2014年2月25日(火)
アークシステムワークスが4月10日に発売するPS3/PS Vita用ソフト、『魔都紅色幽撃隊(まとくれないゆうげきたい)』。今回は、本作に登場する楓伊久(声:水崎綾)について、キャストインタビュー付きで紹介していく。
『魔都紅色幽撃隊』は、今井秋芳監督が手掛ける『學園ジュヴナイル伝奇』シリーズの最新作で、『東京魔人學園伝奇』『九龍妖魔學園紀』と世界観を共有する學園ジュヴナイル伝奇アドベンチャー+RPG。プロデューサーは金沢十三男さん、キャラクターデザインは倉花千夏さん、音楽はThe Key Project、OP曲は植松伸夫さんが担当している。
なお、キャストインタビュー中には、通りすがった今井監督や金沢プロデューサーから補足やツッコミ(!?)が入ることも。まだオフィシャルには公開されていない裏情報が語られていることもあるので、ぜひ開発スタッフのコメントにも注目してほしい。
「あたしのマジック見たい?」
豊島区の高校3年生。奇術部の部長でマジックが得意。
小学生のように背が小さいが、気が強く生意気な口調もしばしば。実は忍者マニア。
●得意科目:美術 ●部活:奇術部
●出身地:静岡県 ●血液型:O型
●誕生日:12月10日 ●年齢:17歳 ●身長:146cm
「訓練すんの? 仕方ないなァ、アタシが付き合ったげる」
「こんにゃろ~ッ!!」
「アタシのマジック見せてあげる」
◆水崎綾(みずさき あや) プロフィール
サンスポアイドルリポーター SIRのメンバーとしても活動している女性タレント。ティーズナインハーフに所属。テレビ番組、舞台、ミュージカルなどに多数出演している。
――“ゲームキャラの声優”というオファーが来た時の感想を教えてください。
水崎:声優というお仕事自体は初めてでしたが、アニメやゲームなどの声のお仕事に興味があったので、お話をいただいた時にすぐ「やりたいです!」と返事をしました。
――実際に収録に挑戦してみて、いかがでしたか?
水崎:とっても難しかったです。舞台でのお芝居はよくやっているんですけど、その時は体を使ったり、顔の表情を使ったりして感情を表現することが多いんです。それが声だけとなると、普通のお芝居よりも全然難しくって……。あらためて声優さんってすごいなと、尊敬する気持ちが強まりました。
――収録を見学させていただきましたが、たまにブース内で体を動かしながら演技をしてましたよね。
水崎:そうですね。感情が高まると、つい体も動いちゃいました。
――ご自身が演じた楓伊久というキャラに関する第一印象を教えてください。
水崎:とにかくもう、かわいい! こんなにかわいい役を私がやってもいいのかなと、不安ながらも、とても楽しみに感じました。
――実際に演じてみていかがでしたか?
水崎:外見的には幼い印象ですけど、実際は高校生ということで、どのくらいの精神年齢や声で演じればいいのかが難しかったです。萌えキャラと一口に言っても、しゃべり方しだいで印象が大きく変わるじゃないですか。
せっかく演じるんだから、たくさんの人にかわいいと思ってもらえるように頑張りました。
――ちなみに、ご自身と楓を比べて共通点はありますか? また、逆に真似できない部分はありますか?
水崎:私、本当はもっと色気のある大人の女性になりたかったんですよ。でも、童顔で幼く見られがちな部分がありまして(笑)。そういう部分は、伊久ちゃんとの共通点になるのかなと思いました。
異なる部分としては、伊久ちゃんは気が強いキャラなんですけど、私は小心者というところですね。でも、性格が真逆なぶん、普段は言えないようなハッキリしたセリフを言えたので、ちょっとストレス解消になりました(笑)。
――ゲームシステム的に、主人公と仲よくなるとラブラブなセリフもあるようですが?
