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映画『8番出口』主演は二宮和也、8月29日全国劇場公開。特報映像にはお馴染みのおじさんの他、謎の女性や子どもの姿も

文:電撃オンライン

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 実写映画化が発表されていた『8番出口』について、公開日が8月29日に決定。あわせて、特報映像が解禁され、二宮和也さんの出演が発表されました。また、監督・脚本は川村元気さんが務めることも公開となりました。

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映画『8番出口』8月29日に公開決定! 8番出口を求めて“迷う男”役は二宮和也


 2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATEさんがたったひとりで制作し、全世界累計150万ダウンロードを突破、瞬く間に社会現象となった、“異変”探し無限ループゲーム『8番出口』。

 よくある地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められたプレイヤーが、さまざまな“異変”に恐怖しながら“8番出口”を目指す。シンプルながら独特で不気味な世界観が話題を呼び、個人制作のゲームとしては異例の大ヒットを記録。

 そんな大ヒットゲーム『8番出口』が実写映画として、2025年8月29日(金)に全国劇場公開されることが決定しました。

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 実写映画化が発表されて以来、「あのゲームをどうやって実写映画化するの!?」と話題騒然だった今作。

 昨年12月に、スーツ姿の“歩く男”(演:河内大和さん)の映像が解禁され全世界に衝撃を与えました。そしてこの度、地下通路で異変を探し、8番出口を求めて“迷う男”を二宮和也さんが演じることが発表されました。

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 また、二宮さんと初のタッグを組み今作のメガホンを取るのは、『告白』、『悪人』、『怪物』などの実写作品から、『君の名は。』、『竜とそばかすの姫』、『すずめの戸締まり』などのアニメーション作品まで、数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気さんであることが公開されました。

 二宮さん、川村監督からのコメントも到着しています。

迷う男役:二宮和也さんコメント


 とにかく川村監督とご一緒したいと思っていたので、お声を掛けていただいたのが嬉しくて参加出来てよかったなと思いました。

 この作品は中々言語化が難しいのですが、我々のこだわりの一秒一秒を早く皆様に観ていただき たいと思っております。

 では、異変にお気をつけて……皆様が映画館から出られる事を祈っております。

監督・脚本:川村元気さんコメント


 超日本的に整理された地下通路における、混乱と恐怖の無限ループ。『8番出口』に出会った時、これは日本発の世界で勝負できる「発明」だと興奮しました。

 でも、いったいどんな映画になるのか? 今まで映画を四十本以上作ってきて、これほどまでにどんな映画になるのかわからない作品はなかった。けれども、それこそが映画館で体験したいエンタテインメントだとも思いましたし、自分が監督としてチャレンジするのならばそういう作品でありたいと思いました。

 二宮和也さんは、まるで意思を持ったかのように異変を見せながら無限にループする地下通路に迷い込んだ主人公です。彼の役には名前がありません。恐ろしいことや不思議なことが日々起こる「現代」において、困難な「現実」をサバイブしていく「人間」を演じてもらいました。

 二宮さんは、セリフやアクションで発散する芝居も素晴らしいのですが、それ以上に「惹きつける」芝居が抜群だと思っています。ただ歩いている、ただなにかを見ている。それだけでも観客が前のめりで観てしまう、視線を惹きつける力がある俳優。

 それは『硫黄島からの手紙』でクリント・イーストウッド監督が発見した彼の最大の魅力だと思っていて、それを『8番出口』では存分に活かしたいと思いました。

 脚本の段階から撮影の現場まで、彼の豊富なアイデアに、その多彩な演技に、大いに助けてもらいました。

映画『8番出口』作品概要


ストーリー

異変を見逃さないこと。
異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。
異変が見つからなかったら、引き返さないこと。
8番出口から、外に出ること。

公開日
2025年8月29日(金)

スタッフ
原作:KOTAKE CREATE「8番出口」
配給:東宝
監督:川村元気
脚本:平瀬謙太朗、川村元気
音楽:Yasutaka Nakata(CAPSULE)、網守将平

キャスト
迷う男:二宮和也
歩く男:河内大和


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