2016年12月26日(月)
スクウェア・エニックスより配信中のiOS/Android用アプリ『アカシックリコード』。本作に出演する声優陣にインタビューする連載企画の第2弾。その第3回をお届けします。
『アカシックリコード』は、紙魚(シミ)によって侵された“書籍の世界”を取り戻すため、悪魔と契約した創造者“クリエイター”たちの戦いを描いたRPG。花江夏樹さん、石川界人さん、杉田智和さん、花澤香菜さんら人気声優が多数出演していることでも話題となっています。
12月22日には、公式ニコ生“アカシックリコード公式生放送~クリスマス直前スペシャル~”が放送。次期アップデートの情報などが公開されました。現在は、クリスマス限定のピックアップ召喚やソロキャラクエスト、ログインボーナスキャンペーンが実施中。クリスマス衣装を身にまとったライラや金角、銀角などがゲーム内に登場しています。
電撃Appでは、本作で主要キャラクターを演じる声優陣にインタビューをする連載企画を展開。今年10月~11月に行った第1弾では、16名にお話を伺いました。第2弾の今回は、10名にインタビューを敢行! 第3回は、井澤詩織さんと立花理香さんのおふたりです。
なお、井澤さん&立花さんの直筆サイン色紙を、電撃Appの読者にプレゼント! 各インタビューの最後にある応募フォームより奮ってご応募ください。
“チェシャ”猫見透子
声優:井澤詩織/絵:ねつき
ジャンル:ラノベ/作品:不思議の国のアリス
――収録はいかがでしたか?
ヘルシングを2キャラクター演じさせていただいたんですが、モチーフとなっている人物が同じなので、差を出すためにエイミーは思いきり男の子っぽく演じています。猫見透子ちゃんは、私の中にある“萌え”を最大限に引っ張りだしました……!(笑) 不思議ちゃん設定でもあったので、フワフワとした雰囲気を出せるように意識して演じました。
――『アカシックリコード』に召喚したいキャラクターは?
榎田ユウリ先生の『妖奇庵夜話』の主人公・洗足先生ですね。彼は探偵なのでミステリージャンルのキャラクターとしてでもいいですが、妖怪なのでホラーかな……? 乙女系でも素敵だろうし……もう、出てくれたらどのジャンルでもうれしいです(笑)。 妖怪が大好きなんですが、妖怪を封じる陰陽師も大好きなので、陰陽師キャラクターにも登場してほしいですね!
――イチオシの本や、本や物語に関するエピソードを教えてください!
文章で読むホラーが好きで、黒史郎先生の『怪談撲滅委員会』や、香月日輪先生の本は小学生のころから読んでいます。特に『地獄堂霊界通信』シリーズが好きで、オススメです。私自身は幽霊も妖怪もまったく見えないんですが、見えないからこそ、そういったものが見える人たちに憧れがあって。文章でいいからその世界を覗いてみたくなるんですよね。だから、ホラー小説ばっかり読んじゃうんだと思います。
――『アカシックリコード』をまだプレイしたことがない方へメッセージを。
『アカシックリコード』には、普段から小説を読む人にも、キャラクターに興味がある人にも、ゲームが好きな人にとっても、心惹かれる要素が絶対に入っています! コンプリートしがいのある魅力的なキャラクターがたくさん登場しますので、お気に入りのキャラクターを見つけて、集めてあげてください。私もいつか、自分のデッキを全員妖怪にしたいです!(笑)
“オリヴィア・アトス
声優:立花理香/絵:シエラ
ジャンル:ラノベ/作品:三銃士
――収録はいかがでしたか?
『アカシックリコード』には『三銃士』のアトスが女の子として登場します。三銃士の中では最年長なので、頼りがいのある子になったらいいなと思いながら収録をしました。ですが、どうやら原作『三銃士』に登場するアトスは酒癖が悪いようで……。『アカシックリコード』のオリヴィア・アトスは、お酒で失敗しないといいなと思っております(笑)。
そしてもう2人、セイレーンをモチーフにしたキャラクターも演じさせていただきました。最初に「同じキャラクターを2人」とお聞きしたときはどうなるのかなと不思議に思っていたのですが、台本をいただいてみるとまったく性格の違う2人でした! 収録中もラノベの世界に登場するセイラ・セイレーンはかわいらしさが出るように意識しながら、SFのPSY-RAINはビジュアルではとても強そうなのですが、心の脆い部分が感じられるセリフもあったので強さと儚さの狭間をイメージしながら収録をしました。
――『アカシックリコード』に召喚したいキャラクターは?
『走れメロス』の登場人物を、ぜひお願いします! 親友セリヌンティウスのために走るメロス……お姉さまたちがキュンとするような男の友情を乙女系イケメンで描いていただきたいですね。欲を言えば、2人の友情に割って入る暴君ディオニスも入れていただいて、イケメン三つ巴の物語が楽しめたらますますキュンキュンしちゃいます!(笑)
――イチオシの本や、本や物語に関するエピソードを教えてください!
森見登美彦さんの『太陽の塔』がとても好きです。彼女に振られた残念男子大学生が主人公で、物語の大半は、研究の対象と称して元彼女のことを付け回したり、男友だちとちょっとおバカなことをしたりしています。
でも、最後の最後、大阪にある太陽の塔を見ながら彼女のことを思い出して泣くシーンがあって……。ずっとおバカなことばかりしていたけど悲しさを忘れたくてバカやっていたのかな、本当に彼女が好きだったんだろうな……と、すごくグッとくるシーンです。そんな不器用な男心を見られるところが好きなんです。
――『アカシックリコード』をまだプレイしたことがない方へメッセージを。
『アカシックリコード』では、一度は耳にしたことがあるような本や伝説が、新しいかたち、新しい物語として楽しめるようになっています。同じ登場人物がモチーフでも、世界(ジャンル)が変わるとまったく違うキャラクターとして存在しているところがとてもおもしろいと思うので、ぜひ6つの世界をそれぞれ歩んでみてほしいなと思います。本を読むような感覚で『アカシックリコード』の世界に浸っていただけたらうれしいです。
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