AI二次元創作プラットフォーム・PixAIが提供する対話型AI創作エージェントMio.2(ミオツー)に、新機能“ビジュアルノベル”(β版)が登場しました。

本記事では、物語の登場人物の一人としてストーリーを紡ぐことのできるMio.2新機能“ビジュアルノベル”(β版)についてご紹介します。
なお、PixAIでは現在、次世代生成モデル「Tsubaki.3」がテスト公開中です。Xでは、ハッシュタグ「#PixAITsubakiV3」を通じて、先行体験ユーザーによる作品も多数投稿されているので、その実力をぜひチェックしてみてください。
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— PixAI (@PixAI_Official) August 12, 2026
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1. この投稿を引用し、Tsubaki.3で制作した作品、またはTsubaki.3への期待を投稿してください。… pic.twitter.com/ObZPjqH5mL
※本記事はPixAIの提供でお送りします。
索引
閉じる基本無料のAIエージェントMio.2に新機能“ビジュアルノベル”搭載! ゲーム感覚で紡ぐ“自分だけのビジュアルノベル”

Mio.2はPixAIに搭載されている対話型のAI創作エージェントです。ダウンロード不要、ブラウザから利用可能で、難しいプロンプトやモデルの細かい設定などは必要なく、ただ公式マスコットキャラクターの“ミオ”と対話するだけでコンテンツを生成できます。
これまでのMio.2では主にイラストや漫画などを生成の対象としていましたが、この度“ビジュアルノベル”の生成機能が追加されました。
新機能では、生成の指示方法も“対話型のチャット”から、“世界観やキャラクターなどの簡単な設定入力”と“ビジュアルノベル風の選択肢画面”に変わっています。
“ビジュアルノベルをプレイする感覚で選択肢を選んでいたら、自分好みのビジュアルノベルが創造されていっていた”……そんなゲーム感覚で生成できてしまうのが、本機能の特徴です。
「あまり良いアイディアが浮かばないな」という場合でも、Mio.2が補完して物語を生成してくれるため、初期設定は「異世界モノ」などといったざっくりしたプロット(もはやジャンル指定のみ)でも始められます。
プレイ中に表示される選択肢も、絶対にそのなかから選ばなければいけないということではなく、地の文やセリフを自分で入力することも可能なため、“本当に自分が読みたいと思えるビジュアルノベル”を作ることができます。
たとえ初期設定が同じでも、自分の選択やプレイする人によって内容が変わり、同じ物語が生まれることはありません。“ビジュアルノベル”というだけあり、テキストだけではなく、PixAIが開発している画像生成モデルによって、展開にあわせたイラストをそのつど描き出してくれる点もポイントとなっています。
なお、“ビジュアルノベル”を含むMio.2の利用には専用のジェムが必要ですが、新規登録者にはウェルカムギフトとしてジェム200Kが贈られるので、無料でスタート可能です。
ちなみに、Mio.2の開発背景について話を伺ったところ、意外なエピソードが出てきました。
Mio.2の開発者はオックスフォード大学出身でありながら、『アイドルマスター(アイマス)』を愛してやまない大のオタクという人物。「難しい設定やプロンプトの知識がなくても、“好き”さえあれば誰でも創作できるようにしたい」という想いから、わずか1~2カ月というスピードでMio.2を開発し、今年4月にリリースしたのだそうです。
今回の“ビジュアルノベル”機能も、テキスト主導のAIチャットサービスとは異なり、PixAIが自社開発してきた画像生成モデルを軸にした“画像主導”の物語体験を目指したものとのこと。
「ゲームを作るのと同じロジックで、没入感と対話の手応えを徹底的に磨いた」と語るあたり、リリースからわずか4カ月でまったく新しい機能を投入してくるスピード感も含めて、「オタクがオタクのために作っている」熱量こそが、Mio.2の使い心地の良さの正体なのかもしれません。
【Mio.2 アップデート】
— PixAI (@PixAI_Official) August 22, 2026
Mio.2の新機能「ビジュアルノベル」がベータ版として登場!
ミオと会話しながら、あなたの設定を物語に変えていこう。
言葉や選択が物語の展開を決め、キャラクターや背景もストーリーに合わせて生成されます。… pic.twitter.com/UWERjrn1OI
※“ビジュアルノベル”機能はPixAIトップページ左側のツールバー「Mio.2で作成」→「新しい物語」から体験できます。
新機能“ビジュアルノベル”の使い方紹介! プロットは何を用意すればいいの?
“ビジュアルノベル”機能の使い方を紹介します。まずは前述の通り、PixAIのページから、画面左側ツールバーに表示されている「Mio.2で作成」を選択します。

