『チェンクロ3』エシャル篇 8章~11章のストーリープレイバック! お宝設定資料&開発裏話も【ネタバレ注意】

マスクド・イマイチ
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 セガゲームスが配信するiOS/Android用RPG『チェインクロニクル3(以下、チェンクロ3)』。本作のエシャル篇 8章~11章の振り返り記事をお届けします。

 3月5日11時より、エシャル篇の12章が配信されます。ついにクライマックスを迎える12章の配信を前に、改めてエシャル篇の後半にあたる8章~11章を振り返り! クライマックスに向かうストーリーとともに、エシャルの記憶や“いにしえの歌”の詩をめぐる旅路、彼女の前に立ちはだかる敵なども紹介していきます。

 記事の最後には、貴重なラフ画や開発裏話を掲載していますので、こちらもお見逃しなく!

※エシャル篇 8章~11章のネタバレにふれています。未プレイの方はご注意ください。

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エシャル篇 シナリオプレイバック

 白の預言者を退けた新生義勇軍。その一員ともなったエシャルたち“砂の薔薇”は、王都での義勇軍記公演を終え、再び旅へと出発する。

 その目的はシャディアの歌う“いにしえの歌”の残りの詩を回収すること。黄金の国・ビアルジャへと通じるこの歌を完成させるため、“砂の薔薇”はユグドを巡る。

 その最初の目的地となったのは精霊島。これはエシャルの中にあるクロニクルの欠片、失われた記憶、そして奇跡の力についてユグドに話を聞くためでもあった。手荒い精霊島の歓迎を受ける“砂の薔薇”だったが、森妖精と鬼を題材にした演劇を魅せることで森妖精たちに受け入れられるのだった。

 ユグドの持つクロニクルの力をもってしても、エシャルの記憶については調べることができなかった。これはエシャルの“想い”の力が拒絶しているからだという。それを聞いたドゥルダナはある決意をする。それはエシャルの“想い”とともに、奇跡の力を封じることだった。

 ドゥルダナの決死の戦いにより、鰐の王の祝福を受けたジャカレイを説得し、カラコラの手によってエシャルの“想い”は貝殻へと封じられる。それとともに、“緋の太陽”と称されたエシャルの演技や奇跡の力も失われてしまう。だが、エシャルは“団長が傷だらけになってまで見つけてくれた答え”として、それを受け入れて前を向く。

 次なる旅の目的地は九領だったが、ゼルザールとフィッダの襲撃を受けた一行は、不思議な光に包まれてクロニクルに記述されていた五千年前のビアルジャへと転移してしまう。そこで見たのはビアルジャを襲う厄災ムーフスによる終わりの時。何かを手にしたゼルザールは、満足そうにその地を去るのだった。

 クロニクルから解放されたエシャルたちは、なんとか無事に九領の地へと流れつく。そこで“砂の薔薇”は、“いにしえの歌”の詩を持つ“弦月の一族”を探すことに。ただむやみに探しても見つからないと考えた彼らは、ユキノジョウの手を借りて“弦月”を冠した公演を行うことで、一族からの接触を待つことにした。

 二領にあるユキノジョウの“雪松屋”。九領の歌舞伎の習わしに乗っ取り、男性だけが舞台に立つことになった。そこで主役に抜擢されたのは“砂の薔薇”の母親的存在でもあるムハバード。必死に役を演じるムハバードだが、“上辺の芝居”とユキノジョウに厳しく指摘されてしまう。フィッダとの過去が、ムハバード自身の優しさが、芝居のかせになってしまっていたのだった。

 一方のエシャルも、“想い”を貝に封じてから様子がおかしい。それを偶然合流したアマツに見透かされたエシャル。家族のように大事な“砂の薔薇”。それと同じく大事な自分の“想い”。その狭間に揺れるエシャルは、アマツに涙ながらに自分の気持ちを伝える。

 こうして上演された“弦月すすきの心中”。途中、ゼルザールの配下にあるラティーファらの妨害があったものの、そのトラブルすら舞台に巻き込み、好評のうちに幕は下りる。

 舞台の千秋楽後、1人の男性がムハバードらに話しかけてくる。彼は“弦月の一族”の末裔だった。村へと招かれる“砂の薔薇”だったが、そこをフィッダが襲撃してくる。舞台を通じて、自分のフィッダへの想いと向き合ったムハバードは、暴走したフィッダを抑え込み、捉えることに成功する。

 “弦月の一族”から詩の石板を預かった一行。ここでドゥルダナは一度、湖都へと帰ることを提案する。残る“望月の一族”の詩の情報と、ゼルザールとに対抗する手段を見つけるためだ。湖都にたどり着いたエシャルたちは、ジブリールの仲間たちが身を寄せる遺跡へと足を運ぶ。

 その地へと直々にゼルザールが足を運んできた。より強力になった力によってドゥルダナたちを退けたゼルザールは、自らの手でフィッダを殺し、その亡骸と共に去っていった……。

