電撃PSスタッフによる『Minecraft（マインクラフト）』攻略班“電撃工務店”。その活動記録を、電撃PS誌面上にて連載中です。

　今回は“電撃工務店”のメンバーによる連載企画・第34回（『電撃PS Vol.626』掲載ぶん）について、記事内容を全文掲載の形でお届けします。

【 電撃工務店 メンバー紹介 ＆ 掟 】

電撃工務店が“ボコスカの戦い”に協力!?

約30年ぶりの新作『ボコスカウォーズII』。
『マイクラ』で電撃工務店が再現する。

王は身近なところに潜んでいるもの!?

こむろっく：ついにあの名作の続編が発売されたでゲス！　興奮しちゃって昼も眠れないでゲス。

ハタハタ：それって昼寝できないだけじゃないッスか……。どんな生活してるんだか。

こむろっく：あの名作の続編が発売されたというのになんでそんな冷静でいられるんでゲス!?

Bros：今回ばかりはこむろっくが正しい。『ボコスカウォーズ』の続編『ボコスカウォーズII』が発売されるんだから！

　※編注：本記事は、2016年11月10日に発売された『電撃PS Vol.626』の『マイクラ』記事の再掲載となります。
　　今回の制作物は、同日にリリースされた『ボコスカウォーズII』発売を記念して制作されたものです。

ハタハタ：『ボコスカウォーズII』ッスか……。じつは自分はあまり馴染みがなくて。

ophion：若いハタハタは知らなくても仕方がないかもしれませんね。『ボコスカウォーズ』の1作目は1983年に発売されていて、ジャンルはシミュレーションRPGです。

電撃PS編集長：プレイヤーはスレン王国のスレン王となって部下を指揮し、バサム帝国の暴君オゴレスと戦うことになるんだ。

『ボコスカウォーズ』は
シミュレーションRPGの先駆け的作品!?

　11月10日発売の『ボコスカウォーズII』は、1983年に発売された『ボコスカウォーズ』の続編。スレン王とスレン王国軍を指揮してバサム帝国と戦うという内容で、1作目はシミュレーションRPGの先駆け的な存在だ。

　スレン王や、兵卒、騎士といった複数のユニットを操作し、敵のユニットに接触させると戦闘になる。相性や地形を考慮して戦わせるので戦略性が高く、パズル的な要素もある点が魅力だ。

【オリジナル版】

【PS4版／Xbox One版】
▲なつかしいテイストの画面と、PS4版／Xbox One版として進化した『ボコスカウォーズ』の両方を楽しめる！

⇒『ボコスカウォーズII』の公式サイトはこちら

ケンジ：時は中世。暴君オゴレスはスレン王国へと攻め入った……！

ハタハタ：あ！　ケンジがまた何かを思い出したみたいッス。

ophion：最近、ケンジの記憶喪失の設定が都合よく扱われている気がしますね……。

ケンジ：オゴレス率いるバサム帝国の軍事力を前にスレン王国は壊滅。スレン王は収監砦に幽閉され、処刑の日を待っていた。

ハタハタ：スレン王がピンチッス！

ケンジ：そんなある日、スレン王は自分の部下たちが砦やほかの場所に囚われていることを知る！　スレン王は部下たちを助け、スレン王国を取り戻すことを決意。そして、目の前の石壁が崩れ……ハッ！　わたしはすべて思い出しました!!

Bros：思い出したって、何を？

ケンジ：わたしは……スレン王だったのです！

一同：な、なんだってー!?

ケンジ：わたしはオゴレスと戦うために部下たちを集めなければなりません。協力してください！

こむろっく：協力って何すればいいでゲス？

ケンジ：『ボコスカウォーズII』を『マイクラ』で再現してください！　そうすれば、部下たちが集まってきてくれるはずです。

電撃PS編集長：なんかよくわかんないけど、手伝ってあげれば。今回のネタも決まってなかったし。

Bros：最近こんな感じで企画が決まるよなぁ……。

　※スレン王はみなさまの心の中にいます。このスレン王はあくまでケンジですのでご注意ください。

なつかしのゲームオーバー画面が完成！

スレン王（ケンジ）のためにゲーム画面を再現。
なじみ深いシーンを制作したが……。

人生の意味は敗北のなかにある!?

