みなさんこんにちは。早めに夏季休暇を取って帰省したので、お盆はゆるりと仕事できていいね。こういう時に都心に行くと空いていていいらしいけど、ゲリラ豪雨が怖すぎる。停電だけは(ゲームできなくなるので)勘弁してくれオッシーがコラム59回目をお送りします。

このコラムでは、狂ったようにプレイしている日々のゲーム体験や、ゲーム以外の趣味である映画鑑賞などで摂取したエンタメコンテンツを、短文レビュー形式でお送りしています。今回は映画レビューだよネタバレ注意。
恐竜世界転生普通の家族【オークストリートの異変】
・映画『オークストリートの異変』
劇場でポスターを見て面白そうだと思ったので初日に観てきた。特に予定のないお盆休み最高。
アン・ハサウェイとユアン・マクレガーが夫婦役。
アン・ハサウェイのビジュアルが強すぎて、とてもじゃないけど普通の奥様には見えない。
ユアン・マクレガーは⋯⋯『トレインスポッティング』の頃から知ってるけど流石に老けたね! でも今回は頼りない父親役ということもあり、ハマっていたと思う。
劇場でポスターを見て面白そうだと思ったので初日に観てきた。特に予定のないお盆休み最高。
アン・ハサウェイとユアン・マクレガーが夫婦役。
アン・ハサウェイのビジュアルが強すぎて、とてもじゃないけど普通の奥様には見えない。
ユアン・マクレガーは⋯⋯『トレインスポッティング』の頃から知ってるけど流石に老けたね! でも今回は頼りない父親役ということもあり、ハマっていたと思う。

最初はなんか、日常に忍び寄る違和感(異変)を見せていくスリラーモノかと思ったのよ。なんかポスターとかチラシの感じも、映画『ビバリウム』みたいな、街に閉じ込められる系の映画を彷彿とさせる感じでさ。宣伝も、そっちに振って、公開後に「実は~」するんだと思っていた。
そしたら、別のチラシで恐竜に追いかけられるアン・ハサウェイめっちゃ映ってる。隠す気ナッシング。
劇中でもさ、序盤は敵の姿が見えない恐怖を描こうとしている気配はあるんだけど、隣人宅の庭に大きな落とし物したりと、恐竜さんの自己主張が激しいんだよね。
思わせぶりに尻尾だけ見せたりとか、鉤爪だけ見せたりとか、一応隠そうとしている雰囲気だけはあるんだけど、まったく隠せてなくてワロタ。
そんで、一応気配を隠していたはずなのに、一匹が姿を見せたら急に大量に現れる恐竜さんたち。『バイオハザード』でファーストゾンビに会う前は無人の洋館だったのに、ファーストゾンビフラグが立ったら急に色んなところにゾンビが出てくるアレと同じや。
てっきり、現代社会(つっても1980年代設定だけど)に恐竜が突如現れる話だと思ってたら、まったくの逆で、タイトルにもなっている“オークストリート”の街区が丸ごとジュラ紀にタイムスリップ転移する話なのよ。
街区の外はすっぱり切り取られたようになっていて、境界に建つ家なんかは綺麗に真っ二つになっていた。こういう表現大好き。
そしたら、別のチラシで恐竜に追いかけられるアン・ハサウェイめっちゃ映ってる。隠す気ナッシング。
劇中でもさ、序盤は敵の姿が見えない恐怖を描こうとしている気配はあるんだけど、隣人宅の庭に大きな落とし物したりと、恐竜さんの自己主張が激しいんだよね。
思わせぶりに尻尾だけ見せたりとか、鉤爪だけ見せたりとか、一応隠そうとしている雰囲気だけはあるんだけど、まったく隠せてなくてワロタ。
そんで、一応気配を隠していたはずなのに、一匹が姿を見せたら急に大量に現れる恐竜さんたち。『バイオハザード』でファーストゾンビに会う前は無人の洋館だったのに、ファーストゾンビフラグが立ったら急に色んなところにゾンビが出てくるアレと同じや。
てっきり、現代社会(つっても1980年代設定だけど)に恐竜が突如現れる話だと思ってたら、まったくの逆で、タイトルにもなっている“オークストリート”の街区が丸ごとジュラ紀にタイムスリップ転移する話なのよ。
街区の外はすっぱり切り取られたようになっていて、境界に建つ家なんかは綺麗に真っ二つになっていた。こういう表現大好き。