 一方で、戦いの機運高まる湖都も、黄金の尖兵たちによる襲撃が始まっていた。王立劇場を包む白い繭。それは王都を包み込んだ白い柱と同じ光を放っていた。王女アシュリナと面会したエシャルたちは、旅の顛末と、ゼルザールの野望について相談する。

 アシュリナの命によって白い繭のもとへと向かったエシャルたちは、湖都の異変を察知したカインたちと合流。戦いを有利に進めることに成功するが、突如大きな地震が。その地鳴りとともに湖都に姿を現したのは、“いにしえの歌”にも歌われる黄金の大巨人・アダードだった。

 その巨躯と力で湖都を破壊していくアダード。アシュリナは湖都を捨て、一度北の砦へと民を逃がすことを決意する。こうして始まった砂漠を横断する大撤退戦。“砂の薔薇”は、その殿を務めることになった。

 砂漠の民の避難が終了するまであと一歩のところで、アダードらに追いつかれてしまう一行。その巨人を動かしていたのは、黄金の文様を身体に刻まれたフィッダの歌だった。シャディアの歌とジブリールの舞をも凌駕するフィッダの歌。アダードは進行を止めない。

 しかし、その歌と舞にエシャルが加わると状況は一変する。彼女に続かんと、歌い、踊り出す砂漠の仲間と民衆。種族も職業の差もなく、ただただ広がっていく輪。その力はアダードの動きを止め、湖都の軍勢に勝利をもたらした――。

エシャルに秘められた悲しき過去

 “砂の薔薇”の活躍もあり、湖都の民は“熱砂の叛都”にたどり着いた。ここからゼルザールらが陣を敷く湖都を奪い返すことが目標となる。

 その一方でエシャルは、海運王子・イザークとともに最後の“いにしえの歌”の歌詞を探しに行くことに。最後の詩が記された石板は、それを乗せた船とともに海に沈んでいた。エシャルはイザークの船“アベリア二世”に乗り、海へ……。

 目的地は石板を乗せた船が沈んだと言われている“嘆きの海域”。イザークの船は、その多額の財産を投じた大船団となっており、“夜明けの大海”のデュークやミラらも探索に加わっていた。

 その頃、砂漠ではニール&ラールやルクレチアらの斥候がゼルザールの陣を偵察。そこには黄金の尖兵らだけではなく、ゼルザール軍に下った“朔の一族”や“救済教団”、盗賊らの姿もあった。

 黄金の飛翔体や白き異形が、イザークらの船を襲う。エシャルはイザークの制止も振り切り、自らも海に飛び込み石板を探そうとする。海に潜ったエシャルは、そこで自らの過去の欠片を見つけることに…。

 ついに最後の詩が記された石板が見つかるも、それはバラバラになってしまっていた。だが、石板の持ち主が魔法をかけており、それをヘリシティーが活性化されることで石板から“皆月の巫女”のビジョンが浮かびあがる。こうしてエシャルは、最後の詩を手に入れるのだった。

 湖都へと帰る前に、エシャルとイザークは副都に船を寄せる。記憶がよみがえりつつあるエシャルは、そこが自分の家のある故郷でもあり、イザークが自分の兄であることも思い出す。それと同時に、自分がある出来事がきっかけで家を飛び出し船に乗り、そこから放り出されて記憶喪失になったことまでを思い出す。

 そのある出来事というのは、母・アベリアの件であった。エシャルとイザークの母・アベリアは心と身体が石になっていく奇病に侵されていた。そんな病床の母に世界を見せるため、エシャルは旅をしては見た景色を踊り描くことで母に伝えていたのだった。自分の舞が、母の病気の進行を遅らせるのではという一縷の望みをかけて……。

 記憶を取り戻し、自分の過去の絶望と向き合うエシャル。その左手から白い紙片があふれだし、白き異形となって彼女を襲ってきた。その身を守ろうとするイザーク。

 エシャルは、“砂の薔薇”の1人として旅をしてきたことを思い出す。たくさんの出会いと成長、それに気づいたとき、エシャルは過去の自分自身をも受け入れることができたのだった。その瞬間、カラコラに渡された“想いの貝殻”は砕け散った――。

 こうして最後の詩を手にして砂漠へと戻ってきたエシャル。戦況は緊迫しており、一刻も早く次の手を打たねばならない状況。“砂の薔薇”と合流したエシャルは、ジブリールの遺跡にある“暁天の門”へと向かう。最後の詩がそろった今、長きにわたって封印されていた“暁天の門”は開かれる。

