2015年1月24日（土）

2014年のカプコンを振り返るスペシャル座談会!? あの隊長からお年玉のような読者プレゼントもあるよ

　カプコンから2014年に発売されたタイトルについて、カプコン宣伝担当と電撃オンラインのkbjが振り返るスペシャル企画を掲載する。

　「あけましておめでとうございます」というあいさつが飛び交う1月。カプコンの宣伝担当であるスキャンダラス・マリエから、電撃オンラインのkbjに「打ち合わせをしたい」という連絡が入った。通された応接室で待っていたのは……対戦企画でおなじみのメンバーたちであった。

スキャンダラス・マリエ「さて、今回は2014年について振り返っていくわよ！　昨年もさまざまなゲームがリリースされたからね」

kbj「は、はい（というか、今回俺は何をするんだろう……）」

マリエ「まずは1月23日に『戦国BASARA4』が出たわ！　“戦国創世”をテーマにした、新たな設定のストーリーが描かれているのが特徴よ。多数の新プレイアブル武将が登場し、ドラマにかかわる武将の人数はシリーズ最多の40人を数えるのもポイントね」

kbj「また、アクションやドラマ演出が強化されましたね。電撃オンラインでは、開発者へのインタビューを掲載しました。あと、対戦企画も行っています。マリエさんが出てきたのはココからですね。最初からインパクトがすごくて編集部でも話題にな……」

マリエ「それ以上の無駄口は許さないわよ！　ちなみについ先日、圧倒的な大ボリュームで迫る最新作、『戦国BASARA4 皇（スメラギ）』が発表されたわ！　忘れずにチェックしておくのよ！」

　そんなやりとりを、廊下からのぞく1つのシルエットがあった。正体が誰かはバレバレではあるのだが、あえてモザイクをかけて謎っぽくしておこう。正解は数タイトル後だ！

ドクターZ「次にリリースされたのは『ストライダー飛竜』です。名作をリブートしたこの作品は新たな力を手に入れることで探索範囲が広がっていくアクションゲームで、爽快感も特A級ですよ!!」

kbj「体験版が配信されているので、気になった人はプレイしてみては？　こちらのインタビューとレビューもぜひ参考にしてください」

エレガントマスクMIZU「続いて僕が紹介するのは『逆転裁判123 成歩堂セレクション』だね。『逆転裁判』シリーズで6作品、『逆転検事』シリーズで2作品発売され、映画化や舞台化などさまざまな展開を行っている『逆転裁判』。その原点である初期3作品をまとめて楽しめるんだ。電撃オンラインのメンバーも好きみたいだけど、MIZUも何度もプレイしているマッスルオススメのソフトだよ！」

MIZU「さらに、新プロジェクト『大逆転裁判』が発表されているよ。『逆転裁判』シリーズ生みの親である巧舟（たくみしゅう）が手掛ける完全新作で、発売は2015年予定。世界観や登場人物が一新されたけど、『逆転』らしさは継承された作品で、シリーズファンも未経験者もマッスル楽しめそう。続報に期待しておこうね！」

kbj「『逆転裁判』シリーズといえば、8月にはiPhone/iPad用アプリ『逆転裁判5』が配信されてました。ユーザーインターフェイスが変更され、タブレットなどで操作しやすくなっていてオススメです。詳しくは開発者のインタビューをチェックしてください！」

MIZU「kbjは、さっきから自分たちの記事の告知ばっかりだな。ちょっと図々しくないかね？」

kbj「え？　いや、そもそも電撃オンラインの企画に乗っかっているのは御社なんですが……!?」

　噛み合っているようで、微妙にずれた会話をする2人に熱い視線を送るのは、な、なんと『ガイストクラッシャーゴッド』の攻略隊長のバナ隊長だ。電撃オンラインとはかつて死闘を繰り広げたとか、繰り広げていないとか……。

バナ隊長「おい！　なんか解説が適当じゃないか？　どういうことだ!?」

　失礼しました。どうやら自分のタイトルが呼ばれるのを、今か今かと待っているようだが……そもそも宣伝担当が告知をするので、出番はないのではないのだろうか!?

