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2014年1月21日(火)

3DS『カラス BOR』独占レビュー! 真ボス余裕のSTG狂と前作未プレイのサブカル女がそれぞれの視点から『BOR』を解説

文:ミゲル皐月誠

 2006年11月にアーケードで稼働したSTG『カラス』の続編、3DS用STG『Karous‐The Beast of Re:Eden‐(カラス‐ザ ビーストオブレデン‐)』(以下、『カラス BOR』)が、クロンより1月23日に発売されます。タイトルの発表から現在に至るまで、世界観やシステムなど数多くの謎を残す本作の紹介と、レビューをあわせてお届けします。

 前作から業の深いファンの多い本作を、電撃オンラインのSTG好き編集・ミゲルと皐月誠がプレイ! 前作『カラス』を未プレイのミゲルは、基本的なシステムやプレイ感をサックリと。前作のファンでもある皐月は、稼働当時の思い出とともに本作の魅力をネットリとお伝えします。記事の終わりには、読者プレゼントの応募フォームもありますので、最後までご覧くださいね。

3DS『カラス BOR』

 『カラス』は、STGとして珍しい自機の成長要素や近接攻撃などのシステム、そしてディープな世界観が魅力のタイトル。もちろん、その要素は本作でも健在です。システムにおいて特筆すべきは、3DSという携帯機ならではの“空いた時間にサクっと遊べる”手軽さを考慮している点です。

 まずは、持ち前の反射神経の鈍さが光るSTGド下手プレイヤー・ミゲルがレビューします。初めてプレイしたSTGはSFC版『エリア88』(未だクリアできず)、好きなSTGはPS2版『怒首領蜂 大往生』(イージーモードで10回くらいコンテニューすればクリアできます!)。

■アクションゲームの感覚に近い、攻めのSTG

 STGといえば、“弾を避ける”ことに集中しがちですが、本作では“自ら切り込んでいく”というアグレッシブな操作を求められます。ボムも個数管理ではなく、ゲージが溜まれば使用できる方式、なおかつ使えば使うほどレベルが上がり強化されていくので、出し惜しみは逆に損。

3DS『カラス BOR』 3DS『カラス BOR』
▲Rボタンでもソードが発動するので、Aボタンのショットと同時発動させて敵をねじ伏せる!! なお、ボタン操作はキーコンフィグで変更が可能です。▲弾はほとんどが自機狙い弾です。画面隅へ逃げているだけでは、囲まれてボッコボコです……。
3DS『カラス BOR』
▲大量の弾に襲われても、弾消し効果のあるソードの技を成長させれば切り抜けられるかも!?

 敵機に接触してもダメージを受けないため、ガンガン敵に接近してソードによる近接攻撃を仕掛けるという、アクションゲームのような操作感は爽快です。ボムを使って弾を消す→ショットを打ち込みながら切り込む→ボムのゲージが溜まるのを待つ、といったリズムが肝心で、ドラムンベースを基軸とした疾走感あるBGMにあわせて、敵の出現ポイントを押さえるのが攻略の要になります。

 本作のBGMやSEを手掛けているのは、尖った曲調が魅力の作曲家コンビk.h.d.n.。予約特典のミニアルバムのサンプルが、サウンドクラウドにアップされていますので、視聴をオススメします。

3DS『カラス BOR』

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(C) 2014 Klon Co.,Ltd./k.h.d.n.

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