『Battlestations: Midway（バトルステーションズ：ミッドウェイ）』兵器資料室

　 日本人なら誰もが一度は聞いたことがあるであろう戦艦「大和」。当時の日本の最高技術が結集し、現在では「大艦巨砲主義」の代名詞として扱われる一方で、建造が行われたのは、戦艦が戦略兵器としての地位を失いつつある「戦艦のたそがれ」ともいえる時代であった。

　 大日本帝国海軍の主力戦闘機で、「零戦」の略称で知られている「零式艦上戦闘機」。当時の戦闘機としてはきわめて高い性能を持ち、アメリカ軍では「1対1の空中戦を禁ずる」という通達が出されたほどの戦果を上げた本機を紹介していく。

　「暫減邀撃（ざんげんようげき）」という構想を実現するために、 非常に高い性能を与えられた大型潜水艦「伊号第16潜水艦」。しかし能力とは裏腹に、「伊号第16潜水艦」の運用はあまりに不遇なものであった。

　多数の画期的な機構が搭載されており、「世界で最も優秀な空母」と謳われるほど成功した航空母艦「レキシントン」。しかしその歴史は、建造当初から周囲の要因に翻弄されたものであった。

　 「勇敢な」、「不行不屈の」という意味の名前を持つ偵察爆撃機「ドーントレス」。アメリカ海軍に最も愛されている機体の1つでもある「ドーントレスは、その汎用性の高さから太平洋戦争のほぼ全期間を戦い抜くこととなった。