Cygamesのクロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー(以下、ウマ娘)』。その新シナリオである“らっしゃい!トレセン軒! ~恩返し、始めました~(以下、トレセン軒編)”の実装日(6月29日)が近づいてきました。今回も先行試遊プレイが可能なメディア体験会に参加させていただきましたので、実際に遊んでみての感触をレポートしていきます。


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索引
閉じるまずはいつものごとく、記事を読む前に知っておいてほしい情報をまとめておきます。これは電撃オンラインの新シナリオレビューではおなじみの前置きなので、過去のシナリオレビューを読んですでにご理解いただけている方は読み飛ばしても大丈夫です(いつもありがとうございます)。
●取材時の育成ウマ娘はナリタタイシン。彼女を合計3回育成しています(1回はおまかせ育成)。
●ストーリーを見ながら進めた初回プレイは約1時間超。スキップを用いた2回目以降のプレイ時間は30~40分ほどでした。
●今回のプレイは“初見の新シナリオを記事執筆用のメモや相談をしながらプレイしている”ことを念頭に置いていただけると助かります。
●取材のタイミングは6月26日配信の生放送“ぱかライブTV’ #04”の配信より前で、こちらの生放送で公開された情報は知らない状態でのプレイとなります。
●本記事に使用しているゲームのスクリーンショットはCygamesからご提供いただいたもので、取材陣がプレイした内容そのままが反映されているものではありません。
●今回プレイしたものは調整段階のものであり、実際に皆さんがプレイされるものとは内容が異なる可能性があります。
●試遊にあたり、効率を求めた攻略重視のプレイはしていません。あくまで“イチ『ウマ娘』ファンが新育成シナリオをプレイしてどのような印象を受けたのか?”という視点にとどまっており、攻略の参考にはならないと思いますのでご了承ください。

“らっしゃい!トレセン軒! ~恩返し、始めました~”を遊んでみてのファーストインプレッション
新シナリオのゲームシステムを紹介する前に、まずは自分が遊んでみてのフィーリングから述べていきたいと思います。
最初は1プレイにおける時間の目安について。今回の新シナリオは育成がジュニアからURAファイナルズでの勝利を目指す形。初回はかなり駆け足気味でストーリーを読みまして1時間を少し超えるくらいのプレイ時間でした。じっくり読んでいたらもうちょっと時間がかかった気がします。1つ前の“Beyond Dreams 共に前へ、共に光を(以下、Dreams編)”と比べると、プレイ時間は明確に伸びていました。

それなりに長いこと『ウマ娘』の新シナリオ取材記事を担当してきました自分としては、トレセン軒編はこれまでのシナリオのなかでもかなり“テクいシナリオ”という印象。プレイヤースキルやシナリオへの理解度が重要になる感触がありました。重要な判断を迫られたとき、積み重ねた経験値がいつも以上にモノをいうかもしれません。
過去シナリオにそういう要素がなかったと言いたいわけではなく、今回はそういう側面がいつもより少し強そう……という、筆者個人の感覚です。

実際のところ、取材プレイ中に育成の途中で「この局面では何を選べばいいんだろう?」と悩むことがいつもより多かったんですよね。システムや選択肢がわからないというより、正解がいくつか存在しそうで悩んだとでもいうか……。
画面遷移の回数も過去シナリオと比べて多かったです(これは僕が色々と悩んだゆえですが)。今ってこのステータスはどうなってるんだっけ? といった細かい確認をしばしばしたくなる……そんなシナリオだと感じています。
総じてプレイ感としては“収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭(以下、豊食祭編)”や“The Twinkle Legends(以下、Legends編)”に近かったですね。ここらへんのシステムが好きだった方にはしっかり刺さるシナリオではないでしょうか。

今、記事用に書いた取材メモをあらためて見返していて面白いなあって思うのは、初回プレイはかなり手探りで遊んでいたにもかかわらず、ステータスがしっかり整ったナリタタイシンを育てられたこと。
今回は長距離をにらんだ育成を試みていたのですが(7月のチャンピオンズミーティング用育成の感覚でした)、スピードやスタミナはほぼ上限値まで伸ばせていましたし、賢さやスキルポイントもまあまあの数値。ぶっちゃけDreams編で育て上げたタイシンと遜色のないランクになったことにちょっとビックリしました。長距離育成は査定が伸ばしやすいとはいえ、一発でこれか……と。
資料をじっくり見ながら書いている今でこそ、“知ったふうなこと”を言えるくらいには理解度が進んでいる気がしますが。取材プレイ中ってホントにプレイに集中していることが多く、細部まで理解を深めて進めているわけではないんですよね、僕の場合は(汗)。
そんな状態でもかなり整った育成ができたというのは、個人的にも興味深いです。使わせてもらったサポートカードがかなり強かったって側面もありそうですけどね。

