ホラークリエイターやホラーマニアが選ぶ、1年に一度のホラーゲームの祭典“日本ホラーゲーム大賞”。そのファン投票が、2026年8月4日正午12:00まで受付中です。

アワードでは大賞のほか、ホラーナラティブ・演出賞、ベストホラークリーチャー賞など、9つ+αの賞が選出されます。
本記事ではその中からベストホラークリーチャー賞のノミネート作を紹介します。
以下、プレスリリースの内容を掲載します。
投票受付が開始された各賞を解説!!『日本ホラーゲーム大賞』【ベストホラークリーチャー賞】ノミネート作解説!
ホラーゲームの脅威にして華でもある、印象深いクリーチャーたち。そんなクリーチャーたちに光を当て、湛えるために9作品からホラークリーチャーがノミネート。
あなたの琴線に触れるクリーチャーに、ぜひご投票をお願いいたします。
【ベストホラークリーチャー賞】ノミネート作一覧
・伊藤潤二『マニアック』・果てしない呪縛:富江(SOFTSTAR ENTERTAINMENT / SOFTSTAR ENTERTAINMENT)
・AUTO-CRISIS:車の怪物 / 正式名称不明(The Otherworldly Studios / The Ot herworldly Studios)
・恐怖の採点 -Score the Fear-:ゆ~君(AquaEternity / AquaEternity)
・Dread Flats:正体不明の老婆 / 正式名称不明(Ghostcase / Ghostcase)
・No, I'm not a Human:来訪者 / 正式名称不明(Trioskaz / CRITICAL REFLEX)
・バイオハザード レクイエム:The Girl(CAPCOM / CAPCOM)
・BrokenLore: DON’T WATCH:ヒャクメ(Serafini Productions / Serafini Productions / SHOCHIKU)
・Poppy Playtime - Chapter 5:ハギーワギー(Mob Entertainment / Mob Entertainment)
・Who’s at the Door?:訪問者 / 正式名称不明(SKONEC Entertainment / SKONEC Entertainment)
伊藤潤二『マニアック』・果てしない呪縛』:富江

ジャンル:アドベンチャー
リリース:2025年11月12日
開発:SOFTSTAR ENTERTAINMENT
販売:SOFTSTAR ENTERTAINMENT
ハード:PC
富江と洋館脱出体験
本作はアニメ"伊藤潤二『マニアック』”を原作とした一人称ホラーアドベンチャー。
プレイヤーは閉じ込められた館を探索しながら、原作でも登場する魔性の「富江」と関わっていくことに。
富江の虜になると、富江を殺害したくなる衝動に抗えなくなる。だが富江は不死身であり、肉片から再生・分裂する怪物でもある。そんな富江だが、本作での役割がおもしろいのは、ゲーム内で彼女はともに脱出を目指す関係であること。
『AUTO-CRISIS』:車の怪物 / 正式名称不明

ジャンル:短編 / 異常現象ホラー
リリース:2025年8月30日
開発:The Otherworldly Studios
販売:The Otherworldly Studios
ハード:PC
車の事故、その恐ろしさを表現するクリーチャーたちのおぞましさと恐怖。
真夜中に嵐の林道で遭遇する恐怖体験を描いた、一人称のサイコロジカルホラーアドベンチャー。
本作は「車」と「事故」をテーマに事故や道路のネガティブな感情を引き起こす。
クリーチャーとして登場するのは「目」が印象的なシンボルとなった怪物たちであり、事故の原因がそのまま怪物として表出したかのようなビジュアルと機能を持つ。
画像は作中に登場する禍々しいスタチュー。頭部となっている車は、事故に遭った主人公の愛車。ネタバレになるので伏せるが、この像は本作で最も恐ろしい存在をかたどったものでもある。
『恐怖の採点 -Score the Fear-』:ゆ~君

ジャンル:アドベンチャー
リリース:2025年7月4日
開発:AquaEternity
販売:AquaEternity
ハード:PC
採点される怪異
お化けの子・ゆ~君は、立派な悪霊になることを目指している小さな幽霊。
プレイヤーは部屋の中に隠れているゆ~君を探し、彼が仕掛けてくる驚かし方を見たうえで、その日の終わりに星1〜3で「怖かったかどうか」を採点。
採点は3日間続き、その点数によってゆ~君の成長やエンディングが変化するが……。
『Dread Flats』:正体不明の老婆 / 正式名称不明