次にMio.2とのチャットページが表示されるので、再び画面左側のツールバーに表示されている「新しい物語(ベータ版)」をクリックします。

するとミオちゃんが登場。物語の大筋を決める項目の入力画面が表示されます。


紡ぎたい物語:
あらすじや大枠のストーリーを入力する項目です。
「悪の組織を壊滅する」でも「田舎で出会った女の子の話」でも、自分が読みたいと思える自由な内容を入力できます。
登場してほしい人:
“自分”以外の登場人物を入力する項目です。
年齢、性格、容姿など細かく指定すればするほど、それを忠実に再現してくれます!
“人間のふりをしているが実は吸血鬼”や“普段は表に出さないがクリームソーダが苦手”など、「え!? そんなところも!?」と思うような特殊な設定も反映してくれますので、自分の“癖”をめいっぱい詰め込んでみてください。
世界観と題材:
物語の舞台や設定、ジャンルなどを入力する項目です。
“紡ぎたい物語”と入力内容が被ってしまいがちですが、こちらもどんなことを書いてもMio.2側で処理してくれます。“紡ぎたい物語”で書ききれなかった部分を補足する感覚だとすんなり書けるかもしれません。
あなたが演じる役:
自分の立場を入力する項目です。“主人公”でも“モブ”でも“ヒロイン”でもなんでもOKです。
ちなみに他の項目を入力し、主人公なども設定した上でここを空欄にしてみたところ、物語に登場しない第三者……つまりオタクの夢である“見守る壁”になることができました。ぜひお試しあれ。
システム設定:
“ビジュアルノベル”を紡ぐAIモデルを選択することができます。モデルによって設定の反映の仕方や物語の雰囲気が変わりますので、同じ設定でもモデルを変えて楽しむことができます。
ここの入力項目は、前述のようにざっくりしたものでも、もちろん設定を練り込んだものでもどちらでも生成が可能です。ちなみに全て空欄にしても、ミオちゃんは呆れることなく対話を続けてくれます(笑)。
Mio.2を使って実際に“ビジュアルノベル”を作ってみた!
ここまで使い方やMio.2について説明してきましたが、実際に使って“ビジュアルノベル”を作っていきましょう!
ざっくりした設定で試してみる
まずは、ざっくりとした設定でビジュアルノベルを作ってみます。今回の設定は以下のようにしました。
――
紡ぎたい物語:
学園に潜む悪の異能者を倒す物語。
登場してほしい人:
ネオン(高校二年生、女の子、異能力者)
リョウ(高校二年生、男の子、異能力者)
ノワ(主人公の相棒のモンスター)
世界観と題材:
現代日本。バトル、恋愛要素あり。
あなたが演じる役:
レイジ(高校二年生、男の子、異能力者)
システム設定:Momoka
――
もはやプロットでもなんでもないようなかなりメモ書きレベルの設定なのですが、これでも物語は問題なく始まります。容姿は特に設定していないので、Mio.2が良い感じに決めてくれたようです。

ある程度進めていくと最初の選択肢が出てきました。このビジュアルノベル風の選択肢が、そのままMio.2へのプロンプトとなります。この後は選択肢に沿った物語が展開されていきます。

敵とのバトルシーンもしっかりイラストありで楽しめました。構図や表情なども雰囲気がしっかり出ていていい感じ!