ちなみに今回、僕はタイシンの差し脚質の適正を上げて育成していました。ともない、サポートカードはいつも使っている追込用ではなく差し用を使っての感想となっていることはお伝えしておきたいところです。
さて、お次は育成シナリオの適正距離について。こちらはDreams編に引き続き“全距離対応型のシナリオ”になっています。ここ最近のシナリオはほぼすべてそうなっているので、遊んでいて違和感を覚えることはなさそうかと。

シナリオ進化スキルについては残念ながら体験会の段階ではまだ未実装だったので、詳細はわかっていません。新シナリオ追加時にはしっかり実装されるとのことなので、今から楽しみ。“眠れる獅子”がそろそろ目を覚ましたりしないかなぁ……って、これ、前回の取材レポートのテキストをコピペしました。ごめんなさい(実現するまで書き続けるかも……笑)。
次にパラメータ上限につきまして。こちらはまず下記のスクショをご覧ください。

パラメータ上限はスピードが約2150、スタミナが約1800、パワーが約1700、根性が約1700、賢さが約1800ほどとなっているのが見て取れますね。
スタミナの上限が1800に到達したのは要注目。7月のチャンミが3600メートルという超長距離であることを踏まえてか、しっかりスタミナを伸ばせるようになっていました。個人的には2000とかまで上がっていたらどうするべ……と考えていたくらいなので、少しホッとしたような、そうでもないような(笑)。
……ということで、ファーストインプレッションは以上です。ここからはまず“トレセン軒編”のシステムを説明し、そのうえで、システムに触れてみての感想を述べていこうかと。
こんなことを書くと編集さんに怒られそうですが。熱量の高い『ウマ娘』ファンの方のなかには、すでに“ぱかライブTV’”やそのほかのメディアさんの取材レポートでシステムの詳細を把握しておられる方もいるかもしれません。そういった方は、システム部分は流し読みしていていただいて、最後の主観部分(イチウマ娘ファンとしての個人的な見解)だけでもご一読いただければ嬉しいです。

“トレセン軒編”ストーリー:ラーメンを作ってファンと交流しつつウマ娘を強化しよう
ラーメンで、ファンに恩返しを!
そう思い立ったウマ娘たちは、全国的なラーメンイベントを開催することに。
駿川たづなとライトハローの協力も得て今、トレセン軒が暖簾を掲げる――!
本シナリオのストーリーラインは上記のとおりです。自分たちでラーメンを食べるのではなく、ファンの皆さんにふるまうことで感謝の気持ちを伝えていく。そんな内容になっています。

シナリオリンクキャラはファインモーション、メイショウドトウ、ナイスネイチャ、ナリタトップロード、カルストンライトオの5人。ドトウは新サポートカードが、トプロは新衣装がそれぞれシナリオと同時に実装されるとのことで、こちらも楽しみ!
トレセン学園側からの関係者として、駿川たづなさんとライトハローさんもシナリオに絡むことになります。それぞれ過去シナリオでたいへんお世話になったお2人なので、かなり嬉しい再登場といえるでしょう。
たづなさんは新しい友人サポートカードも実装されることになりました。細かい性能などはおそらく先日の“ぱかライブTV’”でも告知されていると思いますが、自分も試遊の際はもちろん使わせていただき、かなり頼れる性能だったということはお伝えしておきたいところ。
なお今回のシナリオリンク効果は下記のとおりでたづなさんとライトハローさんの各種サポカに特別な効果が発動します。ファインらシナリオリンクキャラについては、シナリオ終盤で特定のヒントスキルを選択できる仕組みとなっており、ここらへんは従来のシナリオと同様ですね。
●SSR[一杯のノスタルジア]駿川たづな
基礎習得ゲージ獲得量:+10
地域選択後のコツ獲得数:全コツ+2個
お出かけで獲得できる“隠し味の秘訣”の数:各お出かけで2個
夏合宿中の基礎習得ゲージボーナス:全習得ゲージが毎ターンMAXになる
●SSR[ようこそ、トレセン学園へ!]駿川たづな、SSR[from the GROUND UP]ライトハロー、R[トレセン学園]駿川たづな、R[イベントプロデューサー]ライトハロー
基礎習得ゲージ獲得量:+5
地域選択後のコツ獲得数:全コツ+1個
お出かけで獲得できる“隠し味の秘訣”の数:各お出かけで1個
夏合宿中の基礎習得ゲージボーナス:基礎習得ゲージ獲得量×2
参考までに未編成時の効果も掲載しておくと……。
●未編成時
基礎習得ゲージ獲得量:+3(各習得ゲージが1)
地域選択後のコツ獲得数:全コツ+1個
お出かけで獲得できる“隠し味の秘訣”の数:なし
夏合宿中の基礎習得ゲージボーナス:倍率なし
上記のような形になっています。

