カプコンから発売される『モンスターハンターワイルズ』について、現時点で判明している情報をまとめてお届けする。
索引
発売日はいつ?
2025年予定
対応機種
- プレイステーション5(PS5)
- Xbox Series X|S
- PC(Steam)
クロスプレイ
『モンスターハンターワイルズ』は、プレイ可能なすべてのプラットフォーム間で他のプレイヤーとマッチングすることができる。
また、ゲーム内のオプションにて、クロスプレイの“有効/無効”を切り替えが可能で、異なるプラットフォーム間でもフレンドになることができる。
クロスセーブ
非対応。セーブデータ(ゲームの進行状況や購入したDLC情報など)はプラットフォームごとに保存されるため、異なるプラットフォーム間でセーブデータを共有することはできない。
タイトル情報
タイトル:モンスターハンターワイルズ
ジャンル:ハンティングアクション
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)
価格:未定
CERO:審査予定
『モンスターハンターワイルズ』とは
雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズの最新作。プレイステーションハードでシリーズの完全新作が発売されるのは、2018年に発売された『モンスターハンター:ワールド』以来、約7年ぶりとなる。
プロデューサーは辻本良三氏、エグゼクティブディレクター/アートディレクターは藤岡要氏、ディレクターは徳田優也氏が担当する。
また、今作の舞台“禁足地”は過去にギルドが調査したことのない未踏の土地になるそうだ。
武器種・アクション
本作に登場する武器種や新たなアクションを紹介する。
武器種
登場するのはシリーズでおなじみの14種。各武器種に新アクションが追加される。
- 大剣
- 太刀
- 片手剣
- 双剣
- ハンマー
- 狩猟笛
- ランス
- ガンランス
- スラッシュアックス
- チャージアックス
- 操虫棍
- ライトボウガン
- ヘビィボウガン
- 弓
アクション:集中モード
狙いを定めて攻撃やガードを行なうことができる。モンスターの急所を狙うことで、特殊な派生に移行して大ダメージを与えることも可能。
また、集中モードでは、モンスターとの距離感や狙いが合わせやすいなどの効果がある。
アクション:スリンガー
『モンスターハンター:ワールド』で初登場した“スリンガー”が本作でも登場。フィールド上で手に入る小石や木の実を弾として撃つことができる。環境を利用した狩りには欠かせないツールだ。
フックスリンガー
さまざまな採取物を遠距離から採取することができるスリンガーの新機能。セクレト騎乗時でも使用可能で、フィールド環境などの一部ギミックも遠距離から起動できる。
アクション:鍔迫り合い
一部のモンスターの攻撃をガードした際に発生することがある攻防。モンスターを押し返し、体勢を崩したところに追撃を狙うことができる。
アクション:相殺 (※一部の武器種のみ使用可能)
一部の武器種でモンスターの攻撃に合わせて特定の攻撃アクションを当てると、モンスターを弾き飛ばす相殺が発生する。また、相殺から強力な追撃に派生できることもある。
移動に欠かせない乗用動物“セクレト”
セクレトは機動力を生かし、ハンターの移動をサポートしてくれる乗用動物。マップなどから目的地を指定すると、匂いを頼りに自動で連れて行ってくれる。
移動中も一部のアイテムやスリンガーが使用でき、体力や斬れ味の回復、採取といった狩りの準備が可能。移動のサポートだけでなく、任意で選択可能なふたつ目の武器を格納する“武器鞄”を備えており、狩猟中にも武器の切り替えができるようになる。
フィールド
本作のフィールドは、飢えた肉食モンスターが群れて争う過酷な“荒廃期 ”と、“異常気象”を経て迎える豊かな生命が溢れる“豊穣期”という二面性を持っており、ダイナミックに移り変わっていく。
フィールドによってもそれぞれの環境で見せる姿は異なり、異常気象が発生するとその生態系の頂点を司る強大なモンスターまでもが姿を現す。
フィールド:隔ての砂原(へだてのすなはら)
調査隊が禁足地に足を踏み入れ、最初に調査することになる広大な砂原のフィールド。砂漠はもちろんのこと、草原や岩場など特徴の異なる複数のエリアで構成される。
【隔ての砂原のベースキャンプ】
調査隊が各地で調査を行うために設置された活動拠点。
ハンター自身のテントの他、アイテムの購入や食材の配給、武器や防具を作ってくれる加工屋など、狩りに必要な設備が整っている。
