2013年11月18日(月)
『ペルソナ』格闘ゲーム最新作『P4U2』全キャラレビュー:里中千枝編 カンフー+ペルソナで怒涛の連続攻撃!
2013年初冬に稼働予定のアーケード用2D対戦格闘ゲーム『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド(以下、『P4U2』)』。電撃オンラインでは、稼働に先駆けて本日から全キャラレビューをお届けしていく。この記事では、カンフーアクションを駆使するインファイター・里中千枝のレビューを掲載する。
本作は、ゲームブランド・アトラスの人気RPG『ペルソナ4』を題材にした、2D対戦格闘ゲーム『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』の続編にあたるタイトル。『ギルティギア』シリーズや『ブレイブルー』シリーズなどを手掛けるアークシステムワークスとの共同開発となり、新キャラ、新システムなどが導入される。この特集記事で、キャラクターの特徴をぜひチェックしておいてほしい。
【里中千枝(声優:堀江由衣)】
・ペルソナ:トモエ
・タイプ:カンフーラッシュ
・ペルソナゲージ:3
【コマンドリスト】
※コマンドリストの“P”の項目に●があるものは、ペルソナが動かせる状態でのみ使用可能。一部のスキル&SPスキルは、ボタン同時押しでスキルブーストが使用できる。
■息をつかせぬラッシュで接近戦を制しろ!
『ペルソナ4』でシャドウたちを退けた、たくましいカンフー技と、強力な物理スキルが格闘ゲームの世界で大暴れ! 全キャラクター中きってのラッシュ力と、チャンスをつかんだ時の圧倒的な火力が千枝の強みです。ペルソナのトモエは、物理スキルの他にも、相手を凍結させる能力なども持っていて、千枝の強力な打撃技とあわせて使えば、すさまじい連続攻撃を仕掛けられます。『ペルソナ4』で、パーティの火力の要となった“ゴッドハンド”もSPスキルとして健在で、本作でもヒットさせれば大ダメージを与えることができるんです。
通常技では、隙の小さい立ちAがとにかく便利です。この技は、立ちA→ダッシュ立ちAと素早く繰り出せば、連続技になってしまうほど隙が小さく、地上での攻めに大活躍します。ノーマルタイプの立ちAから繰り出せる連打コンボは、ヒット、ガードに関わらず相手を引き寄せる性能があるので、ここから投げやジャンプ攻撃を仕掛けていくという流れに持ち込めそうでした。シャドウタイプの連打コンボは、相手を引き寄せる性質こそないものの、SPゲージを溜める能力が高いので、こちらも接近戦の要となりそうです。また千枝は、通常技をガードされたとしても、相手を長い時間拘束するペルソナ攻撃でフォローができる場面が多いので、どんどん強気に技を繰り出せるのもうれしいところです。
■“シャドウ暴走”との相性もよさそう?
通常技には、全体に隙が小さく、連続攻撃に適したものが多いのですが、スキルには、威力の大きい技がそろっています。特に注目なのは、“金剛発破”。前方へと拳で突進攻撃を繰り出すこの技は、B版で出せば壁バウンドを誘発し、吹き飛んだ相手に追撃をかけることができるのです。B版は技の発生はやや遅いものの、ガードされた時の隙が小さいので、奇襲や連係の締めに活躍してくれそうです。この他にも、千枝には追撃をかけられる必殺技が多いので、必殺技→必殺技の流れを可能にする“シャドウ暴走”との相性がよさそうです。慣れてきたら、シャドウタイプを選ぶというのもアリかもしれませんよ。
また千枝は、攻めがすさまじく強いにも関わらず、相手に攻め込まれた時の切り替えしとなる、逆ギレアクション“ハイパーカウンタ”が便利なのも魅力です。この技は、発生が早く、技の隙もそれほど大きくないので、守りの要として活躍してくれます。対空迎撃に最適な、上方向に蹴りを繰り出すしゃがみBからも連続技に持ち込めるので、相手の攻めに対してカウンターを狙うという戦術もとれそうです。
千枝は、見た目のかわいさとは裏腹に、とても攻撃的なキャラクターなので、とにかく爽快に攻めまくりたいという人にオススメです。攻めだけではなく、守りにも使える強力な技もそろっているので、とにかくゲームに慣れてみたいという人にも、もってこいのキャラクターになっています。
▲ダッシュやジャンプからすばやく行動できるので、相手に近付くのも簡単です。接近戦のコンビネーションをいろいろと模索するのが楽しいキャラクターになっています。 |
(C)Index Corporation 1996,2013 Produced by ATLUS
データ
- ▼『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』
- ■メーカー:アークシステムワークス
- ■対応機種:AC
- ■ジャンル:FTG
- ■稼動日:2013年初冬