電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、7月23日に発売となるNintendo Switch/Steam用AVG『Staffer Retro:超能力推理クエスト』レビューをお届けします。
エビテンで購入するなお、電撃オンラインでは尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
索引
閉じる- ヴェリータ…あぁ、ヴェリータ! 動きまくるキャラと覆る物語が最高すぎた『Staffer Retro:超能力推理クエスト』【おすすめ度:9点】
- 目が泳ぐ? ずぶぬれ? 驚くほどなめらかに動くキャラクターの表情が最高すぎる【Staffer Retroレビュー】
- 田丸篤志さん&新垣樽助さんのボイスにメロメロ! 豪華声優陣が物語をさらに深くする【Staffer Retroレビュー】
- 不憫な助手とダメダメな先生!? 笑いと絆にあふれる最高のおかしなペア【Staffer Retroレビュー】
- 前作より難易度高め!? 散りばめられた資料の点と点が繋がる瞬間の快感【Staffer Retroレビュー】
- 平和な日常の裏に隠された残酷な真実。“Retroシステム”で暴かれる衝撃の結末とは【Staffer Retroレビュー】
- 前作未プレイでも大歓迎! 推理AVG好きの心を掴んで離さない、完成度が高すぎる一作【Staffer Retroレビュー】
- 関連記事
- 7月23日19:30ごろから
- 電撃オンライン読者レビュー募集中
- 電撃インディーのSteamキュレーターページが開設!
ヴェリータ…あぁ、ヴェリータ! 動きまくるキャラと覆る物語が最高すぎた『Staffer Retro:超能力推理クエスト』【おすすめ度:9点】
推理もののAVGが大好物なりえぽんです。Team Tetrapodが手がけている『Staffer』シリーズ、大人気AVGなのは知っており、前作の『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』購入もしていたのですがプレイしておらず……。
そんなりえぽんが、今回『Staffer Retro:超能力推理クエスト』のレビューをお願いされまして、早速プレイしてみたところ……あまりのおもしろさにラストまで一気にプレイ! その勢いで前作『Staffer Case』に戻ってクリアしちゃいました!

ちなみに『Staffer Case』は先日7月9日に、Steamでの日本語レビューが“圧倒的に好評”になりました。すごいです。
『Staffer Case』の日本語レビューが「圧倒的に好評」に到達しました!
— STAFFER Series Official (@Team_Tetrapod) July 9, 2026
新作『Staffer Retro』の発売まで、あと2週間。
その直前に、前作がこのような評価をいただけたことを本当に光栄に思います。
遊んでくださった皆さま、応援してくださった皆さま、ありがとうございます。 pic.twitter.com/xEuE5qS8MN
超能力が存在する世界での、物語と推理が楽しめる『Staffer Retro』。早速ですが本作のおすすめポイントを、ネタバレなしで紹介します!
目が泳ぐ? ずぶぬれ? 驚くほどなめらかに動くキャラクターの表情が最高すぎる【Staffer Retroレビュー】
静止画のキャラクターをアニメのように動かす技術は、もういろいろなゲームに取り入れられていますが、本作もSpineアニメーションによりキャラクターがめちゃくちゃ動きまくります。
アニメーションはほぼすべての登場キャラに用意されていて、何よりも注目してほしいのはその表情です。特に主人公のヴェリータ・レトロと、ヴェリータと行動をともにすることになるジャド・ベリンの表情が、おもしろいものが多くて必見です。
しかも、この表情はギャグ的なおもしろいシーンを彩るだけでなく、シリアスなシーンでも効果的に使われています。何かをこらえて目元だけがピクピクと動いているような表情や、怒りに震える表情などが、アニメーションでしっかりと表現されており、物語に深みを与えていました。
イベントシーンもSpineアニメーションで動くようになっているので、見ていて驚くようなシーンも。体験版公開時のPVを見ていただければ、その雰囲気がわかるかと。プレイする方は、ぜひキャラクターたちの表情に注目してほしいです!


田丸篤志さん&新垣樽助さんのボイスにメロメロ! 豪華声優陣が物語をさらに深くする【Staffer Retroレビュー】
本作は日本語のボイスも実装しています。選択肢での会話シーンはボイスなしですが、メインとなるストーリーシーンはすべてキャラクターボイスが用意されています。
声優陣も豪華! 特にりえぽんは、ヴェリータと取引することになる金貸しのバサーニオ・ポーシャと、前作から引き続き登場するコーカサス・ブリアンを演じる田丸篤志さんと新垣樽助さんが本当に大好きなので、もう2人のボイスにメロメロでした!
他のキャラクターについても声優陣が公開されています。セリフが聞けるショート動画も用意されているので、ぜひご覧ください。
『Staffer Retro:超能力推理クエスト』出演声優
ヴェリータ・レトロ:白砂沙帆
ヴェーロ・レトロ:藤田咲
ジャド・ベリン:川村玲奈
バサーニオ・ポーシャ:田丸篤志
コーカサス・ブリアン:新垣樽助
ヴァノ・レトロ:西村健志
パンドリア・レッドフィンズ:原由実
エダ・ヴォータン:河瀬茉希
パメラ・トルレン:さいとうよしえ
カミロ・カルロフ:伊東隼人
ベアトリーチェ・ブッチフェーロ:深町季生
不憫な助手とダメダメな先生!? 笑いと絆にあふれる最高のおかしなペア【Staffer Retroレビュー】
『Staffer Retro』では、レトロショップに住む普通の少女ヴェリータ・レトロがとある事情で背負ってしまった借金を返済するために、ステップ商人のジャド・ベリンとともに“神秘の力を持つ道具”である“ステップ”を売るため、超能力が引き起こした過去の事件を追いかけます。