最後の方に分かるんだけど、ただ転移しただけじゃなくて、そのエリアが”ジュラ紀のそのエリアと入れ替わっている”設定なんだよね。だから、主人公一家目線だと、いきなりジュラ紀に放り出された感じだけど、実は現代の方ではオークストリートと入れ替わりでジュラ紀の森が出てきたことになってる。
これはちょっと面白い設定だと思った。だって、こういう異世界転移モノって、戻ってきた時に信じてもらえないことあるじゃん? でも入れ替わりでジュラ紀の森が現代にきてるから、「なんか異世界行って戻ってきた~」って言われたら信憑性あるよね。
話は戻って、恐竜世界に放り出された主人公一家。でも異世界転生ボーナスとか皆無。一応、射撃スキルを持つアン・ハサウェイはいるけど、他はパンピーレベル。
宣伝文句に偽りなしで、本当に“普通の家族vs恐竜”なんだよね。
これは本当に良かった。急に、恐竜世界を生き抜いてきた謎の男が出てきて無双しだしたりしない。
なので、この映画は本当に“恐竜が怖い”のよ。幼少期に観た『ジュラシック・パーク』もそうだけど、やっぱり恐竜が怖い映画はハラハラドキドキして面白い。『ジュラシック・パーク』も回を重ねると軍隊とか出てくるから、怖くはなくなっちゃうのよね。
そういった意味で、今作は、銃もナイフも効かない恐竜に蹂躙される一般人目線が徹底して描かれるので、非常に緊張感を持ってワクワクしながら観られたのは評価できる。
これはちょっと面白い設定だと思った。だって、こういう異世界転移モノって、戻ってきた時に信じてもらえないことあるじゃん? でも入れ替わりでジュラ紀の森が現代にきてるから、「なんか異世界行って戻ってきた~」って言われたら信憑性あるよね。
話は戻って、恐竜世界に放り出された主人公一家。でも異世界転生ボーナスとか皆無。一応、射撃スキルを持つアン・ハサウェイはいるけど、他はパンピーレベル。
宣伝文句に偽りなしで、本当に“普通の家族vs恐竜”なんだよね。
これは本当に良かった。急に、恐竜世界を生き抜いてきた謎の男が出てきて無双しだしたりしない。
なので、この映画は本当に“恐竜が怖い”のよ。幼少期に観た『ジュラシック・パーク』もそうだけど、やっぱり恐竜が怖い映画はハラハラドキドキして面白い。『ジュラシック・パーク』も回を重ねると軍隊とか出てくるから、怖くはなくなっちゃうのよね。
そういった意味で、今作は、銃もナイフも効かない恐竜に蹂躙される一般人目線が徹底して描かれるので、非常に緊張感を持ってワクワクしながら観られたのは評価できる。
イカれたパーティーメンバー(家族)を紹介するぜ! お姉ちゃんは神【オークストリートの異変】
それじゃ、メインとなる主人公一家を紹介するぜ!


・母(デニース):アン・ハサウェイ演じるビジュが強すぎる母親。ライフル競技やってた? っぽい写真が貼ってあって、実際に戦闘力も高い。さらに、趣味(?)で小説を書いていて商業レベルらしい。スペック高すぎカーチャン。まあアン・ハサウェイだからやむなし。家族パーティーではガンナーポジション。
・父(グレッグ):ユアン・マクレガー。全体的に頼りない感じの父親。仕事をクビになったことを家族に言えず、ピザ配達のバイトで食いつないでいる。デニースに愛想を尽かされて三くだり半を突きつけられる寸前。ロールはタンク。ハンマー使い。
・姉(オードリー):作中で一番頼りになる姉御。大学進学の話が出てるから高校生。家族思いな一面もあり、イッヌを探しに出た弟を助けに、恐竜が跋扈する外に出るツワモノ。さらに、襲われている少女を助けるためにナイフで恐竜に攻撃したり、怯える少女を優しくハグして介抱までする聖女。最後までほぼ弱音も吐かなかったし、やっぱお姉ちゃんが最強。ジョブはメディック(殴れるタイプの)かな。
・弟(ブライアン):こういう家族モノで頑張る映画だと、大体は一番下が覚醒して活躍するもんだけど、こいつはアカンかった。登場時から(おもちゃっぽい)弓を持っているから、きっと覚醒して弓で無双するんだと思ったら、ほぼ役に立たず。想い人っぽい転校生少女を弓で助けようとするんだけど、へっぽこ過ぎて届かず(少女はお姉ちゃんが助けた)。終始「おかーさんたすけてー!!」と連呼する典型的おこちゃまボーイ。ただし、飼い犬のスターバックを一番可愛がっており、最終的にはイッヌに助けられてなんとかなった。なのでアーチャーかと見せかけて獣使い。
・父(グレッグ):ユアン・マクレガー。全体的に頼りない感じの父親。仕事をクビになったことを家族に言えず、ピザ配達のバイトで食いつないでいる。デニースに愛想を尽かされて三くだり半を突きつけられる寸前。ロールはタンク。ハンマー使い。
・姉(オードリー):作中で一番頼りになる姉御。大学進学の話が出てるから高校生。家族思いな一面もあり、イッヌを探しに出た弟を助けに、恐竜が跋扈する外に出るツワモノ。さらに、襲われている少女を助けるためにナイフで恐竜に攻撃したり、怯える少女を優しくハグして介抱までする聖女。最後までほぼ弱音も吐かなかったし、やっぱお姉ちゃんが最強。ジョブはメディック(殴れるタイプの)かな。
・弟(ブライアン):こういう家族モノで頑張る映画だと、大体は一番下が覚醒して活躍するもんだけど、こいつはアカンかった。登場時から(おもちゃっぽい)弓を持っているから、きっと覚醒して弓で無双するんだと思ったら、ほぼ役に立たず。想い人っぽい転校生少女を弓で助けようとするんだけど、へっぽこ過ぎて届かず(少女はお姉ちゃんが助けた)。終始「おかーさんたすけてー!!」と連呼する典型的おこちゃまボーイ。ただし、飼い犬のスターバックを一番可愛がっており、最終的にはイッヌに助けられてなんとかなった。なのでアーチャーかと見せかけて獣使い。

