衝撃の始まり。推理シーンの演出に心躍った神官テメノス【オクトパストラベラー2 キャラ感想⑤】

文: 電撃オンライン

公開日時: 2023年02月23日(木) 06:50

　2月24日にPS5/PS4/Nintendo Switch/Steamで発売される、スクウェア・エニックスのRPG『オクトパストラベラーII（以下、オクトラII）』（※Steam版は2023年2月25日(土)発売予定）。

　その体験版「プロローグ・デモ」が先日配信開始されました。この体験版では、8人の主人公を自由に選べ、物語の序盤を3時間プレイできます。また、セーブデータを製品版へ引継ぎも可能です。

　この記事では、体験版で遊ぶことができる第1章のプレイレポートをお届けします。（※全8回予定）

　今回ご紹介する旅人は神官“テメノス・ミストラル”です。

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衝撃の始まり。推理シーンの演出に心躍った神官・テメノスの第一章

▲この容姿で石田彰さんのボイスですよ。第一印象は……すみません、う、“胡散臭い”です。

　では、プレイ感想を混ぜつつストーリーをご紹介していきます。

▲テメノスのストーリーを始めてすぐに衝撃が。まさかの“エルフリック”の登場、そしてまさかの操作ができる（笑）！　こんなの誰も予測できないって!!　何気に走り方がカワイイ。

▲しかもバトルまで始まりました（笑）。そして強い。“7連撃”って強すぎでしょう!!　まぁ神様ですからね。……ところがなにか様子がおかしいエルフリック様。わ、忘れた……!?

▲なんとさっきまでのエルフリックの活躍は、テメノスの紙芝居だったのです。（ここで大爆笑してしまったのは私だけではないはず（笑））しかも“忘れてしまった”というテメノスに、紙芝居を見ていた子どもたちから野次まで飛んでくるからさらに笑ってしまいました。もっと深刻そうなシーンで始まるかと思っていたのに（笑）。

▲そこに教皇イェルクがやってきます。そして、テメノスに“大聖堂に来てほしい”と告げます。なんだかとてもイヤな予感……。

▲町を歩いているとなにやら騒ぎが。暴徒と聖堂騎士がなにやら揉めています。しかし“聖火の加護”でテメノスが暴徒を沈め、その場は収まります。

▲聖堂騎士の名は“クリック”。彼は“異端審問官”に憧れているようです。本部の警護に着任したそうで、テメノスは彼としばらくの間行動を共にすることに。

▲テメノスはクリックと共に教皇へ会いに大聖堂へ向かいます。ところが扉がなぜか閉まっていて様子が変です。なんとか扉を開けられたものの、中では教皇が横たわっていました。そして大きな魔獣が出現します。もしかしてこの魔獣が教皇を!?

▲なんとか魔獣を倒したものの、なぜ教皇が亡くなってしまったのか謎は深まるばかり。テメノスが考え込むと“謎解きモード”（※正式名称は不明）に突入。画面がテメノスの思考の中になり、その中で事件の手がかりを探していくことに。手がかりを見つけ、彼は教皇が隠したと思われる“聖典”を入手します。

▲数日経ち教皇の葬儀が行われ、町は悲しみに染まります。そんな中、テメノスは聖典にメモが挟まっていることに気づきます。そこには“やがて、夜迫る”と不穏な記述がありました。

▲テメノスは残された言葉の真実を突き止めるために旅へ出ることを決めます。

　衝撃の始まり方をし、紙芝居で笑い、最後は推理シーンが出てきて興奮したテメノスの一章でした。

　まさかエルフリックを操作できる日が来るとは。悍ましい邪神を前に「なんだっけ？」と言うエルフリック可愛すぎる!!　と思ったら、まさかテメノスの紙芝居だったというのは本当に衝撃でした（笑）。

　あと『オクトラ』ユーザーあるあるだと思うのですが、“聖火教会”でなにか事件が起きないワケがないと思ってしまう自分がいました。（案の定事件が起こってしまいました（苦笑））

　そして！　びっくりしたことがもうひとつ。まさかのテメノスの推理シーンがあったということ。脳内シミュレーションみたいな感じですが、演出も相まってすごくドキドキワクワクしてしまいました……！　『オクトラ2』、このような新しい試みがたくさんあって既存作品を遊んでいてもとても楽しめます!!　2章以降も推理シーンはあるのでしょうか。ラスボスとかでこの推理モードが活躍したらおもしろそうです。

　そして筆者は声優さんが好きなので毎度声に触れてしまうのが悪いクセ。テメノスの石田彰さんのボイス、最高すぎませんか!?　テメノスが喋るたびに心がくすぐったくなりました。異端審問官に憧れるクリックに「紙芝居をやりたいの？」というテメノスの声がとても良かったです。

　石田彰さんのファンも多いと思いますので、声でテメノスから始めるというのもアリですよ～！

　ここからは、テメノスが使えるフィールドコマンド、固有アクション、底力を簡単にご紹介します。（※感想は第一章までざっくりと使ってのものです）

　まずはフィールドコマンド。

　テメノスは昼に“導く”が使えます。