10月28日よりサービス開始中のiOS/Android用アプリ『仮面ライダー DEFENSE WARRIORS(ディフェンスウォリアーズ)』(以下、ライD)のレビューを、お届けします。
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子どものころに最初に覚えた漢字が“本郷猛”の3文字で、50年以上“仮面ライダー”シリーズを見続けてきたライターの目に、本作はどう映ったのかを紹介していきます。
昭和のファンでも安心してプレイできる、仮面ライダー×タワーディフェンスはベストマッチ!【仮面ライダー DEFENSE WARRIORS】
『ライD』は、仮面ライダー(ユニット)を配置し、最深部の防衛ラインに向かって進行する怪人たちを迎撃する、タワーディフェンスゲームです。
すべての怪人の撃破やボスの撃退といった、ステージごとに定められた条件を達成すればクリアとなります。逆に防衛ラインに侵入した怪人にライフを減らされて、0になるとゲームオーバーになります。
このタワーディフェンスと仮面ライダーの組み合わせが、想像以上にベストマッチ!
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まず、迫りくるザコ怪人たちをなぎ倒していく姿が、無数の戦闘員たちと戦う昭和の仮面ライダーを思い出させてくれてたまりません。さらに、いろんな場所で同時に仮面ライダーたちが戦い始めると、劇場版で再生怪人たちと戦う姿と重なって、大興奮です。
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しかも、攻撃は自動で行われて、常に仮面ライダーたちがかっこよく戦ってくれるので、見ているだけでとても爽快です。アクションが苦手でも仮面ライダーたちが戦うゲームで遊びたいという人には最適なゲームと言えます。
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タワーディフェンスとしての歯ごたえも十分。司令官となってライダーたちの戦いをサポート【仮面ライダー DEFENSE WARRIORS】
戦闘中の操作も、基本的に出撃したいユニットを選んで配置したいマスをタップするか、ドラッグ&ドロップするだけでOK。お手軽な操作でバトルが楽しめます。
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ユニットの配置には、ユニットごとに異なる量のコストが必要となります。このコストは時間の経過でたまっていくので、リアルタイムで変化する状況に合わせて限られたコストを有効に使うために考えるところに、タワーディフェンスゲームのおもしろさがあると言えるでしょう。
本作のユニットには、敵を足止めしてまとめて攻撃するソルジャーや、飛行する敵を中心に遠距離攻撃可能なシューターなど、攻撃方法や特徴が異なる“タイプ”が設定されているのがポイント。
最初のうちは意識しないでも勝てるのですが、慣れてくると序盤にソルジャーで敵を足止めしながらコストをためて、あとから進路上にシューターを配置して同時に攻撃したりと、自分なりの戦い方を作る楽しさがあります。
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ほかにも、ユニットごとにスキルや必殺技といった強力な攻撃も使えるので、どのタイミングで使うかといった、司令官的なポジションを楽しめるのも本作の魅力の1つでしょう。
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また本作のユニットには、ユニットレベルやスキルレベルのほかに、ユニットタイプのレベル上げなどもありました。そのため、どのライダーから育てようかなと考えたり、育成用の素材集めの周回したりと、ついついプレイが止まりません。
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個人的には、ユニットの覚醒レベルのシステムが気に入りました。召喚(ガチャ)で所持済みのユニットを引くと覚醒石を入手。一定数集めることで覚醒レベルがアップし、ユニットの最大レベルが上がります。そのため、所持済みのライダーを引くことがメリットになり、そのうえすべてのライダーを最強まで育てられるのです。
また、常設の召喚では、ウィッシュリストにユニットを設定すると、そのユニットの覚醒レベル3以上での出現率がアップします。選択したユニットの星3以上が手に入るとリセットされ、1日3回まで選択可能と制限はありますが、自分が好きな仮面ライダーを成長させやすくなっています。
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昭和の仮面ライダーファンが引き込まれた演出やストーリーにも注目【仮面ライダー DEFENSE WARRIORS】
仮面ライダーが登場するゲームということで、劇中の能力や演出をどう再現しているかも気になるところ。
『ライD』では、劇中の仮面ライダーたちの能力を、タワーデイフェンスにバッチリ落とし込んでいました。具体的なユニットスタイルの例をいくつか紹介します。
●仮面ライダーカブト
反撃と回避が同時に発動するスキルと高いブロック数で状況次第では一方的に多くのエネミーを倒せる
カブトはパッシブスキルで反撃と回避の効果を持っているのはつまり、敵の攻撃へのカウンターとして、ライダーキックを放っていたのを再現しているのでしょう。
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●仮面ライダーフォーゼ
エネミーによる致命的な攻撃を受けても耐える事が可能で耐えた後に自身のステータスを大きくアップする