調査隊が各地で調査を行うために設置された活動拠点。
ハンター自身のテントの他、アイテムの購入や食材の配給、武器や防具を作ってくれる加工屋など、狩りに必要な設備が整っている。
【隔ての砂原で生きる人々】
フィールドには古くからその地で暮らす人々の集落も存在する。各地の環境に適応した生活や文化が構築されており、住民ひとりひとりがそれぞれの生活を営んでいる様子を目にすることができる。
フィールドには古くからその地で暮らす人々の集落も存在する。各地の環境に適応した生活や文化が構築されており、住民ひとりひとりがそれぞれの生活を営んでいる様子を目にすることができる。
フィールド:緋の森
隔ての砂原を流れる川を遡った先に広がる水の豊かな森林のフィールド。
緋の森に足を踏み入れた調査隊は、赤い水に満たされた水辺を目にすることになる。
モンスター
禁足地では小型モンスターのみならず、大型モンスターの群れにも頻繁に遭遇することになる。
レ・ダウ(飛竜種)
- 生息地:隔ての砂原
隔ての砂原、その生態系の"頂点"に君臨する飛竜種。大規模な落雷を伴う砂嵐に適応しており、目撃例も同気候時のものが多い。
高い帯電能力で増幅された放電攻撃は極めて危険。「煌雷竜(こうらいりゅう)」とも呼ばれる。
バーラハーラ(海竜種)
- 生息地:隔ての砂原
砂地に生息する海竜種のモンスターで、別名“沙海竜(さかいりゅう)”と呼ばれている。
ねじれた体表で砂の中を軽快に移動し、体内から分泌される粘液を使って攻撃を行う。
柔軟に曲がる身体で流砂を形成し、獲物を待ち構える罠とする特徴を持つ。
ドシャグマ(牙獣種)
- 生息地:隔ての砂原
強靭な体躯が特徴の“闢獣(びゃくじゅう)”。縄張り意識が強く、広い行動範囲と高い攻撃性を持ち、群れを形成することもある。
チャタカブラ(両生種)
- 生息地:隔ての砂原
粘着性の唾液によって前脚に鉱石等を付着させ、自身を強化する両生種。その性質から“纏蛙(まといがえる)”とも称される。
ケラトノス(草食種)
- 生息地:隔ての砂原
背中にある発達した背角で落雷を受け止め地面へ逃がし、周囲の雌を雷から守る。雄を中心とした大規模な群れを形成する。
ダルトドン(草食種)
- 生息地:隔ての砂原
時期によって生息地を変える草食竜。身の危険を感じると発達した頭殻を活かし、群れで防御態勢を取り反撃することもある。
ラバラ・バリナ(鋏角種)
- 生息地:緋の森
緋の森に棲息する鋏角種(きょうかくしゅ)。腹部を展開させる際の様子が大輪の花のように見えるため「刺花蜘蛛(しかくも)」とも呼ばれる。
脚部を巧みに使い、素早い動きで獲物を追い詰める。
フィールド探索の助けとなる新要素
ハンターはこれまで以上に広大かつ未知のフィールドをさまざまな目的で探索することに。探索中にフィールド上のモンスターをターゲットに設定して、その場でクエストを開始することも可能だ。
そのような環境での調査活動の手助けとなるのが、探索に同行してくれる編纂者とオトモによるアドバイスやサポート、そして乗用動物のセクレトや新たな道具の数々だ。
食事
いつどこにいても“携帯焚き火台”で携帯食料を調理して食事をとり、体力などのステータスを一定時間上昇させることができるため、継続狩猟を行うことができる。
簡易キャンプ
広大なフィールド上にあるいくつかの“候補地”に、決まった数の“簡易キャンプ”を設置できる。
簡易キャンプではアイテムや装備の入れ替え、クエストの受注などが可能で、ファストトラベルの目的地やダウン時の復帰地点としても活用できる。
ストーリー
『モンスターハンターワイルズ』では、精緻に表現された生態系の中での人々の姿、ストーリーが濃密に描かれていくという。
プレイヤーが操るハンターもフルボイスでキャラクターたちと会話するほか、ゲームプレイとカットシーンはロード画面を挟まないシームレスとなっており、その場にいるような圧倒的な没入感を感じられる。
ストーリーにかかわる登場人物
ハンター
プレイヤーが操る主人公。禁足地調査隊に任命されたハンター。ギルドの指令により未踏の地での調査を任される。
オトモアイルー
主人公ハンターのオトモとして調査隊に参加するアイルー。人語をあやつり、狩猟のサポートやコミュニケーションを行なう。
主人公ハンターのオトモとして調査隊に参加するアイルー。人語をあやつり、狩猟のサポートやコミュニケーションを行なう。
アルマ
モンスター狩猟の要請や許可、クエストの管理や受付をおこなう“編纂者”。フィールド上でもハンターに随行し、狩猟に役立つ情報提供、クエストや支給品の管理などをサポートする。
