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2014年2月21日(金)

『龍が如く 維新!』のメインストーリー第2章を紹介! 育ての親・吉田東洋を殺した犯人を探す龍馬――彼が京で巻き込まれた新たな事件とは?

文:キャナ☆メン

 セガが、明日2月22日に満を持して発売するPS4/PS3用ソフト『龍が如く 維新!』。本日は、メインストーリー第1章を紹介した昨日に続き、第2章のあらすじを掲載する。

『龍が如く 維新!』 『龍が如く 維新!』

 『龍が如く』シリーズは、伝説の極道・桐生一馬を主人公に据え、生々しい人間ドラマを描いてきたアクションアドベンチャーゲーム。その最新作『龍が如く 維新!』では、現代から幕末に舞台が移り、桐生の内面を持つ“坂本龍馬”が主人公の物語を体験できる。その切り口も斬新で、土佐を脱藩した坂本龍馬が、“斎藤一”と名を偽って新選組に潜り込むというストーリー展開が楽しめる。また、ストーリーだけでなく、シリーズの人気キャラクターたちが歴史上の人物や架空の人物として多数登場することも魅力になっている。

 第2章は、土佐藩を脱藩するまでを描いた第1章から、1年が経過した後の話になる。第1章のラストで、龍馬は、育ての親にして藩の重要人物である“吉田東洋”を殺したという濡れ衣を着せられてしまう。その後、京で真犯人に関する情報を探っていた龍馬が、新選組の中に犯人と同じ剣術を使う人間がいることを突き止め、ついに犯人探しの本格的な戦いが始まる、という京での波乱に満ちた生活のスタートを切る章になっている。

『龍が如く 維新!』
▲藩政の中心にありながら、土佐藩の階級社会を改革しようと考えていた吉田東洋。しかし、彼は暗殺され、その場にいた龍馬が濡れ衣を着せられる。

■『龍が如く 維新!』第2章あらすじ

 土佐藩の中心人物にして、龍馬の育ての親である吉田東洋が暗殺されてから1年。

『龍が如く 維新!』
▲第2章から、舞台は京に移る。土佐とは違い、通りは色鮮やかな旗や看板で彩られ、町行く人々にもきらびやかな装いが目立つ。

 倒幕と佐幕、開国と攘夷――さまざまな理想と思惑が入り乱れる、時代の中心地・京。その片隅にある船宿“寺田屋”で、世の中の動きに我関せずと居眠りを続ける男がいた。その男とは、浪人・斎藤一。

『龍が如く 維新!』 『龍が如く 維新!』
▲寺田屋を切り盛りする女将のお登勢(左)と、看板娘の女中・おりょう(右)。働き者で、息の合う2人の様子がうかがえる。
『龍が如く 維新!』 『龍が如く 維新!』
▲「いつまで寝ているの」とでも言いたげな顔で、斎藤一を叩き起こしに来るおりょう。彼女にとって斎藤一は、昼を過ぎても寝続ける迷惑な客でしかない。
『龍が如く 維新!』 『龍が如く 維新!』
▲ようやく起きた斎藤一だが、その顔が二日酔いのせいでゆがむ。その様子を見たお登勢にも、彼へ一言あるようだ。

 女中からの宿賃の催促を適当にごまかし、博打を打ちにフラフラと宿を出る昼行燈(ひるあんどん)。誰の目にもうだつの上がらない素浪人と映るこの男こそが、坂本龍馬の現在の姿だった。

『龍が如く 維新!』
▲気だるげに町をぶらつく斎藤一こと坂本龍馬。濡れ衣を着せられ、厭世(えんせい)的な性格に変わったのか? と思いきや、そうでもないようだ。

 だが、龍馬が人気のない裏路地に入るや、その様子は一変する。背筋は伸び、目には鋭い光が宿る。斎藤一という仮の姿を被り、龍馬は今もなお東洋を殺した“覆面の男”を追い続けていた。

『龍が如く 維新!』
▲人目につかない場所では、土佐にいたころの鋭い眼光を取り戻す。うだつの上がらない浪人である姿も、龍馬には目的あってのことだった。

 1年に渡る執念の調査の末、龍馬は“覆面の男”の使った剣が“天念理心流”という流派であることを突き止めていた。事件の真相に近づく唯一の手がかりである天念理心流。その使い手を求め、龍馬は京の道場を巡り歩く。

『龍が如く 維新!』 『龍が如く 維新!』
▲京の剣術道場を片っ端からあたり、腕に物を言わせて“天念理心流”の使い手を探す龍馬。だが、この道場も“はずれ”であったようだ。

 日も暮れかかり、今日も収穫なしかと思われた時、1人の男が龍馬の前に現れる。長州の新堀松輔と名乗るその男は、龍馬に問いかける。

「アンタ、天念理心流の使い手は見つかったかい?」

 警戒する龍馬に、新堀は笑みを浮かべて答える。自分は剣の腕の立つ男を捜しており、天然理心流を求めて京の道場を片っ端から荒らして回る龍馬の存在を知ったのだと。

『龍が如く 維新!』 『龍が如く 維新!』
『龍が如く 維新!』 『龍が如く 維新!』
▲龍馬の前に突然姿を現した新堀松輔。龍馬の目的を言い当てる男の発言に、龍馬の瞳が警戒の色を強める。新堀が龍馬に近づいた真の目的とは?