バナ隊長「ふっ！　わかっていないようだ。台本通りに進めるのは二流の役者のやることさ。本物の役者は自ら出番を増やすのさ！　さあ、早く『ガイストクラッシャーゴッド』のタイトルを読み上げるよ～に！」

　そんなバナ隊長に気付かないふりをしたまま、今度はスキャンダラス・マリエが8月7日に発売された『ウルトラストリートファイターIV』について説明し始める。

マリエ「このタイトルは『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』に新たなキャラクターやステージ、モードを追加したうえで、全キャラクターのバランス調整を行ったバージョン。新たなバトルシステムとして“ウルトラコンボダブル”や“レッドセービングアタック”が用意され、白熱の戦いを楽しめるのよ。ディスク版だけでなく、オンラインアップグレード版もあるので、欲しいものをゲットしておくよーに！」

kbj「本作には電撃オンラインと『電撃PlayStation』の特別称号が用意されています。メニュー“プレイヤーデータ”内にある“特別称号コード”に下記の特別称号コードを入力すると使えるようになるので、まだ手に入れていない人は忘れないよーに！」

【特別称号“疾風迅雷”コード】XVCXTA1Y16R9AG
【特別称号“紫電一閃”コード】8RGYZWZMJRL20P

マリエ「さらに！　さらに!!　オンラインアップデートで新エディション“OMEGA”が追加されたわ！　単なるバランス調整ではなく、新技の追加や戦い方の再定義がコンセプトになっているので購入した人はオンラインに接続してぜひ試しておくよーに！」

kbj「そういえば、オンラインに接続するといえば“あのタイトル”がありましたね！」

バナ隊長「おお、いいぞ！　オンラインに接続して熱いアクションが展開するソフトと言えば!?」

kbj「『モンスターハンターフロンティアG』ですね。4月には“GGアップデート”があり、新武器種の“穿龍棍”（せんりゅうこん）が追加されました。7月には“G5アップデート”があり、8月にはPS Vita版のサービスがスタート。そして11月には“G6アップデート”と、怒涛の1年でした！」

バナ隊長「そうそう、アップデートで狩りがドンドン進化するからね！」

バナ隊長「っておいーーー！　もうそろそろ『ガイストクラッシャーゴッド』を出してもいいだろ！　もーーーー我慢できん！　このバナ隊長、そうそう気の長いほうじゃないんだ!!」

　明らかに気付いていたにもかかわらず、シカトをきめこんでいたスキャンダラス・マリエを席からどけると、バナ隊長はいつものように暑苦しすぎるトークを展開し始めるのであった。

バナ隊長「続いて私、バナ隊長が『ガイストクラッシャーゴッド』について紹介しよう。

本作はガイメタルを武装（ガイストオン）して、強大なガイストたちと戦うアクションゲームだ。バランスのいいメイルフォーム、攻撃的なウェポンフォーム、極限状態のエクストリームフォームを使いこなしつつ、戦っていこう。さらにガイストを倒して、ガイメタルを集めていくのも楽しみの1つ。集められるガイストの数は前作から、さらに増えているんだ！　バトルで重要となるのは属性と武器だ。それぞれ、有利不利があるのでしっかりチェックしてバトルに挑んでくれ！　『ガイストクラッシャーゴッド』では、前作『ガイストクラッシャー』の物語を収録しているうえに、その後を描いたゴッド編やアクションや演出面がパワーアップしている。やり込み要素もより増えているので前作を遊んだ人でも楽しめるぞ！」

kbj「バナ隊長、バナ隊長！　あの、もうそろそろいいのでは？　他のタイトルよりも明らかに説明が長いです」

バナ隊長「長い？　長い間、外で待っていたのは私のほうだよ。だいたい、キミたち、明らかに気付いていたのにずっと無視していただろ。そのくせ、急に「しておくよ～に」とか言い出して。何なんだ!!　それにこの後、オンラインを通じた協力・対戦プレイについてや、すれちがい通信を活用したバトルについても説明していくので、邪魔しないよ～に」

kbj「（面倒になったからまとめちゃえ）確かにそれらはいいポイントですね。あと、電撃コラボクエストが配信されているので、ソフトをお持ちの方はぜひ挑戦してください！」