ご覧のとおり、すでに実装されているたづなさん、ライトハローさんのサポカもシナリオリンク効果が発揮されるのは大きなポイント。性能的には新SSRサポカの半分ほどなのでわざわざ古い方を選んで使うメリットはないものの、未編成に比べたらちゃんと強そうです。新友人サポカ未所持の方に対する救済策として一定の役割を果たしてくれるのではないでしょうか。
また、トレセン軒編のシナリオリンク効果を持つ友人サポートカードやグループサポートカードは、次のシナリオの実装までは登場しないとのこと。「もしかすると本シナリオ中にライトハローさんの新サポカも登場したりするのでは?」といった心配はしなくてよさそうですね。
ストーリーについて過度のネタバレは避けますが、ちょっとだけ書いておくと、読み終えたときに少し前向きな気持ちになれる、清々しい内容でした。正統派アオハルストーリーにラーメンを絡めた変化球を混ぜてくるなんて事前に予想もしていませんでしたよ(笑)。

たぶん他媒体のライターさんも書いていると思いますが、わりとマジメにラーメンをすすりたくなる内容でもありました。監修協力にラーメンWalker編集部が関わっているとのことで、テキストやラーメンのスープや麺のビジュアルといった細かいところにもしっかりチェックが入っているとのこと。そりゃビジュアルからしておいしそうなワケですわ……。
その日の晩御飯にラーメンをチョイスした取材スタッフ、絶対いたと思う(笑)。

トレセン軒編プレイの流れ:地方をめぐってラーメンをお届け! 試食会でトレーニングを強化しよう
ここからはプレイの流れを紹介します。まず、本シナリオのおもな目的はチーム“トレセン軒”のメンバーともに全国を巡ってラーメンの研究を行い、試食会やイベントでラーメンをふるまって、ファンのみんなに笑顔を届けることです。ラーメンで感謝を伝えるってコンセプト、結構トンチキな設定だと思いますが……読み進めていくと妙に腑に落ちる部分もありました。ウマいラーメンを食べて笑顔にならない人間なんていないもんねぇ~みたいな(笑)。

育成時は、まず“地域選択”で訪れる場所を決め、期間中に作るラーメンを決定することになります。地域選択はジュニア級3ターン目、クラシック級1月前半、シニア級1月前半の合計3回行う感じ。

ラーメンには地域性が色濃く出ており、これを作るためには麺、スープ、トッピングという3種類の“コツ”を集める必要があります。各種コツはトレーニングを行うことで貯まる“習得ゲージ”を7メモリまで貯めるごとに1つずつ入手していく形。集めたコツを使ってラーメンを作り、試食会でファンの皆さんにお披露目することで、ウマ娘たちのトレーニング効果が強化されていきます。

トレーニングで集めたコツを使ってラーメンを作り、それによってトレーニングがさらに強化されていく。このサイクルも一種の地産地消といえるのかもしれませんね。
なお、3種類のコツすべての代用品となる“隠し味の秘訣”というアイテムもあります。こちらは特定のタイミングやイベントなどで取得可能となっており、うまく使えばラーメン作りの効率がアップ! トランプでいうところのJOKERみたいなものなので、しっかり使いこなしたいところ。
夏合宿中は毎ターンごとに1つずつこの隠し味の秘訣をもらえたので、うまく試食会を連続させられれば練習効率を大幅に高めることもできそうです。

