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2011年10月12日(水)

【Forza 4 集中連載 Vol.1】『フォルツァ モータースポーツ 4』にもはやライバルはいない

文:megane

なんだかんだと言って
インパクトのあるオートビスタ

 そしてオートビスタ。Kinectを使ったフィーチャーということで、本作の目玉として大々的に宣伝されてきた機能です。100万以上という途方もない規模のポリゴンで構成された車体は、限りなく近づいてもジャギーを感じることがなく滑らか。クルマの各所にはそれぞれの特徴を日本語で紹介してくれるムービーが入りますが、ムービー中もクルマはリアルタイムレンダリングで描かれています。クルマのすべてのドアを開けっ放しにしてムービーを開始すればその凄さがわかりますよ。

 また、オートビスタの注目機能といえばなんといってもTOP GEARの名物評論家、ジェレミー・クラークソンによる解説でしょう。褒めているのか貶しているのか判断に困るシニカルな論調はかなりの切れ味を持っています。

 オートビスタで鑑賞できるクルマは、無料DLCのBMW M5を合わせて26台。最初はロックされていますが、キャリアモードのレベルでアンロックなどというわけではなく、それぞれのクルマを使用して簡単なチャレンジをクリアするだけで見られるようになります。特にHaloで登場するワートホグはサウンドも合わせて必見です。


意外と収録車種が多い日本車

 『Forza』はアメリカの開発会社が制作したレースゲームですが、海外のクルマばかりが収録されているわけではありません。レースカーを除いた404車種(DLC含む)のうち、なんと94台(Acura、Infiniti、Lexus含む)が日本車なのです。ちなみにアメリカ車はさすがの108台、ドイツ車は73台でした。

 レースゲームですから、さすがにスポーツ寄りのクルマばかりではありますが、トヨタVitz(Yaris)、日産March(Micra)、マツダDemio(Mazda 2)、三菱Colt(Colt Ralliart)、ホンダFit(Fit Sport)などの各社コンパクトカーは取りそろえています。個人的にはCapccinoやBEAT、Copenなどの軽スポーツタイプがDLCで配信されたら嬉しいところなのですが……お願いします!

 また、従来作ではVitzやFitなどのF、EランクあたりのコンパクトカーをBランク前後(RX-7 FD3SやGT-Rレベル)まで上げると、挙動がピーキーすぎて使い物にならなくなるケースが多かったですが、今作ではタイヤが粘るようになったせいなのか、意外と走れます。ただ、Demio(Mazda 2)をフルチューンしてR3クラスまで上げたらさすがに使い物になりませんでしたが……。

キャリアモードはまだまだ単調→(5ページ目へ)

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