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【ほぼ週刊電撃スタッフコラム:オッシー】夏のホラー&ムフフ祭り(前編)開催! 『ウツロノハネ』クリアで無常の美尻祭り。実写恋愛ゲーム『君、勉強』のミドリちゃんが超絶美少女で眼福。『Luto』はジャンプスケア無いのにしっかり怖くて演出の勝利

文:オッシー

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 みなさんこんにちは。実家に帰省しておりまして原稿書けず、実質隔週刊ペースに突入。お盆に取り戻したい所存です。実家は東北の山奥でリアル因習村と言いたいところだけど、そもそも人口が少なすぎて因習どころの騒ぎじゃない。そんなド田舎生まれHIPHOP育ちのオッシーがスタッフコラム第11回目お送りします。

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 このコラムでは、狂ったようにプレイしている日々のゲーム体験や、ゲーム以外の趣味である映画鑑賞などで摂取したエンタメコンテンツを、短文レビューを形式でお送りしています。今回もゲーム編のみです。ネタバレ注意! 映画は次回近い内に……。

何度も心が折れかけたけど遂に美尻ソウルライク『ウツロノハネ』クリア! 家族の白い目が一番の強敵だったまである

タイトル:『明末:ウツロノハネ』
プレイ状況:PS5版 クリア(グッドエンド)

 発売からチマチマプレイしていたものの、一向に終わらない超ボリュームの『ウツロノハネ』をとうとうクリア。かなりの難易度だったので、達成感がパない。(誰も褒めてくれないので)自分で自分を褒めてあげたい。

 ストーリーは漢字の固有名詞が多くて、正直よく理解できなかったけど、割と『エルデンリング』っぽかったと思う。大いなる力を持った奇物を求めて、色々な思惑が入り乱れる感じ。主人公の無常ちゃんは割といいとこのお嬢様だったっぽい。でも家族全員アレだけど……ああ無情。

 ラスボスは羽の力を求めた、一番最初に面倒見てくれてた恩人。良くあるっちゃ良くある。強かったけど、攻撃のフリが大きいのと、神の化身的なおっちゃんが助けてくれるから何とかなった。

 それより前の、昔の皇帝的なやつ(朱由検)が強かった。ゴッドフレイ的な。こいつは二段階変形するタイプのボスで、最初は獣チックな感じで、大して強くない。四足歩行ボスあるあるで、右後ろ足に張り付くと何とかなる。ただ、それを倒すとすっくと立ち上がり二足歩行ボスに変形する。ニャオハ立つな。

 一番苦戦したのは張献忠というボス。終盤のダンジョンの大ボスで、単純に強いのはもちろん、ちゃんとNPCイベントをこなしていれば呼び出せる二人のNPC助っ人前提の難易度設定になっており、イベントをこなしていなかった筆者は期せずして『ナイトレイン』ソロプレイみたいになってしまったのだ。数時間かけて泣きながら倒した。

 とにかくボス数も多く、全体のボリュームも多く、ボスも強くてマップも複雑、と良くも悪くも正統ソウルライクという感じだった。あまりの高難易度に途中で何度も投げ出しそうになったが、ちょっと時間を置いてプレイしたらクリアできたりなど、なんやかんやエンディングまで到達できたので良いバランスだったと思う。クリアした時の達成感は素晴らしかった。

 でも厨子(エルデンリングでいうところの祝福)の数はもっと多くして欲しい。ボス前には必ず置いといてください。ボス戦は鬼リトライ必至なので、ボスフィールドまでの道中が虚無過ぎる。

 とはいえ、そんな小さな不満点は主人公無常ちゃんの可愛さで掻き消える。装備によって衣装は変わるのだが、何故かパンツ(下半身装備)のバリエーションが非常に多い。完全に分かってる。上半身装備を軽装にすれば、パン・ツー・まる・見え。物理防御はお察しだが、属性防御高いから(パンツ丸見え装備にするのも)仕方ないね。

 と言い訳しながらほぼ半裸状態の装備でプレイしていたら、カミさんと息子に白い目で見られた。なんでやええやろ。属性防御が高いのよ(二回目)。

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▲ムービーシーンでもちゃんと設定した衣装着てるので楽しめる。ストーリーはほぼ頭に入ってこないけど。
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▲クリア後のタイトル画面。みなよオレの無常ちゃん(のバックショット)を。

