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『ヒロアカ』アニメ7期2話“亡霊”ネタバレあり感想:スターとブロスたちの絆に涙…。死柄木を追い詰めるスターが施した策とは⁉

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 アニメ『僕のヒーローアカデミア』 アニメ7期2話“亡霊”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは『僕のヒーローアカデミア』アニメ7期2話“亡霊”の物語に関する記述が多々あります。


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ついにティアマトが到着!


 先週から推しであるスターをアニメで観ることができてホクホクの筆者。ブロスたちとの回想シーンって全部が全部いいシーンじゃないですか? というより、このスターが活躍する2話ってものすごく濃い内容になっているので悲しい結末は知っていつつも楽しみでした。

 さて、私がとくに好きなのは力そのものを強化するのが女だから苦手だ、と暗くなっているスターに対して、ブロスたちが「足りないなら俺たち軍人で補え」と言うシーン。スタ―もブロスたちも本当に最高! どれだけお互いを大切に想い、頼りにしているかがわかりますよね。このチームに入りたいんですけど‼ ブロスたちもがいてこそスターはスターでいることができるのだと思います。

 そして、ついに秘密兵器ティアマトが到着し、“新型極超音速大陸間巡航パンチ”の海が大爆発するほど強烈な一撃が繰り出されました。アメリカンな戦い方でめちゃめちゃかっこいい~! ミサイルやレーザーを使ったバトルは、スターの真骨頂ですよね。こんなに豪快に戦える女性ヒーロー、やっぱり憧れちゃいます。


 ただ、それで終わらないのが死柄木という男。とっさに地面に潜ることによって回避していましたね。悔しい、どうしてなの……。そして、形勢は逆転しスターの大ピンチ。ここからがもう見ていられません。「俺ごと死柄木を倒せ」というブロスに、なにかを悟ったかのような優しい笑顔を向け、そのまま死柄木に触られてしまいました。ここで筆者は絶望のあまり腹痛を覚えはじめます。

 スターは崩壊を止めようとするものの、個性と身体を同時に守ることができない……。このあたりでオール・フォー・ワンが自分語りしてきますが、スターのピンチが心に来すぎて、それどころじゃない!

 そして、次の瞬間スターの機転が死柄木の個性が破裂! あんなギリギリの状態で「“新秩序(ニューオーダー)”は他の個性と反発する」というルールを付与していたなんて……。世界の脅威と自分の命の1:1交換ならいいだなんて、本物のヒーローしか口に出せないですよね。

 しかも映像になった個性の反発がド迫力! 力任せにほかの個性を引きちぎっていくさまに改めて“新秩序”はものすごい力を持っていたんだと再認識。ブロスたちもスターがまだ戦っていると即座に理解し、最期まで攻撃をし続けていてスターとブロスたちの絆を感じることもできました。


 スターの活躍によってたくさんの個性を失ったことで、現在死柄木はかなり弱っているのでここが千載一遇のチャンス! 今回でスターは散っていきましたが、彼女は最高のヒーローとして心に刻まれました。ブロスたちはオールマイトを超えていたよ、と言っていましたね。アメリカの人々もブロスたちもオールマイトですら、今はスターのことを最高のヒーローだと思っているに違いありません。

 「これが私の恩返し」と、幼い頃自分を助けてくれたオールマイトを思い出しながら散っていくスターは、表情と朴璐美さんの優しい声の演技が相まってすごくいいなと感じました。自分のやるべきことはやった、そんな気持ちなのかな。本当にありがとう、スター。

 次回からは戦闘力の強化をした、雄英1年A組の活躍を見ることができると思うので楽しみにしていたいと思います。