『けものフレンズ3』6章~8章のストーリーをさらっとおさらいっ!【相関図あり】

原常樹
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 どうもこんにちは、フリーライターの原 常樹です。

 セガから配信中のiOS/Android用アプリ『けものフレンズ3』が1周年を迎えました!

 先日の記事では『けものフレンズ3』の第1章~第5章までの振り返りをお届けしました。今回は、その続きとなる第6章~第8章のストーリーを紹介してまいります。

 なお、作品の根幹にかかわるようなネタバレはございません。ただ、ストーリーをすべて自分でチェックしたいという方は、あらかじめご留意ください。

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6章のストーリープレイバック

 ナカベチホーでPIP改め、PPPに協力してライブを見事に成功させた探検隊たち。

 そんなドールたちのもとに、サンカイチホーにある巨大ショッピングセンター“オデッセイ”の中に巨大セルリアンが侵入したという情報が飛び込んできます。これを好機とばかりに、探検隊と警備隊が総力を結集して、逃げ場を失った巨大セルリアン退治に向かうことになりました。

  • ▲危険を承知の上で探検隊に同行を申し出るカレンダ。フレンズたちへの愛はどう見てもホンモノなのですが、口には出さない秘密も?

 現場で陣頭指揮を執るのは我らがギンギツネ。それまでも片鱗はのぞかせていましたが、やっぱり彼女は“デキるフレンズ”です。

 これで手はずも万全……と思いきや、迷宮のようなオデッセイに取り残されたフレンズが数名。探検隊の到着を待たずに白狐の守護けもの“オイナリサマ”が単独で救出に向かっていました。

 守護けものはパークの平穏を守るために現れるという謎に満ちたフレンズ。強大な力を持ち、オイナリサマはなんとセルリアンの動きや力を一時的に抑えるこむ結界を張ることができます。

 一方で、ナカベチホーに残っていたジャパリ団の面々は、ラッキービーストを通じて語りかける謎の存在“ボス”にうながされるまま、カレンダのために彼女が集めていた“黒い物質”を届けることに。

  • ▲ボスに警戒の眼差しを向けるジャイアントペンギン。パーフェクトプリミティブペンギンの眼力は伊達じゃありません。

 探検隊一行は、迷宮のように入り組んだオデッセイに詳しいツチノコの案内のもと、オイナリサマ、そして先行してセルリアンの掃討に向かった「チームさいきょー(ヒグマ、アイアイ、キンシコウ)」、「チームジャスティス(オオタカ、ハシビロコウ)」を追いかけることになります。

  • ▲先行してオデッセイに向かっていた警備隊の見習い隊員リカオンも登場。ドールとのイヌ科同士のやりとりは第6章で一番ほっこりするシーンのひとつです。

 なんと、オイナリサマやオデッセイに残されたフレンズたちと先に合流したのは、パークスタッフ用の出入り口を使ったジャパリ団でした。疲弊が著しいオイナリサマでしたが、巨大セルリアンとの決戦のための大結界を温存しつつ、ほかのフレンズのために囮になるべくオデッセイを動き回ります。探検隊の一行も合流して、いよいよ決戦のとき──しかし、ここでとんでもないことが起きて……。

 第6章では、これまで漠然と脅威として描かれていたセルリアン、そしてセルリアンがどういった生命体なのかが少しずつ明かされていきます。これによって“巨大セルリアン”がいかに脅威的な存在なのかが伝わってきました。“パークの抑止力”のような守護けものが登場したことからも、パークが未曽有の危機にさらされているということは間違いありません。

6章 相関図

  • ※クリックすると画像が拡大します。

7章のストーリープレイバック

 コノハ博士から「白いセルリアンが発生している」という情報を得た探検隊は、ホッカイチホーへとやってきました。セルリアンに追われていたホッキョクウサギを助け出し、ロッジへとやってくると、そこには飼育員のナナやトナカイ、アリツカゲラ、キタキツネといったフレンズがいました。さらにそこには“迷子のフレンズ”もいて……。

