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2016年10月1日(土)

【電撃PS】『マインクラフト』連載・第29回。『イース』の“半キャラずらし”を再現!【電撃工務店連載】

文:電撃PlayStation

 電撃PSスタッフによる『Minecraft(マインクラフト)』攻略班“電撃工務店”。その活動記録を、電撃PS誌面上にて毎号連載中です。

『Minecraft(マインクラフト)』

 今回は“電撃工務店”のメンバーによる連載企画・第29回(『電撃PS Vol.619』掲載ぶん)について、記事内容を全文掲載の形でお届けします。

前回のあらすじ
“バトル ミニゲームで激突!

 “バトル ミニゲーム”で電撃工務店メンバーが対決。乱戦極まるなか、親方Brosが勝利の栄冠に輝いた。

⇒前回(連載企画・第28回)の全文掲載はこちら

【『マインクラフト』電撃工務店 連載 バックナンバー 】

第1回 / 第2回 / 第3回 / 第4回&第5回 / 第6回 / 第7回 / 第8回 / 第9回 / 第10回
第11回 / 第12回 / 第13回 / 第14回 / 第15回 / 第16回 / 第17回 / 第18回&第19回
第20回&第21回 / 第22回 / 第23回 / 第24回 / 第25回 / 第26回 / 第27回 / 第28回

【 電撃工務店 メンバー紹介 & 掟 】
『Minecraft(マインクラフト)』

君はアドル=クリスティンを知っているか?

 ゲーム業界にその名を残す偉大な冒険家。そういえば電撃工務店に似た境遇の人物が!?

アドルのことを知るたびにその境遇に共感を覚えるケンジ

Bros:『イースVIII』がついに発売! 古くからのゲームユーザーにはおなじみのキャラクター、アドル=クリスティンの新たな冒険が幕を開けたよ!!

 ※編注:本記事は、2016年7月28日に発売された『電撃PS Vol.619』の『マイクラ』記事の再掲載となります。
  今回の制作物は、PS Vita版『イースVIII』(2016年7月21日発売)を記念して制作されたものです。

ophion:1987年に『イース』の歴史が始まっていることを考えると、とても感慨深いですね。

ハタハタ:『イース』を開発した日本ファルコムが35周年で、その『イース』が29周年ッスね。自分よりも年上のゲームなので、あまり詳しくないッス(汗)。

ケンジ:同じく。そもそも『イース』とは、どういうゲームなのでゴワスか?

ophion:赤毛の冒険家アドルが、ファンタジー世界で冒険するアクションRPGです。『イースI&II』で登場する古代王国の名前が“イース”だったことが、タイトル名の由来になっています。

こむろっく:ゲーム開始時にアドルが漂流したり、記憶喪失になったりするのがお約束でゲス。

Bros:ま、間違いではないけど、それぞれちゃんとした理由があるので問題なし!

こむろっく:そして、作品ごとに登場するヒロインにモテるうらやましいヤツでゲス。

ophion:そ、それも間違いではないですけど(汗)。

ケンジ:もしかすると、記憶を失ってポリタンランドにたどり着いたおいどんは、ケンジ=クリスティンかもしれないでゴワス! アドルを作ったら記憶がよみがえるかもしれないでゴワスよ!!

一同:(語尾がゴワスの主人公はイヤだなあ……)

長きにわたってゲームユーザーに愛される『イース』

 1987年にPCで発売されたアクションRPG『イース』。当時のRPGやアクションRPGは、難易度の高さが競われておりクリア困難なものが多かった。そのなかで『イース』は“今、RPGは優しさの時代へ”というキャッチコピーのもと、誰でもクリアできる作品として開発。単純に難易度が低かったわけではなく“優しいけれど易しくはない”という絶妙なゲームバランスでヒットした。

 それから29年がたち、『イース』はシリーズを積み重ねて最新作の『イースVIII』が発売。古くからのゲームユーザーに加え、若いゲームユーザーも魅了し続けている。

⇒シリーズ最新作『イースVIII』のレビュー記事はこちら

冒険心あふれる建築にゴーファイ!

 さっそうと建設に向かったケンジ。彼が思い描いたアドル像とはいったい?

『マイクラ』の世界で再現された『イース』伝統の攻撃方法!

