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2011年11月9日(水)

【通好みゲームメーカー 会社案内 Vol.3】チーム ムラマサは土日祝祭日をきちんと休んでゲームを作る!

文:megane

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6:デザイナー 桜子氏

安宅氏からのコメント
 チームの名物デザイナー。奇怪かつ破天荒な言動で、いつもメンバーをハラハラさせている。キャラクターデザインがメインで、エクスと名の付く作品すべてにおいてメインキャラクターの制作を担当しています。都合が悪くなると姿を消す得意技を持っており、気がつくといつも消えています。

スタッフコメント

チーム ムラマサでの担当部分
 デザイナー(アートディレクション)

業界歴
 秘密(長いお)

好きなゲームやジャンル
 『ウィザードリィ エクス』(RPG全般が好き)

『迷宮クロスブラッド』で好きなキャラクター
 目黒興子(友達になりたいキャラだから)

『迷宮クロスブラッド』で好きなブラッドコードの組み合わせ
 SIZとRAS(いろいろ思い出があるキャラだから)


7:デザイナー 森井氏

安宅氏からのコメント
 『ジェネレーションエクス コードハザード』からのメンバーです。キャラクターや背景、モンスター、アイテムなどなど、ゲームにかかわるデザインやパーツを何でも作ってしまうゲームデザイナーの鑑ですね。肉類が好物で、肉を投与すると、通常の3倍の能力を発揮します!

スタッフコメント

チーム ムラマサでの担当部分
 デザイナー(デザイン作業全般)

業界歴
 10年くらい

好きなゲームやジャンル
 最近では『The Witcher 2』、『Minecraft』がお気に入りです。既に始まっている年末に向けての発売ラッシュに泣きつつ、気になるソフトをチェックしています。ジャンルは特に気にしていません。おもしろそうなら何でも。世界観で挙げると、ディストピア物が非常に好きです。例をあげれば『メタルマックス』、『Fallout』、『Rage』、『S.t.a.l.k.e.r.』、『Metro2033』辺りでしょうか。

『迷宮クロスブラッド』で好きなキャラクター
 水無瀬シズナです。「今までの自分たちの作品のヒロインに欠けている要素は何か?」という議題に、チーム全員の真摯な心で向き合った結果、「もっと立体的にするべきだ」という結論により生まれたキャラです。盛りました。モンスターでは“シーゴブリン”と“マザーアンヌ”です。前者は水中にいそうなゴブリンと、あえて大雑把な発注をしたのですが、本作の数少ない貴重な水着キャラとして仕上がって来ました。攻撃時のメッセージもまさかのサブミッションで、今回戦いたくない敵筆頭のキャラになったと思います。強いて言えば、シュノーケルくらいは着けてあげてもよかったかなー。後者は、今までのシリーズよりもモンスターのサイズ仕様が大きくなったので、それにかこつけて出来るだけ大きくしたいと思って作成したキャラです。インパクト・頭の悪さともに業界屈指のキャラになったと思いますがどうでしょうか? ほかにもラスボスをあげたいところですが、ネタバレになるのでもちろん秘密です。

『迷宮クロスブラッド』で好きなブラッドコードの組み合わせ
 今回は射術士が目覚しいパワーアップを遂げました。後半になるほどその強さを実感できるはず。また、学術士は専用装備が多く、比較的装備の入手も多い気がするのでサブよりメインにして使ってあげるといい感じだと思います。趣味的なかつ実用的な組み合わせとしては、戦術士/武術士です。重武装で敵陣に切り込みながら大暴れするのは爽快です。


8:デザイナー 塩田氏

千頭氏からのコメント
 今年から参入した新しい仲間です。業界歴が長く、ゲーム好きなら誰もが知っているような作品の制作に多くかかわっているほど。レトロゲームに詳しく、ファミコン談義などはお手の物です。なんとチームメンバーで唯一の妻帯者でパパなんです。

スタッフコメント

チーム ムラマサでの担当部分
 デザイナーで少しだけお手伝いをしました

業界歴
 気がつけば20年以上経っていました

好きなゲームやジャンル
 アクションとシューティングを主に遊びます。

『迷宮クロスブラッド』で好きなキャラクター
『迷宮クロスブラッド』で好きなブラッドコードの組み合わせ
 まだ通しで遊んでいないので、これから魅力を発見したいと思います。

