【イース35周年・振り返り企画】主人公によって大きく異なるアクションが楽しい!『オリジン』編

電撃オンライン
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 日本ファルコムの人気ARPGシリーズ『イース』は今年で35周年! それを記念して、ライター陣が思い出を振り返ります。

 本企画では、ライター陣が選んだタイトル順に掲載を行っていきます。今回は『イース・オリジン』をお届けします。

振り返り企画・バックナンバー

『オリジン』は主人公によって異なる操作性が楽しい!(Zenon)

 本作はシリーズ主人公である赤毛の冒険家、アドル・クリスティンが登場しない外伝的なタイトルです。

 『イースI』から700年前、天空に浮かぶイース王国を導いていた双子の女神が行方不明になったところから物語は始まります。

 のちに“ダームの塔”と呼ばれることになる地上の塔へ、女神を探しに向かう捜索隊。プレイヤーはその捜索隊のうち、神殿騎士団の見習い騎士である少女ユニカと、生まれに苦悩する天才魔道師ユーゴのいずれかを選んで塔を冒険することに。

 複数の主人公から1人を選ぶ形式。選んだ主人公によって、物語の展開はもちろん塔のギミックの解き方なども変わるのが特徴です。

 行方不明の女神を姉のように慕っているユニカは、女神を案じる強い想いを原動力にひた走ります。斧や剣を用いた近接物理攻撃で敵を倒し、スキルを駆使して魔物と戦っていくことに。

 いっぽう、魔道師のユーゴは事態を解決して、家族を見返すために戦います。魔法を用いて遠距離で戦うスタイルで、アクションゲームというよりはシューティングゲームに近い感覚でプレイできるのが爽快でした。

 まったく異なるアクションやシナリオが展開する『イース・オリジン』の主人公たち。2人のシナリオをそれぞれクリアすると、すべての真相が明かされる第3の主人公が登場して……? という展開が非常に面白く、やりごたえもありました。


  • ▲手に汗握る大型ボスとの戦いにも注目。また、難易度はVeryEasy~Nightmareまで5段階用意されているので、アクションは苦手だけどシナリオを純粋に楽しみたい、という人もご安心を。

 《闇》や《黒真珠》など、アドルの冒険で登場する重要キーワードも多々登場するため、シリーズ入門としてもオススメの一本です! また、ほかの『イース』同様BGMも良いものが多く、“GENESIS BEYOND THE BEGINNING”は一度聴いたら忘れられません。

 シナリオの重厚さはもちろん、アクションや謎解きの完成度も非常に高い本作。まだ遊んだことのない人はぜひプレイしてみてください!


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