ジュニア級、クラシック級、シニア級の各12月には夢の祭典“ラーメン・ジャンボリー(RMJ)”が開催! うまく盛り上げることができれば盛況度に応じてパラメータなどが獲得できるので、育成が有利になっていきます。試食会を繰り返すことでRMJが盛り上がる“盛り上がりPt”が貯まっていくため、ぜひ最高評価の“大盛況”を目指したいところ。
RMJ後には育成ウマ娘の体力が回復するのもありがたい部分。ただし、それまで取得していたラーメンのコツはすべてなくなるので、できるだけ消化しておく方がよさそうですね。

……ゲームの流れとしてはこんな感じ。一定期間ごとに定められた大きな目標を達成するため、トレーニングなどを重ねていくというスタイルは過去シナリオと同様なので、今まで『ウマ娘』を遊んできている方なら問題なく馴染めると思います。
では、ここからトレセン軒編ならではのギミックについて解説していきましょう。まずは“地域選択”について。
地域選択:育成方針に合わせて地域を3か所選択! 選んだ地域ごとに発生する効果は変化する
ジュニア級の3ターン目、クラシック級およびシニア級の1月前半には“地域選択”が可能。ジュニア級、クラシック級のときは5地域から、シニア級では10地域からそれぞれ3地域を任意で選択でき、選んだ地域によって作れるラーメンが変化します。

選んだ地域(=作れるラーメン)によって試食会を行った際に強化されるトレーニングが変化する……これが本シナリオの大きな特徴。期間中、重点的に伸ばしたいステータスを考慮して地域を選ぶことが大切になりそうです。
ジュニア級でいえば、スピードを伸ばしたければ札幌を、パワーを伸ばしたければ新潟を選べばOK。札幌で試食会を行えばスピードトレーニングの効果がアップし、スピードタイプのサポカからスキルヒントを1回獲得できます。新潟であれば、パワートレーニングの効果がアップし、パワータイプのサポカからスキルヒントを1回獲得できる形です。

前述のとおり、地域は1回につき3か所まで選べるほか、ジュニア級、クラシック級、シニア級とシーズンごとに作れるラーメン(=試食会の効果)が変化するのもポイント。地域ごとの試食会効果は下記のとおりで、色々と個性が出ているのが見て取れます。
■ジュニア級で選べる地域
札幌:スピードのトレーニング効果がアップ
函館:スタミナのトレーニング効果がアップ
新潟:パワーのトレーニング効果がアップ
福島:根性のトレーニング効果がアップ
東京:賢さのトレーニング効果がアップ
■クラシック級で選べる地域
中山:全属性のトレーニング効果が少しアップ
中京:パワー、根性の友情ボーナスがアップ
京都:スタミナ、根性の友情ボーナスがアップ
阪神:スタミナ、パワーの友情ボーナスがアップ
小倉:賢さの友情ボーナスがアップ
■シニア級で選べる地域
札幌:スピードの友情ボーナス、スピードトレーニングでスキルポイントのトレーニング効果がアップ
函館:スタミナの友情ボーナス、スタミナトレーニングでスキルポイントのトレーニング効果がアップ
新潟:パワーの友情ボーナス、パワートレーニングでスキルポイントのトレーニング効果がアップ
福島:根性の友情ボーナス、根性トレーニングでスキルポイントのトレーニング効果がアップ
東京:賢さの友情ボーナス、賢さトレーニングでスキルポイントのトレーニング効果がアップ
中山:スピード、パワー、賢さの友情ボーナスが少しアップ。スピード、パワー、賢さトレーニングでスキルポイントのトレーニング効果がアップ
中京:スピード、パワー、根性の友情ボーナスが少しアップ。スピード、パワー、根性トレーニングでスキルポイントのトレーニング効果がアップ
京都:スピード、スタミナ、賢さの友情ボーナスが少しアップ。スピード、スタミナ、賢さトレーニングでスキルポイントのトレーニング効果がアップ
阪神:スピード、スタミナ、パワーの友情ボーナスが少しアップ。スピード、スタミナ、パワートレーニングでスキルポイントのトレーニング効果がアップ
小倉:スピード、根性、賢さの友情ボーナスが少しアップ。スピード、根性、賢さトレーニングでスキルポイントのトレーニング効果がアップ
ざっくりとですがこんな感じ。特定のサポートカードからヒント獲得効果を得られたりもしました。
地域ごとに伸ばせるステータスがガラリと変わるほか、シナリオが進むごとに得られる恩恵は強化されていきます。いずれもレース場がある地域でラーメンの研究を重ねて試食会を開く形になっているという事実にもなんだかニッコリでした。