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OP曲を歌うELISAさんに直撃インタビュー

▲OP曲と挿入歌を歌う歌手のELISAさん。

 チーム ムラマサのスタッフに加えて、ここでは『迷宮クロスブラッド リローデッド』のオープニング曲『SCARLET WINGS』を歌うELISAさんのインタビューをお届けします。残念ながらこの取材を行った直後に、体調不良によるELISAさんの活動休止が発表されましたが、この曲を通した彼女の思いなどが伝われば幸いに思います。

初めてのゲーム曲がこの『SCARLET WINGS』だった

 もととなるPC版から追加される形でオープニングテーマを入れることになった『迷宮クロスブラッド リローデッド』。このオープニングテーマにELISAさんが起用されることになった理由の1つに、ディレクターの安宅氏がELISAさんの楽曲をよく聞いていたことにあった。

安宅 歌を作るときは、今回も作曲をお願いした柳さんと協力する事が多いんですが、彼に「OPを歌ってもらうならどういう人がいいか」ということをまず相談したんです。その候補の1人にELISAさんがいまして、自分も昔からよくELISAさんの歌を聞いていたので、お願いすることになりました。実は結構隠れファンなんです。

ELISAさん(以下敬称略) なんだかいろいろな縁を感じましたね。赤というのもイメージにピッタリでしたし。

 今回、OP曲として『SCARLET WINGS』を、挿入歌として『Secret Labyrinth』を歌うELISAさんだが、なんとゲームの楽曲を担当するのは今回が初めてだという。初めてのゲーム曲の担当についてELISAさんはどう思ったのだろうか。

ELISA アニメの曲は4年間歌っていたんですが、今回ゲームの曲を歌えて嬉しいです。それで、いざゲームの曲を歌うことになって、ゲームをやりながら流れてくる曲ってどういう曲だっけ、と思ったんです。そのとき私はキャッチーな音しか頭に思い浮かんでこなくて、なかなかイメージできなかったんですが、この曲を聞いたらゲームが思い浮かんでくるような曲にしたいと思いました。

安宅 もう1曲歌ってもらっている挿入歌の『Secret Labyrinth』は、『SCARLET WINGS』のアレンジバージョンになるんですが、中盤の非常に重要なシーンで流れる曲となっています。PC版の場合は文章だったりBGMだったりで雰囲気を出していたんですが、ここに歌詞が入った曲があることでより感情を乗せることができたのかなと思います。

ELISA それは大切なことだと思うんです。実はその意図については今初めて聞いたのですが、同じようなことを思いながらOP曲も挿入歌も作っていました。当たり前のことなのですが、伝えたい思いがあるならより鮮明に伝えたほうがわかりやすいと思うんです。私自身、こういうことにあまり踏み出せていなかった時期がありまして、“ELISAはこういう表現をしている”ということを自分の中で固めてしまっていたんですね。でも今年に入ってようやく表現することについて多く経験できたので、そのうえでこの曲に出会えてよかったです。

ELISA あとOP曲に関しては、自分がいつも歌っている曲よりもかなりハイテンポなんですよ。このテンポに負けないように、自分がテンポを引っ張っていけるようにがんばりました。私の声ってどちらかというとゆったりとした声なので、遅れて聞こえてしまいがちなんですよ。ちょっと早すぎるんじゃないか、というくらい早く歌いました。また早い曲は歌詞が聞き取りにくくなりがちなので、意識的にハッキリと歌おうとしています。そういった基本的なことに向きあわせてくれた曲でもありました。

【オープニング映像】


『迷宮クロスブラッド リローデッド』
▲こちらは『SCARLET WINGS』のジャケット。本日、1,260円(税込)で発売された。

 『迷宮クロスブラッド リローデッド』の発売を目の前にして、チーム ムラマサおよびエクスペリエンスそのものにクローズアップした記事をお送りいたしましたが、いかがでしたでしょうか? ダンジョンRPGという現在ではマニアックな部類に属するジャンルのゲームと真摯に向き合いつつ、ユーザーと自分たちがともに楽しめるように作っているチームがいるということを心の中にとどめてもらえれば幸いです。

(C)2011 Experience Inc. Published by KADOKAWA GAMES

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