カプコンより2025年に発売予定となっている『モンスターハンター ワイルズ』。本作における太刀の使用感の変化についてレビューしていきます。
- ※この記事ではgamescom 2024と同等の内容のPS5体験版を使用しています。
また、別記事では弓の使用感やクエストの流れなども解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。最新体験版で分かった要素をまとめた動画も公開中です。
太刀の変化1:踏み込みor移動してからの気刃斬りが可能になり張り付きが容易に【モンハンワイルズ太刀レビュー】
太刀の一番の変化は、従来はわずかな方向転換のみが可能だった気刃斬りが、踏み込みや移動してから繰り出せるようになったこと。気刃斬りIが気刃踏み込み斬り、気刃斬りIIが移動しながらの攻撃が可能になり、いわゆる軸合わせが容易になりました。
とくに気刃踏み込み斬りの使い勝手がよく、少しだけはなれた位置にいるモンスターに距離を詰めながら攻撃できるのが便利。
ただしスティック入力で別攻撃になる影響で、従来の気刃斬りの操作に慣れているプレイヤーほど、最初のうちは戸惑うかもしれません。
太刀の変化2:“赤刃旋転斬”で気刃大回転斬り後の追撃が可能【モンハンワイルズ太刀レビュー】
また気刃斬り関連のアクションとしては、気刃大回転斬り後に派生する“赤刃旋転斬”も追加。気刃大回転斬り後に方向を変えながら繰り出せるアクションです。
そこまで威力は高くないですが、錬気ゲージの消費もなくモンスターへの張り付きを維持できるのが非常に便利。ただし赤ゲージの状態でしか使用できないので、ゲージの色には要注意です。
太刀の変化3:錬気ゲージの維持と色変えに役立つ新アクション“気刃溜め”【モンハンワイルズ太刀レビュー】
“気刃溜め(R2ボタン長押し)”は、溜め動作のあとに気刃大回転斬りを繰り出す新アクション。
攻撃からのコンボでしか使用できないものの、溜め動作中は錬気ゲージが回復し続け、さらにもちろん気刃大回転斬りによって錬気ゲージの色を変えるのにも役立ちます。
溜め動作のスキが大きいので、モンスターが別のハンターorオトモアイルーを狙っているときか、ダウン時などに使うのがよさそうですね。
太刀の変化4:“気刃兜割り”からの最大ダメージをたたきだせる“錬気開放無双斬り”【モンハンワイルズ太刀レビュー】
“錬気開放無双斬り”は、“気刃兜割り”から派生する新アクション。錬気ゲージが赤色のとき、“気刃兜割り”からR2ボタンで派生します。
その場からはなれるように斬撃を繰り出しつつ移動できるので、うまく使えば回避と攻撃を同時に行えます。攻撃範囲も広く、使い勝手は良好! ダメージ量も多く、ダメージソースとして主力になりそうです。
全体的な使用感として、気刃斬りの利便性が上がり使いやすくなった印象の太刀。新アクションで錬気ゲージの維持や色変えが容易になり、さらに高火力の新アクションも追加と、かなり順当に強化されているようですね。