最後がさあ⋯⋯どっちに解釈してもアカンくない???【オークストリートの異変】
ここからはネタバレ全開なのでさらに注意されたし。
中盤で、まさかのパパ(ユアン・マクレガー)がパックンチョで退場する展開は意外性があってよかった。映画『ディープ・ブルー』でサミュエル・エル・ジャクソンがサメにパックンチョされた時を思い出した。
それで、命からがら現代に戻ってきた残りのパーティーメンバー(母・姉・弟・少女)はまあいいんだけどさ⋯⋯。その後のオチが頂けない。
普通に現代に戻ってきて、ジュラ紀での体験を語って終わりでよかったと思うんだけど、監督はもうちょっと捻りを加えたかったみたい。
なんと、現代に戻った家族は、「異変が起きるちょっと(30分くらい)前」に戻ってきたのだ。
なんで??? 理由は特にないっぽいので、まさにご都合主義的展開。
30分くらいじゃ助けに行っても間に合わない! ということで、アン・ハサウェイが一計を案じて、公衆電話からコレクトコールをかける作戦に。
普通に説明しても理解が得られないと思ったので、ピザの注文を装ってユアン・マクレガーを呼び出すことに成功。
家族は再会し、ハッピーエンド!
⋯⋯とはならんやろがい!!!
呼び出したユアン・マクレガーは別時間軸の夫なわけで、同じ時間軸の夫はジュラ紀でパックンチョされたままやん。
そんで、呼び出したユアン・マクレガーは助かったけど、この時間軸の本人たち(母・姉・弟)は? え、見殺し???
そりゃ、主人公(元々の時間軸)視点で言えば、「4-1+1=4! 元通り!」ってなもんだろうけどさ。別時間軸のアン・ハサウェイたちからしてみれば、いきなりきた同じ顔をした家族に夫を取られ、さらに夫抜きの三人だけでジュラ紀に放り出されるわけじゃん?
そんなん、完全に家族背乗り(乗っ取り)系人怖ホラーやんけ!
というモヤモヤを抱えたまま終幕⋯⋯とはならなかった。
エンドロールに入る前に、数年後のオークストリートと、過去の転移事件を振り返るニュース特集が流れる。
なんと、アン・ハサウェイは夫だけじゃなく、知り合いの近隣住民にも電話して、オークストリートから逃げ出すように伝えていたのだ!
結果、それで助かったサバイバー近隣住民がインタビューを受けていて、口々にアン・ハサウェイを称える、という内容。
「説明しても信じてもらえない!(からせめてピザ配達を装って夫だけでも助けよう)」という話だったんじゃないんかい!
近所のおばあちゃん「(アン・ハサウェイが)真に迫った説得だから信じて逃げたら助かったの」じゃねーんだわ。
⋯⋯ん? そしたら、電話で助けられたのに、アン・ハサウェイは意図的に別時間軸の家族(母・姉・弟)を見殺しにしたってこと? 夫だけ欲しかったから? マジモンの人怖やん。こっわ!!!!
と思ったら、さらに驚愕の事実がラストワンシーンで判明する。
いや、正直にいうと、一瞬過ぎてちゃんと見られなかった。鑑賞後に解禁したネットの感想を見ても、それに気づいた人と気づかなかった人で最後の感想が異なっているのが散見された。
その最後のシーンというのは⋯⋯、アン・ハサウェイや子どもたち(姉、弟)が二人ずついて、みんなでバーベキューをしている、という場面。
(だったと思うんだけど、一瞬過ぎて自信ない!)
このシーンが合っているとすると、アン・ハサウェイは自分の家にも電話をかけていて、別時間軸の残りの家族も助けたってこと⋯⋯?
でも、そうすると夫は一人で妻は二人、子どもたちは四人になって、大変なことにならない??? ただでさえ無職な夫にそんな大所帯養えるの? つーか元々冷え切っていた夫婦間に、いきなりジュラ紀を経て愛を取り戻した別時間軸の妻が出てきたら揉めない?
「4-1+1+3=7! QED! 大団円!」じゃねーんだわ!
そして筆者は、考えることをやめた⋯⋯。