モンスター狩猟の要請や許可、クエストの管理や受付をおこなう“編纂者”。フィールド上でもハンターに随行し、狩猟に役立つ情報提供、クエストや支給品の管理などをサポートする。
ジェマ
調査隊の加工屋。武器防具の生産や加工を担当する。
調査隊の加工屋。武器防具の生産や加工を担当する。
ナタ
調査隊に同行する謎の少年。
調査隊に同行する謎の少年。
オリヴィア
ハンターズギルドの禁足地調査隊の一員。使用武器はハンマー。ギルドからの特殊な依頼を請け負って活動していたところ禁足地調査隊として指名される。
任務につく傍らサポートハンターとして主人公の要請にも駆けつけてくれる。
ハンターズギルドの禁足地調査隊の一員。使用武器はハンマー。ギルドからの特殊な依頼を請け負って活動していたところ禁足地調査隊として指名される。
任務につく傍らサポートハンターとして主人公の要請にも駆けつけてくれる。
アトス
オリヴィアをサポートするオトモアイルー。長毛種のエリートオトモ。
オリヴィアをサポートするオトモアイルー。長毛種のエリートオトモ。
セーブデータ引き継ぎ特典情報
『モンスターハンター:ワールド』、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』のセーブデータがあると、シリーズでおなじみのオトモアイルー装備を『モンスターハンターワイルズ』内で入手可能だ。
『モンスターハンター:ワールド』セーブデータ引き継ぎ特典
- オトモ防具“レザーネコシリーズ”
- オトモ武器“どんぐりネコスコップ”
『モンスターハンターワールド:アイスボーン』セーブデータ引き継ぎ特典
- オトモ防具“ダッフルネコシリーズ”
- オトモ武器“探索ネコピック”
注意事項
『モンスターハンターワイルズ』をプレイする本体に、『モンスターハンター:ワールド』または『モンスターハンターワールド:アイスボーン』の各セーブデータ(以下に記載している箇所まで)が保存されている場合、各セーブデータ特典が受け取れる。
・『モンスターハンター:ワールド』セーブデータ特典
┗ハンターの作成・オトモアイルーの作成を完了したセーブデータが本体に保存されていること。
・『モンスターハンターワールド:アイスボーン』セーブデータ特典
┗『モンスターハンター:ワールド』のエンディング後、アステラの拠点入口付近にいる“威勢のいい5期団”に話しかけた後、古代樹の森に到達した『モンスターハンターワールド:アイスボーン』のセーブデータが本体に保存されていること。
動画・PV
『モンスターハンターワイルズ』アナウンストレーラー
『モンスターハンターワイルズ』 プロモーション映像1
『モンスターハンターワイルズ』 デベロッパーメッセージ
『モンスターハンターワイルズ』プロモーション映像2
『モンスターハンターワイルズ』 プロモーション映像3
東京ゲームショウ2024(TGS2024)試遊情報
千葉県・幕張メッセで9月26日(木)~9月29日(日)にかけて開催される東京ゲームショウ2024(TGS2024)では、『モンスターハンターワイルズ』の試遊出展が決定している。
試遊可能なブースはカプコンブース(HALL7)とプレイステーションブースのふたつ。カプコンブースで試遊するとオリジナルサコッシュが、プレイステーションブースで試遊するとオリジナルアクリルキーホルダーがもらえる。
カプコンブースでの試遊内容は以下の通り。
TGS2024のカプコンブースでは2種類のクエストが用意
【1】“ストーリー体験クエスト”(シングルプレイ専用)
物語の始まりを描くカットシーンから、基本的なチュートリアルを含むチャタカブラ討伐までがプレイ可能なシングルプレイ専用のクエスト。
『モンスターハンターワイルズ』序盤のストーリーの一部と、カットシーンからプレイへとシームレスにつながる没入感あふれるゲームプレイを体験できる。
【2】“ドシャグマ討伐クエスト”(シングルプレイ/マルチプレイ)
群れをなすドシャグマの討伐を目指すクエストで、ダイナミックに変化する広大なフィールド“隔ての砂原”を乗用動物“セクレト”に乗って自由に探索することもできる。
2種類の武器を切り替えながらの新たな狩りなど、『モンスターハンターワイルズ』のハンティングアクションを体験可能だ。
試遊整理券は下記3種類を配布
【1】“ストーリー体験クエスト”シングルプレイ
【2】“ドシャグマ討伐クエスト”シングルプレイ
【3】“ドシャグマ討伐クエスト”マルチプレイ