バンダイが展開するトレーディングカードゲーム『ユニオンアリーナ』にて、9月11日発売予定の『ブースターパック BLEACH 千年血戦篇 Vol.3』に収録されるカード“黒棺”が、そのユニークな原作再現でカードゲーマーや原作ファンの間で大きな話題となっています。

“藍染 惣右介”がいないとカード名が完全詠唱へと変化
今回公開されたイベントカードのU“黒棺”は、特定位置に配置されたBP4000以下のキャラを退場させる効果を持っています。しかし、とくに注目を集めているのはそのテキスト枠に書かれた特殊効果です。
テキストには「自分の場に“藍染 惣右介”がいない場合、カード名が“滲み出す混濁の紋章 不遜なる狂気の器 湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる 爬行する鉄の王女 絶えず自壊する泥の人形 結合せよ 反発せよ 地に満ち己の無力を知れ 破道の九十・黒棺”に変わる」と明記されています。
オフィシャルルール上、カード名をわざわざ口頭で宣言する義務はないためゲームプレイへの直接的な影響は基本的にはありませんが、カードの名称そのものを完全詠唱テキストに変えてしまうというギミックが施されています。
原作『BLEACH』において“破道の九十・黒棺”は、九十番台という極めて高度な鬼道。
尸魂界篇(ソウルソサエティ篇)で藍染惣右介が七番隊隊長である狛村左陣に対して使用した際には、本来必要な長文の詠唱をすべて省略する“詠唱破棄”で放たれました。
その後、破面篇(アランカル篇)で崩玉と融合した藍染は、黒崎一護に対して完全詠唱による“黒棺”を発動しています。
今回のカード効果は、「藍染ならば黒棺を詠唱破棄(短いカード名のまま発動)できる」という原作の描写とロジックを、カードのテキスト名に落とし込んだ原作再現と言えます。