原資回収!

 連載第3回は再びの『Eternal Crypt - Wizardry BC -』(エクウィズ)。10月19日より始まった先行リリースですが、予想以上の反響を受け、当初の予定を変更して、先行リリース期間の延長が決まっています。延長された先行リリース期間はフェーズ1~3に分かれ、11月13日にフェーズ1が終了しました。

 次回は12月に開始予定のフェーズ2では、現在の進行状況がリセットされ、不具合修正やバランス調整がされることがアナウンスされています。

 その為、フェーズ2以降で役に立つかは分かりませんが、面白すぎて寝不足になるくらいハマった筆者が、フェーズ1中に行われたランキング戦全3回を振り返って攻略のコツをお届けします!

MP回復放置バグと強欲と遺物ガチャ

 みんなが手探りの中で始まった第一回ランキング戦。『エクウィズ』はユーザーが実際にタップして攻撃するタップ攻撃と、冒険者が自動で攻撃する自動攻撃があります。

 初期は、タップが強いだの、冒険者が強いだの、情報が錯綜しておりました。

 初期は自動探索モード(プレイを止めて5分経つと発動する放置モード)に入ると、アクティブスキルの使用に使うMPが満タンまで回復するというバグがあり、それを使う為に“6分タイマー”というテクニックが生まれました。

 5分で自動探索モードに入るので、余裕をもって6分後にプレイを再開することにより、MPを満タンにしてアクティブスキル連打で階を進めるという戦略です。

 その為、アラームを6分で設定して、プレイ→MPが切れたら6分放置→またプレイするというガチ勢もいました。ガチると寝れないやつ(とはいえ、このバグはすぐにメンテナンスで修正されました)。

  • ▲アクティブスキルは組み合わせて使うと爆発的に強くなるため、MPを気にせず使うとかなり有利になります。

 次に流行ったのは、スキルの“強欲”やレガシーの“神秘のコイン”でネメシス(階層ごとのボス)を倒した時のゴールド量をアップする方法です。

 スキルとレガシー効果が、冒険者のブーストなどに乗算されていき、大量のお金を獲得することができました。金=パワーで冒険者枠の開放を行い、ゴリ押しで進めるスタイルです。

 第一回ランキング戦終盤で注目を浴びたのは、レガシーの“遺物の護符”です。全攻撃に対し倍率がかかり、それが強力な為、これの有無で大きく戦力差が出ます。

 レガシーはグループごとのガチャ形式となっておりまして、そのグループを全部引くと次のグループが解放されるので、最終的には全部揃えられるのですが、グループ内では運次第で取得の早い・遅いが分かれてしまいます。

 ご多分に漏れず、筆者が“遺物の護符”を引いたのはグループ最後。引き弱が過ぎる。これをもっと早く引いておけばもっとランキングを駆け上がれたのに……と悔し涙を流しながら、第一回ランキング戦は幕を閉じました。

 第一回ランキング戦の筆者の結果は35階到達で200位台。もっと早く“遺物の護符”が引けていれば100位台も狙えたのに!

“活性化”か、“活性化”以外か。俺は世界を“拒絶”する!

 第二回ランキングはとにもかくにも、スキル“活性化”がすべてでした。フロア40に到達するとアンロックされるギルドマスタースキルで、冒険者の固有スキルをブーストする効果なのですが、これが倍率が恐ろしいことになっていまして、ちょっとレベルを上げるだけで敵が溶けていきます。

 今まで、帰還→APゲット→強化して2~3階更新→帰還、というように亀のようにじりじり進んでいたのが、フロア40に到達して“活性化”を取得した途端、40階→120階までほぼノンストップで脱兎のごとく駆け上がれるくらいです。如何にバランスブレイカーなスキルかお分かりいただけるかと思います。

 とはいえ、自分が使えるものは他人も使えるので、結局ベースの階数が上がっただけで、ランキング自体はあまり変わらないのでした……ちゃんちゃん。

 さて、第二回もこなれてくると、プレイヤーを悩ませるのが帰還復帰問題。帰還をすると、BCやらAPやらを獲得できる代わりに、再挑戦の際に階数がかなり巻き戻ります。

  • ▲85階から帰還すると、再挑戦時は47階に。大体、到達階の半分程度巻き戻ります。

 1フロアを更新する為には50回戦闘が発生します。1回の戦闘は雑魚数体+ボスを倒す必要があり、雑魚の数は階層が深くなるごとに増えてきます。120階以降の深層に潜る場合は、1回の戦闘で倒す雑魚が30体を超すことに……。

 実力差があれば敵をワンパンで倒せるにしても、例えば30体×50回×60階=90,000体を倒さないと、帰還前の階に到達できない事態に陥るのです。

 これがかなりのプレイ時間を食うことに、深層に至ったプレイヤーが気づきだします。

 これを解決する為には、PCを付けた状態で長時間放置(ただし、徐々に敵が強くなりワンパンできなくなる為、定期的にチェックしてメンテナンスの必要あり)するしかなく、これがプレイヤーの睡眠時間をゴリゴリと削っていく事態になっていきました。