こむろっく：『ボコスカウォーズ』のゲーム画面の再現が完成したでゲス！　完璧でゲス!!

Bros：ばっちり再現できたね！

電撃PS編集長：これでスレン王の部下も集まってくるだろ。よかったよかった。

ケンジ：あの～、ちょっといいですか？

ハタハタ：どうしたッスか？　ケンジ……じゃなくてスレン王。

ケンジ：これ、ゲームオーバー画面なんですけど！　スレン王国負けちゃってるんですけど!!

ophion：このゲーム画面が一番有名なので再現してみました。古くからのゲームファンもピンと来る画面なので、部下のみなさんも集まってきてくれるかと……。

ケンジ：負けちゃってるんだから、集まらないでしょ！　「スレン王はやっぱりもう処刑されちゃったんだー」って、部下たちがあきらめちゃいますよ!!

こむろっく：まあまあスレン王、人の上に立つ者はそんなあわてふためいちゃダメでゲス。まずは制作物の説明をするから聞いているでゲス。

▲『ボコスカウォーズ2』のゲームオーバー画面（オリジナル版）。

↓

強敵オゴレスを倒してスレン王国を勝利へと導け！
▲『マイクラ』でこのゲームオーバー画面を再現。“WOW！ YOU LOSE！”の文言と勝ち誇るオゴレス、敗北するスレン王と部下たちを表現している。

ophion：今回はシンプルにウールのみで作っています。ドット調なので『マインクラフト』とは相性がよく、色の選定を間違えなければこんな感じに作ることができます。

電撃PS編集長：これは『ボコスカウォーズ2』のほうのゲームオーバー画面を再現したんだな。

Bros：キャラクターの色が『2』のものになっています。ちなみに、1作目のほうでは戦闘中とゲームオーバー画面で微妙にキャラの色が変わってましたよね。

ophion：使用したウールは、下記の説明を参照してみてください。ドット調で作りやすいので、初心者の方もぜひお試しいただければと。

【スレン王】
▲白色のウールをメインにしつつ、鎧のつなぎ目などに青、水色、黒のウールを使用。

【暴君オゴレス】
▲マントは黄緑色のウール、王冠に黄色、赤のウール、細部に白や赤紫のウールを使用。

【騎士】
▲鎧は水色のウール、つなぎ目は青のウールを使用。目の部分には白のウールも使った。

【兵卒】
▲基本的には騎士と同じ構成でウールを配置。水色、白、青のウールでできている。

ケンジ：あのぉ、話を戻しますがこのゲームオーバー画面はなんとかならないですかね？　負けちゃってると王としての威厳にも関わってきちゃって……。

こむろっく：このページでは負けちゃってるけど、きっとこの記事を読んだみなさんがゲームをプレイして勝利に導いてくれるはずでゲス！

電撃PS編集長：お、こむろっくが初めていいこと言った。

こむろっく：初めては余計でゲス！　でも、当時プレイしていて難しかった印象があるでゲスなぁ。

ケンジ：当時は乱数の影響が強くて、最後のボス戦で確実に勝てる状況は作れないようになっていましたからね。

こむろっく：シミュレーションRPGなのに最後の最後で運なんて納得いかないでゲス！

ケンジ：戦いというのは常にそういうものなんです。当時子どもだったユーザーも人生の酸いや甘いを経験して、これが理解できるようになったと思います……。

こむろっく：うまいこと言ってごまかすんじゃないでゲス!!

＜　連載企画・第35回に続く！ ＞

“電撃工務店”のお仕事（ポリタンランドに建設してほしいもの）大募集！

　“電撃工務店”による連載は、12月8日（木）より発売中の『電撃PS Vol.628』でも、引き続き掲載中です。現在の活動の様子を知りたい方は、そちらもチェック！

　また“電撃工務店”は、ポリタンランドに作ってほしいものを募集中です。電撃PS付属のハガキやメールで募集を受け付けているので、ぜひご応募を！

　※アイデアの採用は、誌面での掲載を発表に代えさせていただきます。
　　『マインクラフト』記事掲載号の誌面にて順次、ペンネームとあわせて掲載させていただく予定です。
　※お客様の個人情報は、本企画の運営にのみ使用いたします。

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