ケンジ:インスピレーションが止まらずに完成したでゴワス! 題名は【PC88版『イース』でミネアの町から外に出て初めての戦いで必殺“半キャラずらし”の巻】でゴワス!!

Bros:題名めちゃくちゃ長いな! でも“半キャラずらし”をテーマにしたのは、すごく『イース』らしい。

ophion:アドルのシルバーアーマーに使った鉄ブロックと、肌色に使った砂岩石以外は、各色のウールで作れるのもお手軽です。

ケンジ:作っていて日本ファルコムのドット絵は細かいということに気づいたでゴワス。本来の画像はもっと細かく、陰影の部分がドットで表現されているのでゴワスが、それを再現しようとすると、このサイズでも陰影の部分が荒くなってしまうでゴワスよ……。

Bros:29年前の作品とは思えないほどドットが細かいんだなあ。

ハタハタ:ところで“半キャラずらし”って何ッスか?

こむろっく:『イース』シリーズにおける伝統的な攻撃方法のことでゲス。『I』『II』『IV(PCエンジン版、スーパーファミコン版)』では、敵にぶつかると攻撃できるのでゲスが、それだと敵に反撃を受けてしまうでゲス。しかし、アドルを敵から半キャラ分ずらした状態でぶつからせると一方的に攻撃できたんでゲスよ。

ophion:ただ、それで戦闘が単調だったというわけではありませんよ。とくにボス戦は、シューティングゲームのように敵の攻撃をかわして、タイミングよく相手に接近する操作が求められました。

Bros:直感的に操作して楽しいと感じられるように作られていたんだよね。最近の『イース』はボタンで攻撃アクションを行うようになったけど、その考えは受け継がれているみたい。

ハタハタ:長く続くシリーズだからこそ、基本としてのゲームのおもしろさが引き継がれているのかもしれないッスね。

ケンジ:しかし“半キャラずらし”の再現は調整がたいへんだったでゴワス。最初にアドルを作ったあと、何度も敵のカーロイドを作り直して距離感を調整したでゴワスよ。

ophion:近すぎても遠すぎてもダメですからね。

ケンジ:それでもこの像を建設したことで、自分の中に眠っていた冒険家の記憶がよみがえってきたような気がするでゴワス。

こむろっく:その記憶は気のせいだと思うでゲスよ。それにケンジは、アドルのように女の子にもてていないでゲス。

Bros:アドルにはシリーズを通してドギ(男)という相棒がいるので、こむろっくがケンジの相棒になればいいんじゃない?

ケンジ:女の子にもてなくても、こむろっく兄貴との二人旅ならさびしくないでゴワス。これからもよろしくでゴワス!

こむろっく:ものすごい勢いの“半キャラずらし”でケンジがせまってきたでゲス! 誰か助けろでゲス!!

ophion:今、男の友情は優しさの時代へ変わります(笑)。

時々でいいから思い出してください
“半キャラずらし”という攻撃方法を!

『Minecraft(マインクラフト)』
▲敵と正面からぶつかると、簡単にやられてしまうアドル。そんな彼でも半キャラ分ずらして敵にぶつかれば、無敵の攻撃を繰り出す!

【 アドル2面図 】

『Minecraft(マインクラフト)』 『Minecraft(マインクラフト)』
▲赤のウールで象徴となる赤い髪を表現。アドルがイラストで着ていることが多いシルバーアーマーは、重厚感を出すために鉄ブロックを大量に使っている。

【 カーロイド2面図 】

『Minecraft(マインクラフト)』 『Minecraft(マインクラフト)』
▲アドルの前に現れる最初のザコ敵で、空色のウールと茶色のウールで身体の部分を作成。目や身体のラインは、アドルの髪の色と同じ赤色のウールを使用した。

『イース』はやっぱりいーっすね!

『Minecraft(マインクラフト)』
▲『マイクラ』の建築を通じて『イース』に詳しくなっていく電撃工務店。『イース』の魅力を感じ取り、今後も冒険心あふれる建築を目指す!

< 連載企画・第30回に続く! >

“電撃工務店”のお仕事(ポリタンランドに建設してほしいもの)大募集!