特記事項として、クラシック級からは試食会後に編成サポートカードから追加で1人が特定のトレーニングに出現するのも大きな強みです。わかりやすくいえば“分身”というやつですね。これによりトレーニングはさらに強化されるので、地域選択は本当に重要な要素といえるでしょう。

習得ゲージとラーメンのコツ:毎ターンごとの行動で習得ゲージを貯め、対応するコツを獲得する
試食会を行うには“ラーメンのコツ”が必要。コツには麺、スープ、トッピングという3種類が存在し、これらを獲得するにはそれぞれに対応した“習得ゲージ”を貯める必要があります(習得ゲージは画面の左に“コツ情報”として表示されます)。

習得ゲージは毎ターン必ず上昇する基礎値が存在。トレーニングやレース出走、おでかけやおやすみなど、毎ターンごとにどんな行動を取っても基礎値のぶんは必ず増えていく寸法です。
その一方、トレーニングに関してはやや特殊で、選んだトレーニングに表示されているコツのアイコンに応じて習得ゲージの獲得量にボーナスがかかる仕様になっています。この値は友情トレーニングの有無、およびトレーニングの参加人数でも増減し、当然ながら強いトレーニングほど習得ゲージの増加量も優秀でした。これを踏まえると、基本的にはレースの出走やおでかけなどよりトレーニングを行うほうが効率的にラーメンのコツを集めていける仕組みといえるでしょう。
なお、各コツごとの習得ゲージのメモリがMAXになるとコツを1つ入手できますが、その際にゲージが0に戻ることには注意。余剰分が次のゲージに反映されることはないのでうまく入手量を調整していきたいところです。
ここで習得ゲージの獲得について覚えておきたいポイントを簡単にまとめておきましょう。
・習得ゲージを7メモリ獲得するとコツを1つ獲得。ゲージは0にリセットされる
・選択した地域(=作れるラーメン)に紐づいたコツが獲得しやすくなっている
・習得ゲージにはどんな行動を取っても必ず獲得できる基礎値が存在
・トレーニング実行時は一緒にトレーニングする人数に応じて、コマンドに紐づいた習得ゲージが追加で上昇
・友情トレーニング発生時はすべての習得ゲージを追加で獲得可能
続いて、ラーメンのコツについてもまとめてみました。
・ラーメンのコツは麺、スープ、トッピングの3種類
・必要数のコツが貯まれば試食会を実施可能。使用したコツは消費される
・コツは3種類合計で10個までストック可能(※1種類ごとの所持上限も最大10個)
・10個以上のコツを獲得する場合は古い順にコツが消失する
・RMJ後は所持しているコツがすべて消失する
・すべてのコツの代用品となる“隠し味の秘訣”も存在
・隠し味の秘訣はイベントなどで獲得可能
当然ながら試食会実施の際に使用するコツの量は地域(=作れるラーメン)ごとに変化します。選択した地域によっては“麺のコツの使用頻度が高くて回転率が下がってしまう”といったリスクもあり得そう。どのラーメンを組み合わせてトレーニングを強化していくのか、試行錯誤が楽しそうです。

試食会とラーメン・ジャンボリー(RMJ):試食会でトレーニングを強化しつつ“盛り上がりPt”を獲得! RMJを成功に導け
ここまで何度も話題にのぼっている“試食会”ですが、ここであらためてその特徴を説明しておきます。
試食会は特定のコツが貯まった際、それを消費することで実施することが可能。実施時はRMJの“盛り上がりPt”が上昇するほか選んだ地域(=作ったラーメン)に応じた効果が発生してトレーニングが一時的に強化されます。
試食会を行えるのは1ターンにつき1回のみ。実施してもターンは進行せずそのままトレーニングやレース出走などを行うことができます。

