『リバース:1999』試遊レビュー。あまりに世紀末でクセスゴな登場キャラの顔ぶれを眺めるだけで時間が溶けていく!?【TGS2023】

原常樹
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 9月21日~24日にかけて千葉県・幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2023(TGS2023)”のBLUEPOCHブースに出展された、世紀末タイムリバースRPG『リバース:1999』のプレイレポートをお届けします。

 『リバース:1999』は中国のゲームメーカーBLUEPOCHが開発・運営を担当するiOS/Android/PC向けのゲームアプリ。2023年8月上旬にはクローズドβテストも実施され、日本でもリリースを待望する声が上がっています(中国では先行してリリース。日本では2023年年内リリース予定)。

レトロモダンなSF好きに刺さる設定がすごくイイ!

 ジャンルが“世紀末タイムリバースRPG”というだけあって、本作の舞台になっているのは、1999年12月31日から旧時代へと巻き戻っていく不可思議な世紀末。

 時間逆行を引き起こしている要因は、空に向かって降り注ぐ暴雨“ストーム”。そのあとには何も残らず、ランダムな時間の遡(さかのぼ)りが発生するとか……。時代そのものがなくなったことになり、徐々に過去へと遡っていくというのだからなんとも恐ろしい現象です。

 ただひとり、主人公・ヴェルティ(声:高森奈津美)だけはその影響を受けず、時を司る者(タイムキーパー)として幾重の時代を見届けてきたようです。

 主人公はその過程で、特別な力を操る神秘学者(アルカニスト)と呼ばれる存在を頼ることになります。異端者として社会から追放された彼らは頼りになる存在ですが、同様にストームの秘密を追おうとする主人公の行動を阻止しようとする危険な組織も登場すると──こういった設定だけで、レトロモダンなSFが好きな人間としてはご飯が何杯もいけちゃいますね。

 BLUEPOTHのブースでは、大スクリーンで同作のPVも上映。ロックを愛する海賊の船長・レグルス(声:山本希望)としゃべるリンゴ・APPLe(声:平川大輔)による軽妙なトークや、1960年代のレトロなレコードの音色がググッと心を惹きつけます。近現代をモチーフにしているだけあって、時代にマッチしたジャズやロックなど音楽面でのこだわりも相当強そうな印象が。

 こちらのPVを目にして世界観が気になったという方も多いかと思いますが、そんな方にはぜひ試遊をオススメ。ブースでは10分という制限時間の中で自由に端末を触ることができます。

 なお、ビジネスデイの段階でも先行プレイははかなり賑わっており、順番待ちに30~40分かかりました。ブースでは来場者プレゼントとしてオリジナルスマホスタンドやトートバッグも配布されていましたが、こちらも早い段階で品切れとなっていたので、『リバース:1999』の試遊が気になっていて、なおかつグッズも手に入れたいという方はぜひ早い時間にブースを訪れてみてください。

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 今回の先行プレイでは、メインストーリーに比べて2種類のイベントストーリーがプレイできるようになっていました。世界観が重厚なだけにたった10分間で全容を把握するというのは難しいのですが、その一端を覗くことは可能でしょう。

 メインストーリーは全編フルボイスというのも魅力的ですし、ストーリーの要所では違和感なくアニメーションが挿入されるのも驚きです。まさに“物語を観ている”という表現がピッタリかもしれません。

 注目のバトルは、毎ターン手札の中から3枚のスペル(カード)をチョイスしてその効果を発動させていくというシステム。仲間として戦ってくれるアルカニストにはそれぞれ“デバフ”や“防御”、“行動阻害”といった形で役割が設けられていて、それがそのままスペルの効果にも影響するとのこと。

 システムが奥深い構造なのでこちらも短時間で真髄に迫るのは難しいかと思いますが、ビジュアル面の魅力を楽しむだけなら試遊の10分間でも大丈夫。バトルに登場するキャラクターのデザインやカードの絵柄は、ダークな童話をも連想させる独特な雰囲気を醸し出しているので、ひと目で引き込まれたという方も多いのでは。

 RPGというと周回にかかる手間が気になるところですが、本作はオートでバトルを任せる“行動再現”も搭載。繰り返すプレイの回数も最大4回まで設定できるようになっていたので、周回によるストレスケアも十分考えられているのではないでしょうか。また、各クエストは各ユーザーごとの初回クリアメンバーの統計なども取っているようで、データを開示することでプレイヤーが遊びやすくなるようにも工夫されているようです。

 もちろん、システム面の特徴はこれだけではないようです。キャラクターのステータス画面では“レベル”のほかに“洞察”や“塑像”、“伝承”、“共鳴”といった要素が確認できることからもわかるように育成要素は豊富のひと言。

 バトル以外のシステムとしては、今回の試遊でタイルを組み上げて島や建造物を構築していく“ウィルダネス”というモードが実装されていました。こちらは軽く触った印象だと“箱庭を作って遊ぶようなモード”。ウィルダネス(英語で未開の大自然を意味)を切り拓いて、自分だけの土地を作っていくようなモードなのかなと。こちらの要素がどのような形で物語に関わってくるのかも楽しみですね。

 そして、今回の試遊で何より筆者が魅力を感じたのは、仲間として召喚できるアルカニストたちのデザイン。これがとにかく個性的なんですよ!

 欧米をルーツとするアルカニストだけでなく、中国語を使う貴婦人や大正時代風のメイド服に身を包んだ少女など東洋にルーツがありそうなアルカニストも散見されました。

 また、マントと剣だけが宙を浮いているような“ナイト”や藁人形のようなデザインの“レイビーズ”、シーツのお化けのような“ポルターガイスト”など、人間離れしたアルカニストも数多く見受けられたので、尖ったキャラクターが好きという方であればひたすら仲間を眺めるだけで10分が経過してしまいそうです。

 ちなみに筆者個人的には、ブラウン管やオーディオで身体(?)が構築されたアルカニスト“TTT”のデザインを見たときは新しい扉が開いたような感覚がありました……。いやいや、これはバックボーンが気になるでしょう! ぜひともリリースを待って早く召喚してあげたいところです。

 なお、9月23日には『リバース:1999』の最新情報をお届けする公式生放送番組『ストーム情報局#2』の配信も決定。前半を東京ゲームショウ2023の公式番組内で、後半を『リバース:1999』公式チャンネルで配信するという2部構成での放送を予定しているそうです。番組内では『リバース:1999』リリース日も発表されるとのことなので、みなさんもぜひチェックしてみてください。

『ストーム情報局#2 ~TGS2023スペシャル~』配信概要

【配信開始時間】
2023年9月23日19時

【出演者(敬称略)】
マチルダ役:伊藤彩沙
ソネット役:内田秀
アルカナ役:小清水亜美
ヴェルティ役:高森奈津美
MC:松澤千晶

【配信URL】
『リバース:1999』公式チャンネル
URL:https://www.youtube.com/watch?v=VztrCiW9NMk
東京ゲームショウ公式チャンネル
URL:https://www.youtube.com/watch?v=YbqwCj27VAY
※第二部は『リバース:1999』公式チャンネルでのみご視聴いただけます。

東京ゲームショウ2023開催概要

【開催期間】
 ビジネスデイ……9月21日~22日 各日10:00~17:00
 一般公開日……9月23日~24日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)2,300円(税込)
※小学生以下は無料

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