そんな訳で、基本的に2人は常に一緒に行動することになるんですが、この2人の会話がおもしろい!
ステップを売るためベリンがヴェリータの「先生」となるんですが……まぁ、ベリンがダメダメな先生すぎる(笑)。人見知りすぎて常に誰かと会うときはヴェリータを前に出し、商売に関してはずる賢さもピカイチ。
何かとヴェリータを振り回すベリンですが、ヴェリータのことを「助手さん」と呼び、だんだんと絆も深まっていきます。ストーリーではこの2人の関係にも大注目です。
以下に序盤の2人のおもしろいシーンをまとめてみました。こんな感じで結構笑わせにきてくれます。前作は主人公のノートはどちらかというと周りに振り回される感じでしたので、この点は新鮮でした。

前作より難易度高め!? 散りばめられた資料の点と点が繋がる瞬間の快感【Staffer Retroレビュー】
推理は前作同様、手元に集まる資料を見て、いくつかの資料を見比べながら事件について推理していくことになります。誰かの発言をまとめた文書やメモ、地図などを見て情報を組み合わせ、目的の情報を照合することができれば、ストーリーが進みます。


後から遊んでわかったのですが、前作『Staffer Case』は一部の推理を除いて、どの資料を参照すればいいのかのヒントが使えたのですが、今作では結構ヒントなしの推理がありました。それでも総当たりでなんとかなるといえばなんとかなるのですが、やや推理が難しい場面もあります。ポイントとしては、手元の資料は隅から隅まで目を通すことが大切です。
平和な日常の裏に隠された残酷な真実。“Retroシステム”で暴かれる衝撃の結末とは【Staffer Retroレビュー】
『Staffer Case』では、推理をさらに進めて真相を掴むことで物語が分岐しましたが、今作でも“Retroシステム”により、一度推理した物語の流れを見直すことで、驚きの真相が見えてきます。

先ほども書いた通り、本作は基本的に、ヴェリータとベリンのペアがおもしろい会話のやり取りをするので平和な雰囲気で進行するのですが、裏側に隠された真実はかなり残酷なものも。しかしそれらを知って行くことで、さまざまな秘密が明らかになっていきます。
何事にも興味が持てないヴェリータにも、そうなってしまった理由があります。あらゆる情報が繋がって、最後に覆る感覚は本作ならではのもの。ネタバレはできませんので、ぜひプレイしてその衝撃を味わってほしいです!

少し気になる点としては、やはり“ステップ”という特殊な存在があるため、その超能力が絡むことで事件が難しくなってしまっているところがあります。これがこの作品のポイントでもありますが、気になっちゃう方はいるかも……。
それと、とある人物についての秘密が、物語のかなり序盤に気がつけるようになっているんですが、これはもう少し隠しておいたほうがよかったのでは? というのがりえぽんの個人的な感想です。とはいえ、その秘密の開示タイミングもだいぶ早めだったので、あえてそういう作りになっているのかなとも思いました。

前作未プレイでも大歓迎! 推理AVG好きの心を掴んで離さない、完成度が高すぎる一作【Staffer Retroレビュー】
魅力的なキャラクターと、彼らがイキイキと動くSpineアニメーション。衝撃的な裏側の結末が用意された物語。適度に難しく解けたときのうれしさもある推理。『Staffer Retro:超能力推理クエスト』は、すべての要素が高評価な作品です。
ちなみに前作については、ジャド・ベリン含めて続投キャラがいますが、プレイしていなくても問題なく楽しめました。りえぽんのように、『Staffer Retro』をプレイしてから『Staffer Case』を遊んでみる、というのも全然ありです。

なお、とある事情で無料配信となっている短編の『Dice Eater:超能力推理カードゲーム』については、ストーリー中で少し内容が触れられているので、チェックしてみるといいかもしれません。無料の経緯はこちらの記事で! 全部ジャド・ベリンの仕業。
『Staffer Retro:超能力推理クエスト』のおすすめ度は、10点満点中9点です! 本作はこんな方におすすめしたいです。
- 前作『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』も楽しんだ
- 推理アドベンチャーが何よりも大好き!
- 超能力が絡む不思議な事件を解決したい
- 裏側を知ることで覆る、衝撃の結末の物語を楽しみたい
- アニメーションで動くリッチなAVGが気になる
総合的な評価はかなりおもしろかったので、推理アドベンチャー好きはもちろん、たくさんのゲームファンに遊んでみてもらいたいです! 覆る物語の至る先を知りたい方は、ぜひ、7月23日の発売をお楽しみに!
関連記事
7月23日19:30ごろから
ゲームの電撃がYouTubeで第2週第4週木曜日にお届けしているゲーム情報&実況番組“電撃ゲームライブ”に『Staffer Retro:超能力推理クエスト』が登場。本作の魅力を、実機プレイとともに紹介します。
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点数付き読者レビュー

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