『Visage』以来のガチクオリティ『P.T.』ライクホラーウォーキングシム。メタ展開もチラホラ見え隠れしつつ、しっかり怖い良作

タイトル:『LUTO』
プレイ状況:PS5版 クリア済み

 電撃インディーホラー配信でプレイ。単純に怖そうなビジュアルに惹かれたが、しっかり怖くてボリュームも結構ある良作。実況プレイ配信は尺的に、本格的に怖くなるところ以前で終わってしまったので、そこは申し訳なかった。

 ストーリーは、トラウマのある男が家(と時間)に囚われていて、家から出られなくなった男がトラウマと向き合って脱出するまでの話。ただ、家が男の心象風景を反映して変化するので、同じ風景の中でずっと彷徨うわけではない。むしろ、章によってめまぐるしく家が変化する上に、マップ機能が無いので迷いに迷った

 演出はジャンプスケアはあまり無く、オブジェクト(布かぶった「何か」みたいな)の配置で怖がらせる系で、雰囲気たっぷり、かなり怖い。レトロなテレビデオでVHSビデオテープを再生すると、ブラウン管の中を操作させられたりする場面もあるのだが、それで主人公のいる(テレビデオのある)部屋まで来ると……みたいなゾクリとする演出が秀逸。クリーチャーのような存在は終始存在せず、ステルスや追いかけっこが無いのも好印象だった。

 ストーリーは難解で、翻訳の微妙さもあり、正直なんとなくしか分からない。ただ、終盤はメタ的な要素も多く、開発中ゲームのような演出も多数ある。「ここを通ったら音が鳴る」みたいなプログラムの指示が画面上に書いてあったりする。また、強制的に(プレイヤーが操作していないのに)タイトル画面に戻されたりと、何かの意思が存在する演出もあった。その為、終盤はあまり怖さは無いものの、ストーリーや世界観が気になって先に進めたくなるのだ。まあ最後までやっても、この上位存在的なやつの意図はよく分からなかったけど……。主人公のトラウマは晴れてまあまあハッピーエンドだと思うのでOK。

 非常にクオリティの高い『P.T.』フォロワーゲーム。翻訳が微妙と書いたものの、それはそれで味があって良き。数多あるホラーウォークシムの中でもオススメできるので、プレイしてみて欲しい。ループ(?)を繰り返しても、必ず初期部屋を出たところで空気清浄機がシュッってなるのがやみつきになること請け合い。

電撃インディー動画はこちら
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▲扉が開かなくなって、白い布を被ったオブジェクトが置いてあるだけ(特に動かない)。これでしっかり怖いんだよね。
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▲スケッチブックがアーカイブ的な側面もあるが、こういった絵で見せる怖さみたいなのも良かった。
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▲昔から、海外小説の邦訳版読むのが好きなんだけど、こういう翻訳だから生まれる感じの独特の言い回し好き。

中国産実写恋愛ゲームが熱すぎる。攻略対象6人中3人が推せる脅威の美女率

タイトル:『君、勉強を邪魔しないでください』
プレイ状況:PS5版 ミドリ、リンヤールートクリア

 一昨年くらいから中国で大流行していると噂の実写恋愛ゲーム。『しまった、美女に囲まれた』はSteamで数百万本レベルで売れているらしい。さすが中国四千年の歴史。

 実は『しまった、美女に囲まれた』もプレイ済みなんだけど、あっちは個人的に好みの娘が一人しかいなかったのと、ストーリーと設定がガバガバ過ぎてイマイチ乗り切れなかったのよ。やっぱり実写ゲームってこんなもんかと。

 ところがどっこい、今回は凄い! 何が凄いって、出てくる女の子がめたんこカワイイ! 

 正直、ゲームシステムやストーリー語ってもあんまり意味は無いので、イカれたバンドメンバーを紹介するノリで攻略キャラ6名の魅力を紹介するぜ! 完全に筆者の好み順だぜヒアウィーゴー。

・ミドリ
 最推しキャラ。中国が誇る超絶美少女。リアルでも180万人のフォロワーを誇るインフルエンサーらしい。日本のアイドルグループとかでもトップを張れそうなビジュアルの良さに、あざとい仕草がガッチリハマって沼。ちょっとワガママな小悪魔感を出しつつ、酒カスの要素もあるハイブリッド女子。実は(ハゲた)学長の娘。頭の悪そうな兄も出てくるので、遺伝子的にはちょっとアレだが、超絶カワイイのですべて許せる。今まで付き合った人数はゼロと言い張るが、パパ活はカウントしていない可能性が配信コメント欄で言及されていた。でもカワイイから魔法少女ミドリちゃんでパパ活やっててもいいや。

