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『シャドバ』新フォーマット“ヒーローズバトル”先行レビュー。復帰勢や初心者も楽しめるルールの見どころや一部デッキのプレイ感も紹介【シャドウバース】

文:電撃オンライン

公開日時:

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 Cygamesが配信するiOS/Android/PC用デジタルTCG『Shadowverse(シャドウバース)』では、4月24日より期間限定フォーマット“ヒーローズバトル”が配信されます。

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 この記事では、4月上旬に行われたメディア先行プレイ会で体験できた“ヒーローズバトル”をレビュー。各デッキのプレイフィールなどを紹介していきます。

※画面は開発中のものです。バランスなどは変更される可能性があります。

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ヒーローズバトルの基本的なルールを紹介!【シャドバ】


 まずは期間限定フォーマット“ヒーローズバトル”の概要について紹介。

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 ヒーローズバトルは、メインストーリーに登場したキャラがリーダーとして活躍する新フォーマット。メインストーリーに登場したキャラクターの中から各クラス3人ずつ、ピックアップされたキャラクターたちが登場します。

 基本ルールは従来通りですが、キャラクターにはそれぞれに固有の能力(ヒーロースキル)が付与され、その能力を駆使してバトルを楽しむことが可能です。

 ヒーローズバトルに挑めるのは期間限定。期間中はランクマッチを除く各モードに参戦可能で、グランプリも開催予定となっています。

 下記でヒーローズバトルの主な特徴について紹介します。

新たな戦略を生む“ヒーロースキル”


 ヒーローズバトル最大の特徴は、HBP(ヒーローズバトルポイント)というポイントを使って“ヒーロースキル”というキャラクター固有の能力を発動できることです。

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 ヒーロースキルはキャラクターによって異なり、デッキとセットで固定となっています。それぞれキャラクターごとに2~3種類のヒーロースキルが存在し、1ターンに1種類選んで任意で発動可能です。

 連携ロイヤルであればフォロワーを場に出す能力、自然ドラゴンであれば自然カードのプレイを手助けする能力など、デッキタイプに合わせたヒーロースキルが用意されている印象。

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 ヒーロースキル発動に必要なHBPはターン経過ではたまらず、基本的にはヒーロースキルの能力か特定の条件を満たすとためることができます。

 使用するとHBPが増える能力を持つヒーロースキルを序盤に使いHBPをためてから、中盤以降に消費HBPの多いヒーロースキルを使うといった立ち回りが基本になりそうです。

デッキは固定でカード資産なしでもプレイ可能!


 ヒーローズバトルでは、デッキは各キャラクターごとに固定。組み替えはできないので、デッキ構築の必要はありません。

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 使用されるカード自体は第1弾~第32弾で登場したカードとなっており、所持していないカードも使用できます。資産なしでも始められるので、ふだんローテーションしかプレイしないという人や、久しぶりに『シャドバ』に触れるという人でも楽しめます。

 デッキのアーキタイプは過去に流行したものが多いので、昔プレイしていた人はなつかしい気持ちでプレイできるハズ!

初期体力は25で調整


 ヒーローズバトルでは、初期体力が25となっています。

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 これは、ヒーロースキルの存在で全体的にデッキパワーが上がることを踏まえて、ゲームが早く終わりすぎないようにするための調整だと思われます。

各デッキの強みやプレイフィールを解説【シャドバ】


 今回の先行プレイ会では、4種類のデッキを触ることができました。各デッキの内容や立ち回りについて簡単に紹介します。

バニー(ロイヤル)



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 アミュレット誘発系のフォロワーを採用した連携ロイヤル。

 《クイックブレーダー》などのコスト1フォロワーや《戦地への呼び出し》などで序盤から連携数を稼ぎ、《忠義の剣士・エリカ》や《ビクトリーブレイダー》などで勝負を決めるデッキですね。

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 ヒーロースキルの使い方は単純明快で、序盤はひたすらフォロワー強化&ドロー効果のある《バニーの技巧》を使いHBPを増加。

 状況に合わせてアミュレットを場に出す《バニーの秘術》か、ダメージ効果のある《バニーの奥義》を使い分けていきます。とくにダメージ効果はランダム性はあるもののリーダーにもダメージを与えられる点が強力です。

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 立ち回りが比較的シンプルで、勝ち筋も分かりやすいので初心者向きですね。とにかく連携を稼ぎつつ、最終的に《忠義の剣士・エリカ》などの疾走フォロワーで勝負を決めていけばOK!