バナ隊長「うむうむ、ぜひぜひ頼むぞ！」

kbj「それではバナ隊長、ありが……」

バナ隊長「去らぬぞ！」

kbj「え？」

バナ隊長「去らぬと言っているんだ！　まだもうちょっとくらいいいだろ。皆あれだけ語っているんだから」

kbj「いや、別に1つのタイトルをずっと説明しているわけではないですよ！」

バナ隊長「……プレゼント！　プレゼントをあげればいいんだろ!?」

kbj「は？」

バナ隊長「というわけで、『ガイストクラッシャー』の豪華セットを1名にプレゼント！　記事の一番下に応募フォームを電撃オンラインが用意しておくから、アクセスするよ～に!!」

kbj「ちょっと、なに勝手に募集枠を作ってるんですか！」

バナ隊長「別に問題はなかろうなのだァァァッ！　せっかくなので隊長のサインも付けるぞ！」

　というわけで、かなり強引な展開であったが、ソフトを含めたサイン入りセットを1名にプレゼントする。バナ隊長、本当にありがとうございました。

ドクターZ「では、気を取り直していきましょう。10月に発売されたのが『モンスターハンター4G』です。400万本以上の出荷を記録した『モンスターハンター4』のセーブデータをほぼ引き継げます。さらに、新モンスターや復活モンスターが登場している他、一部の武器種に新アクションが追加されているのもポイントですね」

kbj「電撃オンラインでは、『MH4G』をプレイしている編集者などによる多人数レビューを掲載しました。また電撃コラボ片手剣の素材が手に入るクエストが配信されているので、ぜひクリアして武器を生産してみてください！」

MIZU「再び、僕登場！　11月27日には『バイオハザード HDリマスター』が発売されたね。シリーズタイトルはたくさんあるけど、僕が一番好きなのはやっぱり初代『バイオハザード』。2002年にはそのよさを生かしたままリメイク版が発売され、本作はそれをもとにHD化しているから、当時プレイした人も、そうでない人にもマッスルオススメだよ。PS3、Xbox 360版に加えて、1080pの映像出力に対応し、より高精細なグラフィックでプレイできるPS4/Xbox One/PC版がリリースされているので、より美麗なグラフィックでプレイしたい人はLet's こちらを Play！」

kbj「個人的にも、初代『バイオハザード』は本当に何度もクリアしています。友だちの家で代わりにプレイしたことが何回もあるほどです。電撃オンラインでは変更点や新要素をまとめて紹介したり、実況プレイを配信したりしているので、Let's 要 check！」

マリエ「（ちょっと邪魔が入ったけど）いい感じにまとまったようね。今年もカプコンはいろいろなタイトルをリリースしていくので、情報をしっかりチェックしておくよーに！」

バナ隊長「それ、隊長の決めゼリフだから！」

kbj「まあ、いいじゃないですか、せっかくなので全員で決めポーズといきましょう」

全員「本年もよろしくお願いします！」

kbj「いい感じにまとまったんですが、読者プレゼントが『ガイストクラッシャー』だけだと、なんだか贔屓（ひいき）しているように見えますね（ちらっ）。せっかくだからいろいろなソフトが欲しいなあ」

バナ隊長「欲しいなぁ（ちらっ）」

マリエ「（なんでバナ隊長も電撃サイドみたいな立ち位置になっているのよ！）では、今日紹介した2014年のコンシューマタイトルをすべてプレゼントしましょう！　ぜひ感想や今後の希望も書いてください！」

kbj「ありがとうございます。プレゼントの応募締切は2月5日24：00です。ではさようなら！」

【プレゼントに応募する】

　すべての撮影が終わった時のことだった……エレガントマスクMIZUがふいにマスクを脱ぎ出す。マスクを机に置いて、静かにつぶやいた。

MIZU「この企画を読んでくれた読者のEveryone、Thank you and Good bye！　チャーリーは今日から普通の男の子にな～ろうっと」

　さまざまなゲームを紹介してきたMIZU。その目的や正体は謎のままだが、わかっていることは、彼がおもしろいゲームを愛していたことと、最後までよくわからないキャラだったということだ。

　ありがとう、MIZU。いろいろな記事への協力、ありがとう！　電撃オンライン読者だけでなく、アメリカのご両親や海外のイベントで声をかけてきたファンも、キミのことは忘れないだろう……きっと……多分。

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