・リンヤー
 ミドリとタメを張る、本作ツートップの一角。奇抜な髪型やファッションなのに隠せないビジュアルの良さが素晴らしい。ミドリと違ってあざとくは無いが、ビジュが良すぎてあらゆる場面で見惚れる。実は隠れてアイドルグループの練習生やっている。芸名はLIN。隠す気ないやろ。あと主人公の名前が「リンファン」なので、主人公とも被ってる。でもカワイイからオールOK。基本的に、他の子と比べる選択肢が多く、比較対象を選ぶと拗ねることが多いのだが、拗ねる表情もカワイイ。凡人の主人公と芸能人の恋愛って少女漫画とかで良くあるけど、やっぱ定番でも良いものは良い。アイドルの恋人いるとか主人公は前世で徳を積みすぎてる。

・ユミ先生
 主人公の通う学校の保健医。保健室の先生はエロくないといけない法律でもあるのかと言うくらいテンプレのセクシー保健医。メガネもかけてる(基本外してるけど)。基本的に胸元はだけウーマン。全男の夢を体現してる。主人公の健康診断結果を見て、健康の為に料理を作りに家に押しかける。ソレナンテ・エ・ロゲ。そして主人公がカップラーメンを食べているのを無理やり奪って自分で食べる。サイコパス保健医。でもエロいからOKです。実は格闘家の家系で武術も嗜んでいて、主人公に稽古をつけたりする。でもその際にスポーツウェアで豊満な肉体を思う存分揺らしてくれたりする。聖母かな。

・ハクショイン先輩
 名前がクシャミ過ぎるパイセン。ハクが名前なのでハク先輩でいいはずなのに、何故かハクショインと表記されるからハックションパイセン呼びされる。なんでや。ちな生徒会長。地味目な見た目ながらパーフェクトなボディの持ち主。自分でも分かってるのか、ミニスカニーソで常に絶対領域を見せつけてくる。実はシングルマザー家庭の苦学生で、隠れてメイド喫茶でバイトをしている。当然そこに主人公が押しかけ、バラすだのバラさないだのある。ただメイドカフェの時のパイセンはメイクのせいかいつもよりカワイく見えてくる。そしてボディは変わらず最高なので、境遇も相まって結構悪くないような気になってくる。なんだかふしぎ!

・ニコ
 ロシア人留学生。割と序盤から出てくる上に、他の女の子との恋愛をサポートしてくれたりもするいい奴。ただ、その際に自分のことを「僚機」と呼ぶので、いきなりロボゲーが始まった感が出る。ネット上での愛称も僚機ちゃん一択。本名より愛称の方が長い。ただ正直、髪型のせいか一番最初に出会う際のコンディションがあまり良くない。なんか想像していたロシア美少女じゃない。ただ、初対面のときのおさげじゃない、髪を下ろすとちょっと美女風になるので、ポテンシャルはある。でも収録の関係か、おさげ状態がベースなので、もったいない。基本的にいいヤツなので、最終的にはアリよりのアリくらいにはなる。「私は外国人だから」と事あるごとに言うが、中国語ペラペラだし、中国本場の麻雀(牌がデカいやつ)もなんなくプレイするしで、めっちゃ溶け込んでる。努力したんやな。

・ニキタ
 バイクネキ。不良に絡まれていた主人公を颯爽と助けるイケメン。武術を学んでいて、作中戦闘力は高め。他の女の子のトラブルを(力で)解決してくれたりもする。同門の強キャラが婚約者で言い寄られており、それを断るために主人公に偽恋人になってほしいと言ってくる。この展開、なんか懐かしいな。ただ、全体的に男前すぎて、あまりカワイイって感じはしない。ルックスも、カワイイというよりはイケメン。特撮若手俳優にいそうな感じ。ちなみにユミ先生の姪っ子でもある。

 とにかくサムネ画像のカワイイ子にビビッときたらプレイして欲しい。ゲームシステムも特には語らないが、意外と好感度調整やフラグ(アイテム)集めが楽しかったりもする。っぱ中国四千年の歴史パネェわ。

電撃インディー動画はこちら
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▲ミドリちゃんとリンヤーちゃんのツートップ揃い踏み(※主人公の妄想です)
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▲大天使魔法少女ミドリちゃん
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▲半眼になっちゃったけどプールで稽古を付けてくれる大聖母ユミ先生

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