なお、電撃オンラインでは尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
運と予測で戦うターン制RPG【Peglin】
本作はローグライクの要素にパチンコでのバトルを組み合わせたターン制RPGとなっています。
パチンコといっても、絵柄を揃えたりする方じゃなくてスリングショットとでもいうのでしょうか。
ステージごとに決められた場所から球を放ち、釘に触れるとダメージが高くなっていき、球が画面下部の穴に落ちたときにその合計を敵に与えます。これを1ターンとし、画面上部にいる敵をすべて倒すとステージクリアになります。
球はダメージを与えるだけの“石ころ”から、釘に触れると球の数が増えるもの、釘に特殊な効果を付与するものなどさまざま。基本的に球はもっとも近い敵1体に攻撃できますが、中には範囲攻撃や敵全員に攻撃できるものなども。
使用できる球は所持しているもの中からランダムで決まった順番で選ばれるので、狙ったタイミングで使うのは難しいですが、球の特性を把握していれば有利に戦闘を進められます。
ただ、敵も黙っているわけではありません。ターンごとに敵は近づいてきて、隣接すると攻撃してきます。攻撃は毎ターン行われるので、近づかれる前に倒すのが基本的な戦い方……なのですが、中には遠距離から攻撃してくる敵もいるのでそううまくいかないのがおもしろいところ。
球の中には任意の敵を選んで攻撃できるものがあります。遠距離攻撃をしてくる敵が出るまでは使い道がないと思っていましたがここで役に立つとは。
球の中には任意の敵を選んで攻撃できるものがあります。遠距離攻撃をしてくる敵が出るまでは使い道がないと思っていましたがここで役に立つとは。
使用する球の特性を知って、釘に当たったときの軌道を予測するのが本作のキモですね。また、球が釘に当たると消えてしまうのですが、“R”のマークが付いている釘に球を当てると消えていた釘が復活します。
できるだけ釘に当たって消えたところでマーク付きの釘を狙うのは至難の業。ですが、できたときの爽快感は相当なものです。
できるだけ釘に当たって消えたところでマーク付きの釘を狙うのは至難の業。ですが、できたときの爽快感は相当なものです。
こうしてステージをクリアしながら、マップの最後にいるボスを倒すと次のマップへ。これを繰り返して進めていきます。いくつものステージで構成されているマップは毎回変更されるので、新鮮な気持ちでプレイできます。
マップだけではなく、入手できる球や特殊な効果を得られるレリックなどがランダムで変わるローグライク要素。強力な球やレリックを入手できるのも運。戦闘中に球が使える順番も運。運の要素が強いですが、だからこそ何度も繰り返してプレイしたくなる中毒性があります。