フォーゼが致命的な攻撃を受けても耐えてステータスを大きくアップするのは、32話の“超・宇・宙・剣”での復活劇を思い出します。
エネミーによる致命的な攻撃を受けても耐える事が可能で耐えた後に自身のステータスを大きくアップする
フォーゼが致命的な攻撃を受けても耐えてステータスを大きくアップするのは、32話の“超・宇・宙・剣”での復活劇を思い出します。
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●仮面ライダーエグゼイド
スキル範囲内の味方に対して治癒を付与しダメージを負った味方ユニットを回復して援護を行う
エグゼイドが味方を治癒できるのは、やはり変身していた宝生永夢がドクターであることに由来しているのでしょう。
スキル範囲内の味方に対して治癒を付与しダメージを負った味方ユニットを回復して援護を行う
エグゼイドが味方を治癒できるのは、やはり変身していた宝生永夢がドクターであることに由来しているのでしょう。
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ユニットを強化するアタッチメントとしてゴウラムや大橙丸など、おなじみの武器なども登場しています。特定の仮面ライダーに装備させることで、強力な効果を発揮してくれるのもうれしいかぎりです。
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また、音の演出も劇中さながらでよかったです。やはりカブトがライダーキックを放つときに、「1、2、3、ライダーキック」と聞こえてくると、安心しますね。
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ほかにもミッションを達成したときの音がオーズのスキャン音だったり、RANK EXPの増える音がブレイドでカードを読み込んだときの音だったりと、劇中で聞きまくったSEが聞こえてくるたびに、テンションが上がります。
映像面でも、クウガのマイティキックを使うと、ちゃんとあのポーズで着地したり、ヒットした相手に“封印”を意味するリント文字が浮かび上がったりと、ミニキャラでありながらもしっかりと劇中を再現した演出がお見事です。
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劇中の再現にも引き込まれましたが、筆者は『ライD』オリジナルのストーリーと、その世界観にも仮面ライダーらしさを感じて引き込まれてしまいました。
というのも、本作の舞台は“異形”と呼ばれる怪人たちの襲来によって日常が崩壊した世界で、生き残った人類はレジスタンスとなって異形たちと戦っています。この世界観に『仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』や、ジオウとゼロワンが共演した『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』を思い出して、テンションが上がりました。劇場版を思わせる壮大なストーリーはたまりませんね!
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もう1つ筆者が引き込まれたのが、主人公の設定です。本作の主人公は、なんと“自身の記憶から仮面ライダーを実体化させて戦う”のです。
今まで自分が見てきた仮面ライダーの記憶を武器として戦っていると思ったら、筆者の心のマーキュリー回路が唸りを上げましたね。『仮面ライダーウィザード』の52話、53話のような空気も感じて、ワクワクしました。
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ライダーファンもタワーディフェンスのファンも、プレイすべきタワーディフェンスゲーム【仮面ライダー DEFENSE WARRIORS】
仮面ライダーたちがかっこよく戦ってくれる本作。その世界観や数々の演出に、ファンならば引き込まれることまちがいなしです。
チュートリアルをクリアすれば、好きなライダーの星5を1体選択して入手できるので、ぜひお気に入りのライダーとともに、この世界を救う戦いにその身を投じてください。
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もしリリース時に好きなライダーがいない、という方も、サービス開始以降はさらにいろいろなライダーが登場するとのことなのでご安心ください。
加えて、同じライダーでもフォームが違えば同時に出撃できることが明らかになっているので、より多彩なパーティ編成で戦えるのも楽しみです。個人的には、仮面ライダーBLACK、RX、ロボライダー、バイオライダーの4人を同時に出撃させて、“仮面ライダー世界に駆ける”編成で戦ってみたいです。
仮面ライダーを知らない人でも、シンプルかつ奥深いタワーディフェンスとして十分に楽しめることでしょう。むしろ、仮面ライダーがなんとなく気になっていたという人は、このゲームで仮面ライダーがどういうコンテンツなのか? を確かめてみるのもいいかもしれません。さらに興味を持った人は、映像などで仮面ライダーの世界をより楽しんでほしいです!
そういう視点で見ると本作は、ユニットの“詳細”内にある“作品情報”で作品の概要が見られますし、そのライダーが活躍している公式動画へも飛べるようになっているのも非常にいいところ。プレイしていて気になる仮面ライダーが現れたら、映像作品へ……といった導線がしっかりと用意されていますので、リリースされたら気軽に遊んでみてくださいね!
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