ここらへんの使用感はDreams編のDREAMSトレーニングを思い浮かべればわかりやすいかと。ただし、明確に回数制限があったDREAMSトレーニングと比較すると、試食会はもっと気兼ねなく実施できる印象です。コツさえあれば期間中に何度でも実施可能なので、わりと頻繁に発動できる印象でした。
試食会を行わなければRMJの盛り上がりPtも上昇しないうえ、実施時はスキルヒントも獲得できることを考えると、どんどん実施しなければもったいないレベル。トレーニングでラーメンのコツをどんどん貯めて、積極的に実施していきたいですね。

ちなみに、試食会はファンの方にラーメンを提供する場であり、育成ウマ娘本人がラーメンを食べるわけではありません。それゆえ、育成ウマ娘の体力が回復するわけではないことには注意が必要です。ここらへんは豊食祭編とはちょっと異なる部分なので、念のため。
なお、最後のRMJ終了後はURAファイナルズに突入するわけですが。この時、これまでの研究の成果ともいうべき“究極ラーメン”が爆誕します。しかも……3種類も!
育成時は3つのなかから1つを選んで作ることが可能となり、具体的な内容は伏せますが、究極を名乗るにふさわしいスペシャルな効果を得ることができます。URA期間のトレーニング効果やレースボーナスに多大な影響を与えるほか、金スキルのヒントまでもらえちゃうのがヤバすぎ!
なかには金回復スキルのヒントがもらえるラーメンもあり、長距離育成の考え方に影響する可能性もありそうです。3つとも見た目が美味しそうなのもじつに素敵!
ということで、最後に試食会とRMJの情報についてもまとめておきましょう。
・試食会はラーメンのコツを使用して実施
・実施時はRMJの盛り上がりPtが上昇し、特定のトレーニングが1ターン強化される
・地域選択で選んだ3つの地域のラーメンを任意で選んで実施可能(※ただし、コツが足りないものに関しては実施不可能)
・実施時のターン経過はなし。1ターンに1回のみ実施できる
・コツさえあれば期間中に何回でも実施可能
・選択しているトレーニングに対して効果がある試食会が画面左にアイコン表示
・ラーメン・ジャンボリー開催時は盛り上がりPtを参照して評価が決定
・URA期間中は試食会を実施できない代わりに“究極ラーメン”を作ることが可能に
・“究極ラーメン”は効果やスキルヒントが異なる3種類から1つを選ぶ
“地域選択”の説明の際に記述したとおり、この試食会の効果で特定のトレーニングが一時的に強化されます(※効果は1ターン)。総括すると、いかに試食会を実施できるかが育成成功のカギを握るシナリオ。どの期間中にどの地域、そしてラーメンをチョイスするかが重要になりそうです。
……ということで、新シナリオのプレイの流れ、および新要素のギミック解説は以上となります。ここからは、これらの情報を踏まえたうえで、遊んで感じたプレイフィールについて少しくわしくお話していきます。
イチ『ウマ娘』ファンとしての個人的見解
ここまでお読みいただけた方のなかには、どれくらい強いウマ娘を育成できるか気になっている方が多いと思います。個人的なフィーリングとしては、かなり強いウマ娘を育成できる雰囲気を感じております。そのぶん1回のプレイ時間、そして試行錯誤の要素は増えるかもしれません。

シナリオギミックの難易度としては、率直なところ前シナリオのDreams編より複雑な印象。でも、そのぶんサポカ編成の幅は広がっていそうな感触もありました。おそらく、サポカ編成と地域選択によるラーメンチョイスの組み合わせしだいで育成の最適解は変わっていく気がしており、それが難しくもあれば楽しい部分でもあるのかな、と。たった数回のプレイによる感想ですし、あくまで参考ということで……。
なお、サポカをある程度所持しているプレイヤーであれば、ランダム性を下げた安定志向で仕上げていく手段もとれそうです。自分は初回プレイでスピード2、スタミナ1、パワー1、賢さ1にたづなさんの新SSR友人サポカを加えた安定型のデッキを組み、地域選択はいずれも複数のトレーニングで効果を発揮できる汎用性の高いラーメンをチョイスしました。