ジャンル:アドベンチャー
リリース:2025年7月11日
開発:Ghostcase
販売:Ghostcase
ハード:PC
集合住宅の怪異
本作は1990年代中国風の集合住宅に賞金目当てで3日間泊まり込むことになった動画配信者が体験する恐怖を描く、一人称ホラー。
この謎の老婆の恐怖は、廃アパートという朽ちて心霊スポットと化した建物の生活感を結びついている。
『No, I'm not a Human』:来訪者 / 正式名称不明

ジャンル:ダークファンタジー / 異形ホラー
リリース:2025年9月16日
開発:Trioskaz
販売:CRITICAL REFLEX
ハード:PC
家に一人でいるの?
灼熱の太陽によって崩壊しつつある世界で、人間に紛れて夜に家を訪ねてくる異常存在を排斥する異常判断系ホラーアドベンチャー。
プレイヤーは昼の外出が死に直結する世界で、さまざまな理由で寝る場所を求めてやってくる人々を、自分の家に入れるか拒むかを判断しながら、ポストアポカリプスの日常を過ごしていかねばならない。
『バイオハザード レクイエム』:The Girl

ジャンル:サバイバルホラー
リリース:2026年2月27日
開発:CAPCOM
販売:CAPCOM
ハード:PC、PS5、Xbox Series X│S、Nintendo Switch 2
暗闇の中の存在感
プレイして最初にグレース編で遭遇する巨大なクリーチャー。正体は不明だが光に弱いことが提示され、プレイヤーは物音を立てて気づかれてしまわないよう、光源を確保しながらThe Girlから逃げつつ探索することになるが、その際の筆舌に尽くしがたい恐怖感は、バイオハザードシリーズが培ってきたステルスホラーの矜持そのもの。その姿もまた、恐ろしさと同時に、The Girlの正体をさまざまに想像させる。
『BrokenLore: DON’T WATCH』:ヒャクメ

ジャンル:サイコロジカルホラー/都市伝説
リリース:2025年4月25日
開発:Serafini Productions
販売:Serafini Productions / SHOCHIKU
ハード:PC
“見られている”引きこもりホラー
本作のヒャクメは、百の目を持つ邪悪な存在として、東京の狭いアパートに閉じこもる青年・真司の精神世界に現れる怪異。
真司は家賃や請求書、家族からの無理解に追い詰められ、唯一の逃避であるゲームやPCですら安心できなくなっていく存在として描かれる。妖怪をホラーの文脈で表現したビジュアルは、“見られている”不安がそのまま造形になっているかのよう。
『Poppy Playtime - Chapter 5』:ハギーワギー

ジャンル:アクションアドベンチャー
リリース:2026年2月19日
開発:Mob Entertainment
販売:Mob Entertainment
ハード:PC、PS5、PS4、Xbox Series X│S、Xbox One、Android
プレイタイム社の人気もの
廃墟化した玩具工場を探索する一人称ホラー・パズルアドベンチャーの第5章。
プレイヤーは前章からさらに工場の深部へ落ち込み、プレイタイム社の怪事件を裏で操ってきたプロトタイプの領域へ踏み込む。
プレイタイム社を代表する青い長身のマスコット玩具のハギーワギーだが、その“ハグ”は、逃げられない拘束や捕食のイメージにも接続する。
『Who’s at the Door?』:訪問者/正式名称不明

ジャンル:玄関/短編ホラー
リリース:2025年7月18日
開発:SKONEC Entertainment
販売:SKONEC Entertainment
ハード:PC
薬をくれるアナタは、本当にいるの?
8番出口ライクの異常判定系ホラー。特徴は、幻覚に苛まれる主人公が、ドアの向こうにいるものや室内の異変を確認しつつ、幻覚か現実かを判断していく点。
そして本作は、幻覚をテーマにしただけあって、心理ホラーの側面も大きい。出目金のような巨大な眼球が強烈なインパクトを与えるこの訪問者は、「薬をくれる助け手」なのか、それとも「扉の向こうの得体のしれない幻」?
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投票期間は2026年7月14日(火)正午から、2026年8月4日(火)正午まで