2013年7月19日(金)
奥浜:このイベントは出現するボス武将・呂布を討伐するという内容だったのですが、すごいデッドヒートだったんですよ。MVP報酬をもらえるのは呂布にトドメをさしたプレイヤーのみなので、HPをどの程度削るかといった心理戦や残りHPが少なくなった時の読み合いなど、かなり盛り上がっていただきました。
ただ賛否両論だったのも事実で、「またやってください」という声もあれば、「コツコツ育ててきた武将が一瞬で抜かれた」という声もありました。こちらはバランスを再調整して、また近いうちに開催できればなと思っています。
――ケタを見るだけで凄まじい量の経験値なのがわかりますが、もしレベル1のカードが2,500万の経験値を獲得したら、どのぐらいのレベルまで上がるものなのでしょうか?
五味:350ぐらいまで上がるので、一気に即戦力クラスですよ。MVPには夢を詰めたんですが、結果「やりすぎ」との声もかなりいただきましたので、開催時は調整も検討しなければなりませんね。
▲現在は5周年目突入記念イベントの第2弾を開催中。全プラットフォームの同盟ポイントが加算され、合計ポイントに応じて“ブショダースライト”で排出されるカードにUR武将などが追加される。 |
▲ちなみにこちらが、『ブラ三』の連載を担当している初心者君主・ユートの同盟ページ。ソロプレイで突き進んでいるだけに、イベントへの貢献度は低め……? |
奥浜:実は、李儒と王双は一度候補として挙がったことがあります。ですが、イメージに合ったイラストが出来上がらなかったので、ボツになりました。李儒と王双は僕も好きな武将なので、いつか出したいですね。
『ブラ三』はすでに世界が出来上がっていて、マイナーな武将を追加しづらい土壌ではあります。とはいえ、多くのユーザーから「もっとマイナーな武将を出してほしい」といった意見が寄せられているので、できる限り出していきたいと思います。
――赤兎馬を単体で出してほしいという意見もありましたが?
奥浜:これはカードではなく、きっと別のカタチで出る……かなぁ?(笑) 張飛に関しては、今月の追加武将として実装されていますね。ユーザーの声が数多く届いたので作りましたが、かなり強いです! パラメータはもちろんのこと、かつてない性能のスキルを所持しています。他の追加武将も、戦争を一変させる可能性があるスキルを持っていたりするので、ぜひ手に入れてください。
▲一番左のカードが今月追加された新たなUR張飛。他の張飛と比べて圧倒的なパラメータを誇る。 |
――追加武将はどのような基準で選定されているのでしょうか?
奥浜:一番大事にしているのは、ユーザーの要望の多さですね。次点で、古いイラストしかない武将を新イラストにしてあげたいという思いでしょうか。武将のパラメータやスキルは、史実に基づいて設定しているのですが、マイナーな武将を実装しづらい理由にはこれもありますね。
例えば李儒は、史実ではあまりパッとしない人物なんですよ。内政官で毒殺を得意としているのですが、活躍ぶりからして高いレアリティはつけにくいです。微妙なカードになったと仮定して、ファンがそれを見た時のこをと考えると申し訳ないですし、先ほど話したように見送ったわけです。
――武将カードの追加順などもユーザーの声を参考にしているのでしょうか?
奥浜:毎月の追加カードには、新規武将1人に女性武将が最低1人、リバイバル枠を最低3人という基本構成があります。その中でユーザーの意見を参考にしつつ、優先順位を決めていますね。毎回1人の武将を中心にして構成を考えるのですが、ふさわしい武将がいない場合もあります。そうした時は、リバイバル枠を見送って新規武将を増やす、といったように内訳を変えて対応しています。
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