とくに奇をてらったことをしていないのですが、スピードとスタミナはほぼ上限まで達し、そのほかのステータスもいい感じに仕上がったのは前述したとおり。ある程度は再現性の高い育成をできそうな感触があったんですよね。とくにスタミナはメイショウドトウの新SSRスタミナサポカ1枚でしっかり伸ばせたのが印象的でした。
逆に、サポカの選択肢が少ないプレイヤーの場合は、地域選択を尖ったチョイスにしてみるのも面白そう。たとえば3種類のラーメンすべてをボーナス効果が1つのトレーニングにしか及ばない(※そのぶん強化量が大きい)ものにするとか……。断言はできないものの、うまくハマればちゃんと強いウマ娘を育成できる気がするんですよね。クラシック、そしてシニアの地域選択で差が出そう。
新シナリオをきっかけに『ウマ娘』をはじめた新規プレイヤーやカムバック勢などは、どうしてもサポカ資産が少ないと思うのですが。地域選択を尖らせることで古参プレイヤーとも肩を並べられる育成を行えるかもしれない……少なくともそんな可能性は感じられました。
自分で試したわけではなく、あくまでも机上の空論ですのでご参考までにって感じですけど。めっちゃピーキーな育成になると思いますしね(笑)。

つまるところ、地域選択で育成のランダム性や難易度をある程度コントロールできそうな印象。尖らせたい方は効果範囲が狭いラーメンを、安定志向の方は効果範囲が広いラーメンを選ぶ感じかな、と。……個人的には後者のほうが育成はラクだと思えますが、どうなるかはまだ未知数です。新シナリオ実装後、SNSなどでどのような意見や攻略法が出てくるか今から楽しみにしています。
そういえば、5月のぱかライブTV’でイリテツさんが意味深に口にしていたスタミナ2枚編成も試してみました。選んだ構成はスピード1、スタミナ2、パワー1、賢さ1、友人1。気になる結果ですが、地域選択を1周目と同じ汎用性重視にしたせいか、スピードがかなり凹んだのをリカバリーできずに少し悔いが残るステータスで終わりました……。今までほとんどやったことがない編成なので、ひと筋縄ではいきませんでしたね(苦笑)。
ただ、今まではスピード2枚編成が主流だったと思うのですが、このトレセン軒編ではそれ以外の選択肢も出てくるかもしれない……少なくともその片鱗は垣間見た気がしました。自分としては、7月の長距離チャンミに向けて賢さ2枚編成なんかも試してみたいなってところです。
ちなみに……試食会の効果に“編成サポートカードタイプが4種以上で発動”という項目があったので、スピードカード5枚編成といった極端な例は難しいかと。距離によってはハイランダー構成も面白そう。今回も主流は多色デッキって感じですね。
因子周回もこのシナリオで行うことになりそうな予感。すでに実装されている“おまかせ育成”に加えて、トレセン軒編と同時期に追加される“自主トレ育成”もうまく活用できれば便利そうです。育成画面を離れたり、アプリを閉じたりしても自動で育成が進む新機能ということで、出先や仕事中などでも因子周回が捗りそう。こういうところに手を入れてもらえるのはイチプレイヤーとして嬉しいかぎりですね。
嬉しいつながりでいえば、試食会でラーメンをふるまうときの新規演出も気に入りました。これ、ウマ娘たちごとに個性が出ていて見ているだけで面白いんですよ。一緒に取材に来ていた別の方のプレイも見せてもらいましたが、麺の湯切りの仕方ひとつとっても変化があって、思わずニヤニヤ。ぜひ色々なウマ娘たちのアクションを見比べてみてほしいですね。