敵を倒してひと段落。この章の締めに向かいそうな選択肢や、のちほど新たな敵がまた現れるのを示唆するような選択肢が出てきましたが、ちょっとここで自由入力機能を使って、今すぐに敵を登場させてみましょう!

(その瞬間、遠くから轟音が鳴り響いた。敵の襲来を察知した俺は、思わず外へ飛び出した)
そのまま入力すれば台詞に、括弧で囲った文章を入力すれば地の文として扱われます。
そのまま入力すれば台詞に、括弧で囲った文章を入力すれば地の文として扱われます。
今回は物語に沿った地の文を入れたためそのまま展開していきましたが、唐突な内容にしても自然になるように展開を組み替えてくれます。なんて優しくて寛容なんだ……!
また、ある程度進んでいくとMio.2によって設定の整理が行われます。今の設定はどんな感じになってるのかな? と確認したい場合は、画面右上の歯車をクリック。

するとこのようにMio.2によってまとめられた設定が一覧となって表示されます。ここで設定を確認しつつ、さらに設定を修正・追加することも可能です。
物語は読んでいくうちに、だんだん「こういうのもいいかも?」とアイディアが出てくるものなので、物語に直接書き込むことなく設定をいつでも修正できるのは嬉しいですね。選択肢風のプロンプトといい、Mio.2には“物語に没頭できる”工夫が多いと感じました。
ただやはり設定の作り込みが甘かったせいか、キャラクターの設定や容姿がコロコロと変わってしまいました。ということで、次は設定を作り込んだ物語を生成していきましょう!
設定を練り込んで試してみる
先ほどの設定をベースに、容姿や性格、主人公たちの設定を練り込んでみました。
――
紡ぎたい物語:
普段は仮の姿であるゲーム部として活動しているが、その裏では学園に潜む七つの大罪をモチーフとした悪の異能を倒していく物語。
登場してほしい人:
ネオン(高校二年生。ゲーム部。幼馴染の女子。ツンデレ。黒髪ロング、バトル時は青髪になる。水属性の異能の持ち主)
リョウ(高校二年生。男子。ゲーム部。主人公の親友。喧嘩早いが良いやつ。赤髪短髪。体格がいい。炎属性の異能の持ち主)
ノワ (主人公と相棒となるモンスター。物腰が柔らかく皮肉屋、普段は主人公の影の中にいる。異形で黒い影のような姿。執事のように主人公の世話を焼く)
世界観と題材:
現代日本。異能バトルと恋愛要素(ネオン→レイジ)あり。
あなたが演じる役:
レイジ(主人公。男子。ゲーム部。黒髪。クールな性格。高校二年生。雷属性の異能の持ち主)
システム設定:Momoka
――
学園モノ×異能バトル×厨二×部活×執事×恋愛……とにかく色々なジャンルを好きなように詰め込んでみました。プロットで出したら「ボツ」と言われること間違いなしな盛り具合ですが、AIなら何とかしてくれるはず。ここで注目してほしいのが、ヒロインであるネオンちゃんの“バトル時は青髪になる”設定や、相棒のモンスター・ノワの設定です。
そうして出力されたキャラクターたちがこちら。
ネオン
高校二年生。ゲーム部。幼馴染の女子。ツンデレ。黒髪ロング、バトル時は青髪になる。水属性の異能の持ち主

バトル時

リョウ
高校二年生。男子。ゲーム部。主人公の親友。喧嘩早いが良いやつ。赤髪短髪。体格がいい。炎属性の異能の持ち主
高校二年生。男子。ゲーム部。主人公の親友。喧嘩早いが良いやつ。赤髪短髪。体格がいい。炎属性の異能の持ち主

ノワ
主人公と相棒となるモンスター。物腰が柔らかく皮肉屋、普段は主人公の影の中にいる。異形で黒い影のような姿。執事のように主人公の世話を焼く
主人公と相棒となるモンスター。物腰が柔らかく皮肉屋、普段は主人公の影の中にいる。異形で黒い影のような姿。執事のように主人公の世話を焼く