水崎:すっごく恥ずかしかったです(笑)。マイクを目の前にしながら恥ずかしいセリフを言うという体験自体も初めてだったので、かなり照れましたね。
私がお芝居の時に演じるのは子ども役が多くて、あまり恋愛対象ではない元気な女の子の役とかが多いんですよ。なかなか私に恋愛を求められることがないんですけど(笑)、今回はそういう役をやらせていただいて、うれしかったです。
――水崎さんのファンにとっては、このゲームのラブラブなセリフは貴重なものになりそうですね。
水崎:そうですね(笑)。私のラブラブなセリフを楽しめるのは、伊久ちゃんだけかもしれません。ゲームを遊んだ皆さんの心をつかめたらいいなと思います。
――今回一緒にお仕事をして、今井監督への印象はいかがでしたか?
水崎:最初は厳しい方なのかなと思いましたが、実際にお会いしてみるとフレンドリーでお話もおもしろい方で、一緒にお仕事ができてうれしかったです。演技の指導も的確で、ダメなところはダメ、こうするともっとよくなるよと、ちゃんと指示をしてくれるので、ありがたかったです。
――このゲームには夕隙社というオカルト系出版社が登場しますが、オカルト的な出来事に出会ったことはありますか?
水崎:怖い体験はありませんけど、オカルトというか、占いとかは好きですね。ただ、朝にテレビで占いを見ても、悪い結果だったら信じません(笑)。いい結果の時だけ、「よし! 今日は頑張るぞ!」と信じちゃいます。
――ご自身が演じたキャラクター以外で気になるキャラクターについて教えてください。
水崎:私は女の子のキャラが好きなんですよ。このゲームのヒロインだけあって、さゆりちゃん(深舟さゆり)は本当に美少女ですよね。とてもタイプです! きっと、こんな女の子が近くにいたら、みんな恋しちゃうと思いますね。
ちょっとツンデレっぽいところもいいですよね。やっぱり男の人って、ツンデレが好きじゃないですか。ツンツンされた後にデレデレされたら、もうたまらないですよね!
巫女さん(曳目てい)も萌えですよね。伊久ちゃんは元気系の萌えですけど、この巫女さんはおしとやかで弓道をやっていて、しかもメガネ! 正統派で完璧な萌えですね。やっぱり、かわいいは最強だと思います!
▲深舟さゆり(声:桜 稲垣早希)。 | ▲曳目てい(声:遠藤ゆりか)。 |
――今、筋肉ムキムキの双子(華山竹・梅)のところで手が止まりましたが?
水崎:見た目がインパクト大ですよね(笑)。おそろいのボーダーのシャツに目がいっちゃいます。腕のポーズとかはちょっと乙女っぽい感じですけど、でも筋肉がすごくって。友だちにいたら楽しそう!
私、オカマバーって興味があるんですよ。オカマさんは話がうまくて、話の勉強になると聞いたので、ぜひこの2人と友だちになって、トークのテクニックを学びたいです。
今井:ちなみに華山ブラザーズの服の色が赤と緑なのは、あのゲームのブラザーズを意識しています(笑)。
――伏頼千鶴も気になるようですね。
水崎:大人の女性って感じで、素敵ですよね。以前に「峰不二子みたいに演技してほしい」というオファーがあったんですけど、とても苦戦したことを思い出しました。セクシーで大人な女性には憧れますけど、私には難しいですね(笑)。
▲華山竹(声:坪井智浩)&梅(声:浜田賢二)。 | ▲伏頼千鶴(声:妃宮麗子)。 |
――本作に期待するユーザーに向けて、メッセージをお願いします。
水崎:今井監督のゲームのファンの方はもちろんなんですけど、とにかくかわいいキャラが多いですし、学生がゴーストと戦うという物語も珍しいと思います。あまりゲームをしていない人が見ても気になるキャラに会える作品だと思います。きっと、たくさんの方に愛される作品になると思いますので、皆さんも期待してください!
ツンデレなさゆりちゃんや巫女のていちゃんなど、手ごわいライバルも多いですが、私が演じた伊久ちゃんも萌えなので、ぜひ好きになってもらえるとうれしいです!
▼『魔都紅色幽撃隊』キャラ名鑑:ページリンク▼ |
|||
楓伊久(声:水崎綾) |
|||
(C) ARC SYSTEM WORKS/TOYBOX Inc.
データ