 敵をまとめて倒す“貫通”能力もあるのですが、仕様上、倒せる上限が4体までなので、短縮は出来るモノの焼け石に水状態。

 また、先行リリースは帰還回数が8時間に一度回復する仕様上、無駄にしない為には8時間に一度帰還する必要があり、8時間をかけて元の階層に戻る→帰還して半分の階層に戻る、というハムスターランニング状態となったプレイヤーは日に日に疲弊していったのです……。

 そんなプレイヤーたちの希望の光となったのが、スキル“拒絶”です。これは一回の戦闘における敵数を減らすというスキルで、低レベルでは数体しか減らせないので、まさに焼け石に水状態です。

 ところが、このスキルはレベルを上げていくと、減らす敵数がかなり増えていくスキルでして、拒絶レベル9くらいになると、40体の敵を減らせます。そうすると、深層でも1回の戦闘の敵が一桁になり、サクサク戦闘が進むようになったのです!

 一回の戦闘が短くなっても、元の階層まで戻るにはそこそこの時間が必要となります。とはいえ、そうして捻出した時間を深層攻略に使うことで、プレイヤーたちはまた少しずつ深く潜っていくのです……睡眠時間を削りながら。

  • ▲一気に進んだ第2回ランキング。153階まで到達し、ついに100位台に!

“遺物探知機”のインフレ祭りと“待ち人の歩み”でついに放置ゲーに!

 先述の通り、第三回ランキング戦の前に、先行リリーススケジュールの変更がアナウンスされました。それに伴い、第三回は約3日間短期決戦となり、フェーズ2以降は進捗リセットされることもあり、総力戦の様相を呈してきました。

 また眠れない夜が続くのか……とプレイヤーが思った矢先に、第三回での自動探索モードの修正がアナウンスされます。これは、初期のMPバグ以外ではほぼ仕事をしていなかった自動探索モードが仕事をするようになる修正でして、これにより放置していても階が進むようになったのです。

 自動探索モードでは、時間によって倒す敵の数がカウントされている模様でした。

 また、今までは死にスキルだった“待ち人の歩み”によって倒す数が増えることが判明したこともあり、“拒絶”(敵の数を減らす)ד待ち人の歩み”(倒す敵を増やす)をどちらも強化することにより、放置中にゴリゴリ進んで深層まで戻ることが可能になりました。

 これにより、プレイヤーは放置時間の計算は必要ですが、まとまった睡眠時間を取ることができるようになったのです!

  • ▲元々の拒絶レベル8と歩みレベル5に振って放置した図。一気に深層に! ようやく眠れる。

 また、レガシーも終盤に到達することにより、最後のぶっ壊れレガシー“遺物探知機”が手に入ります。これは直接的に強くなるわけではなく、帰還時の獲得APを増やす効果があります。ただし、これが冒険者の能力倍率と乗算になることで、獲得APが別次元へと到達するのです!

  • ▲“遺物探知機”の効果で、文字通り桁違いのAPが手に入るので、レガシーレベルを上げまくることが可能に!

 “遺物探知機”を手に入れるのは終盤ですが、これを使って数回帰還すると、すべてのレガシーを手に入れることはもちろん、各レガシーのレベルをMAXにしたり、1,000単位で上げることができるようになります。

 ここで最後のブレイクスルーが起こり、160階層まで辿り着くことができるようになったのです。

 そうして、最終的には、冒険者は全枠開放・全レベルMAX、レガシーもほぼ上げ尽くすところまでいきました。ここから先は、もはや冒険者の能力厳選のみ。最高レアリティのレジェンドを引き当てつつ、かつ有用な能力を持っていた幸運な猛者のみが200階を突破していったのです。

  • ▲筆者は、残念ながら本当にガチャ運が悪く、40回も引いて5%のレジェンドがゼロ! ひどすぎる結果に。
  • ▲最終的には、100位の壁は割れずに終わりました。レジェンド引けていればな~。

手さぐりで攻略する原体験がWizっぽい

 今回、約一か月の先行リリース版フェーズ1をプレイしてきました。先行リリース版なので、不具合やらバランスブレイカーやらもありましたが、攻略法をプレイヤー間で情報交換しながら進めるのは素直に楽しかったです。

 ネットが無かったころのゲーム攻略に通ずるものがあり、昔ファミコンで『Wiz』をプレイしていた時の感覚に近いかも? と無理やりこじつけたところで、フェーズ1の振り返りを終えようと思います。

 フェーズ2は12月予定。正式なアナウンスがあるまではぐっすり眠れそうです!

 正式サービスが後ろ倒しになったのは残念ですが、睡眠時間を削るだけの魅力あるゲームであることは間違いないので、ぜひ興味がある方は、正式サービスを楽しみにお待ち頂ければと思います。

©Drecom Co., Ltd. “Wizardry” is a trademark of Drecom Co., Ltd. | Published by ZEAL NOVA DMCC

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