 その先に待っていたのは黄金に輝く女性の霊だった。彼女に誘われて、“いにしえの歌”の歌い手であるシャディアは“時の牢獄”と呼ばれる地へと1人足を運ぶのだった。

エシャルの前に立ちはだかる敵たち

ゼルザール

 シャディアの持つ“いにしえの歌”、そして黄金の国・ビアルジャの力を狙う。かつては湖都の軍に所属しており、ドゥルダナやムハバードとは同僚であった。

フィッダ

 ゼルザールを心酔している女性。軍時代からゼルザールを尊敬しており、彼が軍を抜けた後も、その配下として活動していた。ムハバードの想い人でもある。

アダード

 “いにしえの歌”にも歌われる黄金の巨人。突如その姿を現し、湖都を火の海へと変えた。フィッダの歌によって操作されていると思われる。

ラティーファ&メルチェーデ

 “禍歌”という歌を操るラティーファと、巨大な杭を操るメルチェーデ。ゼルザールの配下として、黄金の尖兵らとともに度々エシャルの旅の邪魔をする。

エシャル篇と交差する物語

第8章・セレステ篇との交差

 ドゥルダナ、ムハバードらがカラコラ、ジャカレイのもとを訪れていた際、エシャルは人形劇の劇団長として、セレステらと劇をすることに。島に残ったニール&ラール、クーシャン、シーシャンらも加わり、人形を作る場面など舞台の裏側がメインに描かれた。

 精霊島に古くから伝わる物語を人形で演じたエシャル団長の劇は大成功。ジブリールを取り返すためにエシャルを襲ってきたワシャクとも、少しだけ距離が近づくことに。

第9章・アマツ篇との交差

 エシャルらがユキノジョウの“雪松屋”に身を寄せていた際に、アマツたちとはぐれたクチナシが姿を見せる。劇に興味を持ったクチナシは、ムハバードにも懐く。それを見つけたアマツとロクショウも、用心棒として劇を見守ることになる。

 “想い”を封印したエシャルに対し、アマツは厳しい言葉を投げかける。しかしそれがきっかけでエシャルは自分の気持ちを涙ながらに話すことができ、アマツはそれを聞いて満足そうな顔に。

第10章・ヘリオス篇との交差

 黄金の尖兵らに襲われた湖都。その奪還作戦に加わった“砂の薔薇”に、心強い援軍が到着する。ヘリオスらと行動を共にしていた義勇軍の主人公らが姿を見せたのだった。

 白い繭となった国立劇場を前に、激しい戦いを展開する新生義勇軍。しかし、それはアダード復刻の予兆でもあった……。

エシャル篇を彩るキャラクター

ドゥルダナ

 “砂の薔薇”の団長でもあるが、それ以前は湖都にて“真砂の虎”と名をはせる軍人でもあった。部下からの信頼も厚かったが、ゼルザールの暴走を止めることができなかったことを悔い、軍を離れていた

シャディア

 エシャルの持つ役者としての才能に動揺するも、その果てなき高みへと一緒に登ろうとするライバルでもあり仲間。“いにしえの歌”を継承する一族の生き残りでもあり、物語のカギも握っている。

ムハバード

 “砂の薔薇”の母親的存在。裏方として舞台を支えていたが、九領では舞台の主役を張ることに。フィッダへの想いと向き合った彼は、一回り大きく成長したのだった。

イザーク

 仮面の男としてエシャルの行く手に現れていたが、その正体はエシャルの兄。商船団イザーク海運を率いている。家を出ていったエシャルの身を案じていた。カタマニの使い手でもある。

ジブリール&ワシャク

 “暁の守り手・サナトビス”の長であるジブリールと、“朔の一族”の末裔であるワシャク。最初は使命に基づきエシャルらを襲ってきたワシャクだが、ジブリールの説得と、エシャルらとの旅で自分自身の目的を見つけ出す。

“砂の薔薇”の仲間たち

 劇団“砂の薔薇”は、旅を続けていく中で多くの仲間を得た。来るもの拒まずのドゥルダナの指針もあり、個性的なメンバーがそろっていった。双子のニール・ラールをはじめ、盗賊あがりのハーフィズ、プロ奏者のケマイエス、そして常に悲恋に悩まされるラヴィーシュ。種族を超えたつながりでは、ジャカレイなど、演者だけでなく裏方もどんどんにぎやかになっていった。

“ムジカ”新イラストのラフ画&開発裏話を公開!

ラフ画

開発裏話

 ムジカもついにグランドサーガ Ver.として登場します!

 今回のムジカの衣装は一番最初に登場した“伝説の歌姫 ムジカ”の頃の衣装に原点回帰してるような雰囲気ですね。レジェンドフェスで登場した“歌聖 ムジカ”は舞台に立つ際の衣装なのに対し、今回は仲間とともに旅しながら各地へ音楽を届けるための旅装束、といったイメージでしょうか。

 森妖精であるムジカが湖都の代表として皆の先頭に立つというのも、芸に生きる者たちが集まる湖都らしい展開かもしれません。音楽に人種や国境は関係ないって感じで。その辺の経緯はグランドサーガ“砂漠の湖都”篇でも描かれるので、ムジカたちの活躍をぜひご覧くださいませ。

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