もう1つ嬉しいこととして、かつてお世話になりまくったたづなさんとライトハローさんが今回のメインキャラクターとして登場していることも挙げておきたいです。
じつのところ自分は、仲のいいウマ友達と「過去の友人キャラクターたちにもまたスポットを当ててほしい」という会話をしょっちゅうしておりまして。具体的には、シュガーライツ博士を再登場させてほしいとずっと願っていたりします。
メカウマ娘編のストーリーは今でも自分のなかで燦然と輝く大大大好きな育成シナリオ。それゆえ、なんで“メカウマ娘編”だけ友人サポートカードが存在しなかったのか? という点だけは、長らく根に持っているくらいには残念だったんですよね(苦笑)。
ライツ博士、すごくいいキャラなので……などと書いていたら、彼女が研究室にこもって一人でカップラーメンをすすっていたりしないか心配になってきました。チームトレセン軒に試食会の一環として、ラーメンの出前、頼めないかなあ?
……話がズレましたが。何が言いたいかって、今回のトレセン軒編でたづなさんやライトハローさんが再登場したことにより、過去シナリオの友人キャラに再び出番が回ってくる道筋が整ったことが嬉しいってことです。新キャラもいいのですが、個人的にはライツ博士にも早々にスポットを当てていただき、今度こそはサポートカードも実装してもらえれば最高。
できれば都留岐涼花さんとソノンエルフィーにもまた会いたいかな……なんて。ここらへん、同意してくださるプレイヤーさんも少なくないと思うんですけどね(笑)。
ナリタタイシンと挑んだメディア大会、そしてチャンピオンズミーティングのお話しなど
……ということで、ここからはシナリオレポートとは関係ない話題を少々。まずはメディア大会について。今回も取材終了時に体験会に集まったメディアの皆さん(そして運営さん)が一堂に会してのルームマッチが催されました。
出走権があるのは“おまかせ育成”で育てたウマ娘のみとなるこの対決。コースは東京レース場の2400メートルということで、6月のチャンミと同じレース条件でした。僕はもちろんナリタタイシンで挑戦しましたが、結果は5位と苦渋を舐めることに。タイシンごめん、僕のオート設定が拙かったばっかりに……。賢さが1000ほどしかない脳筋になったのは明確に解釈違いでした(汗)。この敗戦を糧にチャンミ育成を頑張りたいものです。

そういえば、今回のシナリオでも技能試験がウマ娘ごとに分かれて集計されるのかは気になるところ。これ、取材現場で質問してみればよかったかな。個人的には絶対に開催してほしい要素です(というかあってくれ)。前回(Dreams編)の技能試験のとき、すごく盛り上がって面白かったんですよね。全プレイヤーが一丸となって推しへ愛を注ぎ込む感じがよかった。すごく……すごくよかった!

前回のシナリオで、僕はもちろんタイシンで技能試験に挑戦して結果は13位でした。迷光オーヴァライド衣装、いわゆるメカタイシンでのランキング。次があればもちろんまたタイシンで挑戦しますが、別衣装にするか、はたまたメカ衣装の更新に挑むのか、今から思案のしどころです。
6月末から7月にかけてかなり大きな仕事を抱えていることもあり、プレイ時間は前回の半分すら捻出できないでしょうけど……やっぱりナリタタイシンはかわいいので。精一杯がんばりたいと思います。

過去記事でも少しだけ紹介しましたが、相変わらず、周りに熱量の高いタイシン推しの仲間が居てくれるのも楽しい。最近で言えば、タイシンの誕生日(6月10日)を迎える深夜に、ゲリラ的にボイスチャットが始まってみんなで盛り上がったり。東京・池袋にあるCyConveni(サイコンビニ)で販売されている『ウマ娘』のブリスター缶バッジシリーズにタイシンが追加されたということで、みんなで購入報告にいそしんだりしたのが印象的でした。
個人的に初めての経験でしたよ。ブラインド商品の開封をリアルタイムで報告し、みんなの一喜一憂が見られるというのは。僕はうまいこと1つだけタイシンの缶バッジをゲットできたのですが、それをみんなが祝福してくれて、不覚にもキュンとしました。なんていい人たちなんだ……。まあ、タイシン好きに悪い人はいないってことかも(笑)。
僕は極度の人見知りなので、みんながやんやと盛り上がっているのをのんびり眺めていることのほうが多いんですけどね。こういう推し活こそが人生の潤いになるのかもしれん……なんてことを考えていたりします。今後ともよしなに。

3月のチャンミではタイシンをMs.VICTORIAのセンターに立たせることもできまして……こちらは約半年ぶりの戴冠! レースもウイニングライブもばっちり録画済みで、今でも生きていてツラくなったときはこの映像を見て元気をもらっています。
これからもマイペースでタイシンと向き合っていきたいなあ~ってしみじみ思いますね。記事が掲載される頃には決着がついているかもしれませんが、次回のチャンミも頑張りたいです。目下、自チームの仲間であるスティルインラブとヴィクトワールピサになかなか勝てないのが悩みの種ではありつつ……。
あとがきが長くなりましたが、読者の皆さんがこの新シナリオにどんな印象を抱くのか、一人のトレーナーとして楽しみにしているのは本当のところ。一緒に育成を頑張りましょう。そしてチャンミで遭遇したらそのときは対よろです!
それでは今回はこのへんで。皆さんも推しとよき『ウマ娘』ライフを!

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