 “電撃工務店”による連載は、9月30日(金)より発売中の『電撃PS Vol.623』でも、引き続き掲載中です。現在の活動の様子を知りたい方は、そちらもチェック!

 また“電撃工務店”は、ポリタンランドに作ってほしいものを募集中です。電撃PS付属のハガキやメールで募集を受け付けているので、ぜひご応募を!

【募集】
ポリタンランドに建設してほしいもの

 ポリタンランドに作ってほしいものを読者のみなさんから募集中です。自分では作れなさそうな難しいものでも、一風変わったものでもOK。採用されたアイデアは“電撃工務店”が、がんばって実現します!

 下記の例を参考に、ポリタンランドにこんなものがあったら楽しいと思うアイデアを送ってください。アイデアは具体的なものでも、こんな感じのものというようなイメージでもかまいません。

【応募例】
・“レッドストーン”を使った自動●●装置
・ダンジョンの難易度を一気に上げるワナ
・現実にあるあの建物を再現
・PvPをより楽しむためのギミックたっぷりのフィールド

【応募方法】
 電撃工務店に作ってほしいものを、本誌最新号に付属のアンケートハガキに書いて送るか、応募用のメールアドレス(dps-minecraft@ml.asciimw.jp)に送ってください。メールの場合は、氏名、ペンネーム、年齢、性別、マイクラ歴、電話番号もあわせてお送りください。

 ※アイデアの採用は、誌面での掲載を発表に代えさせていただきます。
  『マインクラフト』記事掲載号の誌面にて順次、ペンネームとあわせて掲載させていただく予定です。
 ※お客様の個人情報は、本企画の運営にのみ使用いたします。

【『マインクラフト』電撃工務店 連載 】

→『マイクラ』連載・第29回。『イース』の“半キャラずらし”を再現!【本記事】

→『マイクラ』連載・第28回。“バトル ミニゲーム”でPvP対決!

→『マイクラ』連載・第27回。PvPに使えそうな“天空闘技場”を制作!!

→『マイクラ』連載・第26回。『ロックマン』の“あの土下座”を再現!!

→『マイクラ』連載・第25回。新章突入!? いざ新天地へ!

→『マイクラ』連載・第24回。祝・連載1周年! 電撃工務店の活動記録

→『マイクラ』連載・第22回。『ネプテューヌ』シリーズの四女神を再現!

→『マイクラ』連載・第20回&第21回。“羊”感謝祭を開催!

→『マイクラ』連載・第18回&第19回。動物園が新装オープン!

→『マイクラ』連載・第17回。PS4にポリタンランドを移行!

→『マイクラ』連載・第16回。『サルゲッチュ』のピポサルを再現!!

→『マイクラ』連載・第15回。『マイクラ』でも祭事を楽しめ!

→『マイクラ』連載・第14回。建築3番勝負・最終戦“おしょう”対決!

→『マイクラ』連載・第13回。建築3番勝負・第2戦“食べ物”対決!

→『マイクラ』連載・第12回。建築3番勝負・第1戦“巨大ロボ”対決!

→『マイクラ』連載・第11回。新章スタート! いきなり解散の危機!?

→『マイクラ』連載・第10回。トロとポリタンの巨大像が立ち並ぶ!

→『マイクラ』連載・第9回。トロの前に“ポケステ”完成!!

→『マイクラ』連載・第8回。ポリタンランドに歴代PSハードが集結!!

→『マイクラ』連載・第7回。イベント取材で“レッドストーン”を学べ!

→『マイクラ』連載・第6回。新たな建設計画始動! 今度作るのはPSランド!?

→『マイクラ』連載・第4回&第5回。夏のボーナスをかけて建築バトル!

→『マイクラ』連載・第3回。アトラクション完成でポリタンランドプレオープン!?

→『マイクラ』連載・第2回。ポリタンランドのアトラクション建設本格始動!

→『マイクラ』連載・第1回。金が足りず、ポリタン建設プラン崩壊!?

(C)2016 Mojang AB and Mojang Synergies AB. MINECRAFT is a trademark or registered trademark of Mojang Synergies AB.

データ

▼『電撃PlayStaton Vol.623』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2016年9月30日
■定価:694円+税
 
■『電撃PlayStation Vol.623』の購入はこちら
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