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『モンハンワイルズ』基本アクション&探索を解説。進化した傷システムとド派手な集中弱点攻撃、美味しそうな食事シーンに注目【モンスターハンターワイルズ先行プレイ】

文:Ak

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 カプコンより2025年に発売予定となっている『モンスターハンターワイルズ』。ドイツで開催中の“gamescom 2024”での世界初プレイアブル出展と同等の内容を先行プレイしたレビュー記事をお届けします。
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 なお今回の試遊では、冒頭のストーリーとチュートリアルを兼ねたチャタカブラのクエストと、自分で自由に探索やアクションを楽しめるドシャグマのクエストをプレイすることができました。

 そこで判明したクエストの流れや基本アクション、拠点(マイテント)でできることやモンスターの特徴について解説していきます。

※この記事ではgamescom 2024と同等の内容のPS5体験版を使用しています。

 また、別記事では太刀&弓の使用感も紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。最新体験版でわかった要素をまとめた動画も公開中です。

拠点では従来通り食事も可能! いくらなんでも美味しそうすぎる【モンハンワイルズレビュー】

 体験版では、ハンターは11種類、オトモアイルーは6種類のプリセットから見た目を選択可能でした。プリセットはあくまで体験版の仕様だと思われますが、一部にはなかなかインパクトのある見た目のものも……!
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 ちなみに筆者は本作の世界観に合ったワイルドな見た目のハンターと、モフモフ毛並みのオトモアイルーを選択しました。
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 ドシャグマのクエストでは、拠点にいるアルマとの会話後にフィールドへ赴くことに。この時点で拠点を探索可能になります。とはいえ、体験版ではマイテント以外に拠点の施設は利用できませんでした。
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 マイテントではアイテムの管理、武器&防具の用意、オトモアイルーの管理、食事などが可能。

 武器は各武器種で1種類ずつ、防具は各部位に8種類ずつ用意されていました。
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 最も注目すべきは焚き火台メニュー! シリーズお馴染みの食事要素です。

 まずは試しにおすすめ調理→“携帯食料だけで調理”を選んでみたところ……。
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 バターを入れたあと、肉を入れて……。
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 シンプルながら超美味しそうな肉料理が!
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 料理を食べたときのリアクションもすごい。口に含んだあとゆっくりと味を噛みしめてから笑顔になるのが、本当に美味しそうです。ちなみにこの食事では、体力、スタミナ、攻撃力がアップしました。
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 さらに今度は自分で素材を選んでみます。野菜、ヨダレダケ、ワイルドハーブをフライパン(スキレット的なもの)にぶち込むと……。
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 やたらと美味しそうな野菜炒めっぽい料理が完成! この料理では体力、スタミナ、防御力、属性耐性の上昇に加えて、いくつかの食事スキルも発動しました。携帯食料のみで料理したときと比べると、自分で食材を選ぶほうが食事時の効果が多そうですね。

セクレトは移動にも簡易的な拠点としても役立つ便利すぎる相棒【モンハンワイルズレビュー】

 フィールドへはセクレトに乗って向かいます。公開済みの情報通り、拠点からシームレスにフィールドへ出発することが可能。というより、拠点とフィールドの境目がありません。
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 セクレトに関する操作は下記のように十字キーに割り振られています。

■セクレトの操作方法
・十字キー↑:呼ぶ(オート)
・十字キー←:アイテムポーチ
・十字キー→:武器の切り替え
・十字キー↓:呼ぶ(マニュアル)

 セクレトに乗っている最中はアイテムの補充やメイン武器とサブ武器の切り替えが可能なので、移動中もとても快適。

 ちなみに十字キー↑で呼ぶとオートで目的地まで移動します。目標が決まっている場合は便利そうですね。
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 セクレトはかなり険しい地形であっても移動可能。段差がある場所もラクラク移動できるのでかなり快適です。操作性としてはやはり『モンスターハンターライズ』のガルクに近いですね。

ターゲットとなるモンスターに一定ダメージを与えるとクエスト開始! 天候変化が与える影響は?【モンハンワイルズレビュー】

 フィールド上では、ターゲットとなるモンスターに一定ダメージを与えるとクエストが開始します。
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 今回のクエストでは、ドシャグマ(ボス個体)に一定ダメージを与えるとクエストが開始されました。ボス個体以外の通常のドシャグマと群れで出現しており、そのまま狩るのはやっかい。
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 群れを分断したい場合は“スリンガー大こやし弾”が便利。従来の“こやし弾”は単体のみを移動させますが、“スリンガー大こやし弾”は群れを移動させられます。

 なお、“スリンガー大こやし弾”は今回の体験版の場合、冒頭でアルマが支給してくれました。
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 またクエスト中には天候が変化することも! 周囲が薄暗くなり、雷が落ちる危険な天候になりました。

 ただしここで発生する雷は、ハンターに当たってもダメージなどはなさそうです。当たった瞬間に少し弾かれた(あるいは避けた?)ようなモーションをとっていますが、どんな効果があるかは不明。
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 モンスターを狩猟するとクエストクリアになるのは従来シリーズと同様。本作では、何とモンスターの死体に乗ることができます。

 ちなみにドシャグマの場合、剥ぎ取りなどで入手できる素材が“~の上皮”という名前になっていました。これは、通常であれば上級クエストで入手できる素材のハズ?

