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銀行窓口シム『囚われた者の窓口』日本語デモ版がSteamで配信。重厚なナラティブ体験が楽しめるディストピア系シミュレーションゲーム

文:電撃オンライン

公開日時:

 Hiscoryが手がける『Papers, Please』風のルールベース戦略ナラティブゲーム『囚われた者の窓口』について、Steamにて配信されているデモ版の日本語対応アップデートを実施しました。

判子ひとつで人生終了。「その承認、本当に正しいですか?」良心を削る銀行窓口シム『囚われた者の窓口』日本語デモ版がSteamに登場


 Hiscoryが手がける『Papers, Please』風のルールベース戦略ナラティブゲーム『囚われた者の窓口』は、Steamにて配信されているデモ版の日本語対応アップデートを実施しました!

 本作では、プレイヤーは1980年代のインドネシアを舞台に、銀行の窓口係として混乱の時代を必死に生き延びていきます。

最新トレーラー公開

『囚われた者の窓口』とは


 1980年、激動の時代に身を置くあなたは、ようやく銀行の出納係の職を得ました。理不尽な政策、厳格な制度、扱いづらい上司、そしてさまざまな客が、日々あなたを待ち受けます。

 この小さなカウンターは避難所であると同時に修羅場でもあり、書類と取引処理に追われる日々の中で、あなたはどのように家族を支えていくのでしょうか。

 良心と他者への善意は、権力と金銭の誘惑の前で、どこまで持ちこたえることができるでしょうか。

証明書の確認・照合:小さなカウンターで真偽を見極めるゲーム


 毎日、さまざまな客が書類と紙幣を窓口へ差し出します。あなたの仕事はシンプルながら過酷です。

 身分証明書の確認、通貨の真贋判定、取引記録の照合。取引記録の照合。歪んだ印章、誤った数字、精巧な偽札……どんな些細な違和感も見逃せません。

 画面上には書類が次々と積み重なり、右側の時計は無情に進み続けます。

 あなたは『Papers, Please』の入国審査官のように、限られた時間内で「承認」か「拒否」かを判断しなければなりません。

 判子を一つ押し間違えれば、減給、警告、あるいは即解雇につながる可能性があります。

規則と罠:理不尽な政策下での緊迫サバイバル


 政府の方針は朝令暮改。今日は旧紙幣の使用禁止、明日は二重承認の義務化。新しい規則を覚えたと思えば、上司がさらに「補足説明」を突きつけてきます。

 ミスをすれば減点。減点が積み重なれば即退場。情け容赦はなく、あるのは冷たい評価表だけです。

 窓口の前では、狡猾な客が作り話や偽の証明書を差し出し、同情や賄賂を武器に、手続きを通そうとします。

 あなたは心を鬼にして、機械のように手順を遂行しなければなりません。

 なぜなら監視の向こう側で、見えない目があなたの一瞬の迷いや甘さを見逃さずに見張っているからです。
 

良心と代償スタンプと葛藤の狭間で揺れる


 時間が経つにつれ、いくつかの「正しい」規則が実は極めて理不尽であることに気づきます。

 病気の子どものためにお金を引き出そうとする母親を、些細な署名漏れだけで拒否しなければならない。

 一方で「誤った」承認がひとつの家庭を救うこともあります。

 規則と人間性のせめぎ合いは、毒蛇のようにあなたの手に絡みつきます。制度に従い冷酷な歯車となるか、それとも密かに手心を加え、本当に必要としている人々を助けるか。

 とはいえ規則違反は、失業やブラックリスト入り、さらには秘密警察に「呼び出される」危険と隣り合わせです。

生存と尊厳:あなたの判子が家族の運命を決める


 母の薬代、弟や妹の学費、自分の家賃……給料はすべて生活費に消えていきます。

 試用期間も終わっていないのに、すでに五日連続で一日一食の生活。時には客がこっそり「心付け」を差し出し、見逃してほしいと頼んでくることもあります。

 受け取れば生活は楽になる。拒めば良心は守れるが、財布は潤わない。この過酷な官僚機構の中で、あなたは消耗する歯車であると同時に、唯一の意思決定者でもあります。

 忘れてはならない。すべての書類に対する「承認」か「拒否」は、単なる一押しではありません。それは弱者を押し潰すこともあれば、希望を灯すこともあります。

 そしてあなたの一つ一つの判子が、自分と家族の未来を書き換えていくのです。

『囚われた者の窓口』製品情報

製品名:『囚われた者の窓口』
開発元:Hiscory
パブリッシャー:Hiscory
対応プラットフォーム:Steam
発売予定日:2026年
対応言語:日本語、英語+他複数言語対応


開発者Hiscoryについて


 Hiscory Studioは、インドネシアのバタム島を拠点とする、2018年設立のインディーゲーム開発スタジオです。

 ナラティブ主導のゲーム制作に注力しており、独自の世界観構築、感情豊かなストーリーテリング、没入感のあるゲームシステムを特徴としています。

 その着想源は、日常生活や社会問題、文化的体験です。

 Hiscory Studioは現在『囚われた者の窓口』を開発中です。

 本作はダークでありながら温かみも感じられるディストピア系シミュレーションゲームで、プレイヤーは架空国家Kertasiaで銀行の出納係を務めます。

 書類審査のメカニクス、分岐型ナラティブ、不条理な官僚主義、生活描写の要素を融合し、独特の風刺的視点から経済的生存、道徳、制度的圧力といったテーマを掘り下げています。

 本作は、ナラティブシミュレーションゲームや『Papers, Please』のような作品を好む多くのプレイヤーから注目を集めており、温かみのある雰囲気と政治的ディストピア要素のユニークな融合によって際立っています。

 同スタジオは、東南アジアの視点と物語をグローバルなゲーム業界へ届けることを目指すと同時に、直感的で記憶に残る、没入感のあるゲーム体験の提供にも取り組んでいます。

 Hiscory Studioのチームは小規模ながら情熱に満ちており、深いテーマ性、楽しさ、高いインタラクティブ性を兼ね備えたゲームの開発に尽力しています。

 また、国際舞台に向けて、インドネシアの活気あふれるインディーゲーム開発の現状を発信し続けています。

 同スタジオはプロジェクトを通じて、インドネシア発の、世界に響く物語とクリエイティブな声を、より多くのプレイヤーへ届けることを目指しています。


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