 なおも警戒する龍馬へ、新堀は“お近づきのしるし”にと、ある情報屋を紹介する。それだけ告げて去っていく新堀。他に当てもない龍馬は、危険を承知で情報屋のもとへ向かうことにする。

 その情報屋のもとで、龍馬は大きな手がかり得る。天念理心流の使い手が、京を拠点に活動する“ある組織”に集結しているというのだ。その組織こそ“壬生狼”と恐れられる幕末最強の戦闘集団・新選組だった。――真相は新選組の中にあるというのか。龍馬の顔に決意の表情が浮かぶ。

 事件の真相に近づく大きな手がかりを得た龍馬。だがそこへ悲鳴が響く。

「人斬りだ!」

『龍が如く 維新!』
▲騒ぎを聞いて駆けつけた龍馬が見たのは、顔見知りである島田の死体。彼が斬られたのはなぜなのか……。

 龍馬が駆けつけると、人だかりの中心に無残な斬死体が転がっている。動乱の京では、もはや珍しくもない風景だった。だが、その死に顔を見て、龍馬に戦慄が走る。斬られた男は、土佐勤王党の一員であり、龍馬の顔なじみでもある島田だった。

「島田は口の軽い男じゃったき。始末する必要があったがです」

 不意に、背後から龍馬に語り掛けてきたのは、編み笠を目深く被った男。動揺していたとはいえ、龍馬の背後を取ったこの男の正体とは……?

『龍が如く 維新!』
▲実際には道場破りを重ねていた龍馬の腕が衰えたはずはなく、その背後をいとも簡単に取る男の技量は尋常でないことがうかがえる。だが、編み笠を被っていてもわかる長髪と、首に布を巻いた姿には見覚えが……?

 いよいよ、明日2月22日に発売となる『龍が如く 維新!』。これまで、物語や登場人物の背景、基本的なバトルシステムにやり込み要素など、さまざまなゲーム情報をお伝えしてきたので、本作に興味を持っている人はぜひチェックしておいてほしい。既にゲームを予約した人や、明日購入するつもりでいる人は、あと1日だけ辛抱しよう。

→【ストーリー】“坂本龍馬”は、なぜ“斎藤一”に? 物語の背景を紹介
→【ストーリー】坂本龍馬という男の生き様の原点を描く第1章――そのストーリーを紹介
→【キャラクター】龍馬が親と仰ぐ吉田東洋。そして兄弟分の武市半平太。土佐の人物を紹介
→【キャラクター】東洋殺しの犯人を追い、新選組に入った龍馬。局長や副長ら幹部を紹介
→【キャラクター】クセ者ぞろいの新選組幹部たち。五番隊以下の隊長と監察・山崎を紹介
→【キャラクター】おりょう。そして薩長・幕府のキーマンたち。龍馬を取り巻く人物らを紹介
→【キャラクター】おなじみのキャラはどんな形で登場する? シリーズキャラの役どころを紹介
→【バトル】戦術の幅を広げる4つのスタイル。幕末風の『龍が如く』アクションを紹介
→【バトル】4つの型を際立たせる“絶技”と新たな技をひらめく“天啓”を紹介
→【やり込み要素】仲間集めとダンジョン攻略の融合した新システム“バトルダンジョン”を紹介
→【やり込み要素】あの遥も登場! 戦わないやり込み要素“アナザーライフ”を紹介
→【カスタマイズ】プレイスタイルによって十人十色な龍馬に育つカスタマイズ要素を紹介
→【ADVパート】京の町で楽しめる多彩なプレイスポット&遊女・杏南のセクシーシーンを紹介
→【連動アプリ】体験版とコンパニオンアプリを兼ねたPS Vita用無料アプリを紹介

(C)SEGA

データ

▼『龍が如く 維新!』ダウンロード版
■メーカー:セガ
■対応機種:PS4
■ジャンル:A・AVG
■配信日:2014年2月22日
■価格:8,190円(税抜)
※2014年2月22日~6月30日の期間は、PS3版を持っていると1,000円(税込)で購入可能。
▼『龍が如く 維新!』ダウンロード版
■メーカー:セガ
■対応機種:PS3
■ジャンル:A・AVG
■配信日:2014年2月22日
■価格:8,190円(税抜)
▼『龍が如く 維新! 無料アプリ for PlayStation Vita』
■メーカー:セガ
■対応機種:PS Vita(ダウンロード専用)
■ジャンル:ETC
■配信日:2014年2月13日
■価格:無料

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