 久しぶりに『シャドバ』をプレイする人や、初めてプレイする初心者はまずバニーを選んでヒーローズバトルを始めるのがオススメです。

ナハト・ナハト(ロイヤル)



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《スカイセイバー・リーシャ》や《グロリアスセイバー・オーレリア》など盤面の戦いを得意とした兵士ロイヤル。

 指揮官フォロワーも組み込まれていますが、リーダーの効果により兵士フォロワーになっているので、《スカイキャプテン・ヴァルフリート》の能力でデッキ内のフォロワーすべてを強化できます。

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 ヒーロースキルのうち、2種類がHBPをためられるものになっており、序盤はそれらを使ってHBPをためていくのが基本となりそうです。

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 フォロワープレイ時に同コストのフォロワーを場に出せるようになる消費HBP6のヒーロースキルがとにかく強力! 早めに使用できれば、盤面の状況で圧倒的に優位に立てます。

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 連携もガンガン稼げるので、《グロリアスセイバー・オーレリア》の能力も素早く発動可能。先行プレイでも、序盤で進化した《グロリアスセイバー・オーレリア》を場に出せて、そのまま圧倒できました。

 場にフォロワーが大量に出すことができるので、盤面によってはあえて敵フォロワーにフォロワーをぶつけて場を空けることも重要になりそうです。

 やや盤面の状況をコントロールする必要はありますが、ロイヤルらしい盤面勝負に持ち込めるので初心者でも扱いやすいです。

タケツミ(ロイヤル)



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《輝く金貨》を手札に加えるカードを多く採用した金貨ロイヤル。

 過去の環境(ローテーション)で見る機会の少なかった《天下の大泥棒・ジエモン》などが採用されています。

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 ヒーロースキルで《輝く金貨》プレイ時に連携+1しつつPP回復が可能なので、とにかく1ターンに1回は《輝く金貨》をプレイするのが重要。

 HBPをためつつドローできるヒーロースキルを使用しながらデッキを回しつつ、消費HBP3の能力でフォロワーを強化して勝負を決めるのが基本になりそうです。

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 とにかく《輝く金貨》も合わせて手札が潤沢になるので、ときには《コンパッションドミニオン》に融合させて手札を減らすのも重要。

 序盤に《天下の大泥棒・ジエモン》をプレイして《輝く金貨》使用時のダメージ効果をリーダーに付与できれば、盤面も体力も優位に立つことができます。

 序盤はデッキを回しつつ《輝く金貨》の使用回数を稼ぎ、《天下の大泥棒・ジエモン》のドローを優先させるのがよさそうですね。

 ロイヤルのなかでは《輝く金貨》の使用タイミングに慣れがいるので少々立ち回りが難しいですが、慣れると盤面の制圧力の高さで気持ちよく戦えます!

ヴァイディ(ドラゴン)



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 《クリスタルドラゴニュート》を採用した自然ドラゴン。

 ローテーションで使われる自然ドラゴンと比べると《呪縛の閃影・ヴァイディ》が入っていないなどの違いはあるものの、基本的な立ち回りは同様。

 《ナテラの宝樹》でデッキを回しつつ《ナテラの戦闘員》などの疾走フォロワーで勝負を決めます。

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 ヒーロースキルは自然・カードのコストを下げられるなど、《ナテラの宝樹》関連のカードをサポートできる能力が豊富。

 消費HBP5で《ナテラの宝樹》2枚破壊で《王者の曙光・ベイリオン》を場に出せるリーダー能力が付与されるので、可能な限り素早くこの能力を発動させるのが重要になります。


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 ドロー効果を持つカードが多いので、非常にデッキの回転率が高いのが特徴。コスト削減も含めると1ターンにできることが多いので、やや立ち回りはテクニカルです。

 ただしドロー能力が高すぎるゆえのデッキ切れにはくれぐれも注意! 実際に先行プレイ会で使ったときに気持ちよくカードを引きまくった結果、気付いたらデッキ切れで敗北しました(笑)。

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 ヴァイディのデッキは、カード回転率の高さや盤面処理能力は高いものの、ややフィニッシャーには欠ける印象。

 《王者の曙光・ベイリオン》を早めに場に出したうえで、うまく盤面で優位に立って体力を削っていく立ち回りが重要になりそうです。

カード資産なしでもフォーマットで気軽に参加できるのが最大の魅力!【シャドバ】


 限られた時間ではありましたが、ヒーローズバトルの魅力をしっかりと体験できた今回のメディア先行プレイ会。

 また試遊時に行われた質疑応答では、下記のような補足情報も判明しました。

■質疑応答で判明したこと
・キャラクター数は24人。
・今回のヒーローズバトルの開催期間は4月25日~5月7日まで
・HBPの上限は99(ただし40ターンで強制終了なのでそこまでたまらない想定)

 本開催前に気の早い話ですが、約2週間の期間限定開催ではもったいないほど面白かったので、第2回以降の開催も期待したいところです。  

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 過去のデッキがヒーロースキルによって強化されており、なつかしさと同時に新機軸の楽しさも体験できたのが魅力的だったヒーローズバトル。

 何より、デッキが固定でカード資産が必要ないのでプレイしやすいのが復帰勢や初心者にもやさしいですね。

 今まで『シャドバ』を離れていたり、まだ触ったことがないという人も、このフォーマットで『シャドバ』の魅力をチェックしておきましょう!

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