“ツンデレ”や“喧嘩早い”などのイラストでは表現しきれない性格などは設定に地の文に落とし込まれ、登場時のキャラ紹介として使われています。
物語も“放課後にゲーム部として活動している三人(と一匹?)が音楽室に現れた「嫉妬」の化身を異能で倒す”という展開になっており、入力した設定がそのままビジュアルノベルとなって出力されました。その上、戦闘直後にラブコメが始まりそうな展開まで……。
プロットがなくても物語をつくれるのはMio.2の魅力ですが、ここまで設定を隅々まで反映してくれるとなると作り込みたくなってしまいますね。髪色などは全くブレなかった一方で、服装などは生成の度に変わってしまっていたので、イラストをキャラブレさせない秘訣はやはり「外見設定の作り込み」にあるようです。
物語をシェアして、全く新しい物語を紡ぐことも
“ビジュアルノベル”で作った物語は、他の人にシェアすることもできます。シェアした人が辿った選択肢のストーリーを読む分にはジェムは必要ありませんが、新しい選択肢のストーリーを読む際にはジェムを消費します。
つまりシェアされた物語から別の世界線の物語を紡ぐこともできる、ということになります。ぜひ、今回私が選んだ物語とは違う続きを読んでみてください!
ビジュアルノベルをプレイしながらビジュアルノベルを作れるMio.2

まだまだベータ版なので文章が怪しい箇所や日本語に対応しきれていない部分もあるものの、現時点でも“ビジュアルノベルを作ってみたい!”という気持ちに応えるには十分すぎるほどの新機能だと思いました。
実際に体験してみると、難しいことを考えず、ただビジュアルノベルを遊ぶような感覚でストーリーを紡ぐため、操作も簡単です。
プロットやキャラクター設定などを事前に用意する必要もなく、物語の主人公として自由に振る舞っているだけで、自分だけの物語がどんどん生まれていきます。
自分の「好き」が詰まった展開を実際に物語として体験することで、「こんな展開も面白そう」「こういうキャラクターも登場させたい」と、さらにアイデアが広がっていくのも面白いところです。物語を作るというより、まずは物語の中に入って遊んでみる感覚で、ぜひ触ってみてください!
※“ビジュアルノベル”機能はPixAIトップページ左側のツールバー「Mio.2で作成」→「新しい物語」から体験できます。
また、冒頭でも触れたとおり、PixAIでは次世代生成モデル「Tsubaki.3」が現在テスト公開中です。さらに、まもなくサービス開始4周年という大きな節目も迎えます。
“ビジュアルノベル”で自分だけの物語を紡ぎながら、今後の新機能や4周年に向けた展開についても、ぜひPixAI公式Xの続報をチェックしてみてください。
ちなみに、Tsubaki.3を使ってイメージしたビジュアルもいくつか生成してみました。電撃オンラインのマスコット・ネオンをイメージし、それぞれのイメージや雰囲気をもとに試してみたところ、かなり幅広いテイストのビジュアルを作ることができました。
実際に触ってみて印象的だったのは、こちらの意図を汲み取る精度の高さ。細かな専門知識や複雑な設定をしなくても、イメージを言葉で伝えるだけで、それぞれ異なるスタイルや世界観に落とし込んでくれます。
アニメ調はもちろん、ファッションビジュアルのような洗練されたものから、個性的でデザイン性の高い表現まで振れ幅が広く、どの方向性でも仕上がりのクオリティが安定しているのも特徴的でした。
「こういう雰囲気にしたい」というざっくりしたイメージからでも形にしやすく、初心者でも直感的に扱いやすい一方で、細かくこだわれば表現の幅をさらに広げられそうです。生成AIに詳しくなくても、いろいろなスタイルを気軽に試してみたくなるモデルだと感じました。
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