 もちろんただこのクエストが上位クエストであっただけかもしれませんが、もしかしたら、ボス個体は上級素材、通常モンスターは下位素材というように報酬が分類されている可能性もありますね。

傷を付けたあとに攻撃すると“傷口破壊”が可能! 集中モードからの“弱点集中攻撃”は武器によって差はありそう【モンハンワイルズレビュー】

 本作の新要素の目玉のひとつとも言えるのが“集中モード”。L2ボタン長押しで“集中モード”への切り替えが可能で、カーソルを表示させた状態で狙った部位への攻撃がしやすくなります。

 特別な攻撃アクションというよりは、“構え”のようなイメージですね。
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 狙いを付けやすくなる以外の操作方法自体は従来と変わらないものの、シリーズ経験者は少々感覚の違いに戸惑うかもしれません。

 “集中モード”中は移動速度が遅くなるので、チャンス時に攻勢をかけるときや、傷付けを狙うときに使うのがよさそうですね。
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 また“集中モード”中は傷を付けた部位が赤く光って表示されます。傷は『モンスターハンターワールド:アイスボーン』のときとは異なり、同じ部位を攻撃し続けるだけで付けることが可能です。傷口への攻撃は与えるダメージが増加します。

 さらに傷口がある状態かつ“集中モード”中に、R1ボタンで“集中弱点攻撃”が可能! 一気にダメージを与えられる必殺技のような新アクションです。
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 あるていど傷の付いた部位を攻撃すると“傷口破壊”に。“傷口破壊”に成功するとダメージを与えられるほか、報酬も獲得できるようです。

 なお、傷は“傷口破壊”を行うとなくなります。そのため、傷を付けることは部位破壊のように“肉質を軟化させる”というよりは、一定時間のボーナスタイムのようなイメージが近いですね。
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 ちなみに今回使用できた武器は太刀と弓でしたが、太刀の場合は何回も斬撃を浴びせる、弓の場合はサークル状の照準を発生させたあとに傷口すべてに誘導する矢を放つといった武器によって“集中弱点攻撃”の方法は異なります。“集中弱点攻撃”の性能しだいで、評価が変わる武器もありそうです。

モンスターごとの特徴を紹介! ドシャグマは群れで行動するものの単体ではそこまで驚異ではないかも?【モンハンワイルズレビュー】

 今回の体験版で狩ることのできた2種類のモンスターの特徴を紹介します。
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 チャタカブラの狩りはチュートリアルを兼ねたもので難易度は低め。

 舌を使った攻撃で中距離攻撃も繰り出してきましたが、そこまで攻撃範囲は広くない印象。試遊時点ではとくに状態異常攻撃なども繰り出してこなかったです。
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 ドシャグマは、群れで行動するのがやっかいですが、前述したように“スリンガー大こやし弾”で分断させるのは容易。単体で狩ればそれほど驚異ではないので、分断が推奨ですね。

 攻撃方法は牙獣種として一般的なものですが、サイズはかなり大きいのでリーチが長め。ふところに潜り込んで立ち回ると攻撃を回避しやすかった印象です。
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 またドシャグマを追っている最中、フィールドで未知のモンスターであるレ・ダウも出現していました。出現というよりは、一瞬見切れただけでしたが……こちら、フィールドのヌシとなるモンスターということで、実際に狩るのが楽しみですね!

救難信号ではオフラインでもNPCとの共闘が可能【モンハンワイルズレビュー】

 ショートカットから“救難信号”を使用可能です。
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 従来通り他プレイヤーとのマルチプレイができるほか、オフラインでもサポートハンターとの共闘が可能です。今回の試遊でも3人のサポートハンターが助っ人に。

 短時間の共闘ではありましたが、サポートハンターたちはかなり有能な印象。モンスターをダウンさせてくれたり追撃したりと活躍してくれました!
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 そんな感じで主にドシャグマの狩りを通じて、進化した『モンハンワイルズ』の狩りを体験することができた今回の試遊。

 全体の操作感としては『モンスターハンターライズ』よりは『モンスターハンター:ワールド』に近い印象でした。とにかくグラフィックの進化が素晴らしく、効果音も重厚になっていて狩りの迫力が増しています。まだまだ試せていない新要素もたくさんあるので、次に本作に触れる機会が楽しみですね!

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