 雪原エリアの立ち入り禁止区域にやってきた一行は、コノハ博士から白いセルリアンについての説明も受けます。白いセルリアンは倒すと、複数体の破片セルリアンに分裂。その破片セルリアンが別のセルリアンを侵食することで白いセルリアンになる……つまり、破片セルリアンも含めてすべて倒さないと際限なく、増殖する恐れのあるとんでもない存在でした。

 ホワイトタイガーたちや“弟子入りしていたフレンズ”の力を借りつつ、探検隊のメンバーは大規模な立ち入り禁止区域の大掃除へと乗り出します。

 この章では、第6章のラストから続いていたジャパリ団への過酷な試練もしっかりと描かれています。ひたすら胸をえぐるような……それも、じわじわと後から来るような痛みで、切なくなるというか……。しかし、苦境においても“自分のすべきこと”をけん命にこなすフレンズたちの姿には、切なさだけでなく勇気ももらえる気がします。

7章 相関図

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8章のストーリープレイバック

 次なる舞台はホートクチホー! クロトキとフリッキーの心温まる交流があったり、新たなセルリアン・黒いハンターセルが登場したり……。

 いろいろ書きたいことはあるのですが、ここまで来るとひとつひとつの要素がネタバレになってしまうので詳しくは書けません。

 これは個人的な気持ちですが、正直、第8章に関しては「お仕事でもネタバレはしたくない」という気持ちもありました。

 第8章は、プレイヤーが隊長としてこれまで以上に“物語に入り込むこと”で完成するストーリー。隊長の役割は何なのか、フレンズたちに守ってもらうというのはどういうことなのか、セルリアンに輝きを奪われる辛さとはどれぐらいなのか、本当にさまざまなことを肌で感じられる演出が仕掛けられています。

 そして、それによって、驚異的なセルリアンからいつも守ってくれていたのは、かけがえのないフレンズたちだったのだなと……気づかされるわけです。

 なので、「ぜひ自分の手でプレイしてほしい!」というひと言に尽きるわけですね。あっ、あと、クロトキちゃんがとてもかわいいです。……地味? いえいえ、そこがいいんじゃないですか!

8章 相関図

  • ※クリックすると画像が拡大します。

 メインストーリーは第9章が喉から手が出るほど待ち遠しい感じですが、それに先駆けてサブストーリーである“アライさん隊長日誌”全6章がついに完結しました。

 アライグマ(アライさん)と、フェネックとの賑やかな冒険の日々に癒されたという方も多いことでしょう。一方でどんどん輝きを失っていくサーバルと、それに批准して輝きを肥大化させていく“もうひとりのサーバル”との物語が描かれ、メインストーリーとは別の角度から世界観の根幹に迫っているというのもポイントです。

 こちらも非常に没入感が得られるストーリーになっているので、未読の方はぜひ!

 ……ということで、以上が今回のストーリープレイバックとなります。メインストーリーの展開的には「えっ、ここで!?」というようなタイミングで一周年を迎える『けものフレンズ3』ですが、徐々にジャパリパークを取り巻く環境も明らかになり、世界が縦にも横にも広がっているというのは間違いありません。考察もはかどって楽しいですね!

 最近では筆者もゲームを起動してメニュー画面を開くたびに、フレンズたちと過ごせる日常がいかに温かく、またそれが“奇跡のような出来事”なのかを噛みしめています。どうかこの機会に、みなさんもフレンズたちと絆を育んでみてください。

©けものフレンズプロジェクト2G ©SEGA

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けものフレンズ3

  • メーカー: セガ
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: フレンズたちと“わくわくどきどき探検”するRPG
  • 配信日: 2019年9月24日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

けものフレンズ3

  • メーカー: セガ
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: フレンズたちと“わくわくどきどき探検”するRPG
  • 配信日: 2019年9月24日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

けものフレンズ3 プラネットツアーズ

  • メーカー: セガ・インタラクティブ
  • 対応端末: AC
  • ジャンル: カードゲーム